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木祖村誌  源流の村の歴史下 近・現代篇
出版:2000年/出版元:木祖村誌編纂委員会/編集者:木祖村誌編纂委員会
章節目次
第一章







明治維新と村の姿 1

はじめに






はじめに 幕末から明治へ 3

第一節






明治維新前後の国・県の動き 6








山村氏統治の終末 6








名古屋県から伊那県・筑摩県へ 7








筑摩県から長野県へ 10








明治天皇の行幸 10

第二節






明治初期における村役人 13

第三節






戸籍法の制定と区制 16








村と耕地 16








戸籍法の沿革と戸籍区の設置 16








大区・小区への移行 18

第四節






地租改正と村政 21








地租改正 21



(1)




壬申地券(じんしんちけん)



(2)




地租改正の実施








初期の地方財政と村の財政 24



(1)




明治初期の地方財政



(2)




村の財政








議会の様子 27








開産社と産業の育成 29

第五節






村の姿 32








「明治七年中物産取調書」 32








「明治九年の木祖村一覧」 35








「山林調一覧表」 43



(1)




藪原村



(2)




荻曽村・藪原在田上
第二章







三新法時代と町村制以後の村政 45

はじめに






はじめに 47

第一節






三新法時代の村政 48








郡制と郡役所の設置 48








戸長と筆生 52








県会議員の選出 53








村会と連合戸長役場 54



(1)




村会の開設



(2)




連合戸長役場の設置








三新法時代の村財政 56

第二節






町村制施行以後の村政 59








町村制施行の経緯 59








町村制による村の政治 60



(1)




村会議員の選挙



(2)




議員の改選



(3)




初代村長永瀬幸右衛門の誕生



(4)




村長・助役の選挙と名誉村長から有給村長へ



(5)




議会



(6)




議事細則と村条例



(7)




当初予算



(8)




明治二十二年度歳入歳出予算



(9)




木祖村財産








区会の設置と区長の選出 71



(1)




藪原村と小木曽・菅・吉田の各耕地と区会



(2)




区会条例



(3)




区長の選出



(4)




区会の予算








村条例による区の設置 74



(1)




区長規定



(2)




大正四年十二月一日の改正








役場の変遷と吏員 77



(1)




役場の変遷



(2)




役場の吏員








郡制施行と郡会議員の選挙 79



(1)




郡会



(2)




歴代郡会議員
第三章







新生「木祖村」の誕生 81

はじめに






はじめに 83

第一節






明治七年・木祖村の誕生 84








誕生の経緯 84








仮扱所(役場)の開設 86








「藪原在郷」と「荻曽村内吉田」の統合 87

第二節






明治十七年の分村運動 88








「分離諸日記簿」に見る分村運動 88



(1)




明治十四年



(2)




明治十五年








運動の費用 107








戸長役場の設置 107

第三節






明治二十二年の再合併 108








「町村制」施行による再合併の経緯 108








答議書に見る三村の立場 109



(1)




藪原村の立場



(2)




小木曽村の立場



(3)




菅村の立場



(4)




郡長の意見書
第四章







戦前の村政と社会生活の歩み 113

はじめに






はじめに 115

第一節






大正から昭和前期の村政 116








大不況のなかで 116








第一回国勢調査と大正から昭和の人口動態 117



(1)




第一回国勢調査



(2)




大正から昭和の人口動態








大正・昭和前期の村の動き 118








「木祖村事務報告書」に見る村政 119



(1)




大正元年



(2)




昭和十年



(3)




昭和十九年

第二節






戦争と村の人々 127








はじめに 127








徴兵制の沿革と徴兵検査 127








明治からの戦役と村の人々 128



(1)




西南戦争(明治十年)



(2)




日清戦争(明治二十七年)



(3)




北清(ほくしん)事変(明治三十三年)



(4)




日露戦争(明治三十七年)



(5)




青島(チントウ)戦以後



(6)




満州事変(昭和六年九月十八日)








兵事の系統および所管 130








軍馬の応徴 131








兵事に関する石造物など 132



(1)




日露戦役記念碑(明治四十五年七月建立)



(2)




忠魂碑(大正三年八月三十一日建立)



(3)




応徴馬記念碑(昭和九年三月十七日建立)



(4)




戦没英霊之碑(昭和二十八年四月二十八日建立)



(5)




拓魂碑(宝泉開拓団記念碑・昭和四十九年十二月建立)



(6)




平和之塔(平成五年八月十五日建立)



(7)




その他








兵事にかかわる団体 134








召集 135








戦没者および従軍者 136








「軍事にまつわる話 二題」 青木今朝夫 137

第三節






満州開拓と宝泉開拓団 139








はじめに 139








満蒙開拓武装移民 140








信濃村送出と分村・分郷開拓団送出 140








義勇軍の創設と送出 140



(1)




拓務行政について








宝泉開拓団(木祖村・日義村・奈川村)の送出 141



(1)




建設本部の設立



(2)




先遣隊の渡満



(3)




開拓団の概況



(4)




宝泉開拓団の建設








開拓団の終末 145



(1)




内地送還



(2)




帰国後の歩み



(3)




木祖村授産施設設立








開拓自興会の設立と加盟 147

第四節






人々の暮らしと社会生活 150








関東大震災と昭和の改元 150



(1)




関東大震災



(2)




昭和改元と御大典








昭和の大不況と克服 153



(1)




十区の嘆願書と村の対応



(2)




不況対策区民大会と村の対応








経済改善委員会の組織化に向けて 156



(1)




各区の座談会に提出された希望事項



(2)




寒天工業試験場設立の要請



(3)




土木工事地元請負御下命願い








木祖村経済更生計画 158








戦前の社会福祉 159



(1)




恤救規則による貧民救助(明治三十一年)



(2)




恩賜財団済生会による救護(大正五年)



(3)




方面委員の委嘱(いしょく)と活動(大正十二年)



(4)




本格化する本村の「社会事業」








第二次大戦下の暮らし 163



(1)




国家総動員法と村民



(2)




勤労動員



(3)




さまざまな供出



(4)




統制経済と配給制
第五章







戦後の復興と社会生活の充実 169

はじめに






はじめに 171

第一節






社会情勢の変化 172








「敗戦」をどう受け止めたか 172



(1)




「木祖村事務報告書」から



(2)




ある区長の手記



(3)




小学生の思い出








戦争前後の村の姿 175



(1)




人口と戸口の変化



(2)




村の予算の変遷



(3)




「木祖村事務報告書」に見る村の姿

第二節






戦後の復興と村政 182








新しい村の政治 182



(1)




村の選挙



(2)




国の選挙



(3)




県の選挙








地域振興計画 184



(1)




総合計画の策定



(2)




木祖村計画



(3)




事業別計画








役場庁舎の移り変わり 191



(1)




山村振興センター



(2)




木造庁舎から総合庁舎へ








「広報きそむら」の発行 195



(1)




広報縮刷版



(2)




二〇〇号をたどって



(3)




戦時下の広報



(4)




二〇〇号以後の広報

第三節






社会生活の充実 199








終戦直後の社会福祉 199



(1)




民生委員と生活保護



(2)




本村の社会事業と活動状況








児童福祉 200



(1)




保育所



(2)




保育者



(3)




保育目標と保育計画



(4)




給食








国民健康保険と国民年金 206



(1)




国民健康保険



(2)




国民年金








高齢者福祉 211



(1)




敬老会



(2)




福祉施設と措置








広域福祉施設 217



(1)




蘇北地区環境衛生組合



(2)




木曽北部環境衛生組合



(3)




木曽老人福祉施設組合



(4)




松塩筑木曽老人福祉施設組合



(5)




木曽福祉行政組合








「生き生き源流の里」を目指して 224



(1)




村民憲章と村の木・村の花



(2)




下流域との交流



(3)




村章の制定

第四節






社会福祉協議会 226








発足当時の歩み 226








社会福祉法人木祖村社会福祉協議会の発足 226








活動 227








具体的な事業内容 228



(1)




調査・啓発・研修の推進



(2)




ボランティア活動の推進



(3)




福祉団体などとの連絡調整



(4)




福祉大会等の開催と参加



(5)




在宅福祉サービスの推進



(6)




幸せを高めるための運動の推進



(7)




相談事業の実施



(8)




援護活動の推進



(9)




その他の事業



(10)




その他福祉事業推進のため必要な事業
第六章







上下水道・自然災害・保健衛生 231

はじめに






はじめに 233

第一節






上水道と下水道 234








上横水(かみのよこみず) 234



(1)




上横水と津島水神碑



(2)




上横水水路組合の記録から








下横水 235



(1)




水源



(2)




共同水場








横水以外の地区 237



(1)




仲町の上



(2)




下町・出口



(3)




原町



(4)




歳の神



(5)




末広町・下河原



(6)




古府町



(7)




その他の地区など








祢宜屋(ねぎや)水道組合の盛衰 240



(1)




「祢宜屋水道」の敷設



(2)




昭和二十七年の改修工事



(3)




以後の祢宜屋上水道組合








組合水道から村営水道へ 244



(1)




婦人会からの要請



(2)




村営水道の先駆け



(3)




水源増設工事



(4)




村内全域の水道工事








現在の水道施策 246



(1)




水道水源の確保



(2)




水道水の安定確保








下水道事業の本格化 247

第二節






災害と治山・治水 249








繰り返されてきた木祖村の気象災害 249








主な災害の状況 249



(1)




明治以後戦前までの大災害



(2)




戦後の主な災害








治山・治水事業の推移 260



(1)




戦前までの治山・治水



(2)




戦後の荒廃復興目指して



(3)




味噌川ダム建設と治山・治水



(4)




ダム完成後の生活環境づくり

第三節






保健衛生と衛生行政 266








急性伝染病の発生とその予防 266



(1)




赤痢・腸チフス等



(2)




昭和二十年(終戦前後)の大発生



(3)




昭和三十六年の赤痢集団発生



(4)




天然痘








「昭和二十年の集団赤痢の思い出」 川上くめ 271








慢性伝染病の発生とその予防 276



(1)




トラホーム



(2)




結核予防



(3)




寄生虫予防








伝染病等の予防対策 283



(1)




隔離病舎の建築



(2)




衛生教育








清潔(法) 288








衛生組合 290








医療従事者 292



(1)




医者・医師



(2)




産婆・助産婦








母子保健 295








成人病予防 297








保健センターの建設 299
第七章







農業の発達 301

はじめに






はじめに 303

第一節






戦前までの農業 304








水田と畑地の割合の変化 304








農業経営形態の変化 305



(1)




旧態のままの農業



(2)




昭和の大不況と農村更生








寒冷地農業の障害と克服 307



(1)




温水溜池(ためいけ)



(2)




肥料と病害の克服



(3)




水田の土質改良



(4)




木曽村における農業研究

第二節






馬と養蚕 314








農業と木曽馬 314



(1)




労働力としての馬



(2)




馬と現金収入



(3)




馬の飼育頭数の変遷








養蚕 318



(1)




木祖村の養蚕業の変遷



(2)




養蚕業の近代化に向けて



(3)




桑園の確保と拡張

第三節






農業生産と諸団体 325



(1)




勧業会



(2)




農会



(3)




産業組合



(4)




農業会



(5)




農業協同組合

第四節






戦後の農地改革 330








農地改革の内容 330



(1)




第一次農地改革



(2)




第二次農地改革








木祖村の農地改革 331








農業委員会 334

第五節






機械化と多様化する農業 335








農業の機械化 335



(1)




機械化のスタート



(2)




馬耕から耕耘機へ



(3)




農業機械の大型化と農業構造改善








転換を迫られる農業 338



(1)




水田利用再編に向けて

第六節






畜産業の台頭 341








牛の頭数の変遷 341



(1)




牛導入の背景



(2)




飼育頭数の変遷








搾乳酪農の経営 342



(1)




優良品種を村有牛に



(2)




畜産共進会



(3)




受精卵の移植








繁殖和牛(肉用牛)の経営 344



(1)




高値で売れる肉牛



(2)




肉用牛振興計画と生産団地の造成



(3)




一年一産目指して



(4)




高能力種牛



(5)




日進月歩の飼育技術








今後に向けて 346

第七節






おんたけ白菜と現代農業 347








おんたけ白菜 347



(1)




ある白菜農家の手記



(2)




おんたけ白菜栽培以前の蔬菜作り



(3)




白菜が好適とされた背景



(4)




白菜生産の実際








二一世紀に向けて 353
第八章







木曽山支配と村の人々 355

はじめに






はじめに 357

第一節






御料林から国有林へ 358








明治維新直後の木曽山支配 358








明治初期の木曽山と人々の暮らし 359








地租改正と官民有区分 365








木と共に生きる人々の抵抗 371








官林から御料林へ 375








木祖村における民有地下げ戻し運動 379








請願から哀願運動へ 382








御下賜金下付運動へ 386








御下賜金下付その後 391








「奥山植樹の思い出」 永瀬光男 396

第二節






公有地と民有林 397








官民境界の確定 397



(1)




区分と面積比



(2)




『木曽林政史・十三』(徳川義親著)








民有林の状況 398



(1)




『長野県町村誌』



(2)




公有地凡反別木数取調帳



(3)




公有地申渡と「御請書」








区有林の管理 402



(1)




小木曽区山林の管理



(2)




藪原区山林の管理



(3)




菅区山林保護委員会規約細則








区会と区有林 410



(1)




区会予算とその変遷



(2)




山番制度



(3)




井水掘割と損木公売



(4)




区有財産処分



(5)




家作木、共有木等の下付



(6)




行火願



(7)




捕鳥



(8)




入会をめぐる問題








私有林 418



(1)




私有林の形成



(2)




私有林の面積



(3)




私有林の立ち回り

第三節






村有林の造成と現在の区有林 420








第一次公有財産統一 420



(1)




公有財産統一の背景



(2)




初めての「木祖村連合区会」



(3)




各区会に残る区有林








第二次公有財産統一 422



(1)




藪原区の協定内容



(2)




小木曽区の協定内容



(3)




菅区の協定内容



(4)




吉田区の覚え書き



(5)




村有林千八百町歩に








不要存御料地交換 423



(1)




御料地交換と村の対応



(2)




払い下げ予定地の調査



(3)




村の対応



(4)




御料局の提案と交渉



(5)




村議会の議決



(6)




その後の経過








林野整備法と国有地払い下げ 427



(1)




国有地払い下げの背景








戦後の村有林づくり 428



(1)




官行造林



(2)




村有林野造成条例



(3)




昭和三十二年以後十ヵ年施業案



(4)




昭和五十三年『木祖村総合計画』








森林組合の変遷 433



(1)




森林組合の生い立ち



(2)




戦後の森林組合



(3)




森林組合の合併








今後の林業への布石 435



(1)




村民と山とのかかわりから



(2)




郷土の森づくり



(3)




平成日進の森づくり

第四節






森林鉄道と森林測候所 439








森林鉄道 439



(1)




木曽谷の森林鉄道敷設の経緯



(2)




小木曽森林鉄道と笹川森林軌道



(3)




作業軌道



(4)




藪原駅専用側線



(5)




林鉄と住民



(6)




森林鉄道の撤去








森林測候所 445



(1)




設置の経緯



(2)




木祖森林測候所
第九章







村の経済と産業の発達 447

はじめに






はじめに 449

第一節






村おこしと山村農業の建て直し 450








在郷の清算と山村経済 450



(1)




在郷の清算



(2)




租税の改正と現金収入



(3)




購買組合の発足と新しい農業








青年会・処女会から村おこしへ 452



(1)




青年会誕生の背景



(2)




青年団活動とその発展








小木曽共同経営組合 453








副業共同経営組合が果たした役割と成果 455

第二節






宿場町から木櫛の町へ 458








木櫛の消長と藪原宿 458



(1)




明治・大正期の木櫛産業








鉄道開通以後の木櫛産業 459



(1)




鉄道開通と藪原宿



(2)




木櫛の合間に副業も








昭和期のお六櫛産業 460



(1)




昭和大恐慌と藪原の町



(2)




木櫛にも税金が



(3)




戦後の好景気と行商時代



(4)




手づくりの良さ

第三節






木櫛から木工業の町へ 463








地場産業と木材木工業の歩み 463



(1)




本村木工業の先駆け



(2)




木曽木工株式会社



(3)




木祖産業振興組合



(4)




木祖産業協同組合



(5)




木曽木枠協同組合








木工関連産業の変遷 466



(1)




製材業とその変遷



(2)




下駄



(3)




桶と板へぎ








海外へ発展する木工業 470

第四節






諸産業と商業の発達 471








木祖村の鉱業 471



(1)




マンガン



(2)




石灰



(3)




長石



(4)




硅石








百草 473








寒天 473








商業の発達 474



(1)




庶民金融



(2)




勧業会の成立



(3)




産業組合の成立と経済活動



(4)




経済恐慌と経済更生計画



(5)




第二次世界大戦後の産業経済








木祖村商工会 483








税制と納税義務 484

第五節






「木祖村勢一斑」と本村の産業 486



(1)




木祖村勢一斑の構成



(2)




産業の概要



(3)




産業に関する総論



(4)




営業者種別人員
第十章







交通・通信と安全な暮らし 489

はじめに






はじめに 491

第一節






鉄道の敷設と開通祝賀会 492








中山道鉄道の敷設 492








中山道鉄道の誘致運動 493








中央鉄道の誘致運動 494








鉄道敷設工事 498








藪原の用地補償交渉と比較線 504








中央線全通と藪原駅の開業 511



(1)




全線開通祝賀会



(2)




藪原駅の開通祝賀会と開業



(3)




開通当時の列車








「鉄道工事当時のころ」 松原重喜 512








鉄道開通後の影響 516



(1)




村民の恐怖心が現実に



(2)




高い汽車賃








鉄道と村の産業・村人の生活 518



(1)




御料林材の鉄道輸送



(2)




村内諸産業への影響








国鉄の近代化と民営化 521



(1)




近代化による藪原駅



(2)




財政再建と民営化

第二節






道路・橋梁とその改善 528








村内の生活道路とその変遷 528



(1)




村内生活道路の現状と課題



(2)




木祖村を中心とした交通の変遷








村道菅線と菅自動車商会の発足 536



(1)




村道菅線の歩み



(2)




菅自動車商会の発足



(3)




「きさらぎの道」と吉田地区の交通








県道奈川・木祖線 538



(1)




災害と改修の歩み



(2)




藪原バイパスと「上高地ゆう遊ライン」








国道一九号の改修と鳥居峠の開削 541



(1)




歴史の道としての鳥居峠



(2)




鳥居トンネルの開削



(3)




新鳥居トンネル








自家用自動車の普及増加 546

第三節






郵便・電話・有線放送・電気 548








郵便 548



(1)




郵便制度と郵便取扱所



(2)




藪原郵便取扱所の変遷と初代取扱役



(3)




藪原郵便局の変遷と郵便物の取り扱かい








電話 551



(1)




設置までの経緯



(2)




特設電話(市内電話)の設置



(3)




電話の普及と農村地域集団自動電話








有線放送と同報無線 554








電気 555



(1)




鳥居電力株式会社と電力の供給



(2)




電灯の始まり








ラジオ・テレビ 557



(1)




ラジオ



(2)




テレビ

第四節






安全な暮らし 559








明治初年ころの防災 559








藪原消防組の誕生 560



(1)




明治十七年藪原の大火



(2)




消防組の組織化に向けて



(3)




藪原消防組の誕生



(4)




消防器具の配備



(5)




金馬簾授与に輝く藪原消防組








消防組から警防団まで 564



(1)




組織の拡大から警防団へ



(2)




戦後の消防団時代








自治消防団の発足と今日までの歩み 565



(1)




自治体消防誕生



(2)




自治体消防五十年の歩み



(3)




大災害と村および消防団



(4)




木曽消防署北分署








治安維持(警察)と司法(裁判所) 569



(1)




明治新政府による治安の維持



(2)




明治初期の藪原巡査屯所



(3)




木祖村駐在所



(4)




裁判所藪原出張所








交通安全 573



(1)




交通安全協会誕生と交通安全宣言



(2)




魔の百五十キロポストをめぐって
第十一章







藪原スキー場と観光開発 576

はじめに






はじめに 577

第一節






木祖村郷土会と藪原スキー場の開発 578








木祖村郷土会の発足 578



(1)




設立総会までの経緯



(2)




設立総会



(3)




設立趣意書



(4)




木祖村郷土会規約



(5)




発足当時の会計予算








スキー倶楽部の発足 581








藪原スキー場の開発 582



(1)




発足当時の藪原スキー場の概要



(2)




開設までの経緯








発展する藪原スキー場と戦争によるスキー場の閉鎖 585



(1)




運営と宣伝



(2)




鉄道省山の家建設



(3)




『湯川寛雄日記』と藪原駅乗降客の推移



(4)




スキー場への交通



(5)




スキー場の閉鎖

第二節






戦後におけるスキー場の再出発 591








新しいスキー場を目指して 591








国鉄「山の家」の建設 592








スキーリフトの建設 593








近代的なスキー場を目指して 594



(1)




株式会社への組織替え



(2)




髙松宮賜杯第四回中部日本スキー大会



(3)




組織の充実と施設設備の充実








「千五百平の開発とリフト建設の思い出」 原鶴松 599








「今西錦司先生遭難?やぶはら高原スキー場での出来事」 久保畠賢一 600

第三節






鳥居峠・木祖公園・境峠の開発 604








鳥居峠の文化と交通 604



(1)




鳥居峠の概要



(2)




観光地としての鳥居峠








木祖公園(天然菖蒲園)の開発 608








境峠(しらかば平)の開発 609

第四節






観光協会のあゆみと観光開発 613








観光地としての木祖村 613








観光協会の発足 613








昭和四十年代の観光協会 615



(1)




昭和四十二年度役員



(2)




観光について協議されたことなど



(3)




夏季学生村の開設



(4)




利用者の実態



(5)




予算








新たな観光協会の発足と「やぶはら高原」としてのイメージアップ 617



(1)




新しい観光へのあゆみ



(2)




村の観光事業








藪原駅の無人化と業務の委託 621








西山総合開発 621








水木沢・こだまの森・日曜画家の村と各種イベントの開催 622



(1)




郷土の森・水木沢



(2)




日曜画家の村



(3)




こだまの森とやぶはら高原のイベント








更なる発展を目指して 624
第十二章







幻の貯水池と味噌川ダム 627

はじめに






はじめに 629

第一節






幻の「藪原貯水池」 630








昭和初期の藪原貯水池構想 630



(1)




発端



(2)




村議会の対応(公益問題と答申)



(3)




「藪原貯水池」問題の顛末








昭和十七年の「藪原貯水池」問題と顛末 634



(1)




再燃した「貯水池問題」



(2)




永安県知事の談話



(3)




木祖村の「貯水池設置反対陳情および上申書」



(4)




その後の顛末

第二節






「味噌川ダム」の建設 638








時代からの要請 638



(1)




治水上の要請



(2)




利水上の要請








ダムが完成するまで 639



(1)




ダム建設に同意するまで



(2)




村民の要求項目と村づくり



(3)




上下流連絡協議会設立



(4)




補償問題成立



(5)




本格化したダム工事



(6)




ダム竣工








味噌川ダム建設から学んだもの 653



(1)




新しい村づくりのために



(2)




水利権をめぐって



(3)




上下流の交流と支え合い



(4)




豊かな自然を取り戻すために








データで見る味噌川ダム 656
第十三章







教育と文化 661

はじめに






はじめに 663

第一節






学校教育 664








明治期の教育 664



(1)




学制発布と初期の学校



(2)




新小学校令の公布



(3)




木祖村の学区と学校成立



(4)




藪原尋常小学校ができるまで



(5)




八級四年制下等小学校のころ



(6)




菅学校の学校明細表



(7)




高等科の設置



(8)




教育勅語(ちょくご)と御真影の下賜



(9)




教育の実際



(10)




尋常小学校以後のころ








大正期の教育 676



(1)




木祖小学校移転改築にかかわった人々の考え



(2)




実業補習学校の充実



(3)




青年訓練所の開設



(4)




女性教員福田英子の日記(大正期末の教育)








戦時下における教育 682



(1)




昭和十五年ころまでの小学校教育



(2)




国民学校の教育



(3)




青年学校

第二節






六・三制と新教育 692








戦後の教育 692








新しい教育活動 693



(1)




終戦時の木祖小学校



(2)




新学制発足までの学校の様子



(3)




御真影と教育勅語の返還



(4)




学校五日制








新制木祖中学校の発足 698








PTAの発足と活動 702



(1)




発足したころのPTA活動








分校の廃止と本校への統合 703



(1)




菅分校



(2)




小木曽分校

第三節






学校建築 706








木祖村における学校の創立 706








藪原学校創立とその変遷 706



(1)




木祖尋常高等小学校の新築(明治三十三年)



(2)




戦時中の校舎建築



(3)




倉籠の地へ新築移転



(4)




小学校校舎の全面改築








木祖中学校の設置 718



(1)




特別教室の建築



(2)




中学校校舎の全面改築



(3)




中学校体育館(屋内運動場)の建築



(4)




学校給食センターの設置



(5)




中学校校舎の建築








小木曽分校の創設と変遷 724



(1)




校舎の新築



(2)




昭和三十年代の小木曽分校改築事業








菅分校の創設とその変遷 727



(1)




菅学校来歴概略



(2)




仮校舎新築落成移転式実況ノ概略








吉田学校の創設と変遷 730

第四節






木祖小・中学校の教育 731








木祖小学校の教育 731



(1)




校舎改築後



(2)




新しい教育の始まり



(3)




学校週五日制の導入



(4)




学校目標



(5)




授業日数と授業時数



(6)




一年間の歩み



(7)




一日・一週間の生活



(8)




生活科の新設



(9)




パソコンの導入



(10)




ふるさとに学ぶ教育の推進



(11)




児童会活動とクラブ活動



(12)




多様な学校教育の内容








木祖中学校の教育 739



(1)




創立五十周年



(2)




教育目標



(3)




教育課程の断面



(4)




学校を動かす組織(職員の校務分掌)



(5)




教科指導の改善



(6)




生徒指導の充実



(7)




郷土美化活動



(8)




実を結ぶ花壇活動



(9)




学有林作業



(10)




お六櫛の教材化



(11)




回り続ける風車



(12)




村民の厚意



(13)




木祖中学校の課題

第五節






社会教育 748








社会教育のあゆみ 748








公民館・分館の活動 749



(1)




公民館の設置と運営



(2)




木祖村公民館設置条例



(3)




木祖村公民館分館運営規則(昭和五十八年四月一日教育委員会規則第一号)



(4)




新生活運動








青年会 756








婦人会 759








子供会 760








生涯活動と文化活動 761



(1)




サークル活動



(2)




同好会








成人式 764

第六節






社会体育 767








はじめに 767








体育協会の設立と活動 767








木祖村社会体育委員会発足と活動 768



(1)




発足当時の様子



(2)




昭和三十三年度の主な活動



(3)




木祖村体育協会発足までの経緯








木祖村体育協会の再発足 770








体育施設とその活用 770



(1)




木祖村総合運動場



(2)




社会体育館



(3)




テニスコート



(4)




ゲートボール場



(5)




弓道場








村民と体育 771



(1)




村民運動会



(2)




村内一周駅伝大会



(3)




早起き野球とソフトボール



(4)




剣道



(5)




その他








対外試合での活躍 775



(1)




郡下総合体育大会等への参加



(2)




県・全国大会での活躍

第七節






村の文化財保護と郷土館 776








はじめに 776








指定文化財の概要 776



(1)




鳥居峠と田ノ上観音堂



(2)




指定文化財の保護活動と今後の課題








木祖村郷土館とその運営 780



(1)




郷土館の開館



(2)




木祖村郷土館設置条例(抜粋)



(3)




展示内容



(4)




運営と利用者の変遷
第十四章







村の統計と自治をになった人々 783

第一節






村の諸施設と主な刊行物 785








村の諸施設一覧 785








諸施設の概要 785



(1)




松原集会所



(2)




木祖村林業会館



(3)




菅公民館



(4)




大平公会所



(5)




菅北部集会所



(6)




木祖村民センター



(7)




木祖村郷土館



(8)




転作研修センター



(9)




木祖村総合庁舎



(10)




青年の家(十区集会所)



(11)




木祖村生活改善センター(公民館藁原(わらばら)分館)



(12)




木祖村老人福祉センター



(13)




一四区集会所



(14)




一五区集会所



(15)




一七区集会所



(16)




教員住宅(表では割愛)








村および関係諸団体の刊行物 789

第二節






統計でみる村の姿 790








戸数と人口 790








村会計の変遷 793








グラフで見る明治22年・昭和26年・平成10年の村の予算 800

第三節






村の自治をになった人々 803
章節目次