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臼田町誌 第三巻 考古 古代・中世編
出版:2007年/出版元:佐久市・臼田町誌刊行会/編集者:臼田町誌編纂委員会
章節目次
考古







考古

第一章






旧石器時代の臼田地域


第一節





旧石器人のくらしと文化 5








旧石器時代のあらまし 5




(一)



時代の名称 5




(二)



人類の進化 5




(三)



日本列島の旧石器文化 7








旧石器時代の自然環境 8




(一)



火山活動と旧石器時代 8




(二)



旧石器時代は氷河時代 9




(三)



臼田地域の自然環境 10








石の道具とその変遷 11




(一)



石器の製作 11




(二)



石器群の変遷 14


第二節





臼田地域の最古の人々 17








千曲川上流地域の旧石器文化 17








臼田地域の旧石器時代遺跡 19








旧石器人のくらしの復元 19




(一)



ブロック・ユニット 19




(二)



住居跡 20




(三)



食生活 21




(四)



狩の道具 22




コラム



コラム 年代測定法 24

第二章






縄文時代の臼田地域


第一節





縄文時代のあらまし 27








縄文時代の研究 27








縄文時代のイメージ 30




(一)



時期区分 30




(二)



縄文時代の遺物 30




(三)



縄文時代の遺構 35




(四)



信州の森の文化 37




コラム



コラム 肌で感じる縄文時代 38


第二節





臼田地域の縄文時代 39








自然地形との関連 39








縄文時代草創期 40




(一)



井上遺跡の神子柴型石斧 40




(二)



有形尖頭器の分布 43




(三)



洞窟・岩陰での暮らし 43




(四)



草創期のくらし 46








縄文時代早期 46




(一)



早期のくらし 46




(二)



八ヶ岳山麓に多い遺跡 47








縄文時代前期 48




(一)



植物繊維を混ぜた土器とオセンベイ土器 48




(二)



石器石材からみる定住化への動き 51




(三)



イノシシの表された土器 52








縄文時代中期 53




(一)



中期土器の移り変わりと千曲川流域独自の土器 53




(二)



臼田地域の中期遺跡発掘調査事例から 63




(三)



打製石斧を使う時代 69




(四)



縄文時代の精神世界 72




(五)



佐久に多い敷石住居 74




(六)



低地への進出と千曲川のサケ 75








縄文時代後期 77




(一)



豊富な遺物(月夜平遺跡など) 77




(二)



月夜平遺跡の発掘調査 80




(三)



後期の縄文集落 85




(四)



佐久の縄文後期についての予察 85








縄文時代晩期 86




(一)



減少する遺跡 86




(二)



弥生の足音 88


第三節





臼田地域縄文時代研究の現状 89




コラム



コラム 縄文人と弥生人 91

第三章






弥生時代の臼田地域


第一節





弥生時代の生活と文化 95








弥生文化の成立 95




(一)



弥生時代の年代 95




(二)



稲作の起源と伝播 96




(三)



稲作の広がり 97








生活・生産用具の発達と技術 97




(一)



多彩な農工具 97




(二)



金属器の使用 99




(三)



弥生時代の食料 101




(四)



衣服 102




(五)



装身具 102




(六)



縄文土器から弥生土器へ 103




(七)



佐久地方の弥生土器 104








住まいとムラ 107




(一)



新しい建築様式 107




コラム



コラム 弥生時代の建物 109




(二)



弥生時代の水田 110




(三)



戦いに備えた村 111








人々の墓 112


第二節





佐久地方の弥生文化 114








波及期の遺跡 114








発展・最盛期の遺跡 115


第三節





臼田地域の弥生時代遺跡 116








遺跡の分布 116








千曲川右岸の遺跡 116




(一)



月夜平遺跡 116




(二)



唐松B遺跡 117




(三)



井上遺跡 117




(四)



田中遺跡 118




(五)



離山遺跡 118




(六)



芦内岩陰遺跡 118








千曲川左岸の遺跡 119




(一)



勝間原遺跡 119




(二)



丸山遺跡 119




コラム



コラム 弥生人の顔 120

第四章






古墳時代の臼田地域


第一節





古墳時代のあらまし 123








古墳時代の開始 123








古墳の出現と変遷 123








古墳の形態と構造 123








古墳時代の各時期の概要 124




(一)



前期 124




コラム



コラム 古墳の形態と石室の構造 125




コラム



コラム 古墳築造の終期について 125




(二)



中期 127




(三)



後期 127


第二節





古墳時代の人々の生活 129








住居・居館 129








人々の生活 130








生活の道具や武器 131


第三節





臼田地域の古墳と文化 132








臼田地域の古墳の分布 132








臼田地域の古墳の時期 132








各地域の主な古墳 132




(一)



千曲川右岸の古墳 132








幸神古墳群








五庵古墳








英田地畑古墳








新海三社神社境内所在の古墳群








入沢古墳群








三分一号古墳




(二)



千曲川左岸の古墳 194








蛇塚古墳








滝ノ沢古墳








境塚古墳


第四節





臼田地域の古墳時代の遺跡と生活 196








臼田地域の古墳時代の主な遺跡 196




(一)



井上遺跡 196




(二)



原遺跡 204




(三)



大奈良遺跡 204




(四)



離山遺跡 207








臼田地域の遺跡が示す古墳時代のくらし 211

第五章






奈良・平安時代の臼田地域


第一節





庶民のくらしと住まい 215








律令制下の様相 215








庶民のくらし 216








住まいの変化 217



コラム1




コラム1 信濃国府 220








ムラの様相 221


第二節





生活の道具 222








土師器と須恵器 222








施釉陶器 223



コラム2




コラム2 奈良・平安時代の土器形態の変遷 226








その他の道具 227








「物部楮丸」の銅印 227


第三節





臼田地域の奈良・平安時代遺跡 229








遺跡の分布と広がり 229








千曲川右岸の遺跡 230




(一)



千曲川平坦面の遺跡 230




(二)



谷川流域の遺跡 242




(三)



雨川流域の遺跡 245




(四)



吉沢川流域の遺跡 253








千曲川左岸の遺跡 254




(一)



千曲川平坦面の遺跡 254




(二)



大曲川・片貝川流域の遺跡 258




(三)



湯原川・滝川流域の遺跡 258
古代







古代

第一章






大和王権と佐久


第一節





大和王権の地方支配 265








大和王権の成立 265








地方支配の構造 267








国造と部民 268


第二節





大和王権下における東信濃の位置 270








大和王権の東国進出 270








関東と東信濃 272








東海地方と信濃 272


第三節





佐久の政治勢力 274








佐久平の古墳群 274








佐久平の豪族たち 276








シナノの中のサク 277


第四節





「シナノ」と「サク」 278








「シナノ」の語源 278








「サク」の呼称 280


第五節





神話の中の佐久 281








新海三社神社の文化遺産 281








新海三社神社の景観と郡内巡行 282








上野との関係 285

第二章






律令制と佐久


第一節





律令国家の成立 289








大化の改新 289








天智朝から天武朝へ 290








律令国家の成立と信濃 291


第二節





新しい地方支配のしくみ 295








律令国家の地方支配 295








信濃の郡司 296


第三節





地域としての佐久 298








佐久郡と歴史的環境 298








古代信濃の行政地名の変遷 299








佐久郡のなりたち 300








佐久郡の郷 301








出土文字資料からみた佐久郡 303








東山道と駅家 306


第四節





臼田地域の歴史的環境 308








地域の歴史的特徴 308








銅印「物部楮丸」をめぐって 310








田口地区における条里的遺構と「太田部」「三分」 312

第三章






古代の神・仏と佐久


第一節





国分寺造営の頃の仏教 319








仏教の伝来と佐久 319








国分寺造営と佐久 321








村落と寺院 323


第二節





最澄の東国伝道 325








信濃と関東の道忠 325








最澄の東国伝道と佐久 327








関東諸寺院との関係 329


第三節





平安時代の仏教 332








定額寺の設置 332








『日本霊異記』の世界 335








大般若経をめぐって 338


第四節





新海三社神社と佐久の神々 341








新海三社神社境内図をよむ 341








新海三社神社の如法塔 344








大宮諏訪神社の神像と神仏習合思想 347








その他の神々 348

第四章






平安時代の佐久


第一節





律令国家の変質 353








律令国家の東国政策の変化 353








東国と西国の接点としての信濃 355








九世紀東国社会の変化と佐久 356


第二節





災害と佐久 357








人類の歴史と自然 357








仁和の洪水と佐久 358








浅間山の噴火 359


第三節





古代から中世へ 360








再開発の進展と新興有力者の台頭 360








律令国家から王朝国家へ 363








信濃の荘園と公領 365








信濃武士と佐久源氏の登場 367
中世







中世

第一章






鎌倉幕府の成立と臼田地域


第一節





治承・寿永の内乱と佐久 375








源義仲の挙兵と信濃源氏 375








横田河原の戦いに参加した「キソ党」「サコ党」「武田党」 376








源頼朝との決別と義仲の滅亡 378


第二節





鎌倉時代初期の政治史 379








信濃荘園と鎌倉から京都への年貢の輸送 379








平賀朝雅の乱とそれをとりまく人々 381


第三節





承久の乱とその後の臼田地域 383








承久の乱と信濃武士 383




(一)



後鳥羽上皇の挙兵 383




(二)



承久の乱に参加した信濃武士 383




(三)



承久の乱後の信濃 385








承久の乱以後の平賀源氏の動向 386




(一)



平賀源氏と平賀郷 386




(二)



信濃平賀氏 387




(三)



安芸平賀氏 388




(四)



平賀氏と海東荘 391




(五)



越後平賀氏 393




(六)



平賀氏と越後・上野・信濃・甲斐・出羽・安芸 394

第二章






北条氏の佐久進出


第一節





大井氏と伴野氏の系譜 397








大井氏と伴野氏の発展 397








上野国守護安達氏と結んだ伴野氏 397


第二節





霜月騒動と北条氏の信濃支配 399








安達安盛の政治改革 399








霜月騒動と伴野氏のその後 400




(一)



霜月騒動と滅ぼされた伴野氏 400




(二)



伴野氏のその後、諏訪氏との関係 401




(三)



佐久に残った小笠原氏 404








伴野荘にはいった北条一門 405

第三章






伴野荘、大井荘における生活・文化


第一節





佐久平の荘園、公領 409








平賀郷、大井荘、伴野荘の開発領主 409








上野、甲斐との結接点としての平賀郷・伴野荘 410




(一)



平賀郷 410




(二)



大井荘 412




(三)



伴野荘 414


第二節





一遍と佐久 416








一遍上人の信濃来訪 416








一遍聖絵にみえる「小田切の里」とは 417








『一遍聖絵』の「小田切の里」の段をよむ 419


第三節





伴野荘における大徳寺支配 421








大徳寺に寄進された伴野荘 421




(一)



伴野荘の寄進と年貢 421




(二)



綸旨に登場する臼田原 422








大徳寺による伴野支配と京都にのぼった臼田の人々 424




(一)



伴野荘の年貢員数を注進す 424




(二)



京都にのぼった伴野荘の人々 426








伴野荘の在地勢力 427








中先代の乱と伴野荘 429


第四節





臼田郷の開発と景観 431








臼田村の開発と伝承 431




(一)



開発の伝承 431








江戸時代の村絵図 433








中世古文書にみる臼田郷 436


第五節





臼田氏の系譜 437








臼田文書の伝来と臼田氏の系譜 437








臼田文書をよむ 439

第四章






南北朝時代の佐久地方


第一節





鎌倉幕府の滅亡と佐久 461








北条氏滅亡後の佐久の情勢 461








北条氏与党の蜂起 462








足利直義の関東下向と奥州小幕府構想 463








時行挙兵と望月城合戦 464








深志介について 467








足利尊氏の挙兵と大井城合戦 469








鎌倉府と信濃 471


第二節





東信地域の武士の動向 473








鎌倉幕府滅亡後の小笠原氏の勢力伸長 473








佐久地方の武士の動向 474


第三節





南北朝内乱の広がり 476








南朝勢力の拠点と神氏 476








新たな勢力の伸張 478


第四節





観応の擾乱 480








尊氏・直義の対立 480








南朝方の優勢と桔梗ヶ原の合戦 483








鎌倉・南北朝時代の臼田氏の動向 486








上杉氏と信濃守護職 489


第五節





守護小笠原氏と佐久地方 492








守護代大井氏と村上氏 492








小笠原氏の信濃守護就任 494








佐久地方への影響 495

第五章






室町時代の情勢


第一節





大塔合戦と国人領主 499








守護による領国支配と国人層 499








国人領主層の反発と大塔合戦 501








大塔合戦の推移 505








信濃の幕府料国化と地域的一揆の動向 509


第二節





関東争乱の始まり 511








鎌倉府の混乱 511








上杉禅秀の乱 512








信濃守護職の変質 515








将軍足利義教の就任と鎌倉府との対立 515








上杉憲実の管領就任と関東の情勢 516








京都扶持衆と関東扶持衆 516


第三節





小笠原氏と村上氏との争い 518








将軍権力の変質と守護家への影響 518








大井氏と芦田氏の境紛争 519








永享の乱 522








結城合戦 523








信濃守護小笠原氏の分裂と国内の動揺 524


第四節





関東管領と鎌倉公方との対立 527








享徳の乱 527








古河公方と堀越公方 529


第五節





守護職の崩壊と乱世へ 531








守護職の崩壊 531








乱世へ 532

第六章






戦国争乱と佐久地方


第一節





佐久地方の戦国時代の始まり 537








大井氏と鎌倉府の再興 537








大井氏の甲州攻め 539








伴野氏と佐久地方 542








高野山蓮華定院 543


第二節





佐久地方を取り巻く戦国時代の情勢 545








室町幕府内部の戦国争乱の始まりと信濃守護家 545








越後・関東の情勢と佐久 549








高梨氏と村上氏 550


第三節





佐久の戦乱と武田氏 551








武田氏の佐久侵攻 551








小笠原氏の敗走、守護小笠原の流転と信濃武士 554








武田氏の進出と諏訪 555


第四節





上杉氏の影響 558








戸石崩れと佐久の情勢 558








上杉氏の信濃進出 560








川中島の合戦 561


第五節





武田氏滅亡と佐久地方 564








新海明神の願文と信玄の上野進出 564








武田氏の滅亡と長篠合戦 567


第六節





戦乱の終焉へ 569








織田信長の滅亡と信濃の情勢 569








依田信蕃の佐久郡統一 570








戦乱の終焉 571


第七節





佐久郡の城館 572








大井城 572








内山城 572








平賀城 573








前山城 574








岩尾城・長土呂の舘 574








鷺林城・金井城 575








志賀城 575








稲荷山城 576








医王寺城 577








湯原城 577
章節目次