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富士見町史 下巻
出版:2005年/出版元:富士見町/編集者:富士見町
章節目次
近代編

第一章






維新期の村々から四か村成立へ 3


第一節





村の政治の始まり 5








藩から廃藩置県・合県へ 5




(1)



維新改革と富士見




(2)



高島藩から高島県・筑摩県へ








戸籍区・大区小区制と富士見町域四か村の成立 10




(1)



宗門改めから壬申戸籍へ




(2)



大区小区制と富士見町域四か村の成立








長野県政と郡区町村編制法による諏訪郡・村政 16




(1)



筑摩県の廃止と長野県への合併




(2)



自由民権運動と明治天皇巡幸


第二節





地租改正と諸産業の新しい動き 22








地租改正・徴兵令と村民負担 22




(1)



国税・地方税と村財政




(2)



地租改正と村民の負担




(3)



徴兵令と西南戦争








土地利用と明治初期の農業生産 30




(1)



四か村の土地利用と農業生産








林野と林業 31




(1)



筑摩県政下の富士見町域林野




(2)



長野県政下の富士見町域林野




(3)



釜無山林野の動き




(4)



八ヶ岳山林野の動き




(5)



南原山・下原山の動き








鉱工業・商業と金融 48




(1)



明治初期の鉱工業




(2)



村々の商業




(3)



無尽や講


第三節





社会の規制解除と文明開化による教育・文化 73








新しい交通運輸体制と郵便制度 73




(1)



道路管理と新県道の開削




(2)



新しい運輸組織




(3)



郵便業務の開始と蔦木郵便局








新しい社会生活の開始 79




(1)



古い秩序の打破と改革




(2)



村人の暮らし




(3)



明治初期の医療体制と伝染病の流行




(4)



村民生活と倹約




(5)



村誌に記された明治初期の名勝地








文明開化と学校教育の始まり 91




(1)



寺子屋と子どもたち




(2)



学制の布達と小学校の設立




(3)



教育令・改正教育令と学校教育の変化




(4)



小学校と子どもたち




(5)



小学校令の施行

第二章






四か村の村政確立と国政の村民生活への浸透 109


第一節





四か村村政の確立と村政への村民参加 111








町村制による村役場と村政 111




(1)



四つの村役場と村政




(2)



村会と村会議員の選挙




(3)



村財政と村民の負担




(4)



区制など村政を支えた下部組織








郡会の成立と県政・国政 117




(1)



郡政の施行と諏訪郡役所・諏訪郡会




(2)



県政・県会議員選挙と富士見町域




(3)



衆議院議員選挙と普通選挙運動




(4)



初期社会主義運動の台頭


第二節





四か村の産業・経済近代化の進展 122








農業の発展と農業団体の成立 122




(1)



明治後期の稲作




(2)



明治期の養蚕業




(3)



農会・産業組合の設立




(4)



産馬組合と乙事の馬市








御料林の成立と村民の林野利用 147




(1)



御料林の成立




(2)



南原山・下原山の分割




(3)



八ヶ岳広原の植林




(4)



山梨県恩賜県有財産と釜無山川東内山




(5)



区有林野








工業・商業・金融業の展開 164




(1)



在来工業の推移




(2)



明治年間の富士見町域の製糸業




(3)



中央線開通と商業




(4)



富士見銀行の設立


第三節





国家体制整備のなかの村社会と教育・文化 173








中央線の鉄道開通と新しい交通・通信 173




(1)



中央線の開通と富士見停車場の開業




(2)



道路網の整備




(3)



郵便制度の進展と電信








日清戦争・日露戦争と社会生活 185




(1)



伝染病の多発と衛生組合の設立




(2)



地域医療体制の推移




(3)



日清・日露戦争と村民のすがた




(4)



明治期の水害




(5)



自衛消防から公設消防組へ




(6)



分水荘・帰去来荘と富士見公園








村立小学校・高等小学校と青年会 204




(1)



村立小学校と村の教育行財政




(2)



教育勅語と御真影




(3)



高等小学校・実業補習学校・中等学校




(4)



蔦木学校と岩本節次




(5)



樋口勘治郎




(6)



青年会の成立と活動




(7)



地方俳壇など村民文化

第三章






大正デモクラシーと富士見町域 221


第一節





大正期の国政・県政と町村の動向 223








大正期の政治と社会 223




(1)



政治・行政の新しい課題




(2)



富士見町域の村政と四か村の動勢


第二節





養蚕・製糸業の発展と産業構造の変化 238








養蚕の拡大と大正期の農業生産 238




(1)



大正期の稲作




(2)



大正期の養蚕業




(3)



農会・産業組合活動の進展




(4)



瀬沢新田の耕地整理事業








区(部落)有林野の統一と村政・村民の林野利用 252




(1)



大正期の植林




(2)



御料池所在町村と御下賜金








産業構造の変化と商工業・金融業 257




(1)



在来工業の変遷




(2)



山六製糸工場と信富生糸組合




(3)



落合生糸組合




(4)



製材業と天然氷の採取業




(5)



富士見商工会の設立




(6)



富士見銀行の発展




(7)



富士見倉庫株式会社の設立


第三節





交通の多様化、村社会の流動化と教育・文化の向上 273








交通・通信の多様化と鉄道利用の進展 273




(1)



中央線利用の増大と信濃境駅の開業




(2)



信濃境駅周辺の変化




(3)



郡道・県道・国道の整備




(4)



自動車輸送の開始




(5)



富士見郵便局の開設と蔦木郵便局の無集配化




(6)



電信・電話通信の拡大








社会の流動化と海外移民 289




(1)



海外移民の始まり




(2)



電灯の普及と生活の変化




(3)



公設消防の確立と整備




(4)



富士見駅前の大火




(5)



富士見高原診療所の設立と変遷




(6)



地域医療体制の進展




(7)



白林荘と犬養木堂




(8)



観光旅館と農閑憩いの場




(9)



御射山祭の草競馬と富士見競馬








大正期の教育と文化 316




(1)



小学校教育




(2)



平野農蚕学校と平野高等女学校




(3)



諏訪郡教育会の創設と活動




(4)



富士見高原と文人たち




(5)



青年会と処女会の活動




(6)



婦人会の結成と活動

第四章






農村不況・戦時体制と富士見町域 333


第一節





農村不況と満州移民 335








世界恐慌・農村不況と村政・村民 335




(1)



世界恐慌・経済不況と村民生活




(2)



不況対策と農村経済更生計画








経済不況期から戦時期の農林業 344




(1)



昭和前期の稲作




(2)



高冷地稲作の改善(I)




(3)



昭和初期の養蚕業




(4)



農業経営多角化への模索




(5)



御料地の払下げと官行造林








満州開拓と満州移民 361




(1)



富士見町域村民が参加した満州移民




(2)



富士見分村王家屯開拓団




(3)



旭日落合開拓団




(4)



諏訪地域ですすめた分郷開拓団




(5)



満豪開拓青少年義勇軍


第二節





満州事変・日中戦争と戦時体制 378








満州事変・日中戦争と富士見町域 378




(1)



戦争の進行と村民生活




(2)



防空演習と監視哨








太平洋戦争下の富士見町域 387




(1)



太平洋戦争と富士見町域の人々




(2)



大政翼賛壮年団と大日本青少年団




(3)



愛国・国防婦人会から大日本婦人会へ








経済不況期から戦時体制期の国会議員・県会議員 392


第三節





戦時体制下の産業・経済 393








戦時下の農林業 393




(1)



食糧増産と供出制度




(2)



農業団体の統一と農業会の発足




(3)



経済統制と配給制度




(4)



戦時下の金融統制


第四節





不況期・戦時期の交通・通信と社会生活 410








経済不況期の交通網と郵便・通信 410




(1)



富士見町域主要道路の整備




(2)



戦時期の鉄道輸送と自動車輸送




(3)



戦時下の郵便・通信








耐乏生活・銃後活動と医療・防災 416




(1)



戦争と勤労奉仕




(2)



金融回収と生活用具の変化




(3)



耐乏生活と代用食時代


第五節





経済不況期・戦時期の教育と文化 421








諏訪郡南部実科中等学校の設立と推移 421




(1)



諏訪郡南部実科中等学校の設立




(2)



農村不況期の実科中学と小尾校長








戦時期の教育と文化 423




(1)



小学校から国民学校へ




(2)



青年学校と中等教育




(3)



戦時下の校舎建設と村民体育祭




(4)



戦時期の文化活動
現代編

第一章






戦後富士見町域の民主化と経済復興 439


第一節





四か村の村政と占領下の民主化 441








戦争と民主化の動き 441




(1)



敗戦直後の村民と村政




(2)



新しい選挙法による首長・議員の選挙








昭和二十年代の村財政 445








四か村合併への道のり 449


第二節





農業・林業の再出発 455








敗戦直後の農業 455




(1)



農地改革と農業委員会の発足




(2)



農業協同組合の成立








米作日本一と高原野菜の生産 464




(1)



食料危機と供出




(2)



高冷地稲作の改善(II)




(3)



高原野菜の出荷




(4)



富士見町域の大根漬け








養蚕の復活・推移と酪農の発達 479




(1)



戦時下の養蚕減少と戦後の復活




(2)



稚蚕共同飼育と養蚕の消長




(3)



酪農による農村づくりと集約酪農地域指定








戦後林野の動向 487




(1)



川西釜無山の払い下げ




(2)



広原分割協定




(3)



大沢山の分割




(4)



戦後の官行造林・県行造林




(5)



森林法施行と町村林野


第三節





工業・鉱業の新展開 495








在来鉱工業の回復 495




(1)



寒天業




(2)



製材業




(3)



石灰業








戦後の新興工業 497




(1)



昭和機械




(2)



鋸の行商と富士製鋸




(3)



五味縫製


第四節





新たな商業・金融業 502








商業の自由化と発展 502




(1)



戦後の物資不足と配給制度




(2)



商業経営者の結束の動き








金融統制の撤廃と富士見町域の金融業 508




(1)



八十二銀行が富士見村に開店




(2)



諏訪信用金庫富士見支店の開設


第五節





観光の新たな展開 510








入笠山のハイキング 510








渓谷の名勝釜無湖 512


第六節





交通運輸・通信と再建と整備 513








交通運輸の再建と道路整備 513




(1)



鉄道輸送




(2)



交通網の整備








通信機関の発達 516




(1)



特定郵便局と簡易郵便局




(2)



電信・電話事業の進展


第七節





社会福祉(厚生事業)の進展 519








地域医療体制の進展 519




(1)



国民健康保険の再開と充実




(2)



富士見町域の診療所と病院




(3)



高原療養所から高原病院へ








民生委員制度の発足 524








季節保育所から通年保育園へ 525




(1)



保育所の設立




(2)



児童福祉法と実践


第八節





社会生活の立て直し 528








敗戦・引揚げと再起 528




(1)



難民となって




(2)



再起をかけた新たな開拓








新しい時代の創造 540




(1)



新しい社会づくり




(2)



大凶作と救農事業




(3)



新しい消防団の成立と充実


第九節





戦後の教育改革と文化 545








教育の民主化と六・三制の発足 545




(1)



占領下の教育と新学制の発足




(2)



分教場教育の推移と終焉




(3)



教育委員会とPTA




(4)



学校給食の開始




(5)



新制高等学校の発足




(6)



富士見高原中学校








公民館活動と文人たちの滞在 554




(1)



公民館活動の始まり




(2)



社会教育とナトコ映画




(3)



富士見高原と文人たち

第二章






経済の高度成長から低成長への動きと富士見町の成立・発展 561


第一節





富士見町の成立と発展 563








富士見町の発足 563




(1)



新町政の発足




(2)



新町政の体制と当面の諸問題








富士見町政の進展と財政 566




(1)



昭和三十年代から四十年代へ




(2)



昭和五十年代から平成年代へ








富士見町政の発展 572




(1)



町章・町花・町木と町民憲章の制定




(2)



姉妹町・友好都市の提携




(3)



二十一世紀への手紙




(4)



住宅団地の造成と分譲




(5)



地域活性化事業


第二節





農業・林業・漁業の変貌 588








新しい農業生産 588




(1)



農業構造改善事業




(2)



農業の機械化と畜産の推移




(3)



米の生産とその調整




(4)



新しい農業の選択








農業協同組合の合併と発展 610




(1)



四つの農協から町農協への統一




(2)



町農協から広域農協へ








公有林・森林事業と国有林 614




(1)



新財産区の設定




(2)



富士見町森林組合




(3)



沢入国有林払い下げと経営




(4)



森林事業の見直しと展開




(5)



八ヶ岳国有林を管理した営林署








富士見町の水利と漁業 622




(1)



水路管理・水利紛争と溜池利用




(2)



富士見町の漁業と釣り堀


第三節





工業・鉱業の構造的変化 630








精密工業の発展と中小企業 630








工場誘致と流通業務団地・産業団地 632




(1)



カゴメ(株)富士見工場の誘致




(2)



三菱セメント工場の誘致と経緯




(3)



諏訪南インター周辺流通業務団地とセイコーエプソン(株)




(4)



富士見高原産業団地の開発




(5)



建設業と採石業


第四節





大型店が進出した商業と地域金融 643








商業の近代化と発展 643




(1)



商工会法による富士見町商工会の発足




(2)



町の商業近代化構想




(3)



変動する富士見町商業








地域と結びついた金融 653




(1)



諏訪信用金庫富士見東支店の開店




(2)



農業協同組合の金融


第五節





観光開発と保健休養地 656








八ヶ岳・入笠山麓の観光開発 656




(1)



小林清章による八ヶ岳山麓開発の先駆




(2)



県企業局による開発




(3)



八ヶ岳地区の開発概要と経過




(4)



入笠地区開発の概要と経過








八ヶ岳保健休養地の発展 664




(1)



八ヶ岳山麓を駆けた一万人の若者たち




(2)



創造の森








パノラマスキー場 667




(1)



スキー場の開設と盛況




(2)



スキー場の苦境と回生への努力








夏祭り「富士見OKKOH」 671


第六節





交通・通信の近代化 672








中央東線の近代化 672




(1)



中央東線の電化・複線化と特急あずさの登場




(2)



すずらんの里駅開業








道路建設と整備 677




(1)



国道の整備と舗装




(2)



町内幹線道路の整備




(3)



中央自動車道の開通と諏訪南インターの設置




(4)



八ヶ岳西麓広域農道








輸送機関の充実 684




(1)



乗合バスによる自動車輸送の変遷




(2)



富士見町内のタクシー




(3)



貨物輸送




(4)



交通安全








地域集団電話と有線放送電話 689




(1)



農山村地域集団電話と屋外放送




(2)



有線放送電話


第七節





社会福祉の拡充 692








保健行政の充実 692




(1)



国民皆保険制度の充実




(2)



母子福祉と母子健康センター




(3)



富士見小学校の集団赤痢




(4)



歯科衛生の充実








保健環境の整備 698




(1)



上水道の普及と整備




(2)



南諏衛生センターの設立




(3)



下水道の整備








福祉行政の展開 706




(1)



保育所の設置と児童福祉




(2)



富士見町社会福祉協議会の設立と活動


第八節





社会生活の変貌 710








各種団体の活動 710




(1)



富士見町婦人会と女性団体連絡会




(2)



富士見町連合青年団




(3)



老人クラブから高年齢クラブへ








消防の近代化と防災 716




(1)



常設消防の設置




(2)



自然災害と七号台風


第九節





新しい教育と文化 723








富士見町立小・中学校の出発 723




(1)



富士見町立の小学校




(2)



富士見町立の中学校




(3)



富士見高校と二つの新設高校




(4)



諏訪養護学校と装飾美術学校




(5)



教育課程改善と学校五日制








富士見高原の文化財 742




(1)



埋蔵文化財の発掘と保存




(2)



文化財の指定と活用




(3)



民俗文化財の収集と保存








生涯学習と文化・スポーツ 748




(1)



生涯学習の構想と町民広場




(2)



富士見町民の文化活動




(3)



富士見町民のスポーツ活動
宗教編

第一章






神社 767


第一節





祖先が祭祀した産土神 769








神社の位置と祭神 769








地主神千鹿頭神 773








磐座信仰を留める神社 774


第二節





原始狩猟神事を伝える御射山祭り 776








狩猟神事と神野








御射山祭りと御射山社 778


第三節





富士見町域にある神社 781








自然的条件を満たす神社 781








信仰心を満たす神社造営 783








御社宮司 790

第二章






寺院 793


第一節





仏教と寺院 795


第二節





富士見町域にある寺院 795








瑞雲寺 795








高栄寺 796








法隆寺と薬師庵 798








長泉寺 799








三光寺 801








真福寺 803

第三章






キリスト教 805


第一節





諏訪地域へのキリスト教伝道 807


第二節





富士見町域のキリスト教 807








富士見伝道所の設立と消滅 807








富士見教会の設立と発展 807








カトリック教会の動き 809
民俗編

第一章






ムラの生活 815


第一節





ムラのしくみとムラ人 817


第二節





ムラ寄り合い 819


第三節





共同生活 820

第二章






家族と同族 825


第一節





家族と家 827


第二節





家の存続 827


第三節





家族構成と家族の役割 829


第四節





家族員の役割 832


第五節





世代の交代 834


第六節





マキ(同族) 837

第三章






生業(なりわい) 841


第一節





米作り 843


第二節





畑作り 864


第三節





養蚕 869


第四節





農産物の加工と自給自足 877


第五節





農具と家畜 883


第六節





季節労働と行商 888


第七節





くらしと里山 890


第八節





ムラの職人 896

第四章






くらしと年中行事 899


第一節





普段のくらし 901








住まい 901








衣類や身につける物 907








雨具や防寒具 909








食事 910








家での仕事 913


第二節





特別な時のくらし 916








お正月の支度 916








正月の行事 919








春の行事 927








お盆の行事 933








秋の行事 936








冬の行事 940

第五章






人の一生 941


第一節





お祝い事 943








お婚礼 943








お披露 950








出産 951








成長の祝い 956








長寿の祝い 960


第二節





お見舞・お悔やみ事 962








病気 962








お葬式 963








供養 969

第六章






ムラの神々 971


第一節





ムラの神々 973


第二節





さまざまな講 977

第七章






ふるさとの方言 981


第一節





富士見町域の方言 983


第二節





富士見方言の特徴 984








音韻について 984








語法について 986








語彙について 991


第三節





町域内の方言分布について 1013
年表 1021
計量単位換算表 1042
富士見町域の戸長・副戸長・助役・収入役および富士見町長・助役・収入役一覧 1043
富士見町議会正副議長一覧 1048
あとがき 1050
章節目次