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軽井沢町誌 民俗編
出版:1989年/出版元:軽井沢町誌刊行委員会/
章節目次








民俗編









はじめに
第一編







伝統的な生活と生業 浅間山麓のくらし

第一章






自然とくらし


第一節





風土の概観








交通の要衝 9








別荘文化の影響 11








農村地域の変化 12








宿場の変化 13








追分にコレラが流行した話(コラム) 14


第二節





交通・交易と地場産業








村と町場 16








行商と移動販売 18








デーランボー(コラム) 20








馬の背 20








共有地の売却と住民意識 21








苗代の新工夫 22








天然氷とかんらん 23








蓑(みの)作り 25








蚕飼いと峠 25








峠と境 26








杣のかけ橋(コラム) 27

第二章






ムラのしくみと生業


第一節





ムラのしくみ








生活の場 28








発地ムラ 29








発地村のしくみ 34








本村と枝村 35


第二節





ムラの類型








街村 36








新興開拓村 38








同姓集団 39








同族の解体 41


第三節





ムラの生業








生業の特色 43








稲作の過程と工夫 45








冬仕事 52








畑仕事 53








養蚕 54

第三章






家の生活


第一節





家と家の神








住居のつくり 56








屋敷神 59








便所神 63








えびす・大黒 63


第二節





家族








イエ 65








カロー塔 67








墓まいり 69








家族の動き 70








農家経営の変貌と家族 72

第四章






生活と行事


第一節





一日の生活








農繁期 76








農閑期 76








食事 77


第二節





年中行事








正月行事 78








小正月 84








春から夏 88








秋から冬 92


第三節





人の一生








産育 93








婚姻 99








葬送 104



コラム




碓氷貞光(コラム) 109

第五章






信仰と生活


第一節





信仰儀礼の諸相








発地の事例 110








主な神社 112








神社の主な神事 112








玉垣明神の毒石(コラム) 113








白鬚神社の神事 114








主な寺院 116








浅間修験 118








民間信仰 120








講集団 122








釡が淵と家伝薬(コラム) 130


第二節





熊野皇大神社








社家と信者 131








神棚 133








お礼 134








先祖まつり 135


第三節





民俗芸能








正月の獅子舞 135








峠の祭りにみる芸能 138








仏教芸能としての念仏 143








発祥地に伝誦する追分節 146








消えた芸能 147
第二編







避暑地軽井沢の生活

第一章






宿場町の生活と変貌


第一節





宿場の原風景








浅間根腰の三宿 153








町の景観と特性 155








業種構成の特色 157








宿場の気風 159








新軽井沢の誕生 160








街の個性と開発 162


第二節





宿場町の新しい装い








中心としての中軽井沢 164








新たな産業の試み 166








製材・蚕種・馬喰 168








草津がよいの情景 172








運送曵きの活躍 176


第三節





別荘地・観光地化への対応








千ヶ滝開発の招来 181








浅間登山と観光地化 184








別荘地化による変化 186








玉菜屋と運送店 189








観光・レジャーブームの到来 191








対峙する「旧軽」と「中軽」 193


第四節





現代に生きる宿場町








出張店とアルバイター 197








農村の変貌・拡がる宿場 200








観光地化するタクシー 203








駅弁(コラム) 208

第二章






軽井沢の女たち


第一節





ムラの女、マチの女








宿場の女 209








ムラの女 210








マチの女 211


第二節





別荘で働く女たち








外国人別荘のメイド 215








日本人別荘のお手伝い 218


第三節





別荘の女








良き時代の別荘生活 223








戦争中の別荘生活 226

第三章






別荘の人々


第一節





避暑客の生活








訪れる人々 228








大正時代の避暑地 229








貸しふとん屋 230


第二節





別荘の生活








避暑の魅力 231








別荘のくらし 233








食生活 234








別荘の建築 237








管理人とのつきあい 238


第三節





人々との交流








軽井沢会 240








外国人の交流 241








近隣の交流 243








町の人々との交流 246








南原地域について 246

第四章






外来文化の受容と交流


第一節





避暑地と外来文化








さまざまな出会い 248








外国人との出会い 250








移入される外来文化 254








住民の対応 258








外国人の付けた地名(コラム) 259


第二節





キリスト教と軽井沢








避暑地の教会 262








伝道活動 267








大日向とキリスト教 270


第三節





交流と交歓








廃れた伝統文化 273








祭りの変容と外国人の参加 275








広がる交歓の輪 277
第三編







軽井沢の考現学








はしがき

第一章






軽井沢のイメージ


第一節





文学の中の軽井沢








花袋と菊池寛 283








犀星の見方 284








堀辰雄の視点 287


第二節





描かれた軽井沢








「読む街」軽井沢 289








伝統と大衆化 291








女性誌とアンノン族 292








狂奔する街 297








落書帳のなかの軽井沢 297








若者たちの共鳴 298








新しい出会い 300

第二章






イメージがうみだす「軽井沢」


第一節





うつろいの中の風景








静寂と喧騒 302








新しいイベント 304








夏の一日 306


第二節





怪異のフォークロアより








奇事異聞譚 312








不思議な境 312








怪談 315








迷路としてのフォークロア 315








メディアが描く「軽井沢」 317


第三節





創出された「軽井沢」








造られた「大自然」 318








温泉掘りへの情熱 321








高原での結婚式 325








「軽井沢」の魅力 329
章節目次