諏訪史 第四巻
出版:1966年/出版元:諏訪教育会/
章節目次
序篇







戦国時代末期の諏訪 領国完成期 慶長五年まで 1

はじめに






はじめに 3

第一章






武田氏の滅亡 4

第二章






河尻鎮吉の統治 9

第三章






諏訪頼忠の蹶起 10

第四章






諏訪氏の小田原従軍と関東転封 18

第五章






日根野氏の統治 19

第六章






関東在任中の諏訪氏 24


第一節





武州奈良梨の時代 24


第二節





上州惣社の時代 26


第三節





分限者春芳軒と小平道三 30
第一篇







江戸時代初期の諏訪 藩領確立期 慶長~明暦 藩主 諏訪頼水・忠恒 33

はじめに






はじめに 35

第一章






高島藩の成立 40


第一節





旧領復帰 40


第二節





大坂陣従軍と五千石の加増 41


第三節





二千石の分知 43


第四節





国郡境論 45


第五節





幕府に対する役儀 50

第二章






家臣団の構成と藩庁機構 71


第一節





家臣団の構成 71


第二節





藩庁機構 82

第三章






城下町と宿駅 96


第一節





城下町の成立 96


第二節





宿駅の整備と伝馬制度 102

第四章






耕地の開拓と検地 129


第一節





原山の開発 129


第二節





尾尻の切広め 155


第三節





本村の改出 157


第四節





慶長以前の検地 160


第五節





正保・慶安・承応の総検地とその意義 166


第六節





筑摩郡三千石の検地 167

第五章






諏訪社の崇敬と寺院の整備 169


第一節





大祝の分立と社領の確立 169


第二節





社殿の復興 174


第三節





御頭郷の確立 174


第四節





寺院の整備 177

第六章






藩主と藩政 191
第二篇







江戸時代前期の諏訪 初期藩政改革期 万治~貞享・元禄 藩主 諏訪忠晴 201

はじめに






はじめに 203

第一章






法制の整備 205


第一節





寛文の法度と元禄の家中法度 205


第二節





郡中法度の制定と正徳の高札 212


第三節





五人組法度 215


第四節





宗門改と人別改 222


第五節





鉄炮改 236


第六節





社家の物忌令 238


第七節





罪科の処理 239

第二章






知行制度の改革 243


第一節





地方知行 243


第二節





地方召上 256

第三章






財政政策 263


第一節





藩の財政機構 263


第二節





藩財政の状態 275

第四章






農村と農民 287


第一節





農村 287


第二節





村内の階層 291


第三節





農村の統治 293


第四節





村の自治 295


第五節





治安と風規 300


第六節





農業経営の規模 302


第七節





農業技術 309


第八節





貢租 323


第九節





農地の移動 334


第十節





馬政 336

第五章






江戸初期の学問 342


第一節





諏訪の学風 342


第二節





諏訪忠晴の学芸 342

第六章






藩主と藩政 348


第一節





三代藩主諏訪忠晴 348
第三篇







江戸時代中期の諏訪 藩政停滞期 元禄~享保~宝暦~天明 藩主 諏訪忠虎・忠林・忠厚 351

はじめに






はじめに 353

第一章






商業の発達 356


第一節





城下町商業の保護 356


第二節





在見世の制限 360

第二章






中馬の確立 361

第三章






入会問題と林野政策 370


第一節





入会の成立とその経緯 370


第二節





林野政策 393

第四章






藩主の領内巡見 399


第一節





御巡見 399


第二節





お枕屏風と一村限村地図 405

第五章






二之丸一件 408

第六章






学芸の興隆 428


第一節





俳諧の流行 428


第二節





藩主諏訪忠林の学問 440

第七章






藩主と藩政 444








藩主 諏訪忠虎・忠林・忠厚
第四篇







江戸時代後期の諏訪 藩政改革期 天明~文化・文政 藩主諏訪忠粛・忠恕 447

はじめに






はじめに 449

第一章






藩財政の窮乏 451


第一節





寛政改革前後 451


第二節





中期以後の検地 456


第三節





倹約令 462

第二章






水害飢饉とその対策 466


第一節





諏訪湖の氾濫 466


第二節





郷倉と常盈倉 478


第三節





隠徳者と捨子 488


第四節





孝子・節婦 489

第三章






農村に対する政策 491


第一節





農間余業とその規制 491


第二節





繰越汐と五兵衛汐 492

第四章






諏訪湖漁業と漁村 499


第一節





中世以前の漁業 499


第二節





漁業の統制 501


第三節





漁法と漁具 506


第四節





漁業税 508


第五節





漁業生産と市場 514


第六節





特殊漁業 515

第五章






貢租制度の改革 519


第一節





徳帳 519


第二節





諸職業と運上 528

第六章






宿駅の殷賑と宿村の難渋 537


第一節





旅行記 537


第二節





宿駅の運営 539


第三節





特殊な通行 546


第四節





一般の通行 551


第五節





宿駅の難渋と助成策 553


第六節





助郷村々の難渋 557

第七章






学芸の普及 560


第一節





長善館 560


第二節





心学と植松自謙 564


第三節





和算 569


第四節





俳諧 570


第五節





寺子屋 576


第六節





書道 579

第八章






藩主と藩政 581








藩主 諏訪忠粛・忠恕
第五篇







江戸時代末期の諏訪 幕末維新期 天保~明治 藩主 諏訪忠誠・忠礼 583

はじめに






はじめに 585

第一章






農民経済の発展 589


第一節





綿打と小倉織 589


第二節





養蚕・蚕種・生糸 603


第三節





寒天・鋸・氷餅・焼酎 614


第四節





出稼と奉公人 621


第五節





馬と馬市 628


第六節





主穀農業の発展 643


第七節





中馬の展開 647

第二章






農民層の分解 652


第一節





農村構造の変化 652


第二節





小前層の抬頭 656

第三章






開港と製糸 664

第四章






松沢義章と飯田武郷 672


第一節





諏訪社の独立 672


第二節





国学の勃興と松沢義章 673


第三節





今井信古 675


第四節





宮坂恒由 675


第五節





宮坂久寛 676


第六節





飯田武郷と皇学校 677

第五章






勤王諸士の活躍 681

第六章






街道の異変 684


第一節





和田嶺合戦 684


第二節





贋勅使高松殿 691


第三節





相楽総三と赤報隊 694

第七章






諏訪忠誠の幕政参与 703


第一節





幕政参与 703


第二節





幕末の勤役 704

第八章






世相の混乱 707

第九章






明治維新による変革 709


第一節





版籍奉還 709


第二節





廃藩置県 714


第三節





俸禄制の改革 715


第四節





廃仏毀釈 717


第五節





高島城破却 721

第十章






幕末期における藩財政 723

第十一章






藩主と藩政 729


第一節





忠誠と忠礼 729
第六篇







生活と美術工芸 733

はじめに






はじめに 735

第一章






美術工芸 737


第一節





建築 737


第二節





絵画 750


第三節





彫刻 757


第四節





鍛冶 760


第五節





その他 763

第二章






諏訪の医学 766


第一節





永田徳本 766


第二節





藩医井出氏 768


第三節





眼医師竹内新八 770


第四節





接骨医立木氏 774


第五節





その他 775

第三章






温泉と鉱泉 776


第一節





湯之町 776


第二節





上諏訪温泉 778


第三節





鉱泉 780

第四章






日常生活 783


第一節





783


第二節





784


第三節





住居 786


第四節





金融・店 795

第五章






相続と分家 800

第六章






娯楽 805

第七章






信仰 808

第八章






若者仲間 821
高島藩主略系図 825
諏訪史略年表 828
索引 836
後記 837
章節目次