諏訪の近現代史 第五巻
出版:1986年/出版元:諏訪教育会/
章節目次
第一編







維新期 近代体制化の試行の時代

はじめに






はじめに 2

第一章






政治


第一節





高島藩・県治から筑摩県治下へ 3


第二節





地方行政制度の整備 14


第三節





警察・司法・兵制の成立 21

第二章






農林漁業


第一節





地租改正と耕作地の変化 24


第二節





林野の所有区分 29


第三節





漁業の自由化 32

第三章






製糸業


第一節





開港と製糸業 34


第二節





座繰製糸の移入と普及 39


第三節





洋式器械の導入と諏訪式器械製糸 42

第四章






鉱工業


第一節





在来鉱業 50


第二節





在来工業の動向 52

第五章






商業と金融


第一節





明治維新期の商業 55


第二節





銀行設立以前の金融 63

第六章






観光と交通・通信


第一節





宿場と湯治場 66


第二節





駅逓制の推移と道路整備 69


第三節





郵便業務の開始 71

第七章






社会・厚生


第一節





地域社会の変貌 74


第二節





保健衛生と医療 77


第三節





災害と救貧対策 81

第八章






宗教


第一節





神仏分離 84


第二節





神社制度の変革と社寺領上知 87


第三節





国民教化政策の展開 91

第九章






教育と文化


第一節





近代教育体制の展開 93


第二節





社会教育と報道 100


第三節





学芸 102


第四節





娯楽とスポーツ 104
第二編







明治期 国家主義・資本主義体制推進の時代

はじめに






はじめに 108

第一章






政治


第一節





地方自治制度の進展 109


第二節





地方税制と町村財政 123


第三節





軍事・警察・司法の整備拡充 134


第四節





諏訪湖の治水と取飜川 141

第二章






農林漁業


第一節





農業生産と農業団体 148


第二節





水利と紛争 154


第三節





林野をめぐる運動と争論 164


第四節





入会山の分割 173


第五節





漁業の統制と漁獲の増大 176

第三章






製糸業


第一節





製糸業経営の発展 178


第二節





製糸業の施設と設備 199


第三節





製糸業諸団体の成立と展開 208


第四節





製糸労働者の状態 217

第四章






鉱工業


第一節





殖産興業政策の影響 228


第二節





在来工業と農間余業 234

第五章






商業と金融


第一節





商業発展の芽生え 240


第二節





金融機関の発達 249

第六章






観光と交通・通信


第一節





観光地化のはじまり 257


第二節





運送業の自由化と道路整備 264


第三節





天竜川と諏訪湖の水運 267


第四節





中央線の開通 269


第五節





通信機関の発達 273

第七章






社会・厚生


第一節





変わる民衆の意識と生活 277


第二節





明治期の保健衛生と医療 284


第三節





災害と慈恵としての社会福祉 292

第八章






宗教


第一節





国家神道の確立と神社 299


第二節





仏教の動向 303


第三節





各種教団の布教の始まり 305

第九章






教育と文化


第一節





近代教育体制の整備 307


第二節





社会教育と新聞発行 315


第三節





学芸 320


第四節





スポーツと娯楽 323
第三編







大正期 資本主義体制確立の時代

はじめに






はじめに 328

第一章






政治


第一節





選挙と政治の動向 329


第二節





護憲運動と普選運動 337


第三節





町村自治の拡大 340


第四節





警察・司法の組織と活動 342

第二章






農漁業


第一節





養蚕業の発展 345


第二節





農業経営の変化 349


第三節





諏訪湖漁業の発展 353

第三章






製糸業


第一節





全盛期の製糸業 355


第二節





繭の改良と購繭 361


第三節





組合製糸の成立と発展 363

第四章






鉱工業


第一節





鉱業・発電等の企業化と発展 365


第二節





中央線開通と在来工業の発展 370

第五章






商業と金融


第一節





中央線開通と商店街の形成 374


第二節





製糸業全盛期の商業の発展 383


第三節





第一次大戦と金融業 384

第六章






交通・通信と観光


第一節





交通の発達と道路整備 388


第二節





電話の普及 392


第三節





中央線開通後の観光地形成 395

第七章






社会・厚生


第一節





ゆれうごく民衆の生活 403


第二節





大正期の保健衛生と医療 407


第三節





災害と組織化する防災活動 413


第四節





社会問題の激化と社会福祉 416

第八章






宗教


第一節





神社の強化整備 420


第二節





活発化した宗教活動 422

第九章






教育と文化


第一節





大正期教育の動向 426


第二節





諏訪郡教育会の活動 430


第三節





新聞の盛行と社会教育 432


第四節





学芸の新しい動き 437


第五節





スポーツと娯楽 440
第四編







恐慌期 経済恐慌への対応の時代

はじめに






はじめに 446

第一章






政治


第一節





恐慌下の町村財政 447


第二節





経済恐慌と諸政策 456


第三節





恐慌と満州事変 458


第四節





政党の動きと左翼弾圧 460

第二章






農漁業


第一節





恐慌下の農業 464


第二節





産業組合と農会の活動 469


第三節





転換期に立った諏訪湖漁業 472

第三章






製糸業


第一節





製糸業の衰退 475


第二節





組合製糸 485

第四章






鉱工業


第一節





需要の増大に伴う電力・ガスの増産 490


第二節





恐慌下の在来工業 492

第五章






商業と金融


第一節





恐慌下の商業活動 495


第二節





経済恐慌と金融業 500

第六章






観光開発と交通・通信


第一節





昭和前期の観光開発 504


第二節





陸運の発達と道路改修 515


第三節





軌道設置問題 520


第四節





昭和初期の通信 522

第七章






社会・厚生


第一節





恐慌下の社会問題 525


第二節





不況下の保健衛生と医療 533


第三節





災害と防災活動 539


第四節





社会福祉活動の進展 542

第八章






宗教


第一節





氏子組織の確立と神社 546


第二節





恐慌期の教団宗教 547

第九章






教育と文化


第一節





二・四事件 550


第二節





青年教育の動向 552


第三節





社会教育と報道 554


第四節





学芸 557


第五節





スポーツと娯楽 561
第五編







戦時体制期 戦争への総動員の時代

はじめに






はじめに 566

第一章






政治


第一節





岡谷・諏訪の市制施行 567


第二節





戦時下の市町村財政 569


第三節





満蒙開拓 573


第四節





日中戦争の拡大と総動員体制 580


第五節





翼賛体制の確立 588


第六節





太平洋戦争と臨戦体制 592

第二章






農漁業


第一節





戦時体制下の農業 600


第二節





戦時体制下の漁業 606

第三章






鉱工業


第一節





電力・ガスの統制と軍需供給 607


第二節





新鉱山の開発と増産 610


第三節





機械金属工業化 613

第四章






商業と金融


第一節





配給制度と企業整理 624


第二節





銀行の整理統合 627

第五章






交通・通信


第一節





統制下の陸運 629


第二節





戦時下の通信 631

第六章






社会・厚生


第一節





戦時体制下の社会 633


第二節





戦時体制下の保健衛生と医療 636


第三節





災害と戦時下の防災活動 640


第四節





戦時下の社会福祉 642

第七章






宗教


第一節





「聖戦」の支柱とされた神社 645


第二節





戦時統制下の教団宗教 646

第八章






教育と文化


第一節





戦時下の義務教育 648


第二節





戦時下の中等学校 652


第三節





戦時下の社会教育と報道 655


第四節





戦時下の学芸 658


第五節





戦時のスポーツ 661
第六編







戦後期 民主化と経済成長の時代

はじめに






はじめに 664

第一章






政治


第一節





民主改革と地方自治 665


第二節





地方自治の拡充と町村合併 673

第二章






農林漁業


第一節





農地改革 680


第二節





振興期の農業 685


第三節





新農政の展開 696


第四節





商品生産農業 703


第五節





農業協同組合の活動 709


第六節





潅漑用水 711


第七節





戦後の林野 714


第八節





戦後の漁業 716

第三章






鉱工業


第一節





大戦後の機械工業 724


第二節





量産化を進めた食品工業 749


第三節





鉱業・ガス・電力の動向 755


第四節





製糸工業の復活とその展開 758

第四章






商業と金融


第一節





商業活動混乱期の商業 761


第二節





高度経済成長期の商業 762


第三節





金融機関の再編と整備 765

第五章






交通・通信


第一節





鉄道交通と自動車交通の発達 769


第二節





新道路の建設 771


第三節





通信事業の進展 773

第六章






観光開発の進展


第一節





諏訪湖をめぐる観光地 777


第二節





高原観光地の躍進 780


第三節





自然保護と諏訪の観光 790

第七章






社会・厚生


第一節





民主化をめざす社会 794


第二節





保健衛生と医療の新しい展開 801


第三節





戦後の災害と防災活動の近代化 808


第四節





新しい時代の社会福祉 811

第八章






宗教


第一節





敗戦と宗教 816


第二節





宗教の新しい動き 817

第九章






教育と文化


第一節





戦後の教育改革 822


第二節





教育委員会とPTA 825


第三節





幼児教育 827


第四節





社会教育の開花 829


第五節





戦後の報道 834


第六節





学芸の興隆・普及 837
第七編







諏訪地方の民俗

はじめに






はじめに 848

第一章






生活


第一節





居住 849


第二節





服飾 850


第三節





食習 852

第二章






族制と通過儀礼


第一節





族制 854


第二節





婚姻 855


第三節





誕生 859


第四節





年齢にともなう儀礼 865


第五節





年齢集団 867


第六節





葬送 869

第三章






年中行事と信仰


第一節





年中行事 876


第二節





諏訪大社とその祭り 894


第三節





講社 899

第四章






伝説 905
諏訪近現代史略年表 912
索引 926
後記 927
章節目次