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根羽村誌 上巻
出版:1993年/出版元:根羽村誌刊行委員会/編集者:根羽村誌編纂委員会
章節目次
第一編







自然

第一章






地形と地質 3


第一節





根羽村の位置・地形 3








根羽村の位置 3








根羽村の地形 3


第二節





根羽村の地質 5








領家片麻岩類 5








石英閃緑岩 7








変輝緑岩 7








伊奈川花崗閃緑岩質岩体 7








片状構造をもった伊奈川岩体 7








閃緑岩質の伊奈川岩体 7








武節花崗岩質岩体 9








第三紀層 9








折山地域 10








池ノ平地域 11








ムネバタ牧場 12








離山地域 12








面ノ木峠~萩太郎山・茶臼山 14








まとめ 15

第二章






気象と気候 16


第一節





概況(東海地区山間部の気候) 16


第二節





気温 16








下伊那では特種な性質を持つ気温 16








暑さ、寒さの厳しくない温暖な気温 16








村内でも地域差の大きい気温分布 16


第三節





降水量 17








冬少ない降水量 17








多い暖半期の降水量 17








八月に多い降水 17


第四節





日照(多い日照時間) 17


第五節





18








弱い風力 18








谷に沿って吹く風 18


第六節





積雪 18








雪を降らすしくみ 18








雪の少ない中心部 18








地区により差のある積雪 18


第七節





天気(太平洋岸型の天気) 19


第八節





季節の現象(長い霜の季節) 19


第九節





生物気象 19








早い春の訪れ 19








杉の生育に適した気候 19


第十節





気象にかかわりのあることわざ 20


第十一節





まとめ 20

第三章






植物 35


第一節





気候と垂直植生帯 35








気候 36








垂直植生帯 41








低山帯 41








山地帯 45


第二節





植物の分布 47








南の系統、北の系統 47








植物区系 49








植物の分布型 50








植物がもつ歴史性 51








地史的要因と植物の分布 52








その他の分布要因 56








植物地理上注目される根羽村の植物 57








根羽村の植物の分布の道筋 74


第三節





帰化植物 81








史前帰化植物 81








新帰化植物 81


第四節





各地のフロラ 83








茶臼山 83








小戸名ふるさとの森 88








八柱神社 90








浅間神社 92








島の谷湿原 94


第五節





根羽村高等植物目録 95








シダ植物 97








種子植物・裸子植物 109








被子植物・双子葉植物・離弁花類 111








合弁花類 180








単子葉植物 222
第二編







原始・古代・中世

第一章






原始・古代 259


第一節





考古学よりみた根羽 259








根羽の考古学的調査 260








根羽の考古学的概観 261




(一)



先土器時代(旧石器時代) 261




(二)



縄文時代 262




(三)



弥生時代 265




(四)



古墳時代 267




(五)



歴史時代 268


第二節





根羽の遺跡 273








小川川流域の遺跡 273








市之瀬遺跡 273








信玄塚遺跡 275








信玄塚 277








中野遺跡 284








山吹遺跡 291








小戸名川流域の遺跡 292








茶臼山遺跡 293








倉平遺跡 293








小戸名遺跡 293








萸野遺跡 295








向黒地遺跡 295








浅間遺跡 296








檜原川流域の遺跡 296








合流点付近~下流地域 296








黒地遺跡 297








新井遺跡 297








森沢遺跡 298








田島遺跡 298








十王前遺跡 298








万羽瀬遺跡 298








小栃遺跡 299








榊遺跡 299








日向遺跡 299




10



日影平遺跡 301


第三節





まとめ 311

第二章






中世 315


第一節





荘園の設置 315








古代の加茂郡賀禰郷 315








鎌倉時代 315








足助庄名倉郷 315








荘園の成立と発展 316


第二節





南北朝・室町時代の根羽 317








南北朝の対立 317








南北朝の争乱 317








宮方と武家方 317








宮方の足助氏 318








浪合戦と尹良親王伝 319








浪合の戦い 319








浪合戦死の宮 319








尹良親王伝 320








関氏と下条氏 320








関氏 320








下条氏 322








根羽・月瀬の支配者 324


第三節





戦国時代の根羽 324








石原但馬と月瀬民部 324








近隣の郷士 324








村内の地士 325








武田氏の伊那経略 326








武田氏の南下 326








武節谷合戦 327








美濃と再度三河への進攻 328








根羽・月瀬の信濃国編入 328








足助松山城の落城 328








根羽・月瀬信濃国編入 328








武田信玄の終焉 329








三方ヶ原の戦い 329








野田城の攻略 329








信玄の終焉地考 329








信玄塚と宝篋印塔 330








武田氏滅亡と織田氏侵入 332








長篠の合戦 332








織田軍侵入 333








根羽着陣と信長の死 334








徳川・豊臣氏の伊那支配 334








家康の前期伊那支配 334








妻籠城の決戦 334








伊那諸族の滅亡 335








秀吉の伊那支配 335


第四節





交通の発達と村の成立 336








交通路の変遷 336








南からの塩道 336








中世の交通路 336








村の成立 338








禰羽根 338








胎瀬 338








村内の城館跡 339








根羽城ヶ峯(男城) 339








女城 339








月瀬城 340








小栃砦 340








杣路峠狼煙台 341








根羽砦 341








武田軍の前進基地考 342
第三編







近世

第一章






支配制度と村の運営 347


第一節





支配者の変遷 347








戦国末と江戸初頭 347








戦後末期の支配者 347








近世初頭旧根羽村の支配者 347








旧月瀬村の支配者 348








延宝の越訴事件 350








天領と代官 352








江戸幕府の代官制度 352








飯島代官所の設置 352


第二節





村の構成 356








村役人 356








村方三役 356








名主 356








名主の仕事 358








組頭 361








百姓代 361








村役人の選定と諸帳簿 362








村役人の選出 362








村方の諸帳簿 363








五人組 365








五人組とその構成 365








五人組帳前書 367








五人組申合わせ 371


第三節





御触書と村定め 373








触書 373








農民生活の規制 373








多い倹約令 374








博奕の禁止令 375








慶安の触書と幕府の政策 376








高札 379








高札場 379








掲示物の内容 380








村定め 381


第四節





村の財政 383








村入用 383








村貫ぎ 383








村入用帳 383








奉賀・勧化・足銭・木銭 386








郡中割 387








変死人諸掛り 388








公儀役人の来村 388








御用金 389

第二章






土地制度と貢租 391


第一節





検地と耕地 391








検地 391








検地制度 391








検地の方法 393








検地入用と心得 394








検地の実施 397








耕地の分布と面積 401








旧根羽村 401








旧月瀬村 407








耕地所有の状況 410








個人別耕地面積 410








荒地成り 411








家敷地と耕地 411








旧根羽村の屋敷地 411








旧月瀬村の屋敷地と耕地面積 413








耕地の売買 413


第二節





貢租と課役 414








貢租 414








税制 414








年貢の割付と皆済 415








年貢高の変遷と小物成 417








拝見證文 419








検見法と定免法 419








割付の方法 419








検見の実施 420








定免請證文 420








木曽伝馬の助郷 421








助郷制度 421








助郷の種類 422








根羽・月瀬村の助郷 422

第三章






戸数の変化と人口の構成 425


第一節





宗門 425








宗門帳と宗門改め 425








宗門帳 425








宗門改め 426








寺送り・村送り 427


第二節





戸口の変遷 428








戸数・人口の変化 428








旧根羽村 428








旧月瀬村 429








家族構成と年齢別構成 429








旧根羽村 429








旧月瀬村の年齢別構成 430


第三節





婚姻圏 431








入村者と他出者数 431








入婚圏 432

第四章






山林の利用と山論 434


第一節





近世の山の利用 434








百姓入会山 434








入会山の用途と分布 434








山手年貢と慣習 435








百姓持山 436








分布と面積 436








個人別所有面積 438








百姓山伐出し 438








村持百姓山の活用 438


第二節





山論 440








山論の発生 440








山論の発生と時期 440








元禄以降の増加 440








主な山論 440








赤坂の山論 440








檜原山の山論 442








池ノ平の山論 444








その他の山論 446


第三節





山林資源の活用 446








巣鷹山 446








檜原山 446








榑木 448








伊那郡の榑木 448








根羽村の榑木 448








植林の奨励 449








植林政策 449








月瀬山の植林 450

第五章






村人の生活 451


第一節





村の概況 451








村のようす 451








旧根羽村 451








旧月瀬村 451








村の産物 452








煙草 452








蚕繭 453








木櫛 454








あく灰 455


第二節





農民の階層と生活 456








農民の階層 456








本百姓と小前百姓 456








水呑百姓 456








百姓株 456








農民の生活 457








欠落 457








貸金騒動 458








鉄炮改め 459








頼母子講 460

第六章






江戸時代の交通 462


第一節





公用の道 462








伝馬と先触れ 462








伝馬と宿継ぎ 462








先触れ 463








伝馬継立の急増 463








幕府天文方の通行 464








伊能勘解由忠敬 464








天文方の入信 464


第二節





民衆の道 467








庶民の旅 467








江戸時代の旅 467








参詣の道 467








往来手形 469








旅日記 470








道路と橋の維持 471








文人墨客の往来 472








白隠禅師 472








菅江真澄 473








糟谷磯丸 473

第七章






中馬 475


第一節





中馬稼ぎの発生と沿革 475








江戸時代の交通と中馬 475








中馬稼ぎの発生 475








当初の中馬の形態 475








中馬紛争と明和の裁許 476








中馬と商人の紛争 476








中馬御裁許書 476








明和の裁許 477








中馬制度の確立 477








中馬の交通路 477








中馬の荷物 479








中馬稼村と中馬頭数 480








中馬慣行の成立 481


第二節





中馬と商品経済の発達 482








中馬稼ぎの発展 482








商品経済の発展 483


第三節





他所との争い 484








三州馬との紛争 484








三州馬稼ぎの隆盛 484








中馬・三州馬の争い 485








中馬と天竜通船 489


第四節





根羽村の中馬 490








中馬稼ぎの発展 490








中馬頭数と馬方数の変化 490








村内の取極め 491








馬喰会の開催 492

第八章






災害・飢饉と貯穀 494


第一節





江戸時代の災害と凶作 494








災害と農民の生活 494








村内の災害 494


第二節





天明と天保の飢饉 495








天明の飢饉 495








天候不順な天明期 495








餓死を待つ農民 496








餓死者の増加 497








天保の飢饉 497








天保七年の異常気象 497








田方大凶作 498








村人の困窮 499








戸数・人口の減少 499








村方の借用金 500








慶応・明治の凶荒 501








慶応の凶作 501








明治の凶作 501


第三節





備荒貯穀 502








貯穀制度 502








制度の確立 502








村内の貯穀 503








貯穀改めと郷蔵 504








疫病対策 505

第九章






幕末の混乱 507


第一節





国学の発達と尊王論 507








平田学の伝播 507








伊那谷の国学 507


第二節





不穏な世情 508








水戸浪士事件 508








水戸浪士の旗挙げ 508








伊那谷の通行 508








根羽通行の変更 509








偽勅使事件 510








官軍先鋒隊 510








高松隊の伊那入り 510








偽官軍事件 511








官軍赤報隊の結成 511








嚮導隊の入信 511








各地の騒動 512

第十章






木地屋 513


第一節





木地屋の起源と制度 513








縁起伝承 513








木地屋の誇り 514








御綸旨 514








宗門手形と宗旨印証 514








氏子狩り 516


第二節





下伊那地方への入山 517








木地屋の定住と移動 517








西部地区の木地屋 518








木地屋の移動 518








西部への入山 519


第三節





根羽・月瀬山の木地屋 519








入山戸数と分戸 519








入山の契約 519








生活 521








暮らし 521








木地屋の終焉 521








木地屋の死亡者 522








奥州への集団移住 522


第四節





根羽宿木地屋騒動 526








根元社の勢力争い 526








木地屋根元の組織 526








氏子狩り攻勢 527








支配者の抗争 527








君ヶ畑派の劣勢 528








根羽宿騒動 529








騒動の概要 529








騒動の経過 529








寺社奉行への提訴と裁決 531








根羽宿騒動の評価 532
章節目次