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青木村誌 歴史編 下
出版:1992年/出版元:青木村誌刊行会/編集者:青木村誌編纂委員会
章節目次
第一章







明治期の青木村

第一節






新しい時代と青木村








版籍奉還 1








明治維新と上田藩








版籍奉還当時の青木村








廃藩置県 2








上田藩~上田県~長野県








戸籍の区と区制 2








戸籍法の制定と施行








戸長・副戸長と百姓代








大区小区制 4








大区と小区








小区の村々








明治初期の村々 6








チャラ金騒動








村方三役の公選








戸長役場と連合戸長役場








青木村の成立 9








村名の由来








青木村誕生までの経過








第一回村議会議員選挙








郡制の誕生 13








小県郡の誕生と小県郡役所








本村から選出された郡会議員








村政のしくみ 14








役場の組織








村内の区画








村の財政 14








明治初年の税地・貢租・戸数・人数調書








明治二十七年歳出入決算書

第二節






「世界の中の日本」をめざして








徴兵制の公布 20








国民皆兵の徴兵令








兵役の免除制度 20








不平等な兵役免除








兵隊よけ








本村における兵隊よけの実例 20








五歳の子を養子に








養子縁組の約定書








西南戦争のあらまし 21








西郷隆盛の反乱








従軍者と戦没者 21








本村の従軍者








日清戦争のあらまし 22








朝鮮半島の支配権争い








軍資金の献納 22








戦争協力のためのお金








「献納金申立書」








従軍者と戦没者 22








本村の従軍者一八人








日露戦争のあらまし 22








中国東北部の支配権争い








戦場と故郷を結んだ手紙 23








戦地から故郷へ








婦人会からの慰問文








従軍者と戦没者 25








本村の従軍者一四一人








戦没者一五人








明治時代の軍人援護活動 25








従軍者に贈った感謝状








大正時代の軍人優待会 26








青木村軍人優待会








村をあげての兵士・家族への援護








昭和時代の援護活動 26








寄せ書き・千人針・慰問








慰問袋 26








慰問袋の中身

第三節






農業生産








稲作りと養蚕 27








水田・桑園の収入








稲の作り方と蚕の飼い方








農会の発足の概要 31








農業団体の草分け








農会の組織・運営 32








会員数八一九人








会長は村長








農会の事業と活動 32








農業生産の技術指導・講習会








産業組合の設立と経過 33








各地にできた信用購買組合








無尽講の流行








地租改正と農民の負担 34








現物納から金納へ








苦しい農家の生活








小作農への転落

第四節






各種産業








明治初年のあらまし 38








男稼ぎと女稼ぎ








製糸業 38








村松の座繰工場








青木村の製糸場








蚕種業 39








養蚕農家から蚕種製造家へ








専業蚕種製造業者








鉱業(炭鉱) 40








田沢炭鉱株式会社








修那羅炭鉱








紙すき業 42








紙すき業から養蚕業へ








楮の抜根の奨励

第五節






林業








山林の所有区分 43








官有地と民有地








民地引直しの請願








官有地下戻し運動








田沢山十四地区共有地 45








入会山から共有地へ








共有地の経営








山手米御年貢








入会林野の争い 46








田沢山と滝山の入会争い

第六節






水利と水利紛争








藪下水路と柿ノ木堰 49








昔の流れと今の流れ








水利妨害殴打創傷事件 49








裁判にまでなった殿戸と浦野の水争い








堰と溜池 52








主な堰の流れと溜池

第七節






自衛消防から公設消防へ








上田町の大火事 55








チャラ金騒動の火事








明治のころの消防器具








火消のころ 55








当郷消防組沿革誌








火消から消防へ 56








夫神村消防費








こわして延焼を防ぐ








自治消防組の結成 57








消防組の沿革








火事見舞帳








公設消防組 58








組織








巡検








金馬簾








最初の殉職者








消防の経費








器具と設備の充実 61








バケツ三〇個四円八〇銭

第八節






警察と司法








青木村駐在所 61








駐在所の沿革








裁判所の移り変わり 62








聴訟司から長野地方裁判所上田支所まで

第九節






交通と通信








道路の分布 63








主要道路と掃除丁場








二線路の開通 64








七道開削事業の二番目の路線








峠と道








信越線・篠ノ井線開通の影響 67








道路敷に木が生えた二線路








上田駅の開業と青木村








陸運会社と中牛馬会社 68








半官半民陸運会社と民間運輸会社








人力車と乗合馬車 68








青木ー上田間二〇銭~二二銭








上田ー松本間八〇銭








荷車・運送馬車と自転車・リヤカー 68








馬車の往来のはげしかった青木街道








本村の自転車第一号








郵便制度のはじまり 70








二つ折の葉書








日当一〇銭の郵便配達








郵便・電信・電話の開設 70








青木に郵便受取所開設








洋風二階建の局舎新築








電信業務の開始








電話加入者六人

第十節






保健と衛生








避病院の建設 73








伝染病の時代








漆原地籍から宮ノ窪へ








伝染病予防委員 75








伝染病予防委員会設置規定








伝染病の流行 75








毎年のように発生した赤痢と腸チフス








村をあげての大種痘 77








本村の種痘状況

第十一節






商業と金融機関








これまでの商業活動 80








二線路開通のころ青木には家が六軒








商業活動のめばえ 80








多かった農業と兼業の小売商








青木商店街の発展 81








村の中心地になった青木の商店街








庶民金融 82








質屋








盛んだった無尽講








近代的金融機関 83








村にできた銀行と信用組合

第十二節






温泉








湯治場としての田沢・沓掛温泉 85








最大の慰安、湯治








はたごと自炊








田沢温泉 85








温泉にまつわる伝承








温泉の効能








沓掛温泉 86








温泉にまつわる伝承








温泉の効能








湯治場の移り変わり 87








湯治から避暑型へ








増築をかさねた旅館








当時の名所旧跡








その他の入浴施設 87








当郷の塩之入鉱泉

第十三節






教育








寺子屋の教育 89








盛んだった寺子屋教育








各地区の寺子屋








夜学会と文庫 91








盛んだった夜学会








各区の文庫の開設








学制頒布直後の学校 92








学制頒布のねらい








大・中・小学区制








明治初期の学校 93








四か所にあった学校








初等三年・中等三年・高等二年








小学校設立のいきさつ 94








青木学校








分教室








支校








派出所








教科書・学用品・服装 96








石板と石筆で勉強








校舎移転新築のいきさつ 96








難航した校舎新築








本校舎・分教場の新築








明治期終りごろの児童数








学校の生活 100








修学旅行








運動会








実業教育のはじまり 100








補修科の設置

第十四節






文化と文芸








欧米文化へのあこがれ 101








そのころの青木村民気質








新しい時代と青年たち








村誌の編纂 102








長野県町村誌のもと








藤村とますや 102








千曲川のスケッチ「山の温泉」








「老嬢」の舞台








同窓会報 102








会報の役割








健筆をふるった人たち
第二章







大正から昭和初期の青木村

第一節






大正デモクラシーと農民








米騒動 105








主婦たち米屋を襲撃








内閣の総辞職








普通選挙権獲得運動 105








納税資格から二五歳以上の男子へ








護憲運動 105








政党政治の実現を要求








治安維持法による暗黒政治 106








社会活動や言論の抑圧








軍国主義体制へ








本村の農民運動の背景 106








反骨精神と正義感








革新思想の台頭








本村の農民運動の消長 107








青木村農民組合の誕生








弾圧される活動








青木村農民組合の結成 107








修那羅山で紺襦袢、紺股引の結成大会








愛唱された農民歌 108








農民組合の班活動 109








深更におよぶ班会議








村税にたいする抗議運動 109








署名運動の展開








小学校増改築にたいする主張 109








組合独自の主張








単独組合から全農支部へ 110








全国農民組合青木村支部








農会廃止運動 110








農会廃止既成同盟








青年訓練所廃止運動 110








軍国主義教育反対








初めての処罰








反農民組合団体の結成 111








村民同志会








対立を深める両派








上小農民組合第二回大会 111








臨検の中止命令








事前検束








山本宣治の暗殺 112








追悼大演説会








山宣記念碑








農民組合と地方選挙 113








学校移転問題のからんだ村議戦








組合から県議、村議選に立候補








失業救済工事賃金闘争 113








最低七〇銭の要求








他地区への争議の応援 114








西塩田前山の小作争議








自転車かついで室賀峠越え








全農青木支部の解散 115








二・四事件








農民運動の終息








農民組合の中心的活動をした人々 116








戦場へ送られ消息不明の活動家

第二節






村の政治








地方自治の拡大 117








町村制の改正








選挙権の拡大








村の財政 118








増大する村の歳費と村税の増額

第三節






活発化する青年会・婦人会








青年会の動き 121








官製青年会から自治的経営へ








青年会の創立と活動








時報の発刊 122








青年会時報部








情報源としての時報








女子青年団(処女会) 123








各地区で処女会を結成








青木村処女会の発足








婦人会の発足と活動 124








婦人会の発起人は男性








女性の地位の低さありあり

第四節






農村経済の更生








農村経済と更生運動 130








農産物・繭価の大暴落








救農制度のめばえ 130








経済改善委員会の設置








無尽の負債整理








満州に移住した人々 131








県が青少年義勇軍への参加要請








証言「曠野の青春譜」

第五節






農業諸団体の活動








農会の事業と活動 134








大正時代の事業








昭和初期からの事業








農会の廃止と再建 136








農会解散既成同盟








再建後の活動








産業組合の発達 137








農村経済改善の中核








反産運動と反反産運動








青木村産業組合のあゆみ 138








農業会の設立とその経緯 140








食料増産と農業団体の強化、統合








農業会の組織と事業の内容 140








農業に関する国策に即応すること








戦争に協力した指導機関

第六節






養蚕の盛衰








養蚕業 142








輸出にたよる生糸








稚蚕飼育と共同飼育所








桑の改良 143








大正初期の桑の品種いろいろ








蚕種製造業の転換期 143








女子鑑別手の活躍








蚕品種の整理統一








蚕種の貯蔵と風穴 144








株式組織の貯蔵所








今も残る風穴








製糸業の発展 147








全盛時代の製糸場








煙をはかぬ製糸工場








青木倉庫株式会社 149








債権保存と繭保管のための倉庫








実業補修学校の仮校舎に転身

第七節






商工業の動き








青木商店街の移り変わり 150








葦原だった青木








二線路と電車によって飛躍した青木の町








青木村の工業 152








電気の導入と小工場








戦時中は松根油生産も








田沢炭鉱の盛衰 153








黒いダイヤの生産








たびたび変わった経営者

第八節






林業の盛衰








入会林野の整理と営林の促進 155








効果のあがらなかった公有林野の造林








官行造林法








愛林団の登場 156








愛林団の目的








本村の愛林団








森林組合の設立と実績 157








青木村森林組合








木材ブームと経営








林産物 157








木炭生産組合と木炭検査員








知事賞に輝く「青木木炭」

第九節






伝染病と医療








避病院閉鎖と伝染病院組合 160








川西伝染病組合組織








隔離病舎解散








伝染病組合規約








臨時大種痘 162








大種痘の規模








虎目騒動 163








トラホーム検診成績








治療所開設と閉鎖








腸チフスの脅威 165








大正の法定伝染病








腸チフスの致命率








予防接種始まる








大正の医人 166








本村に関係した医師








巡回する産婆 167








産婆設置・執務規定








戦前の出産状況








忍び寄る結核症 169








戦前の結核

第十節






教育と文化








補習学校の教育 170








男子は夜学、女子は昼学








補習教育の成績は郡下で第一








青年学校の教育 170








国民たるの資質を向上せしむることを目的とす








混乱を極めた学校の増改築問題 172








現地増築説と移転新築説








村長の辞職








同窓会報 174








村の機関雑誌としての役割








同窓会報を舞台に活躍した人たち








男女同窓会の合併 177








同窓会報の終刊 178








「襲いきたる農村恐慌の嵐に、ひとたまりもなく解体されて」








文芸思潮の盛行 178








読みごたえのあった時報 179








「時報の出現は本村文化史上の意味深き一頁を飾るもの」








農民美術 179








農民美術生産組合








信濃風俗人形の製作








大正末期の文芸 180








青木村に花咲いた非売品の各種印刷物








時報の三面記事 181








交通事故の記事








村のラジオの台数








文学研究会 181








発禁をくった時報








同人誌「小鳥」「歩み」








青木文芸史の走り書 182








本村最初の文芸史








来たるべき世の中を予感








休刊に追いこまれた時報 183








過去二〇年間の村の文化的記録








将来村誌編纂者のために必要な文献








絵画 183








画筆をふるった人たち








郷土史 183








郷土の歴史に目をむけ始めたころ

第十一節






消防組から警防団へ








青木村消防組 187








一地区一組から青木村一組へ








救護班の新設








滝山の山火事 188








昭和初年の三回の大火記録








青木(区)消防組の誕生 189








過疎地青木にようやく消防組できる








消防組自主化事件 189








消防組を自主化せよ








法被事件








全員がそろわなかった出初式








大巡検に全員ほおかぶりで参加








警防団 192








防空のための防護団組織








釜房の大火








警防団の発足








防空壕

第十二節






変わっていく村








電灯会社と電気事業 195








ランプから電灯へ








高かった電灯料








電車と自動車の乗り入れ 196








チンチン電車








小県自動車株式会社








貸切自動車と貨物自動車








川西十か村道路組合 199








麻績丸子線・青木鹿教湯線

第十三節






昭和恐慌期の村








昭和恐慌の発生と村の財政 201








村税の減額








苦肉の財政対策








恐慌下の農業 203








つづく慢性的な不況








土地ききん








農産物価の暴落 203








半値前後に落ちこんだ農産物価格








本村での対策 204








農村経済改善委員会








桑園の整理と多角経営








不況下の製糸業 206








繭価の大暴落








蚕糸業統制法の公布








組合製糸 207








不発に終わった「有限責任川西生糸販売組合」








不況下の商工業 208








あいつぐ製糸家の倒産








産業組合の購買活動と青木村商工組合の反目








経済恐慌と銀行 209








倒産や合併をする中小銀行








青木銀行・信濃銀行・八十二銀行








恐慌下の交通と通信 211








木炭自動車・薪炭自動車の登場








電話機の供出








救農工事による道路改修 212








賃金問題でストライキ








失業救済農山村臨時対策事業

第十四節






戦時体制へ








満州・上海事変の真相と「青木時報」 214








「・・・・・事実は日本軍のしわざである・・・」








従軍者と戦没者 214








従軍者の戦争記録








日中戦争と太平洋戦争の概要 214








十五年戦争へ突入








従軍者と戦没者 215








適齢期の男子のほとんどが従軍








二百人を越す戦没者








兵士たちの郷里出発の日 215








盛大な見送りで発った兵士と、一人でひっそりと発った兵士








防空監視哨 216








敵機の襲来にそなえて








青年学校の生徒が隊員








役場元兵事係の回想 217








「平和な今の時代はほんとうにありがたい」








戦没者の村葬 217








式場には声もなく痛恨の思いに唇をかみしめて








戦争に協力した村内諸団体 218








戦時下の各種団体








村民の姿








国民精神総動員と国家総動員 219








海外へ派遣された技術者たち








不可能な増産計画

第十五節






戦いの拡大








食料の増産 220








桑畑が畑に








米穀の統制と農家 220








米穀配給制








移出取締り規則








生産の悪化と皇国農民 220








生産割当








保有量を越えるものは残さず供出








甘藷の貯蔵穴








太平洋戦争と農業 221








戦争へ向けてまっしぐら








供出に強権発動








代用品の生産








隣組の強化と常会 223








戦時下の常会と隣組の役割








隣組緊急回報








大政翼賛会と翼賛壮年団 224








毎日毎日が翼賛運動








耐乏生活・物資の統制と配給 224








戦争完遂のために代用食と代用品の時代








戦争の激化と防災運動 225








白壁に墨をぬってカモフラージュ








防空訓練の徹底








戦時下の保険行政と医療 226








川西病院青木分室の誘致








国民健康保険組合診療所








国防婦人会の役割 228








青木村国防婦人会の結成と役割








青年団 229








男子は応召、女子は挺身隊








各分団の文庫の焼却








戦時下の学校と教育 229








学校教育はほとんど停止








小学校から国民学校へ








勤労奉仕の日々








学童疎開 232








田沢・沓掛温泉に疎開した子どもたち








疎開生活の日々








戦没者とその家族 233








残された年老いた両親








夫をなくした妻








父を知らない子どもたち








食糧危機 234








作ったものが食べられない農家








物資の欠乏 234








みじめなどん底生活








平和思潮の台頭 234








戦争の残したもの 235








勝つと思っていたのに








ほっとした気持ちと不安と
第三章







戦後の日本と青木村

第一節






青木村の戦後








占領政策と民主改革 237








終戦の日の役場当直日誌記事








矢つぎ早に出される総司令部の指令








軍国色の排除 238








戦争に関係するもの一切撤去








食糧不足対策村民委員会 239








供出の合理化、食料不足対策








公職の追放 240








本村の追放二〇人








引揚者の生活 240








村の人口が急速に増大








満蒙開拓と帰農 241








引揚者などの生活実態調査








かつぎ屋と物々交換 244








きびしい取締の中をかいくぐって








インフレ 244








預貯金の封鎖








旧円と新円の交換








特配品の割当








供出の強化 246








供出の拒否には「強権発動」

第二節






新しい地方自治








地方制度の改革 247








新制度によせる期待








地方統一選挙 248








地方公共団体の長、議員の選挙








第一回村議会








地区、隣組の改革 249








青木村区長規程








最近まであった地区総代








地方税制の改革 251








戦前と戦後の税制の比較








自治体警察 251








わずか七年で終わり

第三節






農民運動のゆくえ








戦後の農民運動 252








はなばなしく再発足








急速な衰え 252








「いつからともなく村民の視野から消えて・・・」

第四節






消防と防災








消防団の成立と近代化 253








警防団から消防団へ








火を消すことから火災予防へ








琴山の大火 253








ほとんど灰燼に








消防自動車の登場








水防作業中に殉職








消防団条例と規則 254








損害を最小限度に








水、火災の防御、鎮圧に努力








沓掛温泉の大火 254








村はじまって以来の大火災








動力ポンプの導入

第五節






農地の改革








終戦直後の農業経営 256








新しい農法の研究








食糧事情の好転








農地改革 257








農業近代化への基礎








農地調整 257








小作関係の合理化を規正








第一次農地改革 257








ほとんど農地は開放されず








第二次農地改革 257








農地委員会








一〇〇%に近い買収実績








改革後の問題点 258








開放者同盟の結成








生産力を増した自作農

第六節






農業経営の変化








農業生産の変化 259








戦後の主な農業








機械化と空中防除 260








小型耕運機の活躍








ヘリコプターの活躍








養蚕業の移り変わり 261








掃立回数の増加








青木村共同稚蚕飼育所の完成








畜産業の移り変わり 263








畜産モデル村








盛んだった各種畜産








奈良本牧場の設営








農機具の普及 270








大正時代の農機具








昭和時代の農機具








農業改良普及事業 272








4Hクラブ結成に寄与








緑の自転車で普及活動

第七節






農業協同組合のあゆみ








協同組合の設立と経過 274








農業協同組合のいろは








農業会の解散








協同組合の組織 276








組合員に密着した組織づくり








協同組合の事業 277








信用事業








生産販売事業








購買事業








諸事業








農業会・農業協同組合のあゆみ 281

第八節






変わりゆく林業








林業の消長 285








木材ブームから需要の低迷へ








造林事業 287








植林面積の推移

第九節






商工業の復活








混乱期の商工業 289








終戦直後の商工業調査








商工業の移り変わり 291








デフレ不況と朝鮮戦争による好景気

第十節






新しい教育








占領下の教育 293








新教育はあくまで個性の完成を目標とする








新学制の実施 293








六・三制の義務教育








学習指導要領による教育








新制青木中学校 294








新制中学校の発足








施設費寄付募集一〇万円








開校当時の思い出








小県蚕業高校青木分校の開校 295








勤労青年に高校設立を








「交通不便な山間地にありがたき恩典」








教育委員会の設置 297








選挙による教育委員の選出








PTAのはじまりと活動 297








小中学校一体のPTA








学校給食のはじまり 298








補食給食から完全給食へ








学校施設の整備と充実 298








積極的にすすめられた教育環境の整備事業








保育園の設置と移り変わり 299








宿海道地籍に保育園できる

第十一節






社会教育のうごき








戦前の社会教育 302








政府指導型の社会教育








戦後の社会教育 302








新生日本の発展を願い、住民の自治意識の高揚をはかる








公民館の発足 303








青空公民館としてスタート








ナトコ映画の思い出

第十二節






文化と文芸








時報の復活と文化と文芸 305








ベテランに伍して戦後派の活躍








くろい土








郷土史 306








村内古文書目録の作成








「村の歴史」の連載
第四章







新しい青木村

第一節






当郷との合併








合併のいきさつ 309








町村合併促進法








県の示した青木・浦里・室賀合併案








合併委員会とその試案 310








二転三転した合併案








青木・浦里・室賀・泉田四か村合併実らず








村民大会で当郷の合併を決議 311








当郷区の分村請願を無視した浦里村議会








当郷区の受入れ要請受託








合併の条件 312








合併のさいの協定事項の概要








新生青木村の発足 313








正式に合併調印








三年間にわたった合併問題に終止符








村長・村議の辞職と選挙 314








新生青木村の村長と村会議員

第二節






新村建設の意気








合併によせる期待 315








当郷へ農協支所設置








教育にかかわる諸問題








診療所の建設 316








国保直営診療所完成








畜産センターの完成 317








畜産モデル村にふさわしい施設








中学校の校舎完成 317








特別校舎の九教室できる








役場庁舎の建設 317








各課に直接行けるカウンター式で

第三節






村民生活








人口の動き 318








減少傾向をたどる村の人口








村民の経済生活と就業構造 320








農家人口減少と村外勤務者の増加

第四節






消防と防災








当郷分団の合併 321








法被を「青木」と統一








台風七号の災害 321








村はじまって以来の大災害








犠牲者もでる








原池の地すべり 322








厳戒体制でのぞんだ消防団








団員の減少 322








定員四二八人のうち日中活動できるもの半数








消防操法 323








長野県大会で好成績をあげる








ラッパ吹奏








松代群発地震 325








震災対策本部の設置と活動








年齢の延長 325








本部役員の任期を一年から二年に








自治消防班








広域消防川西分署の発足 326








常備消防体制の確立








消防設備の充実強化 327








ポンプは運搬車から積載車へ








火災ゼロをめざして 327








火災の発生状況

第五節






教育の進展








教育委員会制度の改革 329








任命制の教育委員誕生








小学校分校の廃止 329








大きな役割を果たした分校








三分校を本校へ統合








小県蚕業高校青木分校の廃止 331








入学生徒の減少から一二年間の幕閉じる








学校施設の充実 332








着々すすめられる施設、設備の充実








学校給食の充実 333








完全給食の実施








学校給食の位置づけ








小学校校舎の新築 337








総工費七億三〇〇〇万円








他校にない施設、設備いっぱい

第六節






曲がり角の農業








近代農業への飛躍 343








農業の近代化をめざして








第三次青木村長期振興計画








農業基本法による農政 344








農業従事者と他産業従事者との所得の均衡をはかる








農業構造改善事業 347








早い時期から積極的にすすめられた本村の改善事業








ある農家の人の回想 352








農村始まって以来の大事業








明るい希望に満ちた村づくりのために








モデル事業 353








広範多岐にわたる事業








その他の改善事業 353








生活改善センター








トータルライフ








農業者年金 355








農業者の老後の生活安定のために








後継者の確保と経営の若返り








農業共済組合 355








目的・事業の内容・組織・運営・仕組








これまでの主な事業と災害








農協の広域合併 358








多彩で活力ある地域農業の振興








農協の「生き残り」をめざして








JA青木








米の生産調整 360








あまる米








生産調整上の問題点








内外から注目された村ぐるみの集団転作

第七節






水産業








養殖漁業 363








当郷養鯉生産組合








村営養殖センター

第八節






林業の衰微








林業改善事業 365








第一次・二次林業構造改善事業








地域活性化林業構造改善事業








森林組合の事業 366








多角経営の青木村森林組合








林道 369








開削のすすむ林道








一四路線、総延長二万一二八二メートル

第九節






河川の改修








浦野川ほか村内の河川 372








河川改修工事・砂防河川工事・滝川砂防ダム








その他の砂防ダム

第十節






財産組合








財産組合の移り変わり 376








青木村及び上田市共有財産組合








戦後の復興に貢献した組合林








財産組合評議会 376








組織と運営








財産組合決算書

第十一節






宗教








自由で拘束されない宗教 381








日本人の宗教観








神仏分離令と排仏棄釈 381








廃寺になった寺








神社の格付け








氏神様と氏子 381








うぶすなの神








明治期に大部分が新社名に








鎮守の祭








菩提寺と檀家 382








檀家制度








安定した寺院運営








戦前の宗教と講 383








新しい宗教








各種の講








神道の衰退 383








敗戦により大きな影響を受けた神道








寺院の実態 383








固定した檀家組織に支えられた寺院








その他の宗教の動き 384








戦後興った各派の宗教

第十二節





各界で活躍した人々 385
第五章







発展する青木村

第一節






福祉制度の充実








授産事業 389








青木村雨具協同組合~村営授産所








授産事業の拡張








生活保護 394








全戸を対象にした生活実態調査から








国民健康保険 394








事業再開と受診状況








国民年金 395








国民年金制度








各種年金制度








児童福祉 396








児童手当・児童扶養手当・特別児童扶養手当








老人福祉施設 397








老人クラブ一八支部








活発な老人クラブ活動








緊急電話








社会福祉協議会 399








組織








広範な事業と活動

第二節






住居対策








村営住宅 402








若年層の村外流出防止策








村の木をつかって








分譲宅地の造成 403








青木村土地開発公社








こまゆみ団地








別荘団地の構想 403








琴山地区に村営の別荘地

第三節






医療の充実








地域医療の確保 405








国保直営診療所








歴代診療所医師








青木診療所








日曜祝日、当番医








歯科医療








上小地域治療








成人病の集団検診 408








各種検診成績








病気の構造 419








病気別分類








年齢階層別疾病別受診率








外来病類別分布の推移








死因割合の推移








健康づくりの実際 424








保健衛生事業








予防接種








環境衛生








健康情報








健康づくり各協議会








保健婦

第四節






上下水道対策








し尿・ごみ処理対策 430








青木区落合地籍に焼却炉








六・三美化一斉行動日








上水道の普及 430








滝川ダムの完成と断水の解消








下水道の構想 433








すすむ下水道事業

第五節






進展する社会教育








社会教育と公民館 436








幅広い社会教育








公民館によせる期待








本館と分館の連携








地域婦人会の活動 445








多彩な活動をみせる婦人会








本会離れ、活動の停滞








少なくなる地区婦人会








女性の会の誕生








花嫁衣装の管理運営 451








実績をあげる「花嫁衣装管理委員会」








同和教育 453








社会教育の場で








学校教育の場で

第六節






村内諸施設の充実








次々に誕生する新しい施設 455








老人福祉センター








福祉会館








運動公園








総合体育館








競泳プール








村民プール








中学校普通教室








農村環境改善センター








屋内ゲートボール場








商工会館








デイホーム








リフレッシュパークあおき








郷土美術館

第七節






交通・通信の発達








村の道路政策 463








国道・県道・村道の整備








村営バス 463








活躍する村民のメロディーバス








自動車保有台数の推移 467








ふえる自家用車、一家二台、三台は普通








郵便事業の進展 468








郵便局の業務と委託業務








有線放送電話 470








一般放送・緊急放送・広告放送に活躍する有線








難視聴地域の解消 471








各地にできたテレビ共同受信施設組合

第八節






商工業の進展








商工業の移り変わり 473








商店数・従業員数








事業所・村内外企業








商工会の設立と活動 484








組織と事業活動








商工会三〇周年








外部企業の誘致 486








農村地域工業導入促進法によって導入された企業








製造業離れと外国人労働者 487

第九節






村の行財政








議会の組織 488








地方自治法以前の議会の組織








地方自治法以後の議会の組織








各種の委員会 489








選挙管理委員会・教育委員会・農業委員会








村の財政 492








昭和三十年以降普通会計における歳出歳入決算の推移

第十節






文化と文芸








時報から館報・広報へ 499








館報=社会教育に重点、広報=村民と村政のパイプ役








短歌と俳句 499








青木村の歌人と俳人








絵画 500








青木村の画家とその作品








書道 501








手習師匠と筆子








青木村の書道








義民の里・青木村 502








義民とふるさと再発見








義民祭と義民太鼓








村歌 503








小学校校歌から村歌に








歌碑と句碑 503








古代の歌、現代の句








郷土史関係記事 503








自治をになってきた人たち 505








村長・助役・収入役








議会議員








選挙管理委員








教育委員








郷土美術館長








監査委員








農業委員








消防団








小・中学校長、保育園長


一〇





行政相談員


一一





人権擁護委員


一二





保護司


一三





PTA


一四





民生委員


一五





区長


一六





婦人会


一七





青年団


一八





老人クラブ


一九





農業協同組合


二〇





森林組合


二一





青木村商工会


二二





青木郵便局


二三





青木村警察官駐在所駐在官


二四





医療機関
参考文献・出典一覧 517
あとがき 519
章節目次