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木島平村誌
出版:1980年/出版元:木島平村誌刊行会/編集者:木島平村誌刊行会
章節目次
自然編










第一章






概説 3


第一節





広がり・形状・面積・適性地 3


第二節





位置 5








境位








交通上からみた位置








気候や生物からみた位置


第三節





地域の特質 8








塚群の美








馬曲川・樽川の扇状地








高社山地域








カヤノ平高原








西・北部平坦地域

第二章






地形 14


第一節





地形概説 14








地形的位置








地形区分


第二節





区分概説 16








傾斜性氾濫原―扇状地








馬曲川扇状地








樽川扇状地








美事な塚群








山地








高標山―カヤノ平








高社山








池ノ平台地








虚空蔵山








平地


第三節





河川 23








樽川








馬曲川

第三章






地質 26


第一節





地質概説 26








日本列島が二つにちぎられた頃の北信地方








成長をつづけてきたわが郷土


第二節





木島平東部の山地 28








火山の土台をつくる岩石








〓岩








青みかげの石英閃緑岩








魚のうろこの化石








眠りからさめた火山活動








新しい火山の誕生








城蔵山








竜王山








高標山








大次郎山








毛無山


第三節





高社火山群 34








地形・地質








虚空蔵山








滝の沢山








高社山








飯盛山・三ツ子山








池ノ平台地


第四節





低地 37








扇状地








馬曲川扇状地








樽川扇状地








飯山盆地








飯山盆地の西縁








飯山盆地の東縁








飯山盆地面

第四章






土壌 42


第一節





概説 42








土壌の生成








風化作用と土壌の生成作用








土壌の分化








土壌の構成








土壌の分類








木島平村にみられる土壌型








黒ボク土








多湿黒ボク土








褐色低地土








灰色低地土








グライ土


第二節





耕地土壌 50








黒ボク土








厚層多腐植質黒ボク土








表層多腐植質黒ボク土








淡色黒ボク土壌








多湿黒ボク土壌








厚層腐植質多湿黒ボク土壌








表層腐植質多湿ボク土壌








褐色低地土








中粗粒褐色低地土壌








灰色低地土








中粗粒灰色低地土壌








中粗粒灰色低地土壌








グライ土








中粗粒グライ土壌


第三節





地力保全および土壌管理 58








土壌・群別・生産力維持培養に必要な管理方針








厚層多腐植質黒ボク土








表層多腐植質黒ボク土








淡色黒ボク土








厚層腐植質多湿黒ボク土








表層腐植質多湿黒ボク土








中粗粒褐色低地土








中粗粒灰色低地土








中粗粒灰色低地土








中粗粒グライ土








土壌管理の目標価

第五章






陸水 82


第一節





河川 82








河川の概況








烏川・大川水系








pH








塩化物イオン〓








化学的酸素要求量COD








硫酸イオン〓








馬曲川水系








pH








塩化物イオン〓








化学的酸素要求量COD








硫酸イオン〓








全硬度〓・カルシウムイオン〓








マグネシウムイオン〓








樽川・大川水系








pH








塩化物イオン〓








化学的酸素要求量COD








硫酸イオン〓








全硬度〓・カルシウムイオン〓








マグネシウムイオン〓








河川の要約








烏川・大川水系








馬曲川水系








樽川・大川水系


第二節





扇状地における湧水 96








湧水の水質








水温








pH








塩化物イオン〓








化学的酸素要求量COD








硫酸イオン〓








全硬度〓、カルシウムイオン〓、マグネシウム〓








湧水の要約


第三節





池沼 102








北ドブ湿原概観








北ドブ湿原の水質








池沼の水質








北ドブ湿原の小河川の水質

第六章






気候 106


第一節





気候型とその特徴 106








降水からみた気候の裏日本型








気湿にみられる内陸性


第二節





気温 110


第三節





降水量 114


第四節





115


第五節





カヤノ平の気象 116


第六節





天気俚諺(りげん) 119

第七章






植物 121


第一節





蘇苔類 121








はじめに








この地域のコケ類








カヤノ平のコケ類








高社山のコケ類








平坦部のコケ類








コケ類の利用








培養土に利用されるミズゴケ類








盆景・鉢植に利用されるコケ類








盆栽とコケ類








庭園材料としてのコケ類


第二節





キノコ 129








はじめに








当地方の主な食菌








ナメコ








ムキタケ








ヒラタケ








クリタケ








ナラタケ








ウラベニホティシメジ








当地方の主な毒菌








ツキヨタケ








クサウラベニタケ








ニガクリタケ








カキシメジ








ドクアジロガサタケ








ベニテングタケ








シロタマゴテングタケ








木島平村付近の主要菌類目録








菌ジン類(マツタケ目 ヒダナシタケ目)








腹菌類(スッポンタケ目 ホコリタケ目)








子ノウ菌類(チャワンタケ目 ビョウタケ目)








異担子菌亜綱(キクラゲ目 シロキクラゲ目)


第三節





カヤノ平の高等植物 139








はじめに








分布








樽滝~糠塚~カヤノ平牧場








ドブ平~北ドブ湿原








北ドブ湿原








ドブ平~清水小屋








営林署小屋~高標山








八剣山~赤ダレ谷~馬曲








馬曲付近の植物








馬曲~城蔵山








カヤノ平を中心とした高等植物目録








羊歯植物門








種子植物門








裸子植物亜門








被子植物亜門


第四節





木島平村植生 154








はじめに








植物概観








認められた群集・群落単位








おわりに


第五節





巨樹・古木 164

第八章






動物 174


第一節





キリギリスやスズムシの仲間 174








はじめに








よく目につく親しまれる虫








直翅目の種類


第二節





蜻蛉 180








はじめに








主なトンボの特徴や生態








トンボ目録








おわりに


第三節





水生昆虫 189








はじめに








樽川水系の水生昆虫








雪カワラゲ








樽川水系の水生昆虫の種類目録


第四節





カヤノ平の蝶 203








はじめに








蝶の生活








カヤノ平の蝶四種について








カヤノ平の蝶類目録


第五節





208








はじめに








蛾の生態―食草








蛾の防除及び利用








蛾の種類


第六節





カブトムシやホタルの仲間 232








はじめに








身辺によくみられる虫








夏の夜をかざるホタル








子どもに親しまれるカブトムシ・クワガタ・カミキリムシ








クワガタ








カミキリムシ








道案内をするハンミョウ








きれいなテントウムシ・コガネムシ








掃除ずきなシデムシ








その他の主な甲虫








甲虫の種類


第七節





241








はじめに








蜂の科と主な種の特徴


第八節





蜘蛛類 249








はじめに








家の近くで見られるクモ








山野で見られるクモ








木島平のクモの種類と採集場所


第九節





魚類・両生類・爬虫類 256








はじめに








魚類








両生類








爬虫類


第一〇節





木島平村の鳥類相 265








調査方法と調査地域








環境別に見られる主要な鳥と特徴的な鳥








低地の鳥








川すじの鳥








扇状地の鳥








草原の鳥








山ぎわの水田や集落の鳥








山地の林の鳥








カヤノ平方面のブナ原生林の鳥








木島平村鳥類目録


第一一節





哺乳類 288








はじめに








調査の方法








主な哺乳動物とその分布








ニホンザル








トウホクノウサギ








ニホンリス








ホンシュウモモンガ








ニッコウムササビ








リス








モモンガ








ムササビ








ニホンツキノワグマ








ホンダタヌキ








ホンドキツネ








ホンドテン








ホンドイタチ








ホンドオコジョ








ニホンアナグマ








イタチ








オコジョ








アナグマ








ニホンカモシカ
歴史編










原始・古代



第一章





木島平のあけぼの 303



第一節




洪積時代の文化 303








川辺りの遺跡








湖沼付近の遺跡








丘陵・台地上の遺跡



第二節




縄文文化 308








草創期・早期の舞台三枚原








再び三枚原へ








三枚原から各地へ








たそがれの後・晩期



第三節




弥生式文化 332








稲作のはじまり








広がりゆく弥生式文化


第二章





古墳の営まれるころ 336








鬼の釜古墳








朝日ゴウロ古墳








和栗古墳


第三章





開拓すすむ 343



第一節




高井郡と郷 343



第二節




岳北地方への古道 346



第三節




越知・物部氏の駐留 347



第四節




生業と貢租 349








木島平の地字名 355

中世



第一章





武士の興るころ 359



第一節




郷・庄園・牧 359








郷の発達








庄園の発達








牧の発達








武士のおこり



第二節




源平両氏と在地領主 362








藤原秀郷のてがら








源平両氏の興亡



第三節




木曽義仲の挙兵 363








義仲挙兵の根拠








横田河原のたたかい








義仲の没落と高井源氏








信濃の粛清



第四節




鎌倉幕府と比企の乱 367








幕府と御家人








比企の乱とその影響








泉親平の反乱



第五節




承久の変と高井地方 370








後鳥羽上皇の討幕計画








承久の変おこる








市河六郎刑部の活動








新補地頭








岳北地方の動き








藤原定家の見た北信濃



第六節




巣鷹山をもつ岳北地方 372








中世前期の木島平地方








巣鷹の訴訟事件








守護の裁断








巣鷹山








岳北地方の巣鷹


第二章





兵粮料所おかる 376



第一節




中先代の乱と牧城の戦 376








北条氏ほろぶ








中興の政治








北条党の反乱








牧城の戦



第二節




足利氏の内紛と高井地方 379








足利尊氏と直義








毛見・木島両氏の訴論








野辺原・米子城の合戦



第三節




高梨氏の岳北地方進出 383








高梨経頼








小菅庄と高梨氏








高梨氏の所領








信濃は幕府の料国








小菅別当職の改補



第四節




兵粮料所 386








南朝党に備えて








信濃国人層に備えて


第三章





大塔合戦とその前後 388



第一節




大塔合戦 388








小笠原長秀守護となる








大塔合戦の戦況








岳北地方諸氏の動静



第二節




戦後の世相と高梨政盛 391








信濃に二人の守護








高橋の合戦








高梨政盛の岳北地方進出








越後の内紛と長森原の合戦








山ノ内諸士の反乱



第三節




木島平地方の領主 395








木島郷が芦名氏領となる








中世にみえる木島氏








木島氏の城館跡








毛見郷の土豪たち








毛見郷内の城館跡








犬飼南条と同中村の城館跡


第四章





社寺の崇敬 403



第一節




諏訪神社を祭る 403








武神の信仰高まる








諏訪神社の祭祀に奉仕








武田信玄の祭事復興



第二節




小菅神社の信仰 411








小菅権現社のなりたち








中世の元隆寺








小菅庄と熊野社








争乱のちまたになる








小菅社の復興


第五章





武田・上杉氏の争いと北信濃 415



第一節




武田信玄の経略 415








信玄の信濃進攻



第二節




上杉謙信の出陣 417








高梨氏の自落








小菅山への願文








景虎野沢に出陣



第三節




決戦後の奥信濃と市川氏 422








信玄小菅山を襲う








飯山城の重要性








市川信房計見城による








市川氏の軍役



第四節




岳北地方の動静 426








毛見領の変遷


第六章





上杉氏の支配 428



第一節




上杉家の相続争い 428








上杉領内二派となる








武田勝頼の救援と景虎の敗死








市川信房の動き



第二節




武田勝頼の諏訪神社復興 430








諏訪神社の造宮に奉仕



第三節




武田・織田氏の滅亡と飯山城 432








上杉景勝と市川信房








森長可の侵入



第四節




上杉景勝の支配 434








上杉景勝の統治








北信濃諸士の動静








岩井信能と飯山城








岳北地方の市川信房








小菅神社の復興



第五節




市川信房と泉竜寺 439








節香徳忠と楽翁正佶








市川信房と楽翁正佶


第七章





上杉氏の移封と郷土 442



第一節




上杉景勝の転封事情 442








豊臣秀吉の政策








上杉景勝の転封



第二節




市川氏の動向 445


第八章





中世の郷土 446



第一節




木島郷 447








上木島村



第二節




毛見郷 449








計見村








庚新田村








平沢村








市之割村








高石村








馬曲村



第三節




犬飼郷の地域 453








中村








川口家と安保文書








内山村








稲荷村








和栗村








小見村








南鴨ヶ原村・北鴨ヶ原村

近世



第一章





近世村落の成立 461



第一節




木島平の領主 461








関一政の支配








森忠政の支配








皆川広照の支配








堀直寄の支配








岩城氏の支配








幕府領



第二節




飯山領から幕府領へ 476








飯山藩の成立








松平氏の治世








幕府領(中村陣屋支配)








青山氏の支配



第三節




検地と近世村落の成立 482








検地と村切り








幕府領と飯山藩の検地








森検地








慶安の検地








新田検地



第四節




村の姿 492








新田検地








進む新田検地








上堰と下堰








新田村の成立








村と村の争い








山論








水論








本百姓中心の村








中野代官所の成立








中野代官所








代官所のしくみ








幕府領(享保以後)の代官


第二章





飯山領から幕府領へ 530



第一節




村の政治 530








村役人








五人組








寺請け制度








村の掟と運営








身分解放への目ざめ



第二節




年貢制度の変遷 548








年貢の割付








年貢割付状収








私領三役








年貢量の変遷








年貢量の移りかわり








検見取法から定免制へ








年貢増徴








安永の中野騒動








江戸廻米反対運動








安永騒動








安永の新田検地



第三節




農業経営と経済の発達 566








農民階層と農業経営








生産力向上への努力








商品作物の栽培








菜種








木綿








桑(養蚕)








楮・漆・青苧








農間余業








盛んになる農間余業








山稼








内山紙








質屋稼ぎ








水車








奉公と冬稼ぎ








交通の発達


第三章





村民の成長 612



第一節




地主と小農 612








土地の移動と階層の分解








地主の酒造・油絞稼ぎ



第二節




災害と飢饉 623








水との闘い








千曲川の洪水








馬曲川の洪水








樽川の洪水








小沼村との出入








飢えとの闘い








天明の飢饉








天保の飢饉








囲米制度



第三節




高まる農民の力 644








執ような訴願








年貢軽減要求








越後代官所の支配








支配








役所替えを求めて








村役人選出と村方騒動



第四節




支配の再編 660








効果のあがらぬ施策








取締役と組合村



第五節




村の文化 671








村の文化人








俳諧








和歌








和算








医術








寺小屋の普及








求められる教養








寺小屋の師匠








教える内容


第四章





村体制をこえて(安政期以降) 696



第一節




強まる社会不安 696








開国の影響








諸産業








米価の高騰








新しい負担








御用金のとりたて








和宮下向



第二節




維新政府の直轄へ 714








替る支配者








中央のうごき








戊辰戦争








伊那県から中野県へ








中野騒動








農民の反抗激化と一揆の原因








一揆の足どり








事態の収拾








長野移庁と一揆の性格








長野県の成立

近代



明治期の木島平









概観 735



第一章




郡町村制の展開 735




第一節



行政のうつり変わり 735








明治の行政変革と木島平








大小区設置の推移








上木島・往郷・穂高三村の誕生








町村制の推移と戸長役場








地租改正と近代土地所有








土地売買の自由と壬申地券








地租改正法制定と地価算定








林野の改租と官民有区分








階層分化と小作慣行








郡分合問題と諸官庁の設置








市川郡設置案と反対運動








中野警察署穂高分署




第二節



政治への参加 749








地方自治の展開








村会の発足








郡会と県会








地域の政治活動








議員選挙の始まり








寿自由党から北信自由党へ








北信自由党の活動



第二章




産業経済の近代化 754




第一節



殖産興業政策と産業の進展 754








米作を中心とした木島平








作付面積と農家戸数の推移








水稲品種と栽培技術








自作・自小作・小作農の推移








稲作と村人の生活








副業の進展








養蚕の発展








蚕種の製造








内山紙生産の進展




第二節



勧業団体の草創とその発展 772








金融機関の生い立ち








産業組合以前の金融機関








産業組合の創設








系統農会の生い立ち








農会運動の胎動とその設立








村農会の誕生



第三章




交通・通信の発達 777




第一節



近代交通の発達 777








道路と乗り物








道路の整備と道路元標








野沢街道と乗り物








村内の主な道路








信越線の開通と生活の変化








豊野駅との結びつき








善光寺まいり








生活物資の輸送




第二節



郵便・電信の始まり 781








郵便局の開設








中村郵便局の設立








郵便配達の始まり








電信報道のおこり








中村局の電信業務








新聞購読の始まり



第四章




人口動態と村人の生活 784




第一節



集落の分布状況 784








集落分布の特色








上木島村








往郷村








穂高村








特色を持つ集落








山ふところの四ノ宮








高地開発の馬曲








扇状地中央の高石








街道筋の中村




第二節



新戸籍と人口の変遷 795








新しい戸籍








相つぐ戸籍帳の改正








明治七年の戸籍帳








人口の推移








漸増傾向をたどる人口








多産多死型の自然動態




第三節



村人の生活 800








農家や商家のくらし








農家の仕事








農家の日課








商店と製糸工場








村落の生活と家族制度








休み日とお伝馬(てんま)








マケと本家・分家








家族と親子の関係




第四節



衛生と伝染病(はやりびょう) 807








むかしの衛生








河水・泉・井戸水による飲用水








農家の食事








村内の医師








伝染病(はやりびょう)








コレラ・赤痢の発生状況








各部落衛生組合の活動








連合隔離病舎の建設




第五節



戦争と地域の生活 810








日清・日露の戦争








帝国軍政の成立








壮丁の体格検査と出征兵士








物資の供出








戦没者と忠魂碑








地域の組織的活動








在郷軍人分会の設立








日本赤十字社分会



第五章




災害とのたたかい 816




第一節



自然災害とその対処 816








水害と防止対策








樽川の水害








馬曲川の水害








困難な堤防工事








水害に対する請願運動








大雪や干魃(かんばつ)の被害








豪雪とのたたかい








干害・風・霜の被害




第二節



火災と防災活動 826








大火災の記録








照明寺の焼失








四十一年の大火








防災の組織活動








消防組織の創設








消防組と設備








消火・防災活動



第六章




新しい教育と文化 829




第一節



新教育制度 829








初等教育制度の創設と推移








小学校教育の発足








下高井高等小学校穂高分校








教育勅語と御真影








運動会の始まり








遠足と修学旅行








実業教育・中等教育の進展








はたおり学校








実業補修学校








郡立下高井農林学校の発足








県立飯山中学校の創立








下高井教育会と各村教育会








社会教育の推進








青年会の発足








婦人会の誕生








同窓会の創立




第二節



宗教と文化活動 843








明治期の宗教








明治維新と宗教








神道の国教化と宗教界








各種の文化活動








盛んな短歌








俳句の結社


大正期の木島平




概観




概観 851



第一章




大正デモクラシーの推移 852




第一節



国政に対する民衆の動き 852








デモクラシーへの目ざめ








知事公選運動








普通選挙運動の高まり








自主青年会の活動








青年会のはじまり








修養中心の諸活動




第二節



地方自治の変遷 859








郡政廃止と地方行政








郡政下の地方行政








郡政廃止と事後処理








自治体としての三ヵ村








村政の運営








恐慌下の村財政



第二章




農業経営の推移 868




第一節



農業生産の進展 868








稲作の改善








農会の勧業指導








新品種の導入








耕作法の改善








金肥の普及








農機具の進出




第二節



農会と産業組合の発展 874








系統農会の組織活動








農会組織と活動








農事小組合の設立








養蚕団体の活動








産業組合の発展








産業組合の統廃合








農業倉庫穂高支庫の設立



第三章




交通・通信の推移 883




第一節



鉄道と道路の開発 883








私設鉄道の開通








飯山鉄道








河東鉄道








道路の整備








県道と郡道








村道の整備




第二節



電燈や郵便電話の普及 894








信濃電気による点燈








ランプから電燈へ








電燈料と電球の交換








点燈による生活の変化








郵便の普及








中村郵便局の業務拡大








上木島郵便局の設立と変遷








電話の開設








家庭用電話の設置








電話交換業務の開始



第四章




教育・文化の進展 901




第一節



学校教育の振興 901








小学校及び補習科教育の充実








子守学級と就学率の向上








教育内容の充実








教育費と教育施設








学校行事と学校保健








補習科教育の強化








中等教育の進展








下高井農林学校の充実








飯山中学校の前進








飯山高等女学校の設立




第二節



地域の文化活動 911








社会団体の活動








青年会の自主活動








婦人会の活動








新聞購読と地区史編さん








新聞事業と購読








地区史編さんと自治の栞








その他の文化活動








歌人(うたびと)たち








全盛時代の蕉風会








謡曲の指導者たち


戦時体制下の木島平









概観 923



第一章




昭和恐慌と対策 924




第一節



恐慌発生と諸対策 924








経済恐慌と村政








農村恐慌の推移








村政の動きと財政








失業対策と満州移民








救農土木事業の進行








高社郷建設と青少年義勇隊




第二節



経済更生運動の展開 932








農業恐慌下の苦節








産業組合五ヵ年計画








地域産業組合の発達








戦時下の農業団体








戦時統制下の農会








戦争末期の農業団体








法人になった農事実行組合




第三節



農業・商工業の変遷 937








稲作の進歩








農機具改良の推移








米相場と庭先売買








特殊作物の進展








伸びるホップ栽培








たばこ栽培の導入








副業の盛衰








養蚕の推移








内山紙生産の推移








商工業の推移








中村商店街








運搬業と金融機関



第二章




恐慌下の教育と生活 948




第一節



恐慌下の教育問題 948








義務教育の窮状








教員給料の不払い問題








長欠・欠食児童の出現








学校教育の変容








指導内容及び方法








教師の思想傾向








上級学校入学者の減少




第二節



恐慌下の社会生活 953








農村の生活








農家の窮状








不況下のラジオ








社会団体の活動








諸団体への補助金減額








青年会活動の動き



第三章




日中事変から太平洋戦争 958




第一節



戦時体制の強化 958








軍事体制と戦争動員








満州事変から日中事変へ








太平洋戦争








戦時下の国民生活








国民精神総動員の強化








国防軍事訓練と金属回収








部落会・隣組の活動








勤労奉仕と勤労動員




第二節



翼賛体制と諸団体の活動 966








翼賛体制の確立








翼賛壮年団の結成








積極的な壮年団活動








翼賛選挙の実施








各種団体の活動








銃後の担い手国防婦人会








予備軍的な在郷軍人分会



第四章




戦時統制下の生活 970




第一節



経済統制の強化 970








食糧増産と生産統制








国家総動員と作付統制








食糧増産の実際








食糧確保の対策








食糧管理法と米の供出








食糧対策と精神総動員








食糧増産と援農








商工業の整理統合








醸造業と搾油業








製材業の推移




第二節



戦時下の行政や教育 979








地域行政と警察








下高井地方事務所の設置








戦時下の警察業務








木島平地域の駐在所の推移








耐乏の生活








衣料切符と衣生活








食糧配給と食生活








教育の統制








青年学校の義務化








国民学校と皇国民の錬成








興亜教育と義勇軍の送出








児童生徒の勤労奉仕


新しい村づくりをめざす木島平









概観 995



第一章




占領政策と民主化 997




第一節



敗戦と生活の混乱 997








敗戦と生活困窮








終戦の詔書








物資の欠乏と混乱








ヤミ取引きと救援物資








食糧危機とインフレ








食糧不足と強制供出








預金封鎖と新円切り替え








インフレ下の村財政








海外引揚者と救貪対策








戦没者と遺家族








復員と引揚者








戦後の援護対策




第二節



体制改革、民主化への努力 1013








占領政策と民主化








公職追放と農村の民主化








婦人参政権と地方選挙








自治法制定と自治のしくみ








諸団体の民主化








新憲法の制定








新憲法と住民の反響








新民法と家庭の変化








農地改革と農民








画期的な農地改革








農業三団体の統合








農業委員会の活動








農村の変ぼう








復興への努力








樽川・馬曲川の災害復旧工事








復興の種々相と高石共同炊事








物資不足と自給自足








食糧不足と早出し奨励



第二章




木島平村発足と村政の発展 1027




第一節



合併までの経緯 1027








合併の経過








結びつきの深い三ヵ村








合併への話し合い








合併調印と新村への胎動








新村発足直後の運営








融和統合の動き








行政運営の合理化








財政の合理化








村政をあずかる選挙








村長選挙








村議会議員の選挙








教育委員と農業委員の選挙




第二節



近代農村建設へのあゆみ 1043








村民融和のあしあと








内閣総理大臣の表彰








役場新庁舎の建設








計画行政の展開








村民憲章と村歌・村花の制定








公共事業の推進








簡易水道開設の経過全村上水道の完備








公共施設の充実








広域行政の施設








防災施設・制度の充実








消防団組織・体制の変遷、消防器機の近代化








岳北広域消防署の設置








環境衛生と保健衛生の強化








環境衛生の自治活動








無料検診の実施








全村健康管理事業の推進




第三節



農協創立と近代化への歩み 1079








農業協同組合の発展








衣替えした農業協同組合








経営危機と農協再編問題








農協の再建と拡充計画








地域農協の主な足どり








農業協同組合の合併








三農協の合併








充実した農協施設








婦人部の生活改善活動








農協傘下の生産団体



第三章




高度経済成長をめざして 1091




第一節



農林水産業の推移 1115








稲作の発展








農機具の進歩と農作業の省力化








保温折衷苗代の普及








農薬の普及と散布方法の進歩








肥料の推移と土作り運動








畑作物の推移








衰退した作物








伸びる畑作物








菌葺栽培の進展








急上昇のえのき葺栽培








その他の菌茸栽培








畜産の動向








家畜飼育の推移








畜産の振興








林業と水産業








国有林と民有林








森林組合の働き








木炭製造の推移








にじますの養殖




第二節



農政の動きと農業 1115








農業近代化への動き








農業構造改善事業の発足








農業装備の近代化








構造改善がもたらすもの








ゆれ動く農政下の農業








農業共済制度








米価の推移と米価運動








米の生産過剰と休耕・減反




第三節



商工業の進展 1128








伸びる商業








商店の種類と戸数増加








商工会の組織と働き








新しい工場の進出








自動車整備工場








誘致した農村工場等



第四章




人口と社会問題 1134




第一節



人口・世帯数の推移 1134








人口動態の変化








人口の急減








人口の減少率鈍化








昼間人口の流動








人口構成の変遷








ピラミット型からひょうたん型へ








産業別人口の変容








部落別人口の変動




第二節



住宅改善と団地造成 1141








改善進む住宅








住宅の改善・変容








増改築と新築








土地開発公社の宅地造成








桜ヶ丘団地の新設








大沢団地の造成




第三節



消費生活と生活改善 1146








物価値上りと消費生活








三十年代の消費生活








四十年代の消費生活








生活改善運動








生活改善推進委員会の発足








公営結婚・公営葬儀の改善




第四節



社会保障と社会問題 1152








社会福祉の充実








社会福祉行政の展開








児童福祉と母子・婦人の福祉








老人福祉と身障者福祉








社会保険の充実








社会運動の展開








農民運動の動向








部落差別と解放運動








同和対策事業の推進



第五章




郷土の開発と観光事業 1169




第一節



山麓と奥地の開発 1169








高社山麓の開発








戦後の池の平緊急開拓








県営の開拓パイロット事業








カヤノ平の開発








畜産振興と牧場開設








林道開設と自然休養林




第二節



観光事業の幕明け 1174








木島平スキー場の誕生








自然利用の観光開発








広がるゲレンデ伸びるリフト








木島平の民宿開設








スキー客の受入れ








自然をいかした通年民宿



第六章




交通・通信の発展 1179




第一節



道路交通事情の推移 1179








道路と橋梁の整備








道路の新設改良と舗装








永久橋の建設








改装された村道二号線








交通機関の推移








バス等の発達








長野電鉄線の延長問題








自家用車の増加と交通問題








急増の自家用車








交通事故増加とその対策




第二節



通信の発達 1194








県下初の有線放送








全村放送開始とその後の経過








有線放送と村民生活








公社電話の普及








電話加入者の変遷








木島平電話交換局の開設



第七章




教育・文化の進展 1198




第一節



戦後の学校教育 1198








民主教育への転換








新しい教育を目指して








新教育の講習会と社会科の新設








民定による教科書採択








悪条件下の学校教育








六・三・三制度の発足








新制度の三小学校








組合立木島平中学校の創設








下高井農林高等学校の発足








教育条件整備と新教育の展開








義務教育の内容改革








二分校の統合








学校給食始まる








特殊教育のあゆみ








中学校寄宿舎の推進








進む同和教育








根をおろした保育児教育








伝統ある木島平職員会








PTA・教職員組合の誕生








中学校の校舎改築




第二節



社会教育と文化活動 1217








社会教育の進展








公民館活動の躍進








社会体育の振興








社会教育団体








文化活動と宗教








積極的な広報活動








文化財の保護








戦時下の宗教








戦後の宗教界
民俗編

















概要 1231

第一章






衣・食・住 1233


第一節





衣生活 1233








仕事着








ふだん着








晴れ着








履物








帽子








着物の裁ち方








織り物








寝具








染料








髪型


第二節





食制 1240








主食








間食








一日の食事








赤飯を食べる日








餅をつく日








調味料


第三節





居住 1245







概要








建築儀礼








俗信








間取り

第二章






生産・生業 1250


第一節





農業 1250








耕地と産物








稲作








肥料と消毒








タアホリ








養蚕


第二節





冬仕事 1257








藁仕事








出稼ぎ








山仕事








紙すき








糸とり








狩猟

第三章






交通・運輸・通信 1264


第一節





交通 1264








乗り物








冬の交通


第二節





運輸 1266








人の背による運搬具








牛馬による運搬具








大八車とリヤカーの普及








そり


第三節





通信 1270








目で見るもの








音によるもの








ふれごと

第四章






村制 1272


第一節





村役 1272








役員








役員の選出及び任期








集会








役員の引き継ぎ


第二節





助け合い 1275








共同労働








葬式組











第三節





ムラのこと 1279








共有林








おもなできごと








村入り








青年団








草わけ

第五章






族制 1283


第一節





マケ 1283








屋敷神とマケ








マケの付合い


第二節





イエ 1258








亭主渡し








ヨオモライ

第六章






信仰 1288


第一節





1288








庚申講








戸隠講








三峯講








伊勢講








念仏講








乃木講








観音講








太子講








最勝講








十二講








女人講








飯お講








二十三夜さん








オンタケ講








不動講


第二節





路傍の石神・石仏 1295








概要








西国三十三番観音石仏








百庚申

第七章






民俗芸能 1299


第一節





祭事 1299








秋祭り








内山の柱松子








小見の観音の祭礼


第二節





民謡・童謡 1304

第八章






人の一生 1310


第一節





婚姻 1310








見合いと下仲人








仲人とその交渉








婚礼婚姻に関した諸役








婚礼後のこと








ハシトリの式








よい嫁の資格








一年間の中、嫁が実家へ帰る日








婚姻に関する俗信


第二節





産育 1321








出産まで








誕生日まで








誕生日以後








産育に関する俗信


第三節





厄年 1330


第四節





葬制 1332








葬儀まで








葬儀の当日








葬儀の日以後

第九章






年中行事 1337


第一節





正月行事 1337








元旦








仕事始め








三日年取り








六日年取り








七草








蔵開き








十四日年取り








小正月








二十日正月








みそか年取り


第二節





春の行事 1346








節分








初午








山の神








ヤショウマ








ひなまつり








春のお彼岸








田植えの行事








宵節句


第三節





夏の行事 1351








小菅市








七夕まつり








盆行事








みさやま土用丑祭り


第四節





秋の行事 1354








二百十日








キクの節句








秋のお彼岸








刈り上げ








くんち








十三夜








親薬師








とうかんや








かかしあげ








えびす講


第五節





年末の行事 1356








冬至








正月の準備

第十章






民俗知識 1358








俗信








禁の部








兆の部








呪の部

第十一章






口頭伝承 1364


第一節





伝説 1364


第二節





昔話 1374
木島平村歴史年表 1377
あとがき 1406
章節目次

(注)
インターネットでは表示できない元素記号はゲタ文字(〓)に置き換えています。