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下諏訪町誌 民俗編
出版:2000年/出版元:下諏訪町/編集者:下諏訪町誌民俗編纂委員会
章節目次
はじめに 1
第一章







服飾と暮らし 9

第一節






着物 12








着物の生地








普段着








国民服








標準服








よそゆき








晴れ着(礼服)








晴れ着(喪服)








袖の形








襟の形








掛襟








着物の着こなし








衣類の再利用








腰巻

















襦袢

















帯の種類と締め方








着つけの小物

第二節






羽織・被布・袴・足袋 23








羽織








茶羽織








絵羽織








被布








コート








半纏・袖無し

















足袋

第三節






仕事着と旅支度 27








仕事着








股引








フンゴミ








腹掛け








手甲








手袋








脚拵え








仕事場への持ち物








旅支度








旅の持ち物

第四節






被り物と履き物 31








手ぬぐい

















麦藁帽子・経木の帽子








帽子








御高祖頭巾








草履








下駄








草鞋・地下足袋

















雨天などの時の履き物

第五節






防寒具と雨具 35








防寒具








雨具

第六節






寝具 37








寝間着








布団








掻巻と毛布








敷布

















寝室

第七節






髪型 39








普段の髪型








よそ行き








洗髪








床屋・髪結い








髪を結う小物と飾り

第八節






衣類の自給と保管 42








紡糸








機織りの手順








織り方の種類








草木染








裁縫








洗濯








衣類の保存
第二章







食べものと暮らし 53

第一節






日常の食べもの 56








主食 56

















現在の米の販売








主食を補うもの 57








小麦粉








蕎麦粉








しいな米やもろこしの粉








種籾の残り








副食 60








山菜など








木の実や種実








魚介類








肉類








昆虫や独特の食べもの








日常よく作った汁・煮物 71








おかず

















煮物








間食と子供のおやつ 73








間食








子供のおやつ

第二節






特別の日の食べもの 78








特別の日に作られる餅・団子・強飯 78

















団子








強飯








暮から年始の食べもの 85








冬至のかぼちゃ








年取りの料理








大正月の料理








小正月の料理








祭りと食べもの 88








御柱祭のご馳走








改まった時の食事と献立 91








祝儀・不祝儀の料理








酒盛り

第三節






貯蔵 93








穀類の貯蔵








越冬野菜の保存








乾燥させる








漬物にする








凍みらせる

第四節






醸造 106








味噌づくり








醤油づくり

第五節






食制 111








食事の回数








食事の呼び方








食事の場所








食事の作法








食い合わせ

第六節






供物 116








神仏へ供える習慣








神への供物と処理








仏への供物と処理
第三章







住まいと暮らし 121

第一節






屋敷 123








屋敷








屋敷地








好まれた場所とその変化








嫌われた場所とその変化








屋敷内の呼び名








自然水から上水道へ

第二節






母屋と附属建物 128








附属建物








母屋








茅葺き屋根








板葺き屋根








鉄板葺きトタン葺き








鉄平石葺き








スレートやセメント瓦








母屋の入り口と土間








土間からオエへ








呼び名のある柱








便所

第三節






間取り 137








間取りのいろいろ








座敷と居間








勝手








調理場








寝室








仏間と神棚の間

第四節






囲炉裏とかまど 145








囲炉裏








かまど

第五節






発火具・火具 148








発火具








火具

第六節






照明具・暖房具・寝具 149








照明具








暖房具








寝具

第七節






建築儀礼 153








普請








儀礼








祝儀








家移り

第八節






新しい住まい 156








住まいの変遷
第四章







なりわい 161

第一節






農業 163








稲作 164



(1)




タブチ(田起こし) 164








万能鍬








牛馬耕








耕運機



(2)




ネエマ(苗間)づくり 167








種籾








苗床作り








水苗代








保温折衷苗代








ビニール保温苗代








育苗箱の苗代



(3)




代かき 174








あぜぬり








アラジロ








アゲシロ



(4)




田植え 177








田植えの用意








苗取り








苗選び








田植え








ネエボコ様








植え直し








農休み



(5)




田の草取り 185








用水路








水見








田の草取り








除草機と除草剤



(6)




病虫害と風水害 189








ドロムシとイモチ病








大洪水








ソメと雀おどし



(7)




稲刈り 191








稲刈り








ハゼかけ



(8)




稲こき 193








積み込み








マンガ








稲こき機








動力脱穀機








籾や道具の運搬








藁の始末








コバシアゲとカカシアゲ



(9)




臼ひき 201








ウスヒキ








籾摺り機








米俵の縄のかけ方








供出米



(10)




米つき 205








水車








精米








収穫祝い



(11)




藁仕事 207








ワラスグリ








俵編み








蔟折り








縄ない








藁草履








畑作 210








前栽畑








畦や土手の作物








桑畑の野菜








転作畑








果樹栽培 214








家の周りのくだもの








塚作りから畑作りへ








土作りと施肥








病害虫の駆除








収穫と販売








うまいくだもの作りの推進








その他の果樹








養蚕 227








養蚕








桑の種類








桑もぎ(摘み)








はきたて








共同飼育








棚飼いと平飼い








ヒキひろい








繭かき








繭の取れ高と出荷場所








真綿作り








糸とり








変わってきた農業経営 238








農機具の機械化








高齢化する農業

第二節






林業・狩猟 242








林業 243



(1)




山仕事 243








山林の管理と植林








農家の山仕事








たきつけ



(2)




専門業者による林業 246








測樹








伐採の準備








伐採と造材








運搬








伐採儀礼








コビキ








製材所の成立



(3)




炭焼き 253








バラ炭








カジ炭








堅炭








製炭者の生活








炭の販売者








狩猟 260



(1)




下諏訪の狩猟環境 260








文献に見られる狩猟環境








高島藩の鑑札








明治期の狩猟








狩猟法の変遷



(2)




狩猟方法 262








鳥モチ猟








網猟








銃狩猟








その他の狩猟



(3)




獲物の皮・肉・角などの利用 274








うさぎ








くま








しか








その他

第三節






漁業 276








諏訪湖の漁舟 278








まるた舟








さんぽ舟








プラスチック船








漁場 280








スナマ








ヤワラミ








ドロマ








網干し場








漁具と漁法 281








昔の漁法








かぶせ網の漁法








定置仕掛けの漁法








曳き網の漁法








すくい網の漁法








引掻き網の漁法








その他の漁法








諏訪湖の魚介類 296








こい








ふな








なまず








うなぎ








はや・うぐい








かまつか








もろこ








わかさぎ








ひがい








えび








どじょう








しじみ








からす貝








つぶ








とうくろ








今後の諏訪湖漁業 306








漁師の経験と知恵








養殖化へ

第四節






伝承技術を生かして 307








手工 308








手工製品








藁細工








竹細工








木工細工








特殊技術 313








近代の産業化へ向けて








氷切り(採氷業)








瓦焼き

第五節






出し釜と国用製糸 316








出し釜と国用製糸








糸とり一筋に六〇年








製糸業の衰滅

第六節






諸職 320








石材石碑店








豆腐製造店








綿香屋
第五章







宿場町から観光地へ 329

第一節






交通 332








いろいろな道 332



(1)




古い道 332








鎌倉道








市道








古道



(2)




江戸時代の街道 334








中山道随一の難所








甲州道中の景観



(3)




現代の道 339








和田峠道の難所の解消








和田峠トンネルの掘削








国道二〇号線








湖畔線








新田中線



(4)




マチ中の道 345








下諏訪宿内の道








三角八丁








友之町交差点








駅前広瀬町通り








御田町通り



(5)




マチ周辺のムラの道 348








ムラとマチを結ぶ道








ムラウチの道








団地内の道








運搬の方法と用具 352



(1)




人の力で 352








背負う








担ぐ








引く・押す



(2)




牛馬の力で 355








背に載せて








牛に引かせて








運送



(3)




乗り物 358








人力車








自転車








乗合馬車








汽車








乗合バス








和田峠線の貸切自動車








トラック








帆掛け船








自家用車








旅と宿泊施設 367



(1)




昔の旅 367








旅立ち








道橋の補修








立場茶屋








宿場内の家の造り








温泉宿場の賑わい








講と参拝客



(2)




近代の旅 374








下諏訪町の温泉旅館街








商人宿








湯治客の賑わい








下諏訪温泉を訪れた文豪

第二節






通信 379








伝言 379








口伝え








回章








合図








郵便と電話 381








手紙








電話の普及

第三節






交易 383








ムラのお店 383








道路ばたの店








ムラの中の店








団地内の店








ムラに来た行商








商店街 386








料亭や置屋街








工場周辺のマチ








新田中線と新商店街の誕生 389








新市街地の発展








もとのマチの活性化運動








露店の商い 391








夜店








祭りの露天商








朝市








無人販売

第四節






下諏訪の観光 395








諏訪大社と周辺の整備








諏訪湖畔の景観








八島高原とあざみの歌
第六章







地域の慣行 403

第一節






ムラの発生と発展 407








ムラの成立








新しいムラ

第二節






共有財産 409








山林原野の多い町








共有の減少








豊かに湧く温泉








独自の呼称の集会所

第三節






区制と町制 418








区制と区の役員








町の役員とその選出








寄り合い








制裁








共同作業

第四節






年齢集団 423








子供組








若者組








その他の集団
第七章







人の一生 431

第一節






出産 433








妊娠 433








妊娠のしらせ








妊娠に関する俗信








つわり








帯祝








おたのみ








出産 437








出産








産後

第二節






子供から大人に 450








育児 450








初節供








虫封じ








誕生祝い








子供の祝い 453








帯結びの祝い








袴着の儀式








七ツ坊主








帯とき








入学祝い








成人 455








褌祝い








腰巻き祝い








成人の日

第三節






婚姻 456








婚約 457








嫁入りと婿入り








結婚適齢期








下拵え








姉女房








聞き合わせ








見合い








仲人








手じめ酒








婚礼の日取り








結納








結納品








婚礼の準備








婚礼 464








見立て








婿入り








嫁入り道具








受け渡し








迎え道中








髪形








衣装








花嫁行列








入家と落ち着き








式場








式の座席








挙式








献立








床入り








あとふき(後宴)








かねつけと髪なおし








祝儀帳に見る祝いの品








披露と里帰り 481








茶呼び








嫁開き








隣家回り








里帰り








親類回り








婿呼び・嫁呼び








仮り祝言・出入りぞめ








祝い水








しゃもじわたし








離婚・再婚 484








離婚と再婚








逆縁婚

第四節






厄年・年祝い 485








厄年 486








厄年








厄払い








年祝い 487








年祝い








結婚記念日

第五節






葬送 489








死亡 489








死の予兆








臨終








死亡の通知








通夜








湯棺と納棺








門牌








葬式の準備 493








隣家とトウナカマ








葬式の準備








香典








葬式








喪服








出棺








葬列








引導場








埋葬








精進落とし








火葬








子供の葬儀

















供養 503








川施餓鬼








お見舞い








七日








四十九日








新盆








アラミタマ








神詣りの遠慮








年忌供養
第八章







家と同族 507

第一節






家族 510








家族 510








呼び方








家長と主婦








仮の親子








家族の占領する場所 511








囲炉裏の囲み方








部屋分け








家長の座の相続 513








相続の機会








相続者








相続の呼び方と相続したもの








主婦の座の継承 514








継承の機会








呼び方と譲るもの








隠居 515








隠居の機会








隠居場所








隠居後の生計

第二節






本家と分家 516








本家と分家 516








呼び方








つきあい








分家の創設 517








分家の機会








分家の対象








財産分けと分家する場所

第三節






同族 519








同族 519








同族の呼び方








範囲








規模








機能・組織など 521








同族の祭り








祭りの時期と祭神








祭りの運営








祭りの費用








墓掃除








同族の共有物 525








墓地








祭具など








共有林








同族の変化 528
第九章







折々のもよおし 531

第一節






暮れの行事 534








御事八日








お松様はやし








煤掃き








冬至








お歳暮








松飾り








注連飾り








餅つき








鏡餅








年棚








暮勘定








アラミタマ








洗い出し








オミタマ








年取り








除夜の鐘








二年参り

第二節






正月の行事 541








大正月








お元日








若水








御門まわり








雑煮








学校の式(四方拝)








お年玉








初夢








仕事初め








御年始








初売り








エビスサマの年取り








蟹の年取り








七草叩き








七草粥








送り正月








お供え開き








お蔵開き








小正月








セエノカミ祭り








粥掻棒(粥杖)








ホンダレサマ








オメエダマ

















ナリキゼメ








大刀・小刀








弓・矢








ネギドノ








若餅つき








万物作








作道具の年取り








十四日年








オシンメヤキ








厄投げ








餅粥








年神様送り








お賽日








藪入り








お墓参り








山の神








ヨイエビス








二十日正月








六夜待ち








晦日正月

第三節






春の行事 559








節分








豆撒き








事八日








針供養








初午








蚕玉様の祭り








涅槃会








桃の節供








春の彼岸








春の社日参り








お花祭り

第四節






夏の行事 566








八十八夜








水口祭り








端午の節供








山の口








苗神様








ネエボコ祝い








両社参り








天王様








天神祭り








虫送り








陽気祭り








火祭り








土用丑

第五節






盆の行事 570








高灯ろう








新盆








墓掃除








お施餓鬼








七夕








盆花採り








お盆








盆棚








仏様のおあしらえ








迎え火








百万遍








盆勘定








棚経








お賽日








盆送り








お墓参り








送り火








盆踊り








山の神祭り

第六節






秋・冬の行事 579








八朔








風祭り








十五夜








秋の社日








秋の彼岸








菊の節供








十三夜








とうかんや








蚕玉様








恵比寿講








二十三夜








秋祭り








金山講
第十章







まつる 585

第一節






諏訪大社の祭り 588








式年造営御柱大祭 588








諏訪の御柱








御柱見立て








御柱の伐採








綱打ち








御柱曳行分担








山出し








里曳き








式年造営大祭 603








御宝殿の建て替え








新御宝殿への御遷座








御柱祭出し物 604








長持ち行列








奉納騎馬行列








恒例大祭と特殊神事 611








御頭郷御占い神事








筒粥の神事








遷座祭








御作田社の田植え神事








夏越の祓








遷座祭








下社御射山祭

第二節






村のお宮やお寺さま 621








村の神社 621








津島神社








若宮神社








武居恵美須神社








津島神社








伏見稲荷神社








一本柳神社








豊川稲荷社








天白社








米守神社








熊野神社








神明神社








星が丘諏訪神社








お寺さま 635








慈雲禅寺








来迎寺








法泉寺








本願寺

第三節






民間信仰 639








お薬師様








宝光院








行屋やお堂








道祖神








庚申講








二十三夜講








二十二夜講








山の神溝








その他の講
第十一章







生活の知恵 653

第一節






しつけ 655








あいさつ








食事のしつけ








服装のしつけ








仕事のしつけ








一人前

第二節






民間医療 659








健康の維持








薬草








動物から採った薬








売薬








製薬業








治療の方法

第三節






占い・呪い 668








占いと呪い








夢占い








動物に関するもの








植物に関するもの








捜し物に関するもの








災難避けに関するもの








暦に関するもの








方位に関するもの








雨の予兆








雷の予兆








風の予兆
第十二章







芸能と遊び 685

第一節






御作田祭の田遊びと舞楽 687








田作りの儀








田舞

第二節






盆踊り 691








夏の楽しみ








エーヨー節

第三節






相撲 695








力士岩ヶ崎








御射山相撲

第四節






門付芸 697








主として正月に来たもの 697








三河万歳








春駒








獅子舞








千俵








季節を限らず来たもの 698








豆蔵小僧








猿回し








バイオリン

第五節






子供の遊び 699








童ことば・口あそび 699








幼児の遊び 700








手遊び








入浴時の口遊び








鬼ごと 700








目かくし鬼








カクレンボ








草履かくし








せんぎりぎっちょ








男の子の遊び 701








いろいろな遊び








凧作りと凧揚げ








水車作りと水車遊び








サンゲージ作りと遊び








女の子の遊び 704








いろいろな遊び








まりつき








オテンコ








羽つき








祭りの楽しみ

第六節






冬を楽しむ 708








諏訪湖の下駄スケート








秋宮スケートリンク








そり・スキ―
第十三章







伝説と昔話 712

第一節






伝説 714








諏訪大社下社七不思議 714








御神渡り








筒粥神事








湯口の清濁








根入りの杉








御作田の早稲








浮島








御射山の三光








石仏・地蔵の伝説 718








〓焼地蔵








春宮の鳥居と万治の石仏








言いなり地蔵








茶くみ婆さん








隠岐のあごなし地蔵








切られ地蔵








樋橋の延命地蔵








みそなめ地蔵








善心さま








石や岩の伝説 727








信玄の矢除石








和田義盛の刀石








いぼ石








ジジ穴・ババ穴








植物の伝説 731








尾掛松








神明の木








専女のけやき








苗間桜








天桂の松








むすびの杉








八島のカキツバタ








湯や水の伝説 736








綿の湯伝説








信玄のかくし湯








承知川








独鈷水








おちゃばの清水








金明水








地名にまつわる伝説 739








四王








捨大持








医王渡橋








回向坂








十五郎坂








でえらぼっち








その他の伝説 743








二ツ山の天狗








二ツ山刀利天狗








お茶壺道中








薩摩上人








万寿姫

第二節






昔話 748








十二支の由来








笠地蔵








蚕の話








たかさときつね








法事のみやげときつね








そう吉ときつね








鎌ヶ池の天狗








宮の上のむじな

第三節






昔の事件の話 755








和宮様のお通り








水戸浪士隊の通行








相楽総三と赤報隊
第十四章







方言 763

第一節






長野県方言 766








長野県方言の位置 766








長野県の方言








長野県方言の位置








長野県方言の特徴 768








音韻








文法








長野県方言の区画と各地方言の概観 774








区画








各地方言の概観

第二節






下諏訪町方言 777








諏訪方言の位置と特徴 777








諏訪方言の位置








諏訪方言の特徴








諏訪方言の地域差








音韻








アクセント








文法








語彙








下諏訪町方言の性格 788








音韻








アクセント








語法・表現
第十五章







下諏訪の字名 811

第一節






里の字名 813

第二節






林野の字名 814
口絵・中扉解説 827
資料 837
下諏訪方言集 839
〓焼地蔵尊御縁起 885
下諏訪町の文化財 888
章節目次

(注)
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