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天龍村史 上巻
出版:2000年/出版元:天龍村/編集者:天龍村史編纂委員会
章節目次
第一編







自然

第一章






天龍村の概観 3

第二章






地形と地質 8


第一節





自然環境から見た天龍村 8








自然環境から見た天龍村の位置 8








自然環境に対する価値観の認識 12


第二節





地質的に見た天龍村 13








地質上の位置 13








天龍村をつくる岩石と地層 14








天龍村の土台である領家変成岩 14








天龍村で一番目立つ花崗岩 15








高原上に出ている第三紀層 17


第三節





天竜川の自然史 18








天竜川の景観 18








天竜川の役割 31








遠山川と早木戸川 33








天竜川の成立 34








伊那山脈側の山 38








南部高原の山と尾根 46








渓谷・峡谷・滝など 49


第四節





天龍村と近傍の第三紀層 52








第三紀層の概要 52








和知野川から万古川にかけての第三紀層 52








向方の第三紀層 54








大河内の峠周辺の第三紀層 56


第五節





天龍村と周辺の岩石 57








本地域で一番古い変成岩類 57








天龍村の花崗岩類 59








天龍村を代表する神原花崗岩 60








区別が困難な天竜峡花崗岩 62








北側に分布する生田花崗岩 64








変成岩に密接する細粒の花崗岩 64








天龍村地域の基盤岩類の構造 72


第六節





断層と地震 73








『熊谷家伝記』の地震記録 73








宝永の東海地震 75








富士山 宝永の噴火 76








享保の遠山地震 76








十久保の地震跡 80








平そでの地割れは東海地震か? 80








中井侍直下の天竜川が割れる 82








天龍村の断層系と地震のつぼ 82








天龍村地域の地下構造と地震 83



一〇




地震崩れの伝説 84


第七節





災害 85








崩れと災害 85








地形地質から見た災害体質 85








先途の大崩壊 87








八嶽山崩壊斜面の利用 89








柿の平は崩壊でできたか 89








中井侍の地すべり 91








巣合沢の崩壊 91








大久保の地すべり 91








大河内の崩れ 92


第八節





天龍村から見た自然形成 93








すべては海からはじまる 93








大陸に発展するまで 94








陥没と海の侵入 95








列島時代の始まり 95








天竜川の誕生 98








山と高原が分化する 99








山が成長する 100








隆起と断層、激しい浸食 101








天竜川峡谷が掘り込まれた時代 103



一〇




わずかに残る河成段丘 105



一一




現在の状況 106

第三章






気象 108


第一節





概要 108


第二節





天龍村の四季 109








初冬 109








110








初春 111








112








初夏 113








梅雨 113








114








初秋 115








116


第三節





気温 117








概要 117








年変化 118


第四節





降水量 125








概要 125








四季の降水 126


第五節





気候 131








日照 131








湿度 132








132








積雪 133








天気 133


第六節





季節の気象現象 134


第七節





生物気象 135


第八節





まとめ 136

第四章






動物 137


脊椎動物





脊椎動物 137



第一節




哺乳類 137








トガリネズミのなかま 138








モグラのなかま 139








コウモリのなかま 140








ニホンザル 140








ノウサギ 142








リスのなかま 142








ネズミのなかま 144








ツキノワグマ 145








イヌのなかま 146








イタチのなかま 148




十一



ハクビシン 150




十二



イノシシ 151




十三



ニホンジカ 152




十四



ニホンカモシカ 154



第二節




鳥類 155








集落の鳥 156








天竜川とその支流の鳥 164








照葉樹林に生息する森林の鳥 172



第三節




爬虫類 182








トカゲのなかま 183








ヘビのなかま 184



第四節




両生類 187








サンショウウオ目 188








カエル目 192



第五節




魚類 199








天竜川の魚類 200








早木戸川の魚類 202








天竜川と支流の魚 204








渓流の魚 210


無脊椎動物





無脊椎動物 214



第一節




南の国は虫の村 214



第二節




照葉樹林の昆虫たち 220



第三節




生息地を拡大する虫、しない虫 232



第四節




松喰い虫が教えてくれること 243



第五節




人と昆虫の深いかかわりニホンミツバチの養蜂 249



第六節




昆虫の調査と保護活動天龍村ギフチョウ研究会 258

第五章






植物 264


第一節





植物の分布 264








南の系統、北の系統 264








植物の分布型 265








分布の広がり 267








天龍村における暖温帯系植物の分布北限線 269


第二節





垂直植生帯 270








植生の種類 271


第三節





天龍村の植物と民俗 279








シダ植物 280








裸子植物 292








年中行事とアカマツの民俗 294








盆の民俗 377








被子植物 404


第四節





帰化植物 627








自然帰化植物 628








逸出帰化植物 629








予備帰化植物 629








史前帰化植物 630


第五節





植物の現状 630








絶滅種 632








絶滅危惧種 633








準絶滅危惧種 633








情報不足種 634


第六節





菌類 639








天龍村のキノコ 639
第二編







歴史

第一章






原始・古代の天龍村 667


第一節





何をもとに、いつを語るか 667








六十万年前からの人類の痕跡がある 668








自然とともに生きた縄文人 669








農業による食料生産を推し進めた弥生人 673








古墳築造と馬匹生産 676








奈良、平安時代のこと 680


第二節





天龍村の原始・古代の人々の足跡 682








平岡地区の遺跡 684








神原地区の遺跡 700


第三節





原始・古代の天龍村 710








旧石器時代の痕跡はない 710








遺跡の特色からわかること 713








縄文時代には東西の文化が往来した 717








東日本の玄関口となった弥生時代 718








古墳時代から奈良時代は空白地帯 721








平安時代には生活痕跡がある 721








原始・古代人が残してくれたメッセージ 722

第二章






中世 723


第一節





概説 723








中世のはじまりとその暮らし 723








中世前期の信濃国と下伊那 727








南北朝動乱期の信濃国と下伊那 748


第二節





天龍村坂部熊谷氏 779








中世の天龍村 780








熊谷一族とその出自 784








信濃坂部熊谷氏の天龍村土着と没落 801


第三節





戦国時代と天下統一 822








南信濃の戦国時代 823








松尾・鈴岡小笠原氏の天龍村支配 850








関氏・下条氏の天龍村進出 861








戦国大名武田氏の支配と天下統一 879








豊臣秀吉の天下統一と天龍村 924

第三章






近世 924


第一節





支配体制の変遷 944








近世の幕あけ 944








伊那郡の一円支配 945








伊那郡の分割支配 946








錯綜する支配者 948


第二節





土地制度 963








近世以前の検地 963








豊臣秀吉の検地(太閤検地) 964








正保二年の村高 968








延宝検地(満島・鶯巣村) 969








元禄検地(福島村) 979








延享検地(長沼松島・満島村) 979








安永の新田検地 979








明治初年の税地 981








土地の移動 981


第三節





貢租と諸役 986








年貢の種類 986








初期の年貢 987








幕府領の年貢 996








諸役 1012


第四節





村の構成と政治 1022








村の概要(村明細帳) 1022








村役人 1051








村の入用 1062








村定め 1068








五人組制度 1070








宗門改と戸口 1081








村人の移動 1102








村の字地名 1107


第五節





産業と経済 1111








農業 1111








農間稼ぎ 1126








酒造業 1127








通船業 1132


第六節





山林 1138








御林山 1139








村入会山 1142








百姓持山 1145








山論 1148








槫木 1152








塩買木 1165








木地師 1166


第七節





交通と運輸 1178








伊那谷の交通路 1178








関所・番所 1180








村の交通路 1182








満島番所 1186








中馬 1205








庶民の旅 1209


第八節





災害と凶作・飢饉 1210








災害 1211








凶作・飢饉 1219








備荒貯穀 1224


第九節





騒動・村役人出入 1225








遠山騒動 1226








千村代官所への抵抗 1228








御館と被官 1234








村役人出入 1241








狐〓出入 1248








焼畑雑木売払金出入 1250


第十節





宗教と文化 1254








寺院 1255








神社 1260








寺子屋教育 1261
章節目次

(注)
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