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平谷村誌 上巻
出版:1996年/出版元:平谷村誌刊行委員会/編集者:平谷村誌編纂委員会
章節目次
第一編







自然環境

第一章






地形と地質 3


第一節





地形および地質的にみた平谷村の位置 3








矢作川最上流部の村 3








三河高原と平谷村 6








地質的な位置と基盤岩類について 7


第二節





山地の特徴と山地景観 8








村の山々 8








高原性の山地 9








小起伏山地 10








平頂峰の蛇峠山 11








奥山地帯 13








平頂性のスカイライン 18








傾動している小起伏面 18


第三節





渓谷の特徴と河川景観 20








平谷村の水系 20








平谷高原の入口には、喉の滝とポットホールがある 22








ポットホールはなぜそこにできるか 24








靫の谷地形 25








靫の大滝と小滝 26








岡平沢にはいくつもの小滝がある 27








平谷川渓谷の掘り込み蛇行 28








平谷川渓谷の滝と淵 29








入川上流部の瀬滝 30








牧歌的な大椋沢流域の渓流 31


第四節





地質現象と自然景観 32








平谷村の段丘 32








段丘の発達とその背景 33








三河高原の隆起と段丘の形成 34








鷹巣山の崖錐状斜面 34








岩塔(トア)としての粒良岩 35








花崗岩の風化作用 37


第五節





断層地形と地盤運動 39








平谷村の断層系 39








昼神断層は三州街道断層系を代表する断層 39








昼神断層と温泉 42








村の中央を南北にとおるヤハズ峠断層 43








平谷村一帯の断層系 44








主構造をつくる断層 44








主構造と直交する断層 44








南北方向にとおる断層 44








断層がつくり出した地塊構造 48








水系と断層鞍部 50


第六節





平谷高原の来歴 52








切峰面図で示される美濃三河高原 52








三河高原ブロックが隆起する以前 52








三河高原ブロックの隆起 55


第七節





平谷村の岩石 56








どのような岩石があるか 56








領家帯について 56








平谷川沿いの花崗岩の観察 58








平谷村の村地区の分布する花崗岩類 62








十郎田付近の変成岩 63


第八節





合川上流域の地質 64








濃飛流紋岩類について 64








氷河時代の礫層について 66

第二章






気象と気候 67


第一節





夏は涼しく、冬は寒さが厳しい 67


第二節





年により量に変動の大きい降水量 69








降水量 69








降雪量 73


第三節





北西と東からの風が多い 75


第四節





変わりやすい天気 75


第五節





平谷における気象災害 77








殆どの災害が大雨による洪水 77








厳しい寒気・深い積雪・強風による災害 78

第三章






81


第一節





飯伊で一番の多雨地帯 81


第二節





生物は水によって生きている 83


第三節





川の水質は環境によって変化する 83


第四節





水道水はくせのない良い水 84


第五節





「美人の湯」と言われる重曹泉 85

第四章






土壌 88


第一節





土壌とその生い立ち 88


第二節





土壌の構成 90








土壌三相 90








機械的組成(土性) 90








化学的組成 91








土壌の分類 91








平谷村の土壌 92




(一)



平谷村の土壌区分 92




(二)



平谷の土壌分類区分の説明 92

第五章






植物 95


第一節





植物の種類と分布 95








概観 95








植物の分布 98








地域の植物 99








平谷川沿いの植物 99








赤坂峠付近の植物 101








大椋沢の湿地 102








梨ノ木沢の湿地 102








ござ小屋峠の植物 103








蛇峠山の植物 103








靫ダム右岸の植物 104








高嶺山の植物 104








鯉子林道の植物 106




10



大川入山の植物 106








平谷村の主な植物 107








帰化植物 125


第二節





植物と生活 127








植物と民族 127








植物名と方言 128








薬用植物 129








植物目録 132

第六章






動物 138


第一節





平谷村の動物相の特徴 138








日本列島における動物相の位置づけ 138








特徴ある動物たち 139








森林の垂直的変化に伴う動物相の変化 139


第二節





哺乳類の分布と生態 140








急峻な谷と森林に生きるニホンザル 140








証跡から見たニホンカモシカの分布 141








高嶺に生き続けるイノシシ 143








広葉樹林と結びつくツキノワグマ 143








身近にいるキツネとタヌキ 145








ウサギ道とノウサギの分布 147








リスの分布 148








テンとイタチとアナグマ 149








分布を広げてきたハクビシン 150



一〇




小哺乳類の分布の特徴 151








森林の植生と結びついて生活するネズミ類とモグラ類 151








アカネズミ指数 154








モグラ類・トガリネズミ類の分布 154








その他の小哺乳類 154


第三節





環境の違いによる鳥類の分布 155








集落地とその周辺の鳥 156








カラマツ林を主とする林の鳥 157








広葉樹林の鳥 157








平谷川・柳川の鳥 158








森林の鳥の日周活動(さえずり) 159








留鳥と夏鳥 160


第四節





ハ虫類と両生類 161








ハ虫類 161








ヘビのなかま 161








トカゲのなかま 161








両生類 162








カエル類 162








サンショウウオ類 165








イモリ 165


第五節





魚類の分布 166








サケ科の魚たち 166








その他の魚類 166


第六節





甲殻類 167








サワガニ 167


第七節





昆虫類の分布 168








チョウ類の季節変化 168








ガ類で目につく種類 171








甲虫類 172








カメムシ類とセミ類 174








バッタとキリギリス類 175








ハチ・アリ類 176








ハエ・アブ類 177








トンボ類 177


第八節





土壌動物 179


第九節





平谷村の動物目録 179
第二編







原始・古代

第一章






平谷村を中心にした遺跡の概観 185


第一節





概観 185


第二節





旧石器時代 187


第三節





縄文時代 188








縄文時代早創期 188








縄文時代早期 188








縄文時代前期 189








縄文時代中期 189








縄文時代後期 189








縄文時代晩期 190


第四節





弥生時代 190








弥生時代前・中期 190








弥生時代後期 191


第五節





古墳時代 191


第六節





歴史時代(古代後半) 192


第七節





中世 194

第二章






平谷村の遺跡 197


第一節





清水遺跡 197







出土した遺物 197








治部坂遺跡で出土した遺物 199


第二節





平松遺跡 202


第三節





上の平遺跡 202


第四節





わらび平遺跡 204


第五節





新田遺跡 204


第六節





八幡社付近遺跡 204


第七節





寺地遺跡 204


第八節





キミイ寺跡遺跡 205


第九節





城館跡 205
第三編







中世

第一章






鎌倉時代の平谷 209


第一節





鎌倉時代の概観 209


第二節





荘園の成立と展開 210








伊賀良荘 210








伊賀良荘の成立と伝領 210








伊賀良荘地頭北条・江馬氏 211








伊賀良荘の領域 213








江儀遠山荘 213








江儀遠山荘の成立と伝領 213








江儀遠山荘の領域 214

第二章






室町時代の平谷 215


第一節





室町時代の概観 215


第二節





南北朝の対立 216








南北朝の争乱 216








南北朝と伊那の諸族 216


第三節





浪合戦と尹良親王 217








尹良親王 217








浪合の戦い 218








浪合戦死の宮 219


第四節





戦国時代の平谷 220








関氏の支配 220








関氏の出自と新野来在 220








関氏の勢力伸長 221








関氏の滅亡 221








下条氏の支配 222








下条氏の出自 222








下条氏の伊那来在 222








下条氏の富山移居 223








下条氏の勢力伸長 224








下条氏と関氏の抗争 224








理性院厳助の比良屋通過 225








厳助の下向 225








厳助の帰京 225








武田氏の伊那侵攻 226








伊那の攻略 226








武田氏の伊那領有 227








武田氏の伊那管治 227








信玄の上洛準備 229








滝之沢関所跡 230








滝之沢城跡 231








武田氏の西進 232








信玄の終焉 232








武田氏の挫折 233








信玄の没後 233








長篠の戦い 234








勝頼の態勢たてなおし 235








織田氏の侵攻 235








滝之沢城の落城 235








武田氏の滅亡 236








家康・秀吉の支配と平谷 237








徳川家康の支配 237








平谷の豪士熊谷玄蕃 238
第四編







近世

第一章






支配関係 245


第一節





江戸時代の概観 245


第二節





支配関係の変遷 246








毛利秀頼 247








京極高知 247








小笠原秀政 247








熊谷玄藩 247








宮崎氏 248








村上源助 249








知久知行所 249








飯島代官所 250

第二章






初期の支配形態と村 251


第一節





近世村落としての平谷村 251








明細帳に見る平谷村 251


第二節





土地制度 257








検地の様子 258








検地帳の作成 259








平谷村の検知高 259


第三節





貢祖・課役 262








年貢という課税 262








本年貢以外の課税 264








年貢の収納 266








平谷村の年貢納入 266


第四節





助郷 274








助郷制度 274








助郷の種類 275








平谷の助郷 276

第三章






中期以後の支配形態と村 280


第一節





村役人と五人組 280








村役人 280








村方三役に従事した人々 280








名主 283








組頭 285








百姓代 286








村方三役に対しての不満 286








村方三役(名主)の辞任 289








村方三役後見人の願い 290








五人組 291








五人組制度 291








五人組帳前書 292


第二節





村定・村貫 296








御触書 296








村定 300








村貫 300


第三節





戸数と人口推移 304








宗門改めと宗門帳 304








宗門改め 304








宗門帳(元禄八年、弘化三年) 304








宗門自分一札 320








戸数と人口の移動 322








戸数と人口 322








戸数と人口の減少 322








村送り寺送り 323


第四節





村方出入 324








御館・被官 324








御館・被官の遺制 324








御館と被官の対立 325








出入りの裁許 334








被官ぬけ(遁れ) 336

第四章






山林の利用と山論 339


第一節





山林の利用と入会山 339








山林の利用 339








入会山の利用 340


第二節





近村との山論・境論 341








平谷村と和合村との境論・山論 341








根羽村との赤坂の山論 349








平谷村と浪合村の境論 351


第三節





木地師の入山 353








木地師の発生と伝承 353








木地師への綸旨・諸状 355








氏子狩 356








巡回路 359








筒井八幡社の氏子駈帳 361

第五章






江戸期の交通 367


第一節





伊那往還と平谷宿 367








脇往還伊那街道 367








宿駅制度 367








宿駅制度の用語 369








滝之沢御関所 371








伊那街道(三州街道) 375








伊那十六宿 375








平谷の道 375








その他の平谷の道 376








通行手形と庶民の旅 377








昔の旅 377








往来手形(旅行証明書) 377








信仰の旅(霊場巡礼の旅) 378


第二節





商品流通と中馬 379








出馬千匹入馬千匹 379








中馬の発達 380








中馬の紛争 380








明和の中馬裁許 384








中馬の荷物 385








中馬稼ぎ村と中馬数 387
章節目次