[目次をPDFで見る(13,756.KB)]   [書籍の外観を見る(86.KB)]

---

高森町史 上巻　前篇　後篇
出版：1972年／出版元：高森町史刊行会／編集者：高森町史編纂委員会

章節									目次	頁
序									序	1
序説									序説	65
第一編									原始	67
	第一章								縄文期以前	70
	第二章								縄文式時代	71
		第一節							高森の縄文式土器	71
			一						高森の縄文式土器出土表	71
			二						早期縄文式土器	73
			三						前期縄文式土器	74
			四						中期縄文式土器	74
				（一）					追分辻裏出土の甕	75
				（二）					吉田出土の顔面把手	75
				（三）					渡瀬出土の大形甕	76
			五						後期縄文式土器	76
				（一）					追分出土の土瓶形注口土器	77
			六						晩期縄文式土器	77
			七						高森出土の土偶	77
		第二節							高森の縄文式石器	78
			一						高森の縄文式石器出土表	78
			二						高森の縄文式石器概観	81
				（一）					石斧	82
				（二）					石鏃・石槍	82
				（三）					石錘	83
				（四）					凹石・石皿	84
				（五）					石匙その他	84
		第三節							縄文時代の住居址	85
			一						竪穴式住居	86
			二						高森の縄文式住居址	86
				（一）					小原住居址	86
				（二）					渡瀬住居址	87
				（三）					月夜平住居址	87
		第四節							縄文時代人	87
			一						縄文人の生活	88
				（一）					道具を作る	89
				（二）					手の働き	90
	第三章								弥生式時代	92
		第一節							高森の弥生式遺物	92
			一						高森の弥生式遺物出土表	92
			二						高森未発見の遺物	94
				（一）					金属器	94
				（二）					木製具	94
		第二節							弥生式土器	95
			一						北原式	96
			二						唐沢原式	96
		第三節							弥生式石器	97
			一						農具としての石器	97
				（一）					鉞形石斧	97
				（二）					石包丁	97
			二						工具としての石器	98
			三						利器としての石器	98
			四						什器としての石器	98
		第四節							弥生時代の住居址	99
			一						唐沢原住居址	100
			二						月夜平住居址	100
		第五節							弥生時代人	101
			一						弥生人の生活	102
第二編									上古（１）	105
	第四章								古墳時代の文化	107
		第一節							古墳の概観	107
			一						古墳の種別	107
			二						石室	108
			三						遺物	108
			四						土師器・須恵器	108
		第二節							高森の古墳	109
			一						高森の古墳一覧表	109
			二						下伊那の古墳概観	120
			三						市田の古墳	121
				（一）					畑中の塚	122
				（二）					秋葉塔の塚	122
					１				主な遺物	123
				（三）					其他特記すべき古墳	124
					１				田屋の塚	124
					２				北林第二号墳	125
					３				塚田第一号墳	125
				（四）					特記すべき出土遺物など	125
					１				珠文鏡	125
					２				轡	125
					３				人骨	126
					４				古墳の濠	126
		第三節							古墳の歴史的背景	126
			一						大和国家の成立	126
				（一）					小国家の分立	126
					１				信濃の雄族	127
					２				伊那の形勢	127
					３				座光寺地帯の支配者	127
				（二）					統一国家の完成	127
					１				信濃の国造	128
					２				市田の雄族	129
		第四節							土師式住居址	129
			一						ヨシガタ住居址	130
			二						北原住居址	130
		第五節							古墳時代人の生活	130
			一						住居内の生活	130
			二						生業	131
			三						貴族の姿	131
			四						馬の飼養	131
		第六節							山吹市田の古墳中間地帯	132
第三編									上古（２）	135
	第五章								奈良時代の地方民	137
		第一節							伊那の郡家	137
		第二節							律令制度と地方民	138
			一						人口	138
			二						口分田	138
			三						条里制	138
			四						人民の負担	139
				（一）					租	139
				（二）					調・庸	139
	第六章								平安時代の伊那地方	141
		第一節							麻績郷	141
			一						伊那の五郷	142
			二						麻績郷の区域と戸口	142
			三						生産業	143
			四						農民の生活	143
		第二節							古社と古寺	144
			一						式内社・式外社	144
			二						寂光寺	145
		第三節							東山道	146
			一						伊那郡の駅	146
				（一）					育良駅	146
					１				久米路橋	147
					２				駅は下段地帯	147
				（二）					賢錐駅	147
			二						駅馬	148
			三						伝馬	148
			四						高森の東山道	148
				（一）					古市場より洞まで	148
				（二）					洞より銚子洞まで	149
				（三）					銚子ヶ洞より間ヶ沢まで	149
				（四）					間ヶ沢より萩山神社前まで	149
				（五）					萩山神社以北の二古道	150
				（六）					上段古道説	150
					１				萩山神社より唐沢原まで	150
					２				唐沢原より大島川まで	151
					３				大島川より胡麻目沢まで	151
					４				胡麻目沢より出原まで	151
					５				上段説に対する疑問	151
				（七）					下段の古道	153
					１				萩山神社より清東まで	153
					２				清東より胡麻目沢まで	153
					３				胡麻目沢より田沢川まで	153
					４				田沢川より寺沢川まで	154
					５				八日市場より駒場へ	154
					６				八日市場より上平へ	155
					７				小沼経由の道筋	155
				（八）					高森の東山道―結語	157
				（附）					市場・市石	157
		第四節							郡戸の庄	158
			一						土地制度の崩壊	158
			二						荘園の発生	158
			三						下伊那の荘園	160
			四						郡戸の庄	160
				（一）					庄の境域	160
				（二）					郡戸庄の本家	160
				（三）					郡戸庄の地頭	161
				（四）					平安文化と郡戸庄	161
第四編									中世	163
	第七章								武士の興起	165
		第一節							武士の発生	165
			一						主従の結合・武芸の練磨	166
		第二節							伊那郡の武士	166
	第八章								松岡氏の出世	167
		第一節							松岡氏の出自	167
			一						安倍貞任の裔	167
			二						安倍氏後裔の異説	168
		第二節							松岡氏の初祖	169
			一						仙千代の漂泊	169
			二						松岡平六郎貞則	169
			三						古城の居館	170
	第九章								瑠璃寺の開創	172
		第一節							瑠璃寺の縁起	172
			一						瑠璃寺の縁起書	172
		第二節							創建当初の瑠璃寺	175
			一						寺地堂所	175
			二						医王の霊応	175
		第三節							本尊及其他の仏像	176
			一						本尊薬師三尊	176
				（一）					新納・市村両氏の解説	176
			二						観音・地蔵の二藤原仏	177
		第四節							坂本に移転改築	177
		第五節							源頼朝の外護	178
	第十章								松岡氏の興隆	180
		第一節							鎌倉時代伊那郡の形勢	180
		第二節							松岡氏の世系	181
			一						松岡氏に関する史書・史料	181
			二						松岡氏の遺した史料	182
			三						譜代の人々	182
				（一）					人名の原拠	182
				（二）					松岡氏の人々	183
		第三節							松岡氏の鎌倉勤仕	186
			一						弓馬の道	186
				（一）					信濃武人の射芸	187
			二						松岡氏の射芸	187
				（一）					弓始の射手	188
				（二）					松岡民の弓道練磨	189
		第四節							建御名方神勧請	189
	第十一章								松岡城	191
		第一節							最初の居館	191
		第二節							松岡城構築の年代	191
			一						初祖築城説	191
			二						市村氏の説	192
			三						南北争乱と築城	192
			四						吉野時代の構築	193
				（一）					松岡氏の経済力	193
				（二）					小笠原氏との提携	193
		第三節							松岡城の構造	194
			一						本城の概観	195
			二						本丸	195
			三						二の丸	195
			四						三の丸	196
			五						惣構	196
				（一）					東郭	196
				（二）					西郭	196
			六						遺跡	196
				（一）					古城・お家塚	197
				（二）					城下町の跡	197
				（三）					用水路	197
				（四）					お化粧水・檜の井	197
			七						要約	197
									松岡城址の図	198
		第四節							支城	199
			一						松岡南城	199
				（一）					特異な構造	200
				（附）					倉屋敷	200
			二						古御家	200
				（一）					北曲輪	201
				（二）					南曲輪	201
				（三）					空濠	201
		第五節							属城	202
			一						城山	202
				（一）					本丸	202
				（二）					二の丸	203
			二						本城・古城・南城	203
				（一）					本城	204
					１				本丸	204
					２				二の丸	204
					３				出丸	204
				（二）					古城	204
				（三）					南城	205
			三						次郎城	206
			四						坂牧城	206
			五						原ノ城	207
			六						上野城	207
				（一）					北本城	207
				（二）					南本城	208
	第十二章								安養寺の開創	209
		第一節							鎌倉期の新仏教	209
			一						禅宗と武士	209
		第二節							安養寺の創建	210
			一						安養禅寺記	210
		第三節							開基道山心公	212
			一						松岡城主伊予守貞景	212
			二						宝篋印塔	213
		第四節							開山古鏡明千	213
			一						清拙正澄に師事	213
			二						百丈清規の印行	214
		第五節							三宝荒神の勧請	214
			一						安養寺の守護神	214
			二						故荒神・今荒神	215
		第六節							五部大経の出版	215
			一						梵網経の奥書	216
		第七節							梵鐘の鋳造	216
			一						梵鐘の銘文	216
			二						檀那美濃守康清	217
			三						大工藤原朝次	217
	第十三章								南北争乱と松岡氏	219
		第一節							南北両朝の時代	219
		第二節							信濃宮宗良親王	219
			一						信濃宮に対する小笠原氏	220
			二						信濃宮に対する松岡氏	221
	第十四章								室町時代の松岡氏	222
		第一節							大塔合戦の出陣	222
		第二節							結城合戦の出陣	223
		第三節							最盛期の松岡氏	224
			一						応永以後の主要事蹟	224
		第四節							松岡八十騎	225
			一						松岡騎馬附覚	226
		第五節							松岡氏配下の諸族	226
			一						牛牧氏	226
			二						田中氏	227
			三						吉村氏	227
			四						吉田氏	228
			五						竜口氏	228
			六						座光寺氏	228
			七						宮崎氏	229
			八						今牧氏	229
		第六節							諏訪上社の頭役勤仕	229
			一						諏訪上社の御頭	230
			二						松岡氏の頭役	230
	第十五章								松源寺の開創	233
		第一節							松源寺開創の背景	233
		第二節							創立の年代	234
			一						文明・明応両説の否定	234
			二						永正十年頃の創立	234
		第三節							開基明甫正哲	235
			一						頼貞説の否定	235
			二						松岡右衛門大夫伊予守貞正	236
			三						開基の内室	237
		第四節							拝請開山玉浦宗珉	237
		第五節							開山文叔瑞郁	238
			一						文叔大和尚略伝	238
			二						玉浦宗珉の印可	239
			三						妙心寺廿四世の住持	240
				（一）					山門疏	240
				（二）					同門疏	240
			四						正英の為に逆修秉炬	241
			五						勅諡円照真覚禅師	242
	第十六章								光専寺の開創	244
		第一節							創立の年代	244
		第二節							開山芳蓮社西誉	245
		第三節							開基吉村氏	245
			一						中興開基吉村本亭	245
			二						創建者吉村元貞	246
		第四節							中興保誉淳哲	247
	第十七章								戦国時代の松岡氏	249
		第一節							武田氏の伊那経略	250
			一						松岡氏の降服	251
		第二節							信玄の治水―牛牧の水損	251
		第三節							大島城の修築	253
			一						松岡城の大修築は不可能	254
		第四節							信玄朱印状―諏訪社頭役	254
		第五節							武田氏の滅亡	255
			一						武田信玄の死	256
			二						織田軍の伊那攻略	256
		第六節							飯田城毛利秀頼に従属	257
			一						松岡兵部大輔頼貞の帰順	257
		第七節							信長死後の伊那郡	258
			一						伊那の郡司菅沼定利	258
			二						知久平に築城	258
		第八節							松岡氏の宛行状	259
	第十八章								松岡氏の没落	262
		第一節							上田陣出兵	262
		第二節							高遠城攻撃に出兵	263
		第三節							座光寺氏の密告	263
			一						右衛門佐貞利召捕らる	264
		第四節							松岡氏の改易	264
			一						松岡・座光寺の対決	264
			二						座光寺氏の書状	265
			三						改易の年月	265
			四						貞利井伊直政に引取らる	266
				（一）					井伊・松岡両氏の縁故	266
			五						松岡貞利の晩年	267
		第五節							松岡氏の後裔	268
		第六節							松岡大明神の建立	270
			一						松岡氏の墓碑	270
			二						奉建立松岡大明神	270
			三						新井の松岡霊神	271
	第十九章								松岡氏滅後の形勢	273
		第一節							毛利秀頼の飯田就封	273
			一						城代篠治勝次郎	273
				（一）					市田問屋に対する条目	273
				（二）					太閤検地	274
				（三）					石高制の実施	274
		第二節							飯田城主京極高知	275
			一						飯田城の拡張	275
			二						街道改修と宿駅整備	275
		第三節							山吹氏の山吹領有	276
第五編									近世	279
	第二十章								領主	281
		第一節							小笠原秀政	282
			一						飯田城の修築	282
			二						春日街道の開通	282
			三						朝日受永と朱印地	282
			四						瑠璃寺復興の外護	284
				（一）					移転再建	284
				（二）					大嶋山大坊への掟書	284
		第二節							飯田領御預け（天領時代）	285
			一						預り主の諸説	285
			二						大坂の陣	286
				（一）					座光寺為真の出陣	286
		第三節							脇坂氏	286
			一						脇坂氏の知行所	287
			二						初代淡路守安元	287
				（一）					文武両道に練達	287
				（二）					飯田に文化の曙光	288
			三						二代中務少輔安政	288
				（一）					堀田正信の配流	288
			四						脇坂氏の治績	288
				（一）					仕置条目	289
				（二）					宿駅の整備	289
				（三）					中馬争議の解決	290
				（四）					新田の開発	290
				（五）					脇坂絵図	291
		第四節							堀氏	291
			一						堀氏の知行所	291
			二						初代美作守親昌	292
			三						二代周防守親貞	293
			四						三代美作守親常	293
			五						四代石見守親賢	293
			六						五代若狭守親庸	294
			七						六代大和守親蔵	294
				（一）					三男亀弥（座光寺為明）	295
			八						七代大和守親長	295
				（一）					飯田藩学	295
				（二）					下市田村大川除	295
				（三）					千人講騒動	296
			九						八代河内守親忠	296
			一〇						九代大和守親民	296
			一一						十代大和守親〓	297
				（一）					寺社奉行	297
				（二）					若年寄	297
				（三）					七千石加増	297
				（四）					老中格	297
				（五）					天保の改革に参画	298
				（六）					一万石減封	298
				（七）					親〓の詩歌	298
			一二						桂珠院成子	299
			一三						十一代若狭守親義	300
			一四						堀氏の家格その他	300
		第五節							阿部氏	301
			一						能登守正備	301
			二						播磨守正定	301
			三						播磨守正耆	302
			四						豊後守正外	302
			五						美作守正静	302
		第六節							座光寺氏	303
			一						座光寺氏の出自	303
			二						初代丹後守為真	304
				（一）					上州大竹の知行	304
				（二）					山吹へ転封	305
				（三）					四百石加増	305
			三						二代勘左衛門為重	306
				（一）					将軍家光より朱印状下賜	307
			四						座光寺氏の知行所	307
			五						山吹陣屋	308
			六						座光寺氏の家格	308
				（一）					交代寄合	308
				（二）					座光寺氏の参府	309
			七						三代喜兵衛為実	309
			八						四代喜兵衛為治	310
				（一）					刀工長治	310
			九						分知座光寺氏	311
				（一）					初代作左衛門為泰	311
				（二）					二代清右衛門為長	311
				（三）					三代新助為峯	312
				（四）					四代孫次郎為雪	312
			一〇						五代主税為勝	312
			一一						六代頼母為〓	313
			一二						七代喜兵衛為忠	313
				（一）					三度養子を迎う	313
				（二）					中興の英主	314
				（三）					学芸の振興（後出）	314
				（四）					武芸の練磨	314
				（五）					刀剣の鍛造	315
				（六）					自筆の歌碑	315
				（七）					仏道の篤信	316
									西の方の和歌一首	316
			一三						作善院為明	317
				（一）					蓮仏の奇瑞	317
			一四						八代采女為〓	318
			一五						九代伊奈之助為寿	318
			一六						十代忠之助為将	319
			一七						十一代伊奈之助為巳	320
			一八						十二代右京為〓	320
			一九						十三代盈太郎為永	321
	第二十一章								民政	323
		第一節							幕藩体制	323
		第二節							触書・高札	324
			一						慶安の御触書	324
			二						切支丹宗門禁制の触書	325
			三						徒党強訴逃散禁制の触書	326
			四						博奕禁制の触書	327
			五						高札・高札場	327
		第三節							藩主の巡見	328
			一						飯田藩主の巡見	328
			二						市田陣屋役人の巡見	328
			三						山吹領主の巡見	328
				（一）					九代為寿の時	328
				（二）					十代為将の時	329
				（三）					十一代為巳の時	329
		第四節							藩の役人	331
			一						飯田藩	331
			二						市田陣屋	332
			三						山吹陣屋	332
		第五節							村の成立	334
			一						郷村の成立	334
			二						市田郷八ヶ村	335
				（一）					長百姓（肝煎）	335
				（二）					清東のこと	335
			三						大島山村	336
			四						原町の成立と上市田村	336
				（一）					正保年間の出入	338
				（二）					正徳元年分村	339
			五						新田町（附増野）の成立	339
				（一）					新興町の活況	340
					１				住民の転入転出	340
					２				雑多な事件	341
				（二）					馬市の開設	341
		第六節							村の構成	342
			一						五人組	343
				（一）					五人組手形	343
				（二）					五人組手形の趣旨要約	349
			二						村役人	350
				（一）					庄屋	351
					１				肝煎の称	351
					２				大庄屋・庄屋上席	351
					３				代々庄屋・年番庄屋	351
					４				庄屋の事務	352
				（二）					組頭	354
				（三）					百姓代（長百姓）	354
				（附）					小使	355
			三						村役人一覧	355
				（一）					出原村三役	355
				（二）					大島山村三役	357
				（三）					牛牧村三役	359
				（四）					吉田村三役	361
				（五）					上市田村三役	365
				（六）					下市田村三役	367
				（七）					山吹村三役	372
				（八）					駒場村三役	375
				（九）					上平村三役	377
				（一〇）					竜口村三役	379
				（一一）					新田町三役	381
		第七節							村政の運営	382
			一						村の寄合	382
				（一）					御触書伝達の寄合	383
				（二）					組頭（釣頭）の寄合	384
				（三）					村の惣寄合	384
				（四）					村の定寄合	385
			二						村定め（規約）	385
			三						村入用（村費）	386
				（一）					村入用帳	386
				（二）					盆前本貫割合帳の一例	387
				（三）					盆前人足賃割合帳の一例	389
				（四）					村の臨時入用	390
			四						御用留（日記）	391
			五						村の施設	391
				（一）					消極的施策	391
				（二）					制札場	392
				（三）					郷蔵	392
					１				蔵番	394
					２				阿部領牛牧村の郷蔵	394
	第二十二章								住民	396
		第一節							封建制下の住民	396
		第二節							百姓	397
			一						本百姓	397
			二						長百姓	398
			三						水呑百姓	398
		第三節							其他の住民	399
			一						郷土	399
			二						百姓以外の雑業者	399
			三						武士（御家中）	400
				（一）					山吹陣屋の武士	400
				（二）					市田陣屋の武士	400
		第四節							人別（戸籍）	401
			一						人別改	401
			二						宗門改帳	401
				（一）					禁教政策	401
				（二）					宗門改帳の実例	402
					１				宗門帳記載事項	403
					２				宗門帳の附紙	404
					３				同居人の記載	404
				（三）					特殊な宗門帳	405
					１				寺内宗門改帳	405
					２				穢多宗門改帳	406
					３				借家人別改帳	406
			三						寺請証文	407
				（一）					寺送り	408
			四						村送り	409
				（一）					村送り一札	409
			五						戸口	410
				（一）					家数	410
				（二）					各村家数一覧表	411
				（三）					人数	412
				（四）					各村人数一覧表	412
	第二十三章								土地	413
		第一節							百姓に対する土地の真価	413
		第二節							耕地	414
			一						耕地の尊重	415
			二						上地・惣作	415
		第三節							山林・原野	416
			一						飼料・刈敷の供給地	416
			二						地付山	416
			三						新田開発と採草地	417
		第四節							土地の計量	417
			一						高森・大鹿の土地比較	417
			二						土地計量の沿革	418
				（一）					町段歩制	418
					１				町段歩制の起原	418
					２				尺の長さの変遷	418
					３				豊臣秀吉の改定	418
					４				徳川家康の改定	418
				（二）					貫文制	419
					１				貫文表示の実例	419
					２				貫文高のきめ方	419
				（三）					石高制	420
					１				天正の石直し	420
					２				貫文制と石高制の違い	420
			三						石高のきめ方	421
				（一）					位附	421
				（二）					石盛	421
					１				市田の石盛	421
					２				山吹の石盛	421
		第五節							村高	422
			一						村高算出の実例	422
				（一）					田畑の地積と斗代	422
				（二）					石高の算出	422
				（三）					高内引	423
			二						表高と内高	423
			三						下市田村の村高	423
				（一）					宝暦九年に両高統一	423
		第六節							検地	424
			一						全国的検地	424
				（一）					太閤検地	424
				（二）					江戸幕府の検地	424
			二						検地の実施	425
				（一）					地引帳	425
				（二）					野帳	425
				（三）					検地帳	425
				（四）					名寄帳	425
			三						主要な検地	426
				（一）					寛永の検地	426
				（二）					正保の検地	429
				（三）					慶安の検地	432
				（四）					寛文の検地	433
				（五）					宝永の検地	434
		第七節							新田開発	436
			一						新田開発の全国概況	436
			二						開田の奨励と制限	436
			三						江戸初期の開田―大島山村	437
			四						江戸中期以後の年貢高	437
		第八節							土地所有の移動	438
			一						大名と土地	438
			二						百姓と土地	439
			三						田畑永代売買禁止令	439
			四						分地制限令	440
		第八節							土地の売買	441
			一						年季売	441
			二						土地の質入	441
			三						土地永代売渡証	442
				（一）					永代売渡添手形	442
				（二）					末々迄相渡手形―藩老裏書	443
				（三）					替地手形	444
				（四）					永代売券状―庄屋裏書	444
				（五）					田畑売手形―古証文相添	444
				（六）					田畑山林竹木家屋敷売渡手形	445
				（七）					畑譲証文―御未進上納の為	446
				（八）					田畑売券状―代金と蔵米	446
				（九）					御裏判之譲証文―四至明記	447
				（一〇）					林相渡手形―質入	448
				（一一）					林末々迄相渡手形	449
				（一二）					地主層の形成	449
		第九節							裏判	450
			一						市田と山吹の違	450
			二						裏判留書帳	450
	第二十四章								貢租	452
		第一節							貢租の種類	453
			一						正租―本途物成	453
			二						雑税―小物成	453
			三						夫役	453
		第二節							貢租の賦課	454
			一						村高	454
			二						毛付高	454
			三						引	455
				（一）					当引（一作引）	455
				（二）					高内引	456
					１				連々引	456
					２				年々引	456
				（三）					無年貢地	456
			四						免定	457
				（一）					免定の実例	457
					１				下市田村の免定	457
					２				出原村の免定	460
			五						免附（厘附）	462
				（一）					四公六民か五公五民か	463
				（二）					山吹村取箇	464
			六						免割	466
				（一）					個人分免割の実例	466
					１				永流引	467
					２				畑田相米	467
					３				柿相米	467
					４				御見取	467
					５				御用米増	467
		第三節							貢租の上納	468
			一						納所	469
				（一）					初納所・中納所・結納所	469
				（二）					納所場	469
				（三）					米拵	470
			二						年貢割判帳	470
				（一）					個人分記載例	470
			三						年貢米納通	471
				（一）					二百余年間の綴り	471
				（二）					個人分の実例	472
			四						年貢皆済目録	474
				（一）					皆済目録の実例	475
		第四節							御年貢米御蔵入分	476
			一						御蔵入分入札	476
			二						米切手下渡	477
		第五節							貢租の未進	478
			一						未進高勘定の実例	478
	第二十五章								産業経済	480
		第一節							農業	480
			一						農事暦	481
			二						天候と農事	489
			三						稲作	494
				（一）					年々の田植仕舞	494
				（二）					田方植付届書	495
				（三）					稲の品種	496
					１				寛政以後七十年間の品種	496
				（四）					収量	498
					１				種籾の量	498
					２				嘉永以後玄米収穫高表	498
			四						畑作	499
				（一）					麦類	499
				（二）					雑穀	500
					１				豆類	500
					２				稗	500
					３				蕎麦	501
					４				粟・黍	501
				（三）					蔬菜類	501
				（四）					煙草	502
					１				煙草作付半減令	502
					２				煙草畑検地帳	502
			五						特用作物	504
				（一）					竹	504
					１				竹輪	504
					２				御藪	504
					３				水害復旧用竹	504
				（二）					茶	505
				（三）					楮	505
					１				楮の収穫作業	506
				（四）					漆	506
				（五）					胡桃	507
					１				小物成胡桃代	507
				（六）					綿	508
				（七）					山葵	508
			六						柿(市田柿）	508
				（一）					伊勢屋敷の焼柿（伝承）	508
				（二）					脇坂氏の柿改	508
					１				大島山村柿改野帳	509
					２				吉田村柿改帳	510
				（三）					明暦年間柿の概況	511
					１				串柿の作方	511
					２				柿木所有戸数	511
					３				生年と休年	511
					４				串柿の生産量	511
					５				品種・・・立石柿・渋柿・一両柿・外山柿・みようたん・こねり	512
				（四）					柿相米	512
				（五）					寛政以後柿の生産	513
				（六）					串柿の値段	513
		第二節							養蚕	514
			一						蚕業の始期	514
			二						安永以後の収繭統計	515
			三						安永以後の養蚕記録	517
			四						養蚕の三期	520
				（一）					春蚕	520
					１				掃立上簇繭掻日附表	520
					２				掃立の早い年遅い年	521
				（二）					夏蚕	522
					１				夏蚕の始期	522
					２				夏蚕飼育記録	522
					３				春夏蚕	523
				（三）					秋蚕	523
			五						蚕種	523
				（一）					片桐八郎太夫の書翰	524
				（二）					文化の頃の蚕種	524
				（三）					奥州種	525
				（四）					上田産その他	525
				（五）					黄繭種	526
				（六）					蚕種の値段	526
				（七）					種屋	526
			六						収繭量	527
				（一）					蚕種一枚当り収繭表	527
				（二）					玉繭の収量	528
			七						繭の値段	528
			八						繭買人	529
			九						飼育法	530
				（一）					掃立依頼	530
				（二）					一起より上簇まで	531
				（三）					繭掻き	531
			一〇						桑	532
				（一）					桑の植付制限	532
				（二）					桑高値の年	532
				（三）					桑の代用植物	533
				（四）					桑の品種	533
			一一						蚕具	533
				（一）					め・莚	533
				（二）					ゑぎ	534
				（三）					かごろじ	534
			一二						蚕病	534
				（一）					頭ずき	534
				（二）					節高・ほてい	535
				（三）					かつご	535
		第三節							肥料	536
			一						肥料を重んずること	536
			二						主な肥料	537
				（一）					下肥	537
				（二）					厩肥	537
					１				馬屋肥出し	538
				（三）					刈敷	538
					１				刈敷の必要量	538
					２				中村氏の実例	538
					３				刈敷山	539
				（四）					草木灰	539
				（五）					石灰	540
					１				天保の頃使用	540
					２				石灰使用の差止	540
					３				石灰使用の歎願書	540
				（六）					金肥	541
		第四節							家畜・鳥獣虫害	542
			一						牛	542
			二						馬	542
				（一）					馬の数	542
				（二）					馬無尽・馬をくむ	543
				（三）					馬の血取り	543
				（四）					馬の病気・死亡	543
			三						鳥獣虫害	543
				（一）					雲蚊・稲虫	544
				（二）					猪狩・威鉄砲	544
		第五節							林業	545
			一						御林	545
				（一）					御林境改	545
				（二）					用木下賜	546
			二						百姓山	546
				（一）					百姓林の譲渡	547
				（二）					小物成の賦課	547
				（三）					分一運上の上納	548
			三						入会山	548
				（一）					市田六ヵ村の入会山	548
					１				入会山樹木の売却	548
					２				入会山の保護	549
				（二）					市田山吹の入会山	550
					１				地元村と入会村	550
					２				地元村の山林支配	550
					３				一所一分之郷	550
				（三）					山吹大島の入会山	550
					１				草野入会と奥山入会	551
				（四）					三ッ沢山の立木売却	551
					１				享保八年の売却	551
					２				元文三年の売却	553
					３				立木代金の高割分配	556
					４				立木売却後の入会権	557
				（五）					座光寺村へ貸山	557
					１				牛牧対座光寺の山公事	558
					２				脇坂公の仰にて貸山	558
					３				貸山返却の手形	558
					４				堀公の代に再貸山	559
					５				市田陣屋以後の貸山問題	559
					６				市田陣屋よりの貸山一札	560
			四						榑木	560
				（一）					榑木成村	561
				（二）					御役榑の代米	561
				（三）					借用御蔵米榑木にて返納	562
				（四）					榑木米	564
			五						山師	566
				（一）					他国より入った山師	566
				（二）					当地の山師	567
		第六節							手工業・職人	567
			一						百姓の生活の味と豊かさ	567
			二						家内加工	568
				（一）					藁細工	568
				（二）					竹細工	569
					１				新田籠	569
					２				花びく	570
				（三）					糸取	570
				（四）					手織	570
				（五）					味噌	571
				（六）					溜・酢	571
				（七）					焼酎・味醂	572
				（八）					串柿	573
				（九）					饅頭	573
					１				出原饅頭	573
					２				饅頭切手	573
			三						糸引業	574
				（一）					糸引業の創始	574
				（二）					糸引稼の人数	575
				（三）					糸札（鑑札）	576
				（四）					運上銀	576
				（五）					横浜へ糸売	577
					１				横浜行日記	577
					２				洋銀の両替	579
				（六）					貿易仕切書	579
					１				飯田糸	580
					２				進取の気性	581
				（七）					生糸売買届	581
					１				生糸商出原村伝左ヱ門	581
					２				生糸商出原村弥右ヱ門	581
				（八）					生糸改所	582
			四						職人	583
				（一）					大工	583
					１				市田の大工	583
					２				山吹の大工	584
				（二）					宮大工	585
					１				市田村九右ヱ門	585
					２				市田村上沼長四郎	585
					３				新田町熊谷庄五郎	585
					４				伊那清（古林清松）	586
						（１）			伊那清の贈号	586
						（２）			師匠山口権頭	586
						（３）			伊那清作の神社・仏閣	586
				（三）					木挽	587
				（四）					左官	588
				（五）					石工	588
				（六）					石工名のある石造物	588
					１				瑠璃寺の仁王尊	588
					２				牛牧の秋葉塔	589
					３				出砂原の六地蔵	589
					４				松木土場の九頭竜権現碑	591
					５				元善光寺道標石	591
					６				泰山神社の石燈籠	592
					７				瑠璃寺の六地蔵	592
				（七）					畳屋	593
				（八）					桶屋	594
				（九）					籠屋	594
				（一〇）					鍛冶屋・鋳掛屋	595
				（一一）					織屋	596
					１				おこんど縮緬	596
				（一二）					仕立屋	597
				（一三）					紙漉	597
				（一四）					傘張	597
				（一五）					経師屋	598
				（一六）					細工人	599
				（一七）					履物屋	599
				（一八）					紺屋	599
				（一九）					酒屋	600
					１				酒造株	600
					２				主要な酒屋	601
		第七節							雑業	602
			一						神職	602
				（一）					吉田家の免許	602
				（二）					神主号	602
				（三）					市田の神職	603
					１				下市田村上沼氏	603
					２				吉田村吉村氏	604
					３				牛牧村田畑氏	604
					４				下市田村林氏	605
					５				吉田村宮島氏	605
						（１）			神祇管領裁許状	606
				（四）					山吹の神職	606
					１				竜口村宮島氏	606
			二						神子	607
					１				市田の神子	607
					２				山吹の神子	607
			三						僧侶	608
					１				寺請	608
					２				罪科軽減の斡旋	608
					３				論争の仲裁	609
			四						庵主	609
			五						尼僧	610
			六						行者・修験者	610
			七						医師	610
				（一）					医療の困難	610
					１				売薬・炙点	610
					２				祈祷・禁厭	611
					３				遠地の医者	611
				（二）					市田の医者	612
					１				加藤氏	612
					２				大沢氏	612
					３				上沼氏	613
					４				三沢氏	613
					５				山路氏	613
				（三）					山吹の医師	613
					１				河野氏	613
					２				佐伯氏	613
					３				常盤氏	614
					４				豊浦氏	614
					５				山路氏	614
			八						座頭・瞽女	615
				（一）					座頭	615
				（二）					瞽女	616
			九						髪結	616
			一〇						博労	617
			一一						猟師	617
			一二						漁撈	619
				（一）					梁	619
					１				文化十四年の梁	619
					２				文政三年の梁	620
					３				落鮎の配分	620
					４				明治七年落魚売上明細	621
				（二）					川干し	622
				（三）					網打	623
				（四）					毒もみ	623
			一三						猿屋・簓	624
				（一）					猿牽簓宗門帳	624
				（二）					猿屋	625
				（三）					簓	625
			一四						番太・穢多	625
				（一）					番太	625
				（二）					穢多	625
		第八節							商業	626
			一						飯田商人との取引	626
			二						振商人	627
				（一）					鑑札（羅札・腰札）	627
					１				腰札取集め	628
					２				腰札相渡し	628
				（二）					振商の人数	629
				（三）					振商の運上	629
			三						村内諸商	630
				（一）					饅頭屋	630
				（二）					茶店	630
				（三）					揚酒屋	631
			四						他国の商人	631
				（一）					競り物	632
			五						商品切手	633
				（一）					酒切手	633
				（二）					豆腐切手・饅頭切手	633
			六						秤枡改	633
				（一）					秤改	634
				（二）					枡改	634
		第九節							金融	634
			一						貸借	634
				（一）					書入質地	635
				（二）					質入地	635
			二						金貸し	636
				（一）					番匠町野原より	636
					１				抵当―御蔵米拝借	636
					２				借用金	637
				（二）					林村大原より	638
			三						質屋	639
			四						無尽	640
				（一）					無尽の質物	640
			五						米相場	641
				（一）					天保五・六年の米相場	641
				（二）					文久四年の米相場	642
				（三）					慶応二・四年の米相場	643
			六						物価	644
				（一）					天明三年の諸物価	644
				（二）					米一升の値	644
				（三）					酒一升の値	645
				（四）					豆腐一丁の値	645
				（五）					柿一重の値	645
			七						賃銭	645
				（一）					大工の賃銀	645
				（二）					石工・左官の賃銀	646
				（三）					飯田町の職人賃銀	646
				（四）					百姓の人足賃	646
				（五）					天明の木挽・石工	647
			八						貨幣	647
				（一）					勘定の実例	647
					１				金・銭の勘定	647
					２				金・銀・銭の勘定	647
				（二）					三種の貨幣	648
					１				金貨	648
					２				銀貨	648
					３				銭	648
				（三）					銭勘定の二種	648
					１				九六銭	649
					２				丁銭	649
				（四）					両替	649
					１				三貨の勘定実例	649
					２				三貨の両替比率	649
						（１）			金と銀	649
						（２）			金と銭	650
				（五）					疋	650
				（六）					永	651
					１				永と通用銭の換算	651
	第二十六章								交通	653
		第一節							道路	653
			一						江戸以前の街道	653
				（一）					東山道	653
				（二）					鎌倉街道	653
			二						主要な道路	653
				（一）					伊那街道	653
					１				文禄二年引上説	653
					２				武田信玄の交通政策	654
					３				市田原町の開発	655
						（１）			松岡時代から開発	655
						（２）			原町伝馬宿の創設	655
						（３）			伝馬の衆の置かれた時期	657
						（４）			菅沼小大膳と市田新町	658
						（５）			篠治勝次郎の伝馬宿経営	658
					４				京極高知の伝馬条目	661
				（二）					春日街道	661
					１				伊奈郡郷村鑑の所説	661
					２				伊那街道改修説	661
					３				飯島以北の春日街道	662
					４				道路施策の根本差	663
					５				大久保長安の開発策	663
					６				小野街道の開発	664
					７				春日街道の開発	664
				（三）					大草街道	665
			三						社寺名勝道	665
				（一）					秋葉街道	665
				（二）					善光寺道	666
				（三）					座光寺道	667
				（四）					不動滝道	668
				（五）					隣政寺道	668
			四						道しるべ	668
			五						一里塚	669
		第二節							船渡	669
			一						竜口船渡	669
			二						田村前船渡	671
			三						供野前船渡	671
		第三節							橋梁	672
			一						大島川橋	672
			二						境沢橋・田沢川橋	673
			三						天竜川土橋	673
				（一）					竜口の橋	673
				（二）					河野の橋	674
				（三）					田村の橋	675
			四						天竜川土橋の紛争	675
				（一）					土橋掛渡規定書	675
				（二）					紛争の再発	676
				（三）					各陣屋役人の交渉	677
		第四節							助郷	678
			一						定助郷・加助郷	678
			二						手明村	679
				（一）					市田からの歎願事情	679
				（二）					山吹からの歎願事情	680
			三						文化の助郷差村の訴訟	680
				（一）					新助郷赦免の歎願	681
				（二）					巡見使の見分	682
				（三）					上郷惣代の出府歎願	685
				（四）					道中奉行所へ召出	686
			四						代助郷の仰渡	687
				（一）					新助郷勤方	691
				（二）					文政二年助郷勤役の実例	692
			五						代助郷免除の歎願	693
			六						代助郷の免除	694
				（一）					巡見使の見方	694
				（二）					免除仰付	695
		第五節							中馬	695
			一						中馬争議の発生	697
				（一）					七色の荷物宿継	697
				（二）					寛文の裁許書	697
				（三）					元禄の争議	698
				（四）					宝永以後の紛議	698
			二						明和の裁許書	698
				（一）					御裁許書の概要	699
			三						中馬荷品の出入	702
				（一）					糸外八品の訴訟	702
				（二）					四ヵ宿問屋の勝訴	703
				（三）					中馬村方の抗議と勝訴	704
			四						中馬無き村	706
				（一）					深刻な関係	706
					１				生産物値段の下落	706
					２				肥料等の値上り	707
				（二）					新規中馬願	707
			五						貸中馬	708
				（一）					結束して訴訟の場合	708
				（二）					中馬株の空いている場合	709
			六						奥筋・下筋の紛争	710
				（一）					紛争の発端	710
				（二）					奥筋下筋両者の言分	711
				（三）					江戸にての吟味	711
				（四）					議定連印書	711
			七						天竜川通船との抗争	712
				（一）					通船百艘の願出	713
				（二）					反対運動の解消	713
				（三）					大豆の船荷問題	713
				（四）					石灰の通船川下げ	714
				（五）					鵜飼舟の通船	714
		第六節							旅行	715
			一						旅の難儀	715
			二						巡見使の通行	716
			三						参勤交代の参府	717
				（一）					安政五年参府の実例	717
			四						村役人の江戸出府	719
				（一）					甲州街道の道中	720
				（二）					中仙道の道中	720
			五						道中日記	721
				（一）					善光寺―道乃記	721
				（二）					西国四国道中日記	722
				（三）					秋葉の枝折	724
				（四）					西遊記行	725
				（五）					金毘羅道中日記	727
				（六）					越後国道中記	729
			六						関所	731
			七						往来手形	731
				（一）					問屋の出した手形	732
				（二）					庄屋の出した手形	732
				（三）					檀那寺の出した手形	732
			八						行倒れ	733
				（一）					国元へ飛脚差立	733
				（二）					巡礼の行倒れ	733
				（三）					遠国生れの行倒れ	734
				（四）					駈落者の行倒れ	735
			九						無縁仏	736
				（一）					三昧所	736
				（二）					無縁堂	736
			一〇						村送り	736
	第二十七章								市田宿	742
		第一節							市田宿の創始	743
			一						問屋・伝馬屋敷	743
				（一）					伝馬の衆	744
				（二）					伝馬の衆の離散	745
				（三）					市田新町に対する朝日文書	745
			二						篠治の伝馬宿政策	745
				（一）					伝馬宿条目	745
				（二）					伝馬衆本郷の人夫役免除	746
				（三）					伝馬衆常住の厳命	746
			三						京極の伝馬宿政策	747
				（一）					市田原町家数の京極文書	747
				（二）					京極の伝馬条目	747
		第二節							伝馬宿の機構	748
			一						問屋	748
				（一）					問屋の歴代当主名	749
			二						其他の宿役人	750
				（一）					年寄	750
				（二）					帳付・馬指	751
			三						伝馬役	751
				（一）					拾九屋敷	751
				（二）					壱役・半役	752
				（三）					半役発生の由来	752
				（四）					潰れ屋敷	752
				（五）					伝馬役の耕作地	753
			四						水役	753
				（一）					水役の伝馬役勤務	754
			五						伝馬役馬	754
		第三節							宿駅の運営	755
			一						勤役	755
			二						助人馬	756
				（一）					上郷から助人馬	756
				（二）					市田五ヵ村からの助人馬	757
				（三）					助人馬の願出と割賦廻状	757
				（四）					助人馬の年間割賦数	758
		第四節							伝馬	758
			一						無賃伝馬	758
				（一）					朱印伝馬	758
				（二）					証文による伝馬	759
				（三）					其他の無賃伝馬	760
			二						貸伝馬	760
				（一）					御定賃銭	760
				（二）					相対賃銭	761
					１				相対賃銭の挿話	761
			三						伝馬の荷物	762
				（一）					馬の荷物	762
					１				本馬	762
					２				軽尻	762
					３				乗掛	763
				（二）					人足の荷物	763
					１				乗物	763
					２				駕籠	764
					３				山駕籠・四手駕籠	764
					４				長持・具足櫃	764
					５				両掛・挾箱	765
					６				茶弁当・合羽籠	765
					７				竹馬・分持	766
		第五節							人馬の継立	766
			一						先触	766
			二						再先触	768
			三						継立業務	769
				（一）					先触の受け送り	769
				（二）					助人馬の御願	769
				（三）					再先触の受け送り	769
				（四）					御迎の準備	769
				（五）					御一行の様子聞合せ	769
				（六）					御通行取止の廻文	770
			四						御品物継送り	771
				（一）					実例―将軍家へ献上の氷餅	771
				（二）					同―朝鮮使節饗応の塩漬猪	771
			五						人馬の賃銭	771
				（一）					元賃銭	771
				（二）					割増賃銭	772
					１				弘化の割増賃銭	772
					２				慶応の割増賃銭	772
		第六節							宿泊	773
			一						本陣	773
				（一）					市田宿の本陣	773
					１				茶屋本陣	773
				（二）					関札	774
			二						旅泊	774
				（一）					旅人宿	775
					１				伝馬条目の宿賃	775
					２				延享の頃の旅人宿	775
					３				他地旅宿との出入	775
					４				天保の宿泊人数	775
				（二）					郷宿	777
				（三）					宿賃	777
					１				木賃	777
					２				食事付宿賃	778
		第七節							伝馬宿の保護	778
			一						初期の保護	778
				（一）					篠治の一札	779
				（二）					春日の伝馬条目	779
				（三）					脇坂の伝馬条目	779
			二						諸負担の免除	780
				（一）					高掛諸役の免除	780
				（二）					小物成の免除	780
				（三）					屋敷・新開の免除	781
				（四）					助郷の減免	782
	第二十八章								山論・境論	783
		第一節							市田村山吹の争論	783
			一						一所一分之郷	783
			二						延宝の山論	784
				（一）					発端	784
					１				大島山入山へ杣入	784
					２				山吹方の反対及狼藉	785
				（二）					事件の紛糾と江戸出訴	785
					１				市田・山吹双方の主張	786
				（三）					延宝七年の御裁許	787
					１				絵図の作製	787
					２				御裁許状	788
					３				御裁許の結果	789
			三						貞享の山論	789
				（一）					地付刈敷山への入会差止	789
				（二）					市田側より江戸出訴	790
				（三）					元禄元年の御裁許	790
			四						一里塚の境論	791
				（一）					発端	792
					１				常盤の馬道取潰し	792
					２				出原村小前の乱暴	792
				（二）					内済の成立	793
				（三）					事件の再燃	793
					１				杭の打直し・馬道閉塞	793
					２				双方村役人の折衝	794
				（四）					山吹役所へ出訴	795
					１				入会の草刈場	795
					２				山吹方の反論	795
				（五）					寺院の取扱	796
					１				境界の掘切り	796
					２				両寺取扱一札	797
		第二節							山吹対大島の争論	797
			一						寛文の境論	798
				（一）					増野原切起し問題	798
					１				宮崎氏の〓	799
				（二）					野山境論御批判状	799
			二						延宝の野山境論	800
				（一）					大島三ヵ村の江戸出訴	800
					１				御批判状に対する不満	801
				（二）					訴訟状及返答書	801
					１				大島三ヵ村の訴訟状	801
					２				山吹四ヵ村の返答書	803
					３				山吹返答書の要点	806
				（三）					御絵図並御裁許状	808
					１				山境の御裁許	808
					２				野境の御裁許	808
			三						貞享の入会論	808
				（一）					大島より入会防止	808
				（二）					山吹より江戸出訴	809
				（三）					御裁許状	809
			四						元禄の入会論	810
				（一）					御裁許状	810
			五						宝暦の入会論	811
				（一）					大島奥山の柴刈防止	811
				（二）					訴訟状及返答書	812
					１				山吹四ヵ村の訴訟状	812
					２				大島三ヵ村の返答書	813
				（三）					村民の団結	815
					１				起請文	815
					２				惣百姓連判	816
				（四）					御裁許―御請証文	816
				（五）					山吹陣屋の態度	817
		第三節							市田対座光寺の境論	819
			一						寛永の村境相定一札	819
			二						寛永の境界出入	820
				（一）					境目に付ての手形	820
					１				山原の境目手形	820
					２				河原の境目手形	821
			三						座光寺村へ貸山	822
		第四節							市田各村の諸争論	822
			一						吉田対市田の刈敷山論	822
				（一）					市田・吉田刈敷山の騒動	822
				（二）					吉田外四ヵ村の口上書	823
				（三）					結末	823
			二						仁王山の訴訟	823
				（一）					慶安の訴訟	823
				（二）					享保の訴訟	824
					１				瑠璃寺の訴訟状	824
					２				下市田村新兵衛の返答書	826
					３				御裁許状	828
			三						牛牧村入会草場論	829
				（一）					市田・牛牧双方の主張	829
				（二）					飯田奉行の裁断	829
			四						天竜川原の草場論	831
				（一）					下市田・吉田双方の主張	831
				（二）					市田山手村の口上書	833
				（三）					山吹四ヵ村の口上書	833
				（四）					内済取〓人	834
				（五）					争論の決着	834
			五						入会山道の争論	834
				（一）					享和の入会山道論	835
				（二）					権現坂の争論	836
				（三）					五本松通の争論	836
				（四）					花立通の争論	837
					１				〓人による解決	838
			六						瑠璃寺境内通行一件	840
				（一）					市田役所の御達にて解決	840
	第二十九章								用水・水論	842
		第一節							百姓と水	842
			一						水論文書と用水に関する文書	842
			二						水に対する百姓の執念	842
		第二節							用水井並水論	843
			一						主要な用水路の開通年代	843
			二						大島山川	845
				（一）					寺井・中井	845
					１				天和の分水	845
					２				元禄の水割	846
					３				享保の水割	846
					４				宝暦の水喧嘩	846
					５				寛政元年吉田村の歎願	847
						（１）			代官所への口上書	847
						（２）			大島山村へ証文一札	847
				（二）					大島山川井水の御裁許状	848
				（三）					寺井・中井（つづき）	849
					１				寛政七年の水論	849
					２				文化の水論	850
						（１）			水取合の騒動	851
					３				文政の水論取〓	851
						（１）			取〓申定めの要点	853
					４				安政の水論	853
					５				二股分木	854
				（四）					大島山井口	854
					１				井口水割の累年概要	855
					２				天明五年の水論	855
					３				寛政元年の水喧嘩	856
					４				寛政四年の御裁許	857
					５				文化の水論	857
						（１）			熟談困難の実情	857
					６				文政の水論―井口の取〓	858
				（五）					宿井	860
					１				延享の水論	860
				（六）					牛牧井	861
					１				井口水割の累年概要	862
					２				寛政四年の水論	862
					３				御裁許状	862
					４				分木御断り一件	863
					５				嘉永六年の議定書	864
					６				安政の水論	865
						（１）			上下市田村の言分	865
						（２）			上下牛牧村の言分	865
						（３）			〓人による規定書	866
				（七）					下市田南北井	867
					１				文化の水論	867
						（１）			内済申定	868
					２				安政の水論	868
						（１）			胴木伏込の申出	868
						（２）			市田役所の御吟味	869
					３				元治の水論	869
						（１）			〓人による折衝	869
						（２）			庄屋役御取揚げ	870
						（３）			熟済議定の成立	870
						（４）			井底平均見当石	872
			三						南大島川	872
				（一）					いんでが沢ほか三沢	872
				（二）					未満水による荒廃	872
				（三）					享保の水論	872
			四						胡麻目川	873
				（一）					九頭川井	873
				（二）					深山田井	873
				（三）					上井	874
				（四）					窪田井	874
					１				三井の水論	874
					２				済口議定書	874
				（五）					小胡桃沢の水論	875
			五						田沢川	876
				（一）					出原井	876
					１				慶長の公事	876
					２				寛永の分水	877
						（１）			脇坂氏の命にて分水	877
						（２）			出原村百姓の抗議	877
					３				明暦の水論	878
						（１）			垣外両所―見解の相違	878
						（２）			明暦二年の井水騒動	879
					４				元禄六年の分水	879
					５				宝永の水論	879
						（１）			出原村の口上書	880
						（２）			御裁許状	880
					６				安永の用水和談	881
					７				火縄水	882
					８				分木の伏込	882
						（１）			分木普請の貫割	883
					９				天明の水論	883
				（二）					正木井	884
				（三）					追分井	884
				（四）					伝田洞井	884
					１				宝暦の水論	884
				（五）					山吹・駒場の井水分規	884
				（六）					田沢井	885
				（七）					越田井	885
				（八）					清水井	886
					１				分木の伏込	886
					２				冬春の分木添木	886
					３				新田井口切広め	887
				（九）					新田町井水	887
			六						寺沢川	887
			七						大沢川	887
				（一）					上平井	888
					１				芝宮井面	888
					２				井普請元米	888
					３				火縄水	889
						（１）			宝暦十二年の火縄水	889
						（２）			累年火縄水の概要	889
				（二）					駒場井	890
					１				宝暦上平村と水論	890
						（１）			山吹役所の御裁許	890
					２				藪原分木	891
				（三）					郷頭井	891
					１				宝永の分水	891
					２				文化の水喧嘩	891
				（四）					小沼井	892
					１				寺前井	892
					２				馬根垣外井	893
						（１）			下竜口へ分水	893
						（２）			南方の清水	894
			八						唐沢川	895
				（一）					竜口井	895
					１				文化の水論	895
					２				文久の水論	895
						（１）			長光・花厳両寺の扱い	896
			九						天竜川	896
				（一）					天竜井	897
					１				文政の開鑿	897
					２				文久の岩石掘抜	897
				（二）					松木土場大井	898
					１				大水門	898
					２				大石橋	898
				（三）					惣兵衛川除大井	899
		第三節							用水雑記	899
			一						開田と用水	899
			二						水利権と井普請	899
			三						冷抜の用水	900
			四						水車と用水	900
		第四節							溜池	901
			一						間ヶ沢堤	902
				（一）					堤の築造	902
				（二）					天保の掘足工事	902
			二						牧の内堤	903
				（一）					堤の築造	903
				（二）					堤土手置足・砂浚い	904
			三						豆田堤	904
				（一）					追加修復御普請	905
			四						牛牧坂堤	905
				（一）					堤の築造	906
				（二）					改築普請	906
			五						堤原堤	907
				（一）					津々美原堤の築造記録	907
					１				天保四年の御普請	907
					２				天保六・七年の御普請	907
				（二）					人足数・坪数	908
			六						大洞堤	908
			七						千早原堤	909
			八						浅間堤	909
			九						垣外の堤	909
	第三十章								川除	910
		第一節							下市田村大川除	910
			一						企画及関係者	910
				（一）					堀親長と奉行黒須氏	911
				（二）					御普請の役人名	911
			二						中村惣兵衛	912
			三						築堤	913
				（一）					亀甲石と天伯祠	913
				（二）					堤防の構造	914
				（三）					工事の進行・竣工	915
			四						大川除絵図	915
			五						大井の開钁	917
			六						工事費	917
			七						開田	918
				（一）					正保年間の水田	918
				（二）					寛文年間の水田	918
				（三）					大井開通後の開田	918
			八						下市田邑堤防之御銘	919
				（一）					御銘の訓読	919
			九						分杭建立	920
			一〇						惣兵衛の供養	921
				（一）					供養碑	921
				（二）					惣兵衛川除銘	921
			一一						大川除接続堤防	921
		第二節							竜口村川除	922
			一						寛政以前	923
			二						海侃上人と川除	923
			三						文政の川除普請	924
			四						天保の川除普請	925
			五						安政の川除普請	925
				（一）					川除入用の借用金	926
			六						九頭竜大権現碑	927
			七						慶応の川除普請	927
		第三節							上平・駒場村川除	928
			一						安政の川除普請	928
			二						慶応の川除普請	929
		第四節							山吹村川除	930
			一						下平石川除	930
			二						天保の川除普請	930
			三						九頭竜大権現碑	931
				（一）					石工和平	931
			四						松木渡場	932
			五						慶応の川除普請	932
		第五節							吉田村川除	933
			一						吉田村の川原田	933
			二						文化の川除普請	934
				（一）					文化九年の普請	934
				（二）					文化十二年の普請	934
			三						天保の川除普請	935
			四						弘化の川除普請	935
			五						安政の川除普請	936
			六						万延の川除普請	936
			七						文久の川除普請	936
			八						元治の相合普請	937
			九						慶応の川除普請	938
		第六節							下市田村川除	939
			一						文化の川除普請	939
				（一）					文化二年の普請	939
				（二）					文化四年の普請	939
				（三）					文化十二年の普請	940
			二						天保の川除普請	941
				（一）					天保十三年の普請	941
				（二）					天保十四年の普請	942
			三						弘化の川除普請	942
				（一）					川除御普請所の賄	943
			四						嘉永の川除普請	944
				（一）					御普請	944
				（二）					自普請	945
			五						安政の川除普請	945
				（一）					安政二年の普請	945
				（二）					安政三年の普請	946
				（三）					安政五年の普請	947
	第三十一章								災害	948
		第一節							水害	948
			一						正徳以前の大水害	948
			二						正徳の未満水	949
				（一）					山吹藩史料の記録	949
				（二）					市田の被災	951
				（三）					満水に付き御届書	952
				（四）					領内渇命の者救米	953
				（五）					百姓共に申聞覚	954
				（六）					恩借米	954
				（七）					永流反歩	956
				（八）					山吹陣屋簡略の沙汰	957
				（九）					飯田藩申渡覚	958
				（一〇）					出砂原三界万霊塔	958
				（一一）					光明寺の石仏	958
				（一二）					史料断片	959
			三						享保以後の水害	959
			四						寛政の酉満水	960
			五						文化の子満水	960
			六						文政の子満水	960
			七						天保の水害	961
			八						嘉永の水害	962
			九						安政の水害	962
			一〇						万延の水害	963
			一一						慶応元年の満水	963
			一二						慶応四年の辰満水	964
		第二節							気象・地変の災害	965
			一						旱害	965
				（一）					雨乞	965
					１				不動滝にて雨乞	966
					２				瑠璃寺の青獅子	966
					３				諏訪の御神水	967
			二						冷害	967
			三						風害	968
			四						地震・噴火	968
		第三節							凶作・飢饉	969
			一						天明の飢饉	970
				（一）					全国・信濃の概況	970
				（二）					暴徒の蜂起	970
				（三）					当地の実状	971
				（四）					天明三年の諸物価	971
				（五）					当地飢饉への疑念	971
					１				白髭神社本殿の建築	972
					２				西国巡礼の旅	972
					３				西国四国巡礼の大旅行	972
			二						天保の飢饉	972
				（一）					天保四年の大凶作	972
				（二）					天保七年の大凶作	972
					１				へい竹の実取り	973
				（三）					当地大凶作の記録	973
				（四）					救済策	974
					１				飯田藩の救済	974
					２				山吹役所の救済	974
					３				非常事態の警戒	974
				（五）					天保七年の諸物価	975
			三						凶作対策	976
				（一）					救荒食品	976
				（二）					備荒貯穀	976
				（三）					凶歳時疫流行の薬	977
				（四）					穀止め	978
	第三十二章								宗教	979
		第一節							禁教	980
			一						切支丹訴人の褒賞	980
			二						宗旨改・寺請	980
			三						不受不施派の禁制	980
		第二節							朱印地・除地	981
			一						朝日受永の寄進状	981
		第三節							神仏混淆	982
			一						当地に於ける実例	982
				（一）					瑠璃寺と日吉山王権現	982
				（二）					光明寺観音堂の三十番神	983
		第四節							寺院	984
			一						大島山瑠璃寺	984
				（一）					松岡氏との関係	984
				（二）					大永の禁制	985
				（三）					武田信玄の条目	986
					１				正覚院と上杉輝虎	987
					２				正覚院の瑠璃寺兼帯	987
					３				正覚院と武田信玄	987
				（四）					朝日受永の寄進状	988
				（五）					故地堂所へ移転	988
					１				小笠原秀政の掟	988
					２				恵性坊の堂塔	989
					３				堂所の堂塔	989
				（六）					恵性坊へ再移転	990
					１				再移転の必要	991
				（七）					御朱印状	991
					１				千村平右衛門の添状	991
					２				御朱印九通	992
					３				御朱印地	993
						（１）			田畑	993
						（２）			境内・山林	993
				（八）					塔頭	994
					１				全性院	994
					２				法成院	994
				（九）					末寺	995
					１				如来寺	995
						（１）			宝暦の末寺覚書	995
						（２）			明治の離末	995
						（３）			如来寺の御朱印	996
					２				妙福寺	996
				（一〇）					山内建造物	997
					１				薬師堂の再建	997
						（１）			再建の勧化	997
						（２）			普請の竣工	997
						（３）			元文の修復	997
					２				其他の堂宇	998
					３				石仁王・六地蔵	998
				（一一）					御開帳	998
					１				最初の御開帳	998
					２				累次の御開帳	998
					３				安政の御開帳の模様	999
				（一二）					歴代住職	999
				（一三）					伊那西国札所	1000
			二						松岡山安養寺	1001
				（一）					天正の兵燹	1001
				（二）					御朱印状	1001
					１				長久寺の釣御朱印	1001
					２				御朱印地	1002
				（三）					中興別伝禅師	1002
					１				本堂・庫裡の建立	1003
				（四）					御朱印の訴訟	1003
				（五）					本末の公事	1004
				（六）					再中興	1004
					１				本堂の再建	1004
					２				梵鐘の鋳造	1006
						（１）			鐘銘	1006
				（七）					荒神堂	1007
					１				元禄再建の棟札	1007
					２				過去帳の記録	1008
					３				社家との出入	1009
						（１）			安養寺の願書の覚	1009
						（２）			瑞応寺の〓	1010
				（八）					歴代住職	1010
			三						雲竜山松源寺	1011
				（一）					竜潭寺との法縁	1011
					１				井伊直親の松源寺潜居	1011
					２				井伊直政と松源寺	1012
						（１）			直政の遺留品	1013
					３				松岡氏と井伊氏	1013
					４				竜潭寺和尚請待	1013
						（１）			開山二百年大遠忌法要	1013
						（２）			享保十九年の請待	1014
						（３）			天保五年の請待	1014
				（二）					天正の兵燹と再興	1014
				（三）					御朱印状	1015
				（四）					御朱印状の訴訟	1015
				（五）					本末の公事	1016
				（六）					堂宇の建築	1017
					１				庫裡・方丈の再建	1017
					２				寛政の松源寺絵図	1017
					３				山門の改築	1018
				（七）					梵鐘の鋳造	1018
					１				檀家一老人半金施主	1019
					２				寄進者の数	1019
					３				鋳物師	1019
					４				鐘銘	1020
				（八）					御家塚の出入	1021
					１				〓による内済	1021
				（九）					歴代住職	1022
			四						吉城山光専寺	1023
				（一）					中興	1024
				（二）					寺地の移転	1024
				（三）					堂宇の建築	1024
					１				本堂	1025
					２				観音堂	1025
					３				鐘楼	1026
				（四）					梵鐘の鋳造	1026
					１				鐘銘	1026
				（五）					石碑・石仏	1026
					１				六字名号碑	1026
					２				六地蔵石像	1027
					３				三十三観音石像	1027
				（六）					伊那西国札所	1027
				（七）					歴代住職	1027
			五						薬王山明永寺	1029
				（一）					沿革概要	1029
				（二）					中興可円律師	1030
					１				浄土律	1030
					２				明永寺の興律開祖	1030
				（三）					梵鐘	1031
				（四）					住職	1031
			六						真光山宝泉寺	1031
				（一）					沿革概要	1032
				（二）					千仏堂	1033
				（三）					平田学徒賢亮	1033
				（四）					住職	1034
			七						明照寺	1034
				（一）					沿革概要	1034
				（二）					呑竜上人勧請	1035
			八						座光寺領法寺	1035
				（一）					藤原仏聖観音	1036
				（二）					開創・本山	1036
					１				天正二年開創説の誤	1036
				（三）					本山谷中感応寺	1037
				（四）					座光寺氏の菩提所	1037
				（五）					天台に改宗	1038
					１				不受不施改宗の厳命	1038
					２				本山感応寺の改宗	1038
					３				領法寺の天台改宗	1038
				（六）					引直末寺	1039
					１				門徒跡より引直の願書	1039
					２				輪王寺宮の執達	1040
				（七）					真然法印の客逝	1040
				（八）					領法寺と海侃	1040
					１				海侃の出家・発憤	1040
					２				錦衣環郷	1041
						（１）			感応寺第十一世	1041
						（２）			海侃の帰郷	1041
						（３）			江戸帰府	1041
					３				資堂金寄附	1042
						（１）			一旦破約の事情	1042
						（２）			約諾通り寄附	1043
					４				起行院月輪塔	1043
				（九）					本堂の再建	1044
				（一〇）					梵鐘	1045
					１				鐘銘	1045
				（一一）					歴代住職	1046
			九						普門山隣政寺	1047
				（一）					縁起	1047
				（二）					隣政寺と座光寺氏	1048
					１				座光寺為実の再建	1048
					２				座光寺氏の崇敬	1048
				（三）					天台に改宗	1048
				（四）					蓮仏の奇瑞	1049
				（五）					引直末寺	1049
				（六）					堂宇の建立	1050
					１				安永の焼失	1050
					２				本堂の再建	1050
				（七）					蚕種貯蔵	1050
					１				真澄遊覧記の一節	1051
					２				百姓日記の記事	1051
					３				蚕種焼失の珍事	1051
					４				蚕玉堂	1051
						（１）			児玉明神の御遷宮	1052
						（２）			明治の焼失と再建	1052
				（八）					明治の火災	1052
					１				原因―放火と判明	1052
				（九）					本堂の再建	1053
					１				本堂建築の記録概要	1053
					２				大工木曽亀	1054
						（１）			坂田亀吉分の記録摘記	1054
						（２）			坂田亀吉の死去	1054
					３				彫刻師立川種清	1054
				（一〇）					鐘楼門の再建	1055
				（一一）					戒壇不動	1056
				（一二）					巡礼札所	1056
				（一三）					六地蔵	1056
				（一四）					三十三観音	1057
				（一五）					歴代住職	1057
			一〇						如説山光明寺	1058
				（一）					縁起	1058
					１				立法寺移建説	1058
					２				座光寺為治開基説	1059
					３				座光寺為実開基説	1060
					４				結語	1061
				（二）					観音堂の建立	1061
									堂内三十番神	1062
				（三）					天台に改宗	1062
				（四）					大仏の彫造	1062
					１				延宝八・正徳五年説の否定	1063
					２				宝永初年の彫造	1063
					３				作者空幻上人	1063
				（五）					大仏殿の建立	1063
					１				願主座光寺為忠	1064
					２				大仏殿建立由来記	1064
					３				大仏の再彩色	1064
				（六）					御経堂	1065
				（七）					引直末寺	1065
				（八）					鐘楼・梵鐘	1065
				（九）					明治の火災	1066
				（一〇）					光明寺年中行事	1066
				（一一）					巡礼札所	1067
				（一二）					歴代住職	1067
			一一						吉田村立法寺	1068
				（一）					関係史料	1068
					１				本山感応寺の書面	1068
					２				天台改宗の証文	1070
				（二）					吉田の寺地	1070
			一二						駒場村長福寺	1070
				（一）					寺地	1070
			一三						上平村の古寺	1071
				（一）					遺物	1071
		第五節							庵寺	1072
			一						間ヶ沢観音堂	1072
				（一）					境内に関する出入	1072
				（二）					松源寺の隠居地	1073
				（三）					西国二十六番・開扉	1073
			二						中村十王堂	1074
				（一）					十王の解説	1074
				（二）					安養寺境内へ移転	1074
			三						西ノ沢十王堂	1075
			四						牛牧村薬師堂	1076
			五						牛牧村十王堂	1076
			六						牛牧村無縁堂	1077
			七						原町観音堂	1077
				（一）					起源	1077
				（二）					関係史料	1078
				（三）					二十七番札所	1078
			八						原町薬師堂	1078
			九						吉田村十王堂	1079
			一〇						駒場村観音堂	1079
				（一）					宝暦の再建	1079
				（二）					大空律師の寓居	1080
				（三）					巡礼札所	1081
			一一						上平村観音堂	1081
				（一）					安永の再建	1082
					１				奉加勧進	1082
					２				勧進主宗馨	1083
				（二）					庵主	1083
			一二						下平観音堂	1084
				（一）					創立並観音像	1084
				（二）					沿革概要	1085
			一三						小沼観音堂	1085
				（一）					縁起	1086
				（二）					大日如来の御手	1086
					１				作者木食但唱	1086
					２				仏手庵の由来	1087
				（三）					延宝の再建	1087
				（四）					明和の移転再建	1088
					１				再建勧化疏	1088
				（五）					宗馨上人の入庵	1089
					１				宗馨の寺請状	1090
					２				領主為忠の厚遇	1090
					３				宗馨の事蹟	1090
				（六）					巡礼札所	1091
				（七）					火災・再建	1092
			一四						竜口村観音堂	1092
		第六節							神社	1093
			一						萩山神社	1093
				（一）					創建	1093
				（二）					焼失・再建	1094
					１				弘安の焼失	1094
					２				寛永焼失・承応再建	1094
				（三）					除地	1095
				（四）					林播磨との出入	1096
					１				取〓にて和熟	1096
				（五）					御射山社	1097
				（六）					御柱	1097
				（七）					松岡霊社	1098
				（八）					末社	1098
				（九）					境内諸設備	1099
				（一〇）					荒神社合併	1099
			二						牛牧神社	1099
				（一）					創建	1100
				（二）					再建・葺替	1100
				（三）					御柱	1101
				（四）					社号改正	1101
				（五）					末社	1101
				（六）					境内諸設備	1102
			三						伊勢神社	1102
				（一）					創建・社号	1102
				（二）					御斗帳	1103
				（三）					末社	1103
				（四）					本殿の再建	1103
				（五）					拝殿の改築	1104
				（六）					荒神社合祠	1104
					１				荒神社の由緒	1104
					２				合祠記念碑	1105
				（七）					境内諸設備	1105
			四						吉田神社	1106
				（一）					創建	1106
				（二）					貞享の再建	1107
				（三）					寛政の再建	1107
					１				建立勧化	1107
					２				請負手形	1108
					３				社殿の形態	1108
				（四）					拝殿の建立	1109
				（五）					奉納煙火	1110
				（六）					末社	1110
				（七）					境内諸設備	1110
				（八）					（附）吉田村神名宮祠	1111
			五						日吉神社	1113
				（一）					創建	1113
					１				祭神大山咋神	1113
				（二）					移転	1114
				（三）					五社権現	1114
				（四）					獅子舞	1115
					１				獅子の由来	1115
				（五）					境内諸設備	1116
			六						出早神社	1116
				（一）					祭神出早雄命	1116
				（二）					末社	1117
				（三）					御旗	1117
				（四）					境内諸設備	1118
			七						泰山神社	1118
				（一）					大宮と座光寺氏	1118
				（二）					大宮三社の造営	1119
				（三）					社号の変遷	1120
					１				山吹神社	1120
					２				泰山神社	1120
				（四）					末社	1120
				（五）					宝刀	1120
					１				長治（座光寺為治）の作	1121
				（六）					境内諸設備	1121
			八						子安神社	1122
				（一）					祭神木花開耶姫命	1122
				（二）					子安参り	1122
				（三）					獅子舞	1123
				（四）					末社	1123
				（五）					境内諸設備	1124
			九						白髭神社	1124
				（一）					祭神	1125
				（二）					本殿の建築	1125
					１				請合証文	1125
					２				大工立川和四郎	1126
					３				普請の概要	1127
				（三）					宝物緋威鎧	1128
				（四）					紅葉の森	1128
				（五）					境内諸設備	1129
			一〇						八幡神社	1129
				（一）					創立	1129
				（二）					相殿	1130
				（三）					分知座光寺氏の崇敬	1130
				（四）					末社	1130
				（五）					瑞垣石垣の築造	1131
				（六）					境内諸設備	1131
			一一						建御名方神社	1132
				（一）					創立	1132
				（二）					本殿・末社	1133
				（三）					神楽殿の建築	1133
			一二						菅原神社	1133
				（一）					創立	1133
				（二）					三柱相殿	1134
				（三）					焼失・再勧請	1134
			一三						諏訪神社	1134
				（一）					創立	1134
				（二）					境内の仏堂	1135
				（三）					境内諸設備	1135
			一四						天照皇大神社	1135
				（一）					本殿の建築	1136
				（二）					相殿の祭神磐長比売命	1136
				（三）					末社・境内諸設備	1136
			一五						芝宮神社	1137
				（一）					当社と増野	1137
				（二）					本殿・末社	1137
				（三）					境内諸設備	1138
		第七節							其他の宗教	1139
			一						伸道	1139
				（一）					御嶽教	1139
					１				松下平九郎	1139
					２				西村惣八	1140
			二						修験道	1140
				（一）					吉田村光明院	1140
				（二）					下市田村法寿院	1140
			三						民間諸信仰	1141
				（一）					秋葉山大権現	1141
					１				牛牧村の秋葉塔	1141
					２				下市田村北村の秋葉塔	1142
					３				秋葉山太々講	1142
				（二）					金毘羅大権現	1142
					１				文政十年金毘羅参り	1143
					２				金毘羅道中記	1143
				（三）					観世音菩薩	1143
					１				伊那西国巡礼	1144
					２				市田・山吹の札所	1144
					３				巡礼供養塔	1144
				（四）					馬頭観世音	1145
					１				古い馬頭観音石仏	1145
				（五）					地蔵菩薩	1146
					１				六地蔵	1146
				（六）					薬師如来	1147
				（七）					弥勒菩薩	1147
				（八）					津島牛頭天王	1147
				（九）					身延山	1148
				（一〇）					熊野権現	1148
				（一一）					富士浅間社	1149
				（一二）					三峰権現	1149
				（一三）					稲荷大明神	1149
				（一四）					白山権現	1150
				（一五）					不動明王	1150
				（一六）					九頭竜権現	1150
				（一七）					摩利支天	1151
				（一八）					妙見大菩薩	1151
				（一九）					七面大菩薩	1151
				（二〇）					毘沙門天	1151
				（二一）					遍照金剛	1152
				（二二）					蚕玉神	1152
				（二三）					金山彦神	1152
				（二四）					庚申・青面金剛	1153
					１				庚申講	1153
					２				青面金剛	1153
					３				庚申塔	1153
				（二五）					甲子	1154
				（二六）					道祖神	1154
				（二七）					十王	1155
				（二八）					天伯	1156
				（二九）					社宮司	1157
				（三〇）					山の神	1157
				（三一）					水の神	1157
					１				牛牧村酒呑原の井祭	1158
				（三二）					風の神	1158
				（三三）					御鍬神	1159
				（三四）					伊雑宮	1159
				（三五）					鬼子母神	1159
				（三六）					半僧坊	1160
	第三十三章								学芸・教育	1161
		第一節							学芸	1161
			一						山吹学芸勃興	1161
				（一）					座光寺為忠	1162
					１				澄月に入門・歌道興隆	1162
					２				為忠の人物評	1163
					３				片桐八郎太夫を重用	1163
					４				一筋にの和歌一首について	1163
				（二）					片桐八郎太夫	1164
					１				文武の修業	1165
					２				軍学を学ぶ	1166
			二						歌僧の来遊	1166
				（一）					性山	1166
					１				瑠璃寺の住職	1167
					２				山吹での事蹟	1167
					３				性山の和歌	1168
					４				性山の漢詩	1170
				（二）					澄月	1171
					１				垂雲軒澄月上人略伝	1171
					２				澄月来遊の年代	1172
					３				和歌指導の実際	1173
					４				澄月の和歌	1173
					５				澄月の漢詩	1174
					６				澄月の法語	1175
				（三）					待雲	1175
					１				待雲の遺文	1176
					２				澄月の追善和歌	1177
				（四）					大空	1178
					１				安楽院騒動	1178
					２				当地方文人との交遊	1178
				（五）					天遊	1180
					１				天遊の漢詩	1181
					２				融通念仏会	1181
					（附）				宗馨	1182
			三						桃沢夢宅の影響	1183
				（一）					山吹の門人	1183
				（二）					影響を知り得る史料	1183
					１				片桐家文書より	1183
					２				堀尾家文書より	1184
				（三）					夢宅の伝書	1186
					１				春樹顕秘増抄	1186
					２				詠歌大本三義十一箇大事	1187
					３				詠歌大本階梯巻	1187
			四						歌人	1188
				（一）					座光寺兼（深信院）	1188
				（二）					座光寺為明	1189
				（三）					座光寺久（作福院）	1189
				（四）					座光寺為〓	1189
				（五）					堀尾直賢	1190
					１				片桐源栄との交遊唱和	1191
				（六）					荒井尚雅	1193
				（七）					座光寺為寿	1193
				（八）					石神琴	1193
				（九）					座光寺ハナ（豊寿院）	1194
				（一〇）					座光寺林（長松院）	1195
				（一一）					片桐源栄	1195
					１				歌道に精進・練達	1195
					２				源栄の和歌とその環境	1196
						（１）			垂雲和歌集より	1196
						（２）			源栄家集より	1197
						（３）			源栄文集より	1200
				（一二）					平栗忠穀	1203
				（一三）					佐伯玄冲	1204
				（一四）					広観	1204
					１				領法寺の中興	1204
				（一五）					海侃	1205
				（一六）					片桐源一	1207
					１				中年より和歌を学ぶ	1207
					２				源一の和文和歌	1208
				（一七）					象女	1211
					１				兄源一との歌合	1211
				（一八）					堀尾直馨	1213
				（一九）					片桐里乃	1214
				（二〇）					座光寺為巳	1215
				（二一）					座光寺列	1216
				（二二）					竹中信恕	1216
				（二三）					其他の歌人	1217
			五						漢詩	1217
				（一）					座光寺為忠	1217
				（二）					性山	1218
				（三）					天遊	1218
				（四）					海侃	1220
				（五）					片桐源一	1220
					１				環境―儒学の影響	1220
					２				師岡田南涯	1221
					３				尊王心の片鱗	1222
					４				詠梅百首詩歌	1223
					５				秋興百絶	1223
				（六）					座光寺為巳	1224
				（七）					筑井清	1224
					１				片桐源一の長歌	1225
					２				左茶菴記	1226
				（八）					筑井諒	1228
			六						俳句	1228
				（一）					片桐源一	1228
				（二）					其他の俳人	1229
			七						書道	1229
				（一）					片桐蘭沢	1230
					１				師関其寧	1230
				（二）					片桐源栄	1230
				（三）					片桐源一	1231
				（四）					片桐春一	1231
				（五）					佐伯貴憲	1231
			八						絵画	1232
				（一）					座光寺為忠	1232
				（二）					片桐源一	1233
			九						狂歌	1234
				（一）					性山	1234
				（二）					八重葎繁屋酒主	1234
			一〇						算法	1235
				（一）					飯島保信の算額	1236
				（二）					山吹市田の算学門人	1236
			一一						心学	1237
				（一）					堀尾直馨著　夢問答	1237
					１				源栄の序文	1238
					２				夢問答の概要	1238
		第二節							教育	1239
			一						士人の教育	1239
				（一）					飯田藩の教育	1239
				（二）					山吹家中の教育	1239
					１				藩学	1239
						（１）			座光寺為忠	1240
						（２）			片桐源栄	1240
					２				遊学	1240
						（１）			片桐八郎太夫	1240
						（２）			片桐春一郎	1241
					３				家学	1242
						（１）			片桐氏の家学	1242
			二						庶民の教育	1243
				（一）					講釈	1243
					１				四書の講釈	1243
				（二）					寺子屋	1244
					１				橋都与右衛門	1244
					２				大洞市左衛門	1245
					３				片桐市之丞	1245
						（一）			奉納額	1246
					４				中村勇蔵	1246
					５				上沼元仙	1246
					６				平栗忠穀	1247
					７				高橋半蔵	1247
					８				田切喜右衛門	1247
					９				関川弥治右衛門	1247
					１０				香道楚鞋	1248
					１１				中塚源左衛門	1248
						（１）			筆子名	1248
					１２				大洞善次郎	1248
					１３				大洞庄五郎	1249
					１４				三沢眠碩	1249
					１５				中村与三左衛門	1249
					１６				全性院	1249
					１７				後沢藤左衛門	1249
					１８				原伝左衛門	1250
					１９				中塚量平	1250
					２０				島岡源吾	1250
						（１）			中村元起に入門	1250
						（２）			筆子名	1251
					２１				上沼貞造	1251
					２２				城子甚三	1252
						（１）			奉納記念額	1252
					２３				原伝右衛門	1253
					２４				竜河義誠	1253
					２５				加藤敬祐	1253
					２６				清水作四郎	1253
						（１）			奉納額	1253
					２７				宮原祐善	1254
					２８				清水実念	1254
					２９				田切源一郎	1254
	第三十四章								庶民生活	1255
		第一節							人間生活	1255
			一						教養	1255
				（一）					明治教育勃興の地盤	1255
				（二）					書物	1256
					１				高野家蔵書	1256
					２				吉川家蔵書	1257
					３				下井家蔵書	1258
					４				関川家蔵書	1258
					５				中村家蔵書	1259
				（三）					写本	1260
				（四）					貸本（借本）	1261
				（五）					遊学	1262
				（六）					伝聞	1262
			二						言葉	1263
				（一）					話し言葉	1263
				（二）					語彙	1264
			三						信仰	1269
				（一）					講社	1269
					１				原町妙法講	1269
					２				秋葉山太々講	1270
				（二）					巡礼	1270
					１				巡礼供養塔	1271
					２				巡礼廻国	1271
				（三）					建碑	1272
					１				石神石仏	1272
					２				名号碑	1273
						（１）			名僧揮毫の名号碑	1273
					３				経典供養塔	1275
					４				六部廻国供養塔	1276
					５				百万遍供養塔	1277
					６				精霊供養塔	1277
					７				無縁塔	1278
				（四）					神仏行事	1278
				（五）					願懸・願果し	1279
			四						労働	1280
				（一）					日記所見の諸労働	1280
			五						娯楽	1281
				（一）					公儀の制禁	1281
				（二）					狂言	1282
					１				旅狂言	1282
					２				地狂言	1283
					３				寄狂言	1284
				（三）					角力	1284
					１				江戸大角力	1284
					２				角力上覧	1285
					３				小石川音治郎	1286
				（四）					花火	1286
				（五）					浄瑠璃	1286
				（六）					操芝居	1287
				（七）					的	1287
				（八）					軍書読	1288
				（九）					囲碁・将棋	1288
				（一〇）					其他諸芸能	1289
					１				万歳	1289
					２				猿屋芝居	1289
					３				三味線	1289
					４				踊	1289
					５				ちょんがれ	1289
					６				祭文	1289
					７				かげ人形	1289
					８				手づま	1289
					９				かるわざ	1289
				（一一）					物見遊山	1290
				（一二）					飲食	1290
					１				振舞	1290
					２				奢り	1291
				（一三）					川殺生	1292
			六						病気	1292
				（一）					疫病	1292
					１				痢病	1292
					２				疱瘡	1293
					３				諸病	1293
						（１）			瘧	1293
						（２）			麻疹	1293
						（３）			傷寒	1293
						（４）			脚気	1293
						（５）			ころり	1294
						（６）			虫	1294
						（７）			驚風	1294
						（８）			癰	1294
						（９）			つかえ	1294
						（１０）			足痛	1294
				（二）					薬	1295
				（三）					加持祈祷	1295
					１				お日待	1295
					２				悪病祭	1295
					３				百万遍念仏	1295
					４				疱瘡棚	1295
					５				疱瘡神送り	1296
					６				虫加持	1296
					７				虫歯の禁呪	1296
				（四）					重患	1296
					１				松嶋の眼医者	1296
					２				高嶋の建木与右衛門	1297
					３				立会医	1297
		第二節							家庭生活	1297
			一						家族	1297
				（一）					人員	1298
				（二）					厄介	1298
				（三）					長寿者	1299
					１				長寿者の祝福	1299
					２				梅乃木賢亮の祝歌	1300
			二						氏名	1300
				（一）					苗字	1300
					１				百姓に苗字有り	1300
						（１）			安永年間上平の苗字	1301
						（２）			安政年間大島山の苗字	1301
						（３）			其他の使用例	1301
					２				苗字御免	1302
				（二）					家紋	1303
				（三）					名前	1303
					１				男の名	1303
					２				女の名	1304
						（１）			植物の名	1304
						（２）			動物の名	1304
						（３）			物の名・所の名	1304
						（４）			季節・時刻・気象・順序	1304
						（５）			下によのつくもの	1304
						（６）			下にゑ・江のつくもの	1304
						（７）			下にののつくもの	1304
						（８）			下にのふ・のうのつくもの	1304
					３				改名	1305
						（１）			諱による改名	1305
						（２）			家の事情による改名	1306
					４				襲名	1306
			三						婚姻	1307
				（一）					年齢	1307
					１				男の結婚年齢	1307
					２				女の結婚年齢	1308
				（二）					肝煎	1308
				（三）					婚儀	1309
					１				聟入の一例	1309
					２				嫁の荷物	1309
					３				祝客多数の例	1310
				（四）					離縁	1310
					１				不熟	1310
					２				離縁送り一札	1311
					３				子供の処置	1311
						（１）			乳呑子	1311
						（２）			男の子と女の子	1311
						（３）			伜勘当の場合	1312
						（４）			再婚の連子	1312
						（５）			荷物受渡の例	1312
			四						人別	1312
				（一）					隠居	1312
					１				雑多の事情	1312
					２				隠居家	1313
				（二）					勘当	1313
					１				勘当者の御触	1313
					２				深刻な哀話	1314
				（三）					欠落	1314
					１				欠落哀話	1314
				（四）					捨子	1315
					１				村中廻り養育	1315
					２				捨子の着物・お守	1316
			五						葬儀	1616
				（一）					死亡	1316
					１				妻女の臨終記	1316
				（二）					葬式	1316
					１				役附	1317
						（１）			寛政の役附	1317
						（２）			嘉永の役附	1317
					２				見舞	1317
						（１）			見舞品	1317
				（三）					法要	1318
					１				初七日	1318
					２				淋見舞	1318
					３				三十五日	1318
					４				新盆	1318
					５				百ヶ日	1319
		第三節							社会生活	1319
			一						封建性	1319
				（一）					領主と領民	1320
					１				家門の誉	1320
					２				御停止	1320
				（二）					上下の差別	1321
				（三）					諱	1321
				（四）					書式	1322
					１				闕字	1322
					２				平出	1322
					３				抬頭	1323
			二						階層	1323
				（一）					若者	1323
					１				若者仲間への加入	1323
					２				若者連中の仕事	1324
						（１）			祭礼等の奉仕	1324
						（２）			石燈籠等の奉献	1324
						（３）			火消	1324
						（４）			火消議定書	1325
						（５）			地狂言	1325
					３				若者蓮の反揆	1325
				（二）					中老	1325
				（三）					小前	1326
			三						共同生活	1326
				（一）					請人	1326
				（二）					ゆい	1327
			四						事変	1328
				（一）					騒動	1328
					１				千人講騒動	1328
						（１）			騒動の概要	1329
						（２）			下市田村庄屋の口上書	1329
						（３）			出原村釣頭の口上書	1330
				（二）					盗賊	1331
					１				盗品の衣類	1331
				（三）					殺人	1332
					１				文政の変死人一件	1332
				（四）					牢抜	1334
				（五）					火災	1334
					１				延享・文化の火災	1335
					２				文政の原町大火	1336
					３				慶応の原町大火	1338
					４				火消纒番	1339
					５				火消人足	1340
					６				夜廻り	1340
					７				消火申合議定書	1341
			五						美談	1341
				（一）					褒賞	1342
				（二）					美談録	1342
			六						犯罪	1344
				（一）					罪科	1344
					１				博奕	1344
					２				隠鉄砲	1345
					３				隠狂言	1345
					４				酒隠造	1346
				（二）					刑罰	1346
					１				叱	1346
					２				手錠	1347
					３				戸〓	1347
					４				入牢	1348
					５				所払	1348
					６				過料	1349
				（三）					恩赦	1349
					１				哀訴	1349
					２				特赦	1349
			七						年中行事	1350
				（一）					正月	1350
					１				門松	1350
					２				若水	1350
					３				荒神	1350
					４				年神	1351
					５				雑煮	1351
					６				屠蘇	1351
					７				初詣	1352
					８				年礼	1352
					９				初湯	1352
					１０				恵比須開	1352
					１１				六日年	1352
					１２				七草粥	1353
					１３				御供開・若木迎	1353
					１４				小正月の飾	1353
					１５				小正月の年取	1354
					１６				ほんやり	1354
					１７				馬屋の祈祷	1354
					１８				小豆粥・鳥追	1354
					１９				繭ねり	1355
					２０				二十日節句	1355
				（二）					二月	1355
					１				節分	1355
					２				初午	1355
					３				事始	1355
					４				春の彼岸	1356
				（三）					三月	1356
					１				上巳の節句	1356
				（四）					四月	1356
					１				灌仏会	1356
				（五）					五月	1357
					１				端午の節句	1357
				（六）					六月	1357
					１				祇園	1357
				（七）					七月	1357
					１				七月祭	1357
					２				盂蘭盆	1357
				（八）					八月	1358
					１				八朔	1358
					２				月見	1358
					３				秋の彼岸	1358
				（九）					九月	1359
					１				重陽の節句	1359
					２				月見	1359
				（一〇）					十月	1359
					１				扱箸上げ	1359
					２				亥子祝	1359
					３				恵比須講	1360
				（一一）					十一月	1360
					１				冬至	1360
					２				秋葉祭	1360
				（一二）					十二月	1360
					１				煤払	1361
					２				松迎	1361
					３				年取	1361
	第三十五章								市田陣屋	1363
		第一節							領主の交替	1363
			一						堀氏の減封	1363
				（一）					市田住民の動向	1363
				（二）					飯嶋代官にお預け	1364
				（三）					牛牧村の分郷	1364
					１				街道筋持場	1365
					２				郷蔵	1365
			二						阿部氏の所替	1365
				（一）					阿部氏へ引渡	1365
				（二）					阿部氏領の村々	1366
		第二節							市田陣屋の設置	1367
			一						上市田仮役所	1367
				（一）					領内巡見	1367
				（二）					高札書替	1368
			二						陣屋の普請	1368
				（一）					御手伝金	1369
				（二）					御手伝人足	1369
				（三）					御手伝馬	1370
				（四）					棟上	1370
				（五）					陣屋へ引移	1371
				（六）					陣屋の構造	1371
					１				外廓	1371
					２				門	1371
					３				門長屋	1372
					４				詰合役所	1372
					５				小屋（役人住宅）	1372
					６				附属建物	1372
					７				其他の施設	1372
			三						陣屋の修復	1373
		第三節							役人	1373
			一						陣屋の役人	1373
				（一）					元締	1373
				（二）					郡奉行	1373
				（三）					代官	1374
				（四）					手代（小役人）	1374
				（五）					同心（足軽）	1374
			二						年番所	1375
			三						御会釈之者	1375
			四						郷宿	1376
		第四節							南山騒動	1376
			一						原因	1377
				（一）					遠因	1377
					１				石代金納	1377
					２				天領復帰運動	1377
				（二）					直接原因	1378
					１				市田役所の苛政	1378
					２				歎願と所罰	1379
					３				講金と再歎願	1379
					４				江戸表歎願運動	1380
			二						一揆の勃発	1381
				（一）					原町相場の引揚	1381
				（二）					強訴一揆	1381
					１				徒党の蜂起	1382
					２				飯田藩の抑留	1382
					３				郡奉行との対決	1383
			三						結末	1384
				（一）					奉行の更迭	1384
				（二）					南山郷への処置	1384
			四						市田に残る記録	1385
		第五節							幕末の動向	1385
			一						江戸市中御廻役	1386
			二						大阪警衛の不首尾	1386
			三						蛤御門の変と白河藩	1387
			四						長州征伐と白河藩	1387
				（一）					武運長久祈願	1388
				（二）					陣屋下村々廻方	1388
			五						棚倉へ所替	1389
		第六節							白河開拓地入植	1390
			一						新開打起の目論見	1390
			二						開墾	1391
			三						入植	1391
		第七節							奥羽征討と棚倉藩	1392
		第八節							陣屋の撤廃	1392
			一						伊那県管下に入る	1392
				（一）					陣屋引渡目録	1393
			二						陣屋の撤去	1394
		第九節							陣屋址	1394
			一						長野県史蹟に指定	1395
			二						遺跡	1395
		附言							附言	1397
章節									目次	頁

（注）
インターネットでは表示できない旧字や判読できない文字はゲタ文字（〓）に置き換えています。
原文の文字はＰＤＦを参照してください。