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佐久町誌 歴史編二 近世
出版:2005年/出版元:佐久町誌刊行会/編集者:佐久町誌刊行会
章節目次
序章







佐久町の近世








佐久町の地理的環境








町域諸村の所領変遷








佐久郡領分絵図








町域諸村の石高の変化








近世における歴史的特質
第一章







領主と村

第一節






近世村落の成立 21








仙石氏の登場 21








小田原合戦と依田氏








徳川家康の関東移封と信濃








豊臣大名仙石秀久の登場








金箔瓦の小諸城








文禄検地








慶長検地








慶長十五年の佐久一郡逃散








領国支配








近世的農政の成立 35








逃散と大坂の陣








還住策








還住策の周辺








農政の整備








徳川忠長領 41








徳川忠長領の成立過程








甲州系代官の存在








寛永六年の検地








幕府領支配の成立 51








忠長の失脚








岩波による幕府領支配








在地手代の存在








寛永十三年の幕府領検地








村切りと村高の確定








信濃幕府領の支配へ








中小百姓の要求








川東と川西の区別








反取法の導入








上海瀬村の初期年貢








村請制と小物成

第二節






甲府・館林徳川領と幕府領 67








甲府徳川領 67








徳川綱重と綱豊








甲府徳川領の形成と陣屋の設置








高野町・前山陣屋の設置








年貢納入の形態








代官の施政と領民支配機構








江戸廻米








甲府徳川領の継続








館林徳川領 82








川東の徳川綱吉領








徳川一門知行地の時代








領内での施政








寛文・延宝の再検地 86








新田開発と新田村








寛文・延宝検地








寛文・延宝検地の背景








支配と地域 91








せり駒市の開催








せり駒市の運営








国絵図の作成








中小百姓の成長








年番名主制と小百姓の村政参加
第二章







村の成り立ち

第一節






村のしくみと村政 103








村請制の成立 103








兵農分離と村の立て直し








肝煎納めによる村運営








組支配から一村の村請制へ








世襲から年番・入れ札へ








五人組と宗門改め 123








寛永期の高野町村五人組帳








貞享期の上海瀬村宗門帳

第二節






村で生活した人々 132








身分差別の社会 132








文書のなかの村の地位








死と血へのケガレ意識








村で生活した人々 142








寛永期下海瀬村の住民








貞享期上海瀬村の住民








正徳期高野町村の住民








正徳期宿岩村の住民








享保期大日向村の百姓軒数








宝永期田野口領の百姓軒数

第三節






差別された人々 164








いたか筋と門屋・抱屋 164








寛永期高野町村のいたか筋








遊民に対する取締りの強化








貞享期下海瀬村の門屋論争








自立をめざす門屋や抱屋








高野町村の牢屋 176








高野町村への牢屋設置








平原村から移住の牢守








高野町村の牢屋の管理








高野町村の牢番の職務








牢番の生活 196








高野町村の牢番とその家族








高野町村からの牢番の移住








検地帳に登録された牢番








耕地を手に入れた牢番
第三章







山と水

第一節






入会林野 215








御巣鷹山の成立 215








鷹狩・鷹場と御巣鷹山








巣鷹の発見と保護








御巣鷹山の制度化








町域東部の入会山 219



(一)




日向山








秣・刈敷場の確保と日向山








寛文の争論








日向山の利用



(二)




槙沢山








争論の契機








争論の開始








争論の展開








事件の結末








町域西部の入会山 226



(一)




上村山








宝永の山論



(二)




八郡山








寛永の入会争論と山札








馬札による山林管理の実態








八郡山の山元村をめぐる争い








山札の譲り渡し



(三)




中畑村入会山








寛保二年の争論



(四)




その他








山札の焼失事件

第二節






用水と新田開発 238








領主の開墾政策と農民の努力 238








急激な耕地開発の進行








町域東部の開発と管理 240



(一)




海瀬用水








分村と海瀬用水








新たな堰の工事








破損と管理



(二)




花岡溜池








花岡溜池



(三)




田野口用水・平林用水








用水路の開設と補修








用水路の管理とその実態








平林用水



(四)




茂来原の新田開発








新田開発の計画



(五)




千曲川河原








下海瀬村による河原の新田開発願い



(六)




用水争論








争論の前提








争論の開始・展開








天保九年の大乱闘事件








事件の解決








町域西部の開発と管理 257








川西町域の用水堰開削








用水管理と堰普請








水争い 263








上村地内堰普請をめぐる争論








原・日影両堰の余水争論








中畑村南平開田をめぐる争論








切添・切開と新田の開発 279
第四章







領主の政治と財政

第一節






幕府領 285








高野町陣屋の成立 285








高野町陣屋・前山陣屋の併用








佐久地方の幕府領陣屋








農政と石代納仕法 291








慣行としての地払い換金








地払い換金の制度化と実態








石代値段をめぐる攻防戦








定免制の導入








松本藩預所の成立と解消 300








大名預所の復活








戸田松本藩と大名預所








支配替えに抵抗する農民と平賀陣屋








大名預所支配の実態








幕府領復帰と中之条・御影陣屋の支配








安永の新田検地 308








正徳の治と幕府の農政








信濃幕府領の新田検地








新田開発に対する認識








佐久地方の安永検地

第二節






田野口藩領 317








大給松平氏の領政 317








大給松平氏








陣屋と家臣団








地方支配と代官








宝永元年の法度書








貢租と藩財政 329








検見取から定免へ








苦しい藩財政

第三節






旗本知行所 337








水野氏と高野町知行所の成立 337








領主と家臣








陣屋と地方支配








貢租と課役 345








貢租








年貢の内訳








さまざまな負担
第五章







産業の発達と商品流通

第一節






農林業の発達 355








作物の変化と農法 355








稲の品種








畑の作物








農事暦








肥料と農具 362








刈敷と厩肥え








石灰の使用








農具








木材と山稼ぎ 364








木材の利用








林野利用のきまり








山林の質地








山の産物








松茸の採取








山での狩り








木地師

第二節






商業の発達 376








市・せり駒市と商人 376








高野町村の市








せり駒市








村の商人








商売をめぐる出入








米穀の流通 384








津出し








佐久の米市場








他国へ売られる米穀








村の金融 386








頼母子講・無尽講








無尽の実際








無尽をめぐる争い








富くじ








諸産業と職人 392








村に住む職人








大工と鍛冶
第六章







交通・運輸の発達

第一節






中山道と助郷 399








中山道と宿駅 399








中山道と宿駅








役屋敷








問屋場








高札場








貨客の継ぎ立て








本陣・脇本陣・旅篭屋・茶屋








助郷制度の変遷 403








助郷制度








助郷制度の変遷








中山道千曲川往還橋組合 406








中山道千曲川往還橋組合








橋材木川下げの紛争

第二節






佐久甲州道と武州道 410








佐久甲州道の成立と運輸 410








佐久甲州道の成立








佐久甲州道の道筋








馬継場と継ぎ荷








高野町宿 416








宿場の成立と規模








宿場の運営








駄賃と継ぎ荷








武州道と十石峠・余地峠 427








武州道の道筋と通行








余地峠道の道筋と通行








余地の馬宿

第三節






千曲川の利用 437








木材の川下げ 437








急流千曲川のさ流し








善光寺用材の川下げ








川下げ出入 448








薪川下げ出入








筏通船の出入








千曲川往還橋材木川下げ出入








水戸御用材の川下げ出入

第四節






村の道 462








生活道路と渡川 462








村の道と生活








渡川








信仰の道 471








寺社参詣の道








巡拝の道
第七章







災害と騒動

第一節






飢饉 483








前中期の飢饉 483








前期の飢饉








中期の飢饉・凶作








天明の飢饉 486








浅間大焼けと天明の飢饉








天明の上信打ちこわし

第二節






水害 492








水害 492








戌の満水








寛政の水害








川除普請と川境論 496








川除普請








海瀬両村と対岸の川境論








平林村・宿岩村川境論

第三節






田野口藩宝暦騒動 505








騒動の経過 505








田野口村の訴願








領下への拡大








小林孫左衛門の吟味








騒動の影響と村方 514








騒動関係者の仕置








挫折した騒動
第八章







村と町の生活

第一節






農民の階層分化 523








本百姓・抱百姓 523








本百姓と抱百姓








抱抜け








地主と奉公人 526








質地と地主








土地所持の集中








奉公人

第二節






村の運営 531








村方騒動と村政 531








下海瀬村の分け組騒動








押印の拒否








印形についての村定








村に伝えられた文書








高野町村の村定








余地村の村定








博奕の禁止








村役人の変化 544








村役人の選任








余地村の村役人出入








年番名主の変化








入札








村の財政と村入用帳 549








村入用








村役人給








村入用をめぐって

第三節






家と生活 555








戸口・家族構成の変化 555








戸口の変化








安永五年宿岩村の家族








婚姻圏








家・家訓と同族団 559








家意識の高まり








孝行








相続








墓地








位牌堂の永続








村人の一年と一生 566








一年のくらし








日記帳にみる一年








祝儀と不祝儀








人々の移動








離縁








衣食住の向上 575








衣服に対する規制








盗難品などにみる衣服








食生活への規制








婚礼の食事








旅の食事








住まいのようす

第四節






身分差別の強化 587








強まる差別意識 587








享保期にみられる差別意識








改名による身分の差別








元文の取締り令 595








田野口領の元文の取締り令








元文三年の取締り令の請書








文書にみられる差別の強化








強化された身分差別 605








安永七年の平林村加条








文化三年の取締り強化








文政・嘉永の差別強化








差別された人々の動向 616








上村の差別された人々








道心として廻国巡礼へ








非人とみなされた人々
第九章







庶民の信仰と教育文化

第一節






信仰のすがた 627








神社の祭礼 627








余地諏訪社








諏訪信仰








その他の諏訪社








諏訪社神官友野氏








祭礼興行








仏教と民衆 637








佐久町域の曹洞宗寺院








天台・浄土・真言宗の寺院








修験道 645








修験道








本山修験








伊勢講ほか代参講 649








伊勢講と御師








大山講と三峯講・日光講








民間信仰 654








道祖神・庚申塔と馬頭観音








念仏講ほかの講と信仰








遊行上人の佐久通行

第二節






民間医療 660








医薬品と村医師 660








医薬品








村医師








流行病と民間医療 665








飢饉と流行病








疱瘡の流行








コロリの流行








民間医療








湯治








村役の医療活動

第三節






学問の進展 671








寺子屋と筆塚 671








文書社会のひろがり








寺子屋と私塾








師匠と寺子








寺子屋の学習








筆塚








心学と成章舎 685








心学の普及と成章舎








心学のおしえ








佐久町域の俳人 688








俳諧のひろがり








刈穂庵雪磨








諸芸と新しい文化 692








武術








書道と美術








新しい文化
第十章







村の変貌

第一節






貧富の差と凶荒対策 697








文政・天保の飢饉 697








文政・天保の飢饉








訴願と騒動








貧富の差の増大と潰れ百姓 700








地主の成長








小百姓の生活








欠落と潰れ百姓








近世後期の阿部家 709








阿部家の経済的成長








幕末の阿部家








貧農と凶荒・貧救対策 714








凶作と貧農








凶荒と救貧対策








村の対策と村定

第二節






小作と離農 719








質地と小作 719








土地売買と質入








質地の直小作








小作料








出奉公と日雇い 725








離農と諸稼ぎ








出奉公人








日雇と賃稼ぎ








家族構成の変化








奉公人








農間稼ぎ
第十一章







貨幣・商品経済の進展

第一節






商業的農業の発達 739








養蚕業の発達 739








桑畑の拡大








養蚕経営と養蚕技術








蚕種と繭・糸

第二節






諸産業の拡大 748








米の流通拡大 748








米の流通と市場








地主と仲買人








米価と諸物価








酒造業 752








酒造仲間と統制








酒造の実態








鉱山の開発 759








鉱山の開発








銅山の開発








鉄鉱石の採掘と製錬








製鉄の実態








硫黄掘り








温泉稼ぎ








石灰焼き








水車稼ぎ 771








水車稼ぎ








用水堰と水車小屋








職人の出稼ぎ 775








職人の増加

第三節






交通・運輸の変貌 781








助郷制度の変貌 781








負担に苦しむ助郷村々








宿・助郷出入








助郷制度の破綻








駄賃稼ぎ 791








飼育馬の減少








駄賃稼ぎ








脇道の紛争








商荷の付け送り








大石峠の道の存在








八郡新道切開反対運動
第十二章







動揺する領主支配と農民

第一節






幕政の改革 801








寛政の改革 801








寛政期の諸政策








代官教諭








化政期の改革 806








信濃国取締役と取締出役








取締役制








天保の改革 812








天保期の触








年貢政策と触

第二節






田野口藩領の財政窮乏 818








藩財政の立て直しと用達制度 818








寛政の財政改革








用達と藩財政








仕送り人制度








文化の財政改革と無尽 825








文化の財政改革








殿様無尽と村々








藩財政に逼迫 829








郷借の行きづまり








文政期以降の藩財政








藩財政の破綻

第三節






農民のたたかい 837








田野口藩投訴騒動 837








投訴の経過








訴人の追及








代官前嶋発多








後期の騒動 844








佐久地方の化政期の騒動








天保八年宿岩村の騒動








慶応の上州からの騒動
第十三章







開国と維新への動き

第一節






政局の破綻 851








開国と攘夷 851








ペリーの来航








条約締結と海防








政局の転換 855








和宮降嫁と中山道通行








宿場や助郷の対応








通行と継ぎ立ての様相








町域村々の動向








水戸天狗党の佐久通過

第二節






支配体制の解体 874








幕府の兵賦令と農民 874








郡中取締体制








兵賦令と農兵








御影役所の施政








大給乗謨と龍岡五稜郭 881








大給乗謨








龍岡五稜郭の築造








藩財政と農民の負担








田野口藩の軍制改革 895








農兵組織と非常手当足軽組








フランス式軍制改革と非常先手組

第三節






経済変動と世直し 903








商業・諸産業の進展 903








新しい産業の導入








養蚕の普及と桑不足








変動する酒造業の動向








農産物の商品化








蚕種業の盛行








繭糸業と貿易 912








繭糸業と貿易








生糸・蚕種の輸出








諸物価の高騰と庶民生活 916








米価の高騰と庶民生活








地主の土地集積と農民生活








民衆の抵抗と世直し状況 923








農民対策と抵抗への動き








助郷回避








世直し一揆と佐久諸藩








西牧騒動とその余波








維新への動き 934








幕末の佐久
引用・参考文献一覧 941
あとがき 950
章節目次