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平谷村誌 下巻(近代・現代編)
出版:1996年/出版元:平谷村誌刊行委員会/編集者:平谷村誌編纂委員会
章節目次
第六編







近代・現代

第一章






明治前半期の地方行政 3


第一節





地方行政機構の変遷と平谷村 3








明治政府の新政と平谷 3








大政奉還と統治管轄の変遷 3








廃藩置県と県の統合 3








戸籍区の設置 4








大区・小区制 5








戸長の職務 6








新政府当初の布令・定・村触等 7








村合併の動き・扱所 10








下伊那郡市町村行政区変遷表 14


第二節





地租改正 15








地租改正の意味 15








古い形の貢租 16








貢租の変化 17








地券交付のための調査 20








地租改正法の公布と地価の調べ 24








官定地価の押し付け 27








地価修正運動 28








平谷村の耕作反別 29


第三節





明治前半期の生活 32








開産社 32








農業 34








水田 34








畑作物その他 37








明治初年の凶作・窮乏 38








林業と他の生業 40








中馬稼ぎ 42


第四節





平波村と連合村 42








合併村の不合理 42








強制的な合併 42








分村の願書 43








連合戸長役場と官選戸長 45








区長村会法の改正 45








連合波合村・平谷村 45








連合村議会議員と予算 45


第五節





議会政治の発足と変遷 46








下問会議 46








県議会 47








村議会 47








戸長公選 47








村会議員公選 47








等級制選挙 47








普通選挙(旧) 48








普通選挙(新) 48








選挙管理委員会 49


第六節





地名と小字 49








地名発生の由来 49








古記録にある字地名 50








地名小字一覧表 51








村内字名の廃止 51

第二章






町村制以後の平谷 52


第一節





市町村制の趣旨 52








市町村制実施の背景 52








対外的理由 52








中央集権と富国強兵 52








国民の自治権と拡充要求 52








合併調書と強制合併 52


第二節





分村の請願 54








明治三十五年二月の請願 54








再度の分村請願 58


第三節





役場位置変更問題 59








村会への建議書 59








臨時村議会の決議 61


第四節





平谷区の村役総辞職 64








区内の役職の総辞職 64








税の滞納と処理 65








強制執行と混乱 66


第五節





治部坂峠への役場移転 68








仲裁依頼と調停案 68








治部坂峠の民家へ役場移転 71


第六節





区制度と区財政 71








区制の施行 71








区総代と区評議員 72








区長の任務と権限 73








区の財政 74








区と村との関係 78


第七節





区内での訴訟事件 78








大平山林地売却問題 79








問題の概要 79








裁判経過の一覧表 79








和解の成立 80








上村街道と学校敷地並びに建設にかかわる問題 81








上村街道の平谷起点地 81








郡設計の変更願い 81








第三期の拡幅工事 81








学校敷地問題と住職跡目問題 82








学校建築と村有林の売却 83

第三章






平谷村の分村独立 87


第一節





昭和の分村 87








分村への悲願 87








知事の諮問と分村準備 89








分村村民協議会 96








平谷区分村村民懇談協議会 96








平谷区分村準備委員会 96








内務大臣許可と知事の通達 97








分村独立 97


第二節





自力更生への道 99








平谷村の発足当初 99








更生審議会の設立 100








更生計画の樹立 101








平谷調整池問題 103








第一次経済更生計画の成果 104








第二次更生計画 106


第三節





戦時体制下の平谷 107








国民精神総動員 107








統制経済と組織体制 108








大政翼賛会 109








満州開拓移民 109








第八次太古洞下伊那郷開拓団 111








第十二次南信濃郷開拓団 113








満蒙開拓青少年義勇軍 117








第一次寧年義勇隊開拓団 117








第五次信州綜合義勇隊開拓団 118








第七次三江義勇隊両角中隊 118








第八次長野県第十一勝岡中隊 118

第四章






終戦後の平谷 119


第一節





連続水害 119








二十八年災害 119








三十二年災害 119








三十四年災害 120








三十六年災害 121


第二節





戦後の町村合併要請 122








地方自治法と地方分権 122








合併の見送り 122


第三節





過疎と地域開発 123








過疎とその対策 123








地域開発と観光 124








分村五十周年記念式 126

第五章






人口の動態 127


第一節





江戸時代以降の人口 127


第二節





明治時代の人口 131


第三節





大正時代の人口 132


第四節





昭和時代の人口 132








過疎対策 133








学童の増加対策 133


第五節





五歳段階の人口構成 135


第六節





職業別人口変化 136


村の為政者一覧表 村の為政者一覧表 136

第六章






教育 154


第一節





学校教育の発足 154








学制布達と学校創立 154








学制布達と学区の画定 154








太政官布告と中学区 154








建設告諭と学校経費 155








進学課程と就学奨励 158








創始期の学校 159








雲谷寺に創設 159








庫裏の借用 159








学校施設と教員 160








制度の変遷 161








学制から教育令へ 161








改正教育令と学年教科目 161








小学教則と県の教師・生徒心得 162


第二節





尋常小学校 163








明治時代 163








小学校令 163








小学校令の公布 163








県小学校規則の制定 163








簡易小学校 165








二十六番簡易平谷小学校 165








授業の用具 166








改正小学校令と義務教育 166








新小学校令 166








教育勅語 166








義務教育と就学猶予 167








平谷・波合両校の分立 167








独立校舎の建設 167








独立校舎時代の学校行事 169








教育の普及と学童増加 169








大正時代 171








学校建設と敷地問題 171








校舎敷地の指定 171








敷地指定の変更 175








学校敷地と上村里道接合点 178








建築計画と財源 180








工事の停滞と論争 183








義務教育年限の延長と学級増 185








学童増加と学級編成 185








合川山義塾 186








昭和時代 188








農村不況と義務教育費国庫負担 188








青年学校 189








戦時体制下の教育 190


第三節





国民学校 191








小国民の練成 191








銃後の教育と勤労奉仕 192








終戦 193


第四節





六・三・三制の教育制度(小学校・中学校) 194








戦後教育の払拭 194








新学制下の教育 196








五日制の実施 196








教育委員会の発足 196








P・T・Aの発足 197








学校給食 198








創始時代 198








給食施設 199








栄養士・調理士 199








ランチルームの建設 199








学校施設の充実 200








中学校特別教室の新築 200








鉄筋本校舎の建設 201








校歌制定と披露 202








プールの新設 202








新体育館の建設 203








学童の減少と里子制度 203








鉄筋校舎の大規模改修 204








特別教室の改築 204


第五節





社会教育 206








公民館の発足 206








活動状況 207








歴代館長 208



学校沿革概要一覧表 学校沿革概要一覧表 208

第七章






山林経営の変遷 221


第一節





明治初期の経営 221








明治三十三年までの山林経営 221








村外人の区有山林の利用 223








山稼ぎ人の職工組会の結成 224








区有山林立木の売却一覧 228


第二節





明治後半期の経営 230








明治後半期の山林経営 230








林産物の生産品目と規格 230








皆敷の生産工程 231








生産工場と水車の設置 232








芝山・植林地山の貸与 232








開墾地の貸与と譲渡 237








村外人への山林地売渡し 238








関谷泰へ合川山売却 238








林柳市へ椋沢山売却 240








区有山林の保護政策と区有山林の村統一 242


第三節





大正から昭和分村までの経営 245








大正六・七年の禁止区有林の伐採問題 245








山林資源の開発と人口の増加 249








伐採禁止と違反者の取締り 250








区有山林分割の具体策と区長貸与山林 252








芝山・植林地山の分割と年数期別割当 253








和合大南沢の入会権の解決 255








大南沢山林土地付売却 258








学校建築と椋沢山林の立木売却 258


第四節





独立分村後の山林経営 263








区有林分割の具体化 263








入会林野の近代化と林業構造改善事業 270








分割後の林業振興 271








分村後の山林生産 271








村営木炭の生産 272








木炭生産のしくみ(元締と焼夫) 273








束木生産とガソリン代用木炭の生産 274








森林組合の顛末 274








官行造林 275








第一回 契約の締結 275








官行造林地保護及び産物採取条例 275








官行造林の労務 276








造林記念碑 276








官行造林地看手人心得 277








保安林 279



十一




戦後の造林経営 279








愛林組合 279








林業構造改善事業 279








公団造林 280








公社造林 280



山林史年譜 山林史年譜 282

第八章






産業・経済 290


第一節





農業の変遷 290








明治・大正の農業 290








耕地と水利 290








稲作と農機具 292








農事改良 292








共同育苗 292








病虫害防除 293








肥料 294








米作面積と収量 294








昭和時代の農業 295








温床苗代 295








農家経営 296








農家戸数と農家人口の変化 296








規模別戸数と耕地面積 296








農家ごよみ 297








農作物と収量 297








農機具 299








米の統制と生産調整 300








統制 300








転作 300








平成時代の農業 302


第二節





養蚕業 304








養蚕業の始まり 304








養蚕飼育の記録 304








桑園と蚕種 305








組合の設立 306








養蚕組合と桑園改良組合 306








飼育戸数と収繭量 307








昭和初期の養蚕 308








戦後の養蚕 308


第三節





農業団体の変遷 309








農業団体の結成 309








農会と勧業会 309








産業組合 310








農業会 311








農業協同組合 312








農業協同組合の主な事業と施設 313








保温折衷苗代の奨励と共同施設 313








花卉栽培とハウス栽培 314








施設の近代化 315








安城農協との提携 315








西部農業協同組合の設立 315








三ヵ村の概況 317








合併当初の状況 317








合併十ヵ年経過の状況 317


第四節





農地改革 318








明治からの土地所有 318








戦後の農地改革 319








第一次農地改革 319








第二次農地改革 319


第五節





商工業 325








明治・大正時代の商工業 325








昭和二十年までの商工業 328








戦後の商工業 329








商工会の創設 329








村の商工業の趨勢 329

第九章






交通・通信 331


第一節





運輸と道路改修 331








中馬の運輸 331








制度の改正 331








陸運会社・中牛馬会社・内外用達会社 333








制度改正と傳馬役 337








平谷駅 338








中馬の荷物 339








つけ馬と通し馬 341








明治の中馬追いの家構え 343








中馬の装い(馬具装備) 345








中馬輸送の終焉 346








三州街道(根羽街道) 347








中馬時代の道 347








改修工事と名称の変化 348








県の改修計画 348








交通機関の変遷 350








トラック・バスの運行 350








上村街道(美濃街道) 351








美濃街道の起源 351








平谷川沿いの新道開削 352








運送馬車道の開削(幅6尺) 353








接合地点の変更願 354








資金の調達 356








工事請負と遅延 357








平谷線の延長と昇格運動 359








開削後の道路利用 362








第一回拡幅工事(幅9尺) 364








明治末期の流通と運送宿 367








第二回拡幅工事(幅12尺) 368








工事のつまずき 368








査定路線と潰地問題 369








満島上村線改修と期成同盟会 373








戦後の改修と国道昇格 375








村道・林道 377


第二節





郵便制度 378








郵便制度の創始 378








全国組織の成立 378








取扱所の請書と料金 379








路線と脚夫 380








脚夫の差し立て 380








平谷の郵便取扱所 383








郵便局の設置 383








平谷へ無集配局の設置 383








局舎の変遷 385








郵便自動車の普及 386








業務の拡大 386








電信・電話業務の変革 386








電報の時代から電子郵便へ 387








貯金・為替・保険等の変化 388








オンラインサービスの時代へ 388








局長及び局員一覧 388








局長・局舎 388








平谷局採用者一覧 389


第三節





村内放送施設 390

第十章






兵事・消防・警察 391


兵事





兵事


第一節





兵役義務 391








徴兵制度 391








免役規定 391








徴兵検査 392








兵事事務 393








在郷軍人 394








在郷軍人分会の歩み 395








祖国に命を捧げた人々 397


第二節





明治の戦役 400








西南の役 400








日清戦争 400








日露戦争 401


第三節





昭和の戦役 404








済南事件と徴発馬 404








満州事変 405








上海事変 405








日中戦争・太平洋戦争 406








戦時中・銃後の平谷 407


第四節





忠魂碑と殉国慰霊碑 408








忠魂碑 408








殉国慰霊碑 409


消防





消防


第一節





消防組織の成立 411








消防規則の制定 411


第二節





平谷区消防組 411








組員の増減 411








器具及び器具置場 412








組員出動の記録 413








現在の消防組織 415








歴代組頭・団長 416


第三節





広域消防(阿南消防署) 416








阿南消防署の発足 416








組織と業務担当区域 417








届出の変化 418








平谷分署の出動状況 418


警察





警察


第一節





警察制度の成立 418


第二節





平谷駐在所 419

第十一章






災害 421


第一節





江戸時代の災害(古文書による) 421








古文書に見られる災害 421








寛永の飢饉 422








延宝大火と飢饉 422








正徳の水害と凶作 424








享保の災害と飢饉 424








天明の凶作 425








天保の大飢饉 426








幕末の水難 432








幕末の殺傷事件 433








中馬稼ぎ衆の乱闘殺傷事件 433








若者三人の裸体変死事件 434


第二節





明治年代の災害 436








明治元・二年の洪水と凶作 436








明治年間の災害 437


第三節





大正年代の災害 438


第四節





昭和年代の災害 439








農村不況 439








昭和二十八年災害 439








昭和三十二年災害 440








昭和三十四年災害 441








昭和三十六年災害 441








学童事故二件 443








下校途中の学童が惨殺された事件 443








吊橋落下事故 443


第五節





平成年代の災害と予防 444

第十二章






保健・衛生 445


第一節





江戸時代の病気治療 445








神仏祈願・加持祈〓 445








疱瘡の流行 445








種痘 445


第二節





伝染病の予防と対策 446








種痘の普及と対策 446








法定伝染病と予防対策 448








郡下の伝染病流行の実態 448








コレラの流行と対策 449








腸チフス・赤痢の流行と対策 449








トラホームの流行と対策 450


第三節





衛生指導 451








清潔検査 451








水質検査 452








衛生劇 453


第四節





村の医療機関 453








医師・医療施設の変遷 453








現在の医療・保健 455

第十三章






福祉・厚生 456


第一節





国民健康保険 456


第二節





保育所 457








季節託児所 457








根羽保育所への委託 457








平谷村保育所の開設 457


第三節





村営水道 459








第一次村営水道の建設 459








水源地の移動 459








第二次全村水道施設 460








靫集落の簡易水道 461


第四節





環境整備事業 461








し尿処理 461








おかよの墓 462








農業集落排水事業計画 464








農業集落排水事業の必要性 464








農業集落排水事業の内容 465








建設内容 465


第五節





社会福祉協議会 466








設立 466








事業推進 467

第十四章






宗教 468


第一節





神社 468








諏訪神社 468








由来 468








諏訪神社の起源 468








再建と屋根の葺替え 471








宮地の変遷 472








水害による境内地の変化 473








祭神と境内六社 473








神主 474








参詣道と川越えの吊り橋 476








山之神社 477








由来 477








社殿 477








奉斎札 478








祭りの特殊性 478


第二節





仏閣 479








雲谷寺 479








寺開創の記録 479








住職 481








明治十年社寺明細帳 482








過去帳と年号別の死亡者数 482








建造物 484








江戸時代の修露講 484








昭和年代本堂修繕並びに位牌堂改築 484








庫裏の改築 485








本堂庫裏屋根葺替え 486








明治・大正時代の寺経理 486








寺の梵鐘(半鐘と大鐘) 488








学校敷地と上村街道に絡まる寺の受難 490








学校建設敷地貸与の問題 490








上村街道拡幅の潰れ地問題 492








住職継ぎ目問題 493


第三節





村内社堂石仏と宗教心 494








幕府支配と宗教 494








十王堂・村内社堂・石像石仏 495

第十五章






観光 496


第一節





観光立村 496








過疎化の波 496








スケート場の建設 497


第二節





赤坂の観光開発 498








赤坂の開発 498








赤坂開発の由来 498








観光開発公社と平谷高原観光株式会社 499








学生村 500


第三節





総合振興計画 501








スキー場施設ほか 501








森林総合利用施設 502








珍珍幕府 502








高嶺林道の開発 503








畜産基地 504








温泉開発 505








発端 505








着工から湧出へ 505








温泉の利用活用 506








温泉保養施設の竣工と道の駅 509








水力発電所 511








計画の概要 512








開発計画 512

第十六章






各種団体 513


第一節





婦人会 513








婦人会の発足 513








愛国婦人会 513








平谷婦人会の発足 513








大正時代から昭和戦前まで 514








婦徳の涵養 514








生活改善と敬老会 514








生産活動への取組み 515








大日本国防婦人会 515








大日本婦人会 515








戦後の平谷村婦人会 516








新生婦人会 516








戦後敬老会の実施 518








戦後の生活改善と合理化 518








台所の改善 518








婦人の職場進出と婦人会活動 519








歴代婦人会長(戦後) 519


第二節





青年会 519








祭り青年と若い衆 519








青年同志会の発足 520








郡青年会の動向 521








戦後の青年団 522








処女会の発足と青年団女子部 522


第三節





老人会(高嶺クラブ) 522








高嶺クラブの発足 522








特色ある事業 524








製炭作業 524








木工クラブ 524








広ひもクラブ 524








昭和五十八年度事業 525








高齢化状況 525








歴代会長氏名 526


第四節





交通安全協会 526


第五節





漁業協同組合 527


平谷村総合年表 平谷村総合年表 533
あとがき 556
章節目次