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阿智村誌 上巻
出版:1984年/出版元:阿智村誌刊行委員会/編集者:阿智村誌編集委員会
章節目次
第一編







位置と自然

第一章






本邦中央高地南縁の位置 3


第一節





数理的位置 3


第二節





県南の海のない村 4


第三節





本県における南玄関の村 6

第二章






断層と若返りの壮年地形 9


第一節





伊那盆地の地形上の特色 9


第二節





阿智村の地形 13








阿智村の地形区分 13








阿智村の高地 15








神坂山地








梨子野・網掛山地








七本松・日ノ入山地








南部山地








阿智村の低地 19








戸沢・本谷・園原・横川の谷








小野川・昼神の盆地








駒場盆地

第三章






花崗岩の山々からなる阿智村の地質 27


第一節





下伊那の地質の概要 27


第二節





阿智村の地質 30








基盤岩類の状況 31








濃飛流紋岩





(1)


戸沢層





(2)


角礫岩層I(角礫岩)





(3)


黒井沢溶結凝灰岩





(4)


一の沢溶結凝灰岩





(5)


角礫岩層II





(6)


恵那山溶結凝灰岩





(7)


富士見台溶結凝灰岩





(8)


南沢溶結凝灰岩





(9)


花崗斑岩








後濃飛花崗岩類





(1)


市田・清内路花崗岩





(2)


伊奈川・澄川花崗岩








塩基性岩類





(1)


変輝緑岩類








領家片麻岩類





(1)


珪質ホルンフェルス








付 恵那山トンネルから見た地質








被覆層の状況 39








第三紀層








伊那層群





(1)


久米・新田礫層





(2)


寺尾層








段丘礫層





(1)


高位段丘・古期扇状地





(2)


中位段丘・中期扇状地





(3)


低位段丘I・新期扇状地





(4)


低位段丘II




付1



付1 阿智村の鉱山




付2



付2 昼神温泉

第四章






気象 46


第一節





気候の概況 46


第二節





気温 46


第三節





降水量 48


第四節





51


第五節





日照と湿度 52


第六節





季節の気象現象 53








53








55








55
第二編







原始・考古

第一章






原始時代 59


第一節





人類の発祥―旧石器時代― 59








原始時代のあらまし 59








阿智の旧石器時代 62


第二節





狩猟・漁撈・採集の展開―縄文時代― 62








縄文文化の起源 62








縄文文化の諸段階 63








縄文時代早期








縄文時代前期








縄文時代中期








縄文時代後期








縄文時代晩期








生産・生活用具 67








土器








石器








尖頭器








有舌尖頭器








石鏃








石錘








石皿








磨石・敲石








打製石斧








磨製石斧








掻器








削器








石錐








凹石








砥石








石匙








〓状耳飾








勾玉








石棒








石剣








石刀








独鈷石








狩猟・漁撈と採集 73








住まいと集落 75








竪穴住居のくらし








縄文時代の集落








呪術の社会 77








土偶のまつり








石棒のまつり








墓地と葬礼 80








原始農耕の発生 80


第三節





農耕社会の展開―弥生時代― 82








縄文文化から弥生文化へ 82








激動の時代








弥生文化の特性








新しい生産技術の展開 85








稲作の伝来








金属器の伝来








農耕とその技術 87








稲作








畑作

第二章






阿智村の遺跡 91


第一節





会地地区の遺跡 102








七久里遺跡








権現原遺跡








前原遺跡








的場遺跡








湯川沢遺跡








中原遺跡








池の平遺跡








鞍掛山遺跡








下原遺跡



一〇




山の神遺跡



一一




向田遺跡



一二




京田原遺跡



一三




京田遺跡



一四




内垣外遺跡



一五




中関遺跡



一六




桜原遺跡



一七




かぶき畑遺跡



一八




宮の脇遺跡



一九




清坂遺跡



二〇




木戸脇遺跡



二一




上御堂遺跡



二二




五反田遺跡



二三




古城遺跡



二四




日向畑遺跡



二五




おち遺跡



二六




源正平遺跡



二七




要ヶ洞遺跡



二八




駒場中平遺跡



二九




えきの平遺跡



三〇




曽山遺跡



三一




三本木遺跡



三二




梨子野遺跡


第二節





伍和地区の遺跡 129








小山入遺跡








坂本遺跡








大久保遺跡








大久保下遺跡








寺下遺跡








浜井場遺跡








池ヶ窪遺跡








ワケ畑遺跡








クリヤマ遺跡



一〇




上相沢遺跡



一一




日ノ入遺跡



一二




カヤハラ遺跡



一三




大鹿遺跡



一四




塚本遺跡



一五




アレ田遺跡



一六




餅倉遺跡



一七




新田山遺跡



一八




寺尾原遺跡



一九




寺尾遺跡



二〇




原遺跡



二一




中尾遺跡



二二




七右衛門ムクリ遺跡



二三




おばけ原遺跡



二四




平林遺跡



二五




宮の前遺跡



二六




栗矢遺跡



二七




梨畑遺跡



二八




桐原遺跡



二九




切餅遺跡



三〇




丸山遺跡



三一




細窪遺跡



三二




新田遺跡



三三




備中原遺跡



三四




宮ノ前遺跡


第三節





智里東地区の遺跡 142








兎平遺跡








中平遺跡








阿智神社北遺跡








高木遺跡








阿智神社前遺跡








昼神前田遺跡








二本松遺跡








庄ヶ原遺跡








橋場遺跡



一〇




北垣外遺跡



一一




根木屋遺跡



一二




森下遺跡



一三




南遺跡



一四




平林遺跡



一五




さがり遺跡



一六




寺沢遺跡



一七




イモウ遺跡



一八




中原遺跡



一九




杉ヶ洞遺跡



二〇




中ツルネ遺跡



二一




古畑遺跡



二二




川端遺跡



二三




赤坂遺跡



二四




若林遺跡



二五




大平遺跡



二六




稲葉遺跡



二七




鬼ヶ久保遺跡



二八




大垣外遺跡



二九




網掛峠遺跡



三〇




北沢遺跡



三一




藤ノ戸遺跡



三二




菖蒲平遺跡



三三




奥根木原遺跡



三四




前田遺跡



三五




長平遺跡



三六




宮ノ越遺跡



三七




梅ヶ久保遺跡



三八




草刈場遺跡



三九




牧ヶ平遺跡



四〇




むかい遺跡



四一




大野向山遺跡



四二




長塚原遺跡



四三




大沢遺跡



四四




原の平遺跡



四五




棚原遺跡



四六




矢平I・II遺跡


第四節





智里西地区の遺跡 172








浪人松遺跡








かったい洞遺跡








ホド平遺跡








まきだち遺跡








児の宮遺跡








マサゴヤ遺跡








クラガリ沢遺跡








薬師平遺跡








菖蒲平遺跡



一〇




上の平遺跡



一一




長者屋敷A遺跡



一二




長者屋敷B遺跡



一三




下瀬河原遺跡



一四




サブゴヤ遺跡



一五




下の原遺跡



一六




濃間遺跡



一七




濃間上ノオ山遺跡



一八




外濃間遺跡



一九




上野平遺跡



二〇




向平遺跡

第三章






古墳時代以降―神坂峠と周辺遺跡― 181


はじめに





はじめに 181








本章の範囲と内容 181








資料の扱い 181


第一節





神坂峠 182








神坂峠の調査 182








神坂峠の研究小史








神坂峠遺跡発掘調査





(1)


調査主体と目的





(2)


調査状況








遺構と遺物








総括 201


第二節





神坂峠東麓の遺跡群 205








峠以東道中の遺物分布地 206








神坂峠東遺跡








万岳荘遺跡








千本立遺跡








池の平遺跡








悪沢上遺跡








悪沢遺跡








そぶ沢遺跡








いわがしや遺跡








井尻割遺跡




10



第二洞遺跡








園原の遺跡群―杉の木平― 210








杉の木平遺跡の位置と自然








杉の木平にみられる遺構と遺物








杉の木平遺跡の性格


第三節





網掛峠と小野川遺跡群 224








園原から小野川 224








小野川遺跡群の性格 225


第四節





阿知駅家周辺の遺跡群 232








駅家周辺の歴史的背景 232








駅家考証にかかわる若干の課題 243


第五節





神坂峠西麓の遺跡群 249


第六節





神坂峠とその歴史 252
第三編







古代・中世

序章






地方史の立場・時代区分 265








地方史と中央史 265








時代区分 266

第一章






古代 267


第一節





古代概説 267








政治体制 267








地方組織








貢租―租・庸・調・徭役等








正倉院御物








信濃の調庸布








民衆の生活 271








農業その他の産業








身分制度 273








貴族








公民








雑色








賎民








奴婢


第二節





古代の阿智 274








条里制遺跡 274








条里制








駒場、関田の条里遺跡








下伊那郡内のその他の条里遺跡








官道東山道 281








東山道の概略








記紀に記された信濃坂(神坂峠)








延喜式の官道と東山道








東山道の路線と駅次の大要








阿知駅及び付近の道筋








坂本駅から神坂峠まで








廣済院跡








神坂峠から阿知駅まで








神坂神社








帚木・朝日松金鶏跡・姿見池・義経駒繋ぎの桜








園原薬師堂








長者屋敷・伏屋長者伝説








蛇瘤杉伝説








網掛峠から駒場








熊谷直一翁の神坂古道復興と古跡保存事業








神坂路の文学








付記








阿知駅








阿知(阿智)の語源








あふちの関








阿知駅の位置








駅の構成運営








阿知駅から育良駅まで








通過地に関する諸説








第一説中通り線








第二説下手線








第三説上手線








考察








育良駅の所在に関する諸説








神社 318








阿智神社








前宮








奥宮








阿智神社初期の社地








阿智系の神を祀る神社








山王権現と阿智神社








東嶺和尚と吾道宮縁由








安布知神社








仏寺 330








観照・長岳両寺


第三節





荘園制の発展と武士の発生 333








荘園の発展と律令国家の頽廃








名主・武士の発生伊那郡の荘園








伊賀良庄

第二章






中世 338


第一節





概説 338








鎌倉時代 338








南北朝と室町時代 339








貨幣流通の拡大と商工業の発達








兵農分離の方向へ 341








農業技術


第二節





中世の伊那郡・阿智 343








伊那郡に興起した武士たち 343








諏訪氏(神氏)と金刺氏の系統








南信濃源氏(伊那源氏)








伊賀良圧地頭








鎌倉時代の阿智・下伊那の交通 344








阿智を中心とする交通路








曽山の四日市場




(1)



鳩ヶ嶺八幡宮




(2)



開善寺




(3)



文永寺 石造五輪塔・石室




(4)



法全寺


第三節





南北朝・室町期の下伊那 349








下伊那の武士たち 349








小笠原氏








大塔の戦








結城合戦








信濃宮宗良親王








浪合宮尹良親王








下条氏








関氏








知久氏








その他の諸族


第四節





戦国期、織田・豊臣期の伊那郡 359








武田氏の伊那郡侵略 360








織田軍の侵入 363








徳川氏の伊那郡支配 364








武田・織田・徳川の支配形態 365








貫高と石高


第五節





戦国期、織田・徳川期の阿智 369
第四編







近世

はじめに






はじめに 377

第一章






支配領主たち 378


第一節





豊臣時代 378








毛利秀頼








京極高知


第二節





徳川時代初期 379








郡下の情勢 379








阿智地域の領主 380








向関宮崎氏








上町宮崎氏








馬場宮崎氏(下町宮崎氏)








中関領主宮崎氏








中関宮崎氏








市岡氏








沢氏








近藤氏


第三節





徳川中期以後の変遷 402

第二章






土地制度―検地― 406


第一節





土地制度の変化(中世から近世へ) 406


第二節





秀吉の検地(天正の太閤検地) 408


第三節





正保二年の村高 409


第四節





延宝・宝永期の検地帳 410








駒場村下町の検地帳








寺社領について








中関村の検地








川に流された河内村








上中関村、博木成り分検地帳








検地帳のない村々


第五節





新田検地その他 428








新田検地








小野川村の新田開発








園原新田の開発








丸山部落の開発








荒地成り・起返り畑田・田畑成り等

第三章






貢租 443


第一節





初期宮崎氏領の年貢 443


第二節





幕府直轄領(天領)の年貢 447








榑木成りの村








榑木成りから金納へ








金納時代の年貢








小物成・運上金








年貢取り率(取り箇)








年季免








各百姓持地・年貢高混乱―駒場村の場合








向関村の場合―名主不信の訴えに発展








駒場・中関村の年貢








八軒屋敷の年貢


第三節





近藤氏の年貢 464


第四節





幕府への貢租 470


第五節





木曽伝馬の助郷役 472








助郷の意味








助郷免除の訴え








助郷村の変遷








助郷役勤めの実状








幕末の大通行と助郷役拒否の動き

第四章






村民の構成と支配組織 488


第一節





村貫ぎと夫役 488








村貫ぎ(村入用) 488








夫役(村役) 495


第二節





お触 497


第三節





村定め 506


第四節





村方三役と五人組 514








初期の形 514








村役人の決め方 516








中関村








河内村








向関新領の村方騒動








駒場・小野川村の村役人選び








枝村の村役人








上中関村








大鹿倉村








備中原村








栗矢村








村役人の給料 534








五人組 536








五人組の意味









五人組の家族









五人組の連帯と規制









村役人株の売買


第五節





農民階層の分化変動―農民の零細化― 541








新百姓


第六節





古い体制の名残り―お館被官制― 545








土着武士の後裔 545








中関村に見る古い家の形態 545








昼神村のお館・被官制度 546








向関村の被官解放文書 548








上中関村の被官資料 549


第七節





借地・借家人 551


第八節





年季奉公人 553


第九節





戸数・人口・家族構成 555








戸口史料 555








宗門人別改帳(宗門帳)








人馬家数改帳・村明細書上帳








借家人別改帳








各村の戸数・人口 570








家族構成・年齢構造 579








家族構成








年齢構造








住民の移動 584








婚姻・離婚








婚姻圏








その他の移動








厄介








欠落








勘当








開発移住

第五章






水利 594


はじめに





はじめに 594


第一節





駒場村の水利 594








岩の沢の懸渡樋








桜原の溜池








駒場大井の開さく








曽山部落の水利


第二節





上中関と中関の水論 612








前原の溜池と線香水








その他の溜池や沢水


第三節





伍和地区の水利 620








向関村の水利 620








知久保井








郷左井








その他の井水








日の入用水(備中原井) 622








元文井―丸山の水利








南沢井 634








南沢新田井








南沢栗矢大井―寺尾との水論








中尾井 639


第四節





まとめ 640

第六章






山林 642


はじめに





はじめに 642


第一節





御林 付、山手運上山 642








野熊山御林 642








山手運山上―荒床山・弓之又山








城山御林 642








河内山(日の入山) 658








木地屋の入山








御林の解消


第二節





百姓入会山 667



まえがき




まえがき 667








日の入山 668








山の口








用材採取の規定








草場入会論








御林復活の動き








知久保山論―向関村と駒場村 677








茶ヶ外山につき向関・大鹿倉両村の協定








大野山入会 682








梨子野山 684








大平(ひら)山・真名板倉山 687








鳶ヶ巣山(立石山) 690








川入昼神山 692








小野川村大沢山(老平山) 694








下切山 697



一〇




升ガ沢山(増ノ沢山) 698



一一




本沢山 700



一二




高野板山 702



一三




横川山 704


第三節





百姓個人持山(私有林) 710

第七章






産業 713


第一節





農業 713








普通作 713








商品作物 715








煙草








干し柿








養蚕








その他


第二節





手工業 722








紙すき








酒造業








水車稼ぎ








その他の手工業


第三節





駒場村の商工業 729


第四節





農村の金融 731








田畑譲渡しと質地借用 731








裏判帳による考察








無尽講 738








質屋 740


第五節





地主小作制の発達 741








領主より遙かに多い地主取り分








領主・地主・小作の取り分割合

第八章






交通 745


第一節





伊那街道 745


第二節





中馬(ちゅうま) 746








中馬の発達・宿場との争い 746








三州馬の進出・中馬との争い 753








天竜川通船と中馬 755


第三節





駒場宿 756








中馬・庶民の宿場








伝馬宿としての駒場








高須藩御用米の継送り


第四節





庶民の旅 760








寺社巡拝の旅








上層農民の旅


第五節





小野川関所 765








小野川関所


第六節





下条街道と元橋出入 768

第九章






凶作飢饉と貯穀 774


第一節





享保の凶作 774


第二節





天明の飢饉 777


第三節





天保の飢饉 781








無尽講の停止


第四節





備荒貯穀 787








中関村の貯穀








駒場村の貯穀








近藤氏領村の場合

第十章






明治維新と農村 796


第一節





旗本近藤藩の財政窮迫 796








御用金








藩営の無尽講


第二節





黒船渡来とその影響 801








異国船渡来とその対策の御触








軍備強化と献金








兵賦差出し


第三節





水戸浪士軍の通行 805


第四節





長州征伐と郷夫出動 809


第五節





米価高騰と世直し一揆 813








米価の高騰








騒動の経過








騒動後の処罰と各藩の対応








騒動の背景








お札降りと「ええじゃないか」


第六節





維新直後の金融混乱と二分金騒動 824








悪質新金と金札の発行








飯田藩の二分金騒動








伊那県の二分金回収








信州の二分金騒動








県・藩札の製造流通








諸民の困窮

第十一章






寺子屋教育 833


第一節





寺子屋 833








寺子式目


第二節





寺子屋師匠の事績(四十二名) 836
付編







古文学抄録








序言 859








古事記・日本書紀 861








万葉集 861








平安期以降の詩歌 863








古書 881








謡曲・長唄 888








その原紀行 898








碑文 908
章節目次

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