佐久市志歴史編（五）　現代

佐久市志歴史編（五）　現代
出版：2003年／出版元：佐久市／編集者：佐久市志編纂委員会

章節				目次	頁
第一編				新しい政治と佐久の動き
	第一章			終戦直後の佐久市域
		第一節		占領と敗戦処理	5
			一	佐久市域の八月十五日	5
				学校日誌にみる八月十五日
				個人日記にみる八月十五日
				疎開著名人の八月十五日
			二	占領下の佐久市域	9
				市域の敗戦処理
				連合軍の進駐と武器の押収
				御真影・奉安殿の撤去
				忠魂碑・忠霊塔の撤去
				神饌幣帛料の禁止
				特別高等警察課の廃止
			三	軍需工場をめぐる動き	15
				ＧＨＱの賠償政策
				市域の軍需工場
				賠償指定工場津上製作所
		第二節		復員・引き揚げと人口の変動	19
			一	復員と引き揚げ	19
			二	市域の復員状況	20
				三井村の復員状況
				そのほかの町村の復員
			三	市域の引き揚げ状況	22
			四	戦後の人口変動	23
				戦時中の人口変動
				終戦直後の人口変動
		第三節		食糧危機と供出・配給	27
			一	食糧危機と緊急開拓	27
				日本全体の食糧危機
				緊急開拓の推進
				市域の地元増反
			二	供出米の強制	30
				北佐久郡の供出米
				南佐久郡の供出米
				食糧関係の配給の実態
	第二章			新しい政治の展開と佐久
		第一節		新憲法のもとで	37
			一	日本国憲法の施行	37
				新憲法の施行を祝う
				昭和二十二年前後の諸改革
			二	国民が直接参加する選挙	42
				戦後初の総選挙
				新憲法下の国会議員選挙
				地方自治体の選挙
			三	地方自治法下の町村行政	46
				地方自治法の制定
				岩村田町の政治
				野沢町の政治
				中込町の政治
		第二節		警察・司法機構等の改革	50
			一	自治体警察から佐久警察署へ	50
				自治体警察の誕生と廃止
				佐久警察署の発足と現状
			二	司法機構等の改革	57
				岩村田の裁判所
				検察庁
				法務局
		第三節		地方税制の改革	61
			一	シャウプ勧告	61
				シャウプ調査団の来日
				地方税制改革案
			二	地方税制の改正	62
				地方税制改革の動き
				勧告前後の岩村田町予算
	第三章			農地改革の実施と農村社会の変化
		第一節		農地改革法の成立	69
			一	農地改革前史	69
			二	農地改革法の成立と佐久地方の地主的土地所有の変化	71
				農地改革二法成立の経緯
				改革前後の土地所有の変化
		第二節		農地委員会の構成と性格	76
			一	農地委員の選出	76
				農地委員選挙
				農地委員の構成
				小作委員の役割
			二	農地委員会の補助体制	80
				農地委員と地区
				地区補助員
				農地委員会書記
		第三節		農地改革の実施過程	84
			一	農地委員会の審議	84
				動き出した農地委員会
				桜井村農地委員会の選択
			二	農地委員会と農民組合	88
				桜井村農民組合の始動
				桜井農民組合の特色
			三	農地改革の進行	90
				農地買収に先立つ動き
				農地買収の進捗
			四	津上工場用地の買収問題	95
				工場用地買収と第一次解放
				第二次解放
			五	農地の買収・売渡し・交換分合	100
				在村地主と不在地主
				農地の売渡し
				農地の交換分合
			六	改革による農家階層の変化	105
				農地売り渡しの結果
				戦後自作農の多様性
	第四章			東西対立の国際情勢と佐久への影響
		第一節		労働運動の激化と二・一ゼネスト	113
			一	労働組合結成の動き	113
				労働運動の概況
				国鉄労組の結成と争議
				工場労働者の組合結成
				南北佐久教員組合の結成
			二	二・一ゼネストをめぐる教組と市域の動き	117
		第二節		朝鮮戦争と佐久への影響	119
			一	市域のレッドパージ	119
				公職追放と追放解除
				市域のレッドパージ
			二	市域の朝鮮特需	121
				賠償工場の指定解除
				朝鮮特需と工業生産
				朝鮮特需と養蚕
			三	二つの反対運動	125
				浅間山麓米軍演習地化反対運動
				八ヶ岳硫黄鉱害反対運動
		第三節		日米安全保障条約の改定と佐久市域の反対運動	131
			一	講和条約と日米安全保障条約の締結	131
				両条約の締結と市域
			二	日米安保条約の改定と市域の安保闘争	132
	第五章			新町村の成立と行政の展開
		第一節		新町村成立への胎動	139
			一	地方自治法の制定と町村財政	139
			二	進まない町村合併の動き	141
		第二節		町村合併の進行、推進から法的規制へ	143
			一	町村合併促進法の施行	143
				町村合併の法的規制と財政援助
				新市町村建設促進法の施行
			二	佐久の町村合併計画	145
		第三節		町村合併の進展と町村政の展開	148
			一	町村合併の進行	148
				野沢町域の動きと新町政
				複雑な浅間地区の動き
				小さな合併東村
				比較的順調の新中込町
				佐久地方の町村合併
第二編				発展する佐久市
	第六章			佐久市の成立と市政の展開
		第一節		赤字財政を克服して	163
			一	難産だった佐久市の誕生	163
				二町一村か三町一村か
				紆余曲折の佐久市誕生
			二	行政機構の整備	167
				仮庁舎での佐久市発足
				市長・市議会議員選挙
				行政機構の概要と改変
			三	財政再建を成し遂げて	172
				財政再建の八年
				佐久市建設計画の概要と現実
		第二節		内政の充実を期して	176
			一	行政機構の整備と展開	176
				市役所庁舎などの建築
				自主財源による市政
				象徴・宣言・表彰・友好都市等
			二	総合計画策定までの市政の展開	185
				市営採石場と市道舗装
				公共施設の整備と産業の振興
		第三節		二一世紀に向けた市政の展開	188
			一	第一次総合計画・同改訂計画にそった市政の展開	188
				都市基盤と環境の整備
				豊かな産業の開発
				社会福祉の充実と文化都市建設
			二	第二次総合計画・同改訂計画にそった市政の展開	202
				交通・情報体系の構築
				豊かな経済圏の確立
				公園都市の形成
				快適な住居空間の創出
				創造する文化の高揚
				幸せ分かち合う地域社会の形成
				地方事務所の統合
			三	第三次総合計画・同改訂計画にそった市政の展開	218
				人材育成と文化環境の充実
				喜び分かち合う健康都市形成
				環境変化に適応した産業の育成
				美しい都市環境の形成
				魅力ある交流圏の創造
		第四節		広域行政の時代	235
			一	多岐にわたる地方自治体の組合・企業団	235
				一部事務組合の設立
				制度化された広域連合
			二	広域的地域開発の進行と挫折	246
				浅間テクノポリス構想
				千曲高原リゾート構想
			三	高まる「平成の大合併」気運	248
				市町村合併の必要と筋書き
				合併に関する地域自治体の動き
	第七章			躍進する工業・建設業
		第一節		工業発展の軌跡	255
			一	戦後の工業展開	255
				終戦直後の工場の動き
				賠償指定とインフレ
				新しい工業の芽
				朝鮮戦争と工業技術
			二	高度経済成長の中で	260
				平根の水力発電
				神話「地方の工業化」
				工場誘致に奔走
				伸びる電子部品工業
				大手工場の誘致
			三	大企業進出の中で	265
				オイルショックと佐久の工場
				企業の横のつながり
				農工導入法と工場団地形成
				進む系列化と協同化
			四	平成不況の中で	267
				空洞化の進む中で
				きびしい経営環境の中で
				期待される新しい牽引車
				浅間テクノポリス構想
			五	工業集積の状況	270
				県下五位の工業生産
				広範囲に広がる工場
				多い部品メーカー
				年々上がる生産性
				地元労働力は六割
				少ない若年労働者
				進む合理化
			六	地域に根ざした工業	276
				地場産業としての食品工業
				特色ある工業
		第二節		発展してきた建設業	281
			一	建設業の発展過程	281
				戦前の建設業
				戦後の建設業は災害復旧から
				上水道工事と農業用水工事
				力をつけた地元企業
				団地造成と高層住宅
				ほ場整備事業とパワーシャベル
				低成長期の大規模工事
			二	平成期の建設業の展開	286
				建設業の構成と公共投資
				公共事業などおもな事業
				中込橋場土地区画整理事業
				ユニークな小集落改良事業
				スーパー林道や一般林道開設
				上信越自動車道の開通
				ハイウェイオアシス「パラダ」
				北陸新幹線の開通
			三	建設業の生産体系	293
	第八章			近代化する商業・金融業
		第一節		近代化を目指す商業	297
			一	太平洋戦争後の商業の復活	297
			二	近代的商店街建設への取り組み	299
				近代化の先駆岩村田商店街
				花の大通り野沢十二町商店街
				グリーン・モール中込商店街
			三	高速交通時代の到来と商圏の変貌	308
				本格化した大型店の出店
				出店ラッシュと大店法の制定
				急増する郊外出店
				佐久平駅周辺商店街の形成
			四	激変する商業への対応	315
				市政の対応
				佐久商工会議所と商工振興
				再び活性化に挑む商店街
		第二節		大衆化する金融業	320
			一	太平洋戦争後の混乱	320
				インフレの進行
				預金封鎖と新円切り替え
				傾斜生産とインフレ再現
				ドッジラインとインフレ収束
				戦後混乱期の佐久地方の金融
			二	金融機関の整備	323
				金融機関の増設と転換
				市域金融機関の沿革と動向
			三	高度成長期の金融	325
				経済成長期を支えた貯蓄
				預金増強活動の各種対策
				産業構造の変化
				金融機関の貸し出し増加
			四	低成長経済への転換	327
				変動相場制への移行
				石油危機と狂乱物価
				低成長経済への転換
			五	低迷を続ける経済状況と金融業	329
				市域商工業の景気動向
				金融業の動向
	第九章			地域性を生かした農・林・水産業
		第一節		模索する農業	337
			一	内陸性気候を生かした佐久平の農業	337
				寡雨・日較差大の佐久平の農業
				南北で異なった土壌
				恵まれた水利
			二	佐久市農業の概観	340
				低い耕地率で高い水田率
				稲作を支える畜産や畑作
			三	卓越した稲作と近代化の歩み	343
				高い反当収穫量
				成長期を早めた保温折衷苗代
				牛馬耕から機械耕うんへ
				食糧増産を目指した用水路改修
				機械化を早めた基盤整備の進行
				減反政策とその影響
			四	畑作の推移	361
				養蚕・薬用人参栽培の衰退
				定着・安定した花卉栽培
				戦前から続くりんご・もも栽培
				漬物野菜から高原野菜栽培へ
			五	戦後の開拓	374
				開拓の開始
				東山の開拓
				西山の開拓
			六	農業協同組合事業の展開	381
				農業協同組合初期の動向
				農村の近代化と農協
				高度経済成長期の農協
				相次ぐ農協の合併
		第二節		特色ある畜産業	393
			一	畜産業の復興と衰退	393
				乳用牛と役肉用牛の動向
				養豚の拡大と特産佐久山羊
				兎と鶏とみつ蜂
				軍馬から農耕馬へ
			二	畜産業の現代化	398
				畜産の規模拡大
				畜産の質的転換
			三	畜産施設とその活動	400
				家畜改良センター長野牧場
				佐久家畜保健衛生所
				佐久広域食肉流通センター
		第三節		変貌する林業・水産業	404
			一	変貌する林業	404
				山林の荒廃と治山対策
				財産区の推移と実態
				森林組合の創設と活動
				造林事業の進展と展望
			二	水産業の変容	411
				稲田養鯉頓挫から復活へ
				池中養鯉への転換
				佐久の水産振興と県水産試験場
				河川漁業と漁業協同組合
	第一〇章			交通・運輸の発展
		第一節		進む道路網の整備	427
			一	佐久市を中心にした交通体系	427
				東西と南北方向に走る幹線道路
			二	復旧工事と街路の改修	429
				復旧工事と再開された舗装工事
				進む街路の新設と改修整備
			三	道路の近代化	432
				主要市街を結ぶ路線の新設
				周辺へ伸びる道路の新設と改良
		第二節		自動車交通の発展	438
			一	バス交通とその変遷	438
				バス交通の復活と路線の拡大
				利用客減少による経営の再建
			二	自家用車の激増と宅配便の台頭	443
				一世帯二台を超える自家用車
				運送業界の新人「宅配便」
				競争が激しいトラック輸送業界
		第三節		小海線の変遷	450
			一	通勤通学の足、小海線	450
				蒸気機関車とディーゼルカー
				マイカー普及で一層の合理化へ
			二	新しいＪＲ小海線	455
				新型の気動車でイメージアップ
		第四節		高速交通時代	458
			一	上信越自動車道の開通	458
				進む上信越自動車道の建設
				開通した佐久ＩＣ周辺の変貌
			二	北陸新幹線の開業	466
				北陸新幹線のルート決まる
				新幹線の工事と新駅周辺の整備
				待望の新幹線開業
			三	中部横断自動車道の着工	476
				中部横断自動車道の夢、実現へ
			四	交通網の改変による地域の変容	479
				高速交通時代で変容した地域
	第一一章			生活を変える通信・情報
		第一節		新時代に対応する郵便事業	483
			一	郵便事業の変化とサービスの向上	483
				時代とともに変わる郵便事業
				企業的努力で事業を拡大
			二	佐久郵便局の新設	488
				三つの集配区があった市域
				佐久郵便局の誕生
		第二節		電話の普及と新しい電話会社	491
			一	電話の普及と自動化	491
				佐久市域における電話の普及
				有線放送と農村集団電話
			二	電話の民営化と新しい電話会社の参入	495
				通信システムの変化
				通信手段の変化
				通信料金の低減
		第三節		新聞・ラジオ・テレビジョンの普及	501
			一	新聞の購読と地域新聞・広報などの発行	501
				信濃毎日新聞と中央紙の購読
				佐久における地域新聞の動き
				戦後の町村広報紙や公民館報
			二	ラジオ聴取の変容とテレビの普及	506
				ラジオの普及と民間放送の開局
				生活必需品になったテレビ
				地域情報発信のＦＭさくだいら
		第四節		ニューメディアの普及と市民生活	512
			一	行政におけるコンピュータ	512
				市役所における事務電算化
				高度情報化への動き
			二	学校におけるコンピュータ	518
				小・中・高における情報化教育
				情報化推進役育成の短大
				専門学校での情報技術者の養成
			三	医療におけるコンピュータ	524
				病院のおける電算処理
				遠隔医療の推進
			四	企業におけるコンピュータ	526
				鉄道関係のコンピュータ化
				金融機関でのコンピュータ利用
				生産・販売のコンピュータ利用
			五	家庭におけるコンピュータ	531
	第一二章			自然や史跡を生かす観光・サービス業
		第一節		通年利用を目指す観光産業	537
			一	自然的資源を生かした観光	537
				県と市開発公社の観光開発
				菅平方式で開発された東山
				県企業局が再開した西山の開発
				明暗を分けた西山の別荘地分譲
				地域で盛り上げるコスモス街道
			二	高速交通時代を迎えての観光	546
				上信越自動車道に直結した公園
				浅間を背景に大空を駆ける熱気球
			三	新旧の祭りや文化財を生かした観光	549
				にぎわう初午や夏祭り
				定着した佐久鯉まつり
				観光の核となる史跡
			四	観光客の動向と観光開発の課題	555
				観光の今後を示唆する客の動向
				滞在型・参加型観光への脱皮
		第二節		サービス業の動向	560
				戦後の娯楽は映画館から
				成長を続けるサービス産業
	第一三章			佐久市の人口と集落
		第一節		佐久市の人口の静態	569
			一	人口・世帯数および性別構成	569
				市制施行前の人口現象
				ドーナツ化の人口分布
			二	年齢別人口構成	574
				健全型から不健全型へ
				全人口の五分の一が老年人口
			三	市民の就業部門	578
				就業の半数は製造・サービス業
		第二節		佐久市の人口の動態	581
			一	市制施行後の増加	581
				四〇年間で一万人増えた人口
			二	加速する核家族化	584
				三人を下回る家族人数
				親族世帯の七〇パーセントは核家族
			三	出生と死亡の傾向	586
				減少傾向を示す自然増加
				一人の女子が生む子は一・七人
			四	転出入による人口増減	589
				五十年代半ばから社会的増加へ
				年々増え続ける外国人
			五	婚姻と離婚の傾向	592
				全県より高くなってきた婚姻率
				増加する離婚
		第三節		変化する佐久市の集落	595
			一	農業機能の衰退	595
				現在農家率が高い岸野と志賀
			二	商店街の性格と変貌	596
				佐久市内旧商店街の性格
				旧商店街の変貌
				上信越道開通で誕生した商店街
				佐久平駅開業による新商業集積
			三	住宅団地の出現	601
				急増した公営住宅と宅地造成
			四	農村集落景観の移り変わり	604
				新旧の道路沿い
			五	地域共同体の結びつき	604
				伝統的な風習が残る志賀地区
				「隣に住む人が縁者」の橋場
				純農村から交通商業の中心地へ
				若い世代が多い新興の弥生が丘
	第一四章			厚生・福祉・防災の充実
		第一節		保健・医療の進歩	615
			一	地域医療の発展	615
				国民健康保険制度の充実
				国保浅間総合病院
				親しまれた地域診療所
			二	治療から予防へ	623
				佐久保健所の開所と活動
				医師会の活動
				歯科医師会の活動
				保健予防事業の推進
			三	高齢化問題と介護保険制度	630
				進む高齢化社会
				老人保健制度と老人保健施設
				介護保険制度の始まり
				介護保険料の負担と使途
		第二節		社会福祉への移行	638
			一	社会福祉の進展と充実	638
				低所得者福祉からみる社会変化
				保育制度の進展と充実
				知的障害者対策
				高齢者福祉対策
				社会福祉協議会の活動
			二	年金と保険の充実	654
				公的年金制度の進展
				国民年金の現状と市政の対応
				医療を支える国民健康保険
				市域国保の現状と課題
			三	雇用の安定と勤労者福祉	659
				景気の変動と雇用対策の動向
				雇用促進行政の現状
				勤労者福祉対策の進展と現状
		第三節		災害と安全対策	669
			一	多発した自然災害	669
				戦後の自然災害
				たび重なる降雹被害
				防災ダムの建設
			二	激増する交通事故	675
				交通事故の様相
				交通事故防止への取り組み
				交通安全施設整備
			三	消防と救急の活動	679
				火災の増加と佐久消防署の発足
				急増する救急活動
				消防団と防火活動
			四	安全な市民生活を目指して	684
				防災対策の現状と課題
				消防・救急の現状
	第一五章			社会の変容と家庭生活の変化
		第一節		新憲法と家庭・地域社会の変化	691
			一	「家」の変容	691
				核家族化
			二	「物」の豊かさを求めて	692
				衣生活の変化
				食生活の変化
				住生活の変化
				公営住宅の住宅団地
			三	地域社会の変容	699
				共同体的結合から経済的社会へ
				改善結婚式から華美の結婚式へ
				様変わりする葬儀
		第二節		男女共同参画社会と国際化の進行	704
			一	婦人参政権と公職への進出	704
				婦人参政権の実現
				公職への進出
			二	婦人団体の結成と活動	706
				最初に動き出した婦人会
				生活改善運動と奉仕活動
				婦人会から婦団連へ
				婦団連の活動
			三	男女共同参画社会を目指して	716
			四	国際化の進行	718
				ナトコ映画と民主化・国際化
				東京オリンピックと国際交流
				日伯親善交流と日中友好親善
				在住外国人支援すずらんの会
				広がる国際化の諸事業
		第三節		上・下水道の普及とごみ処理	727
			一	井戸水や河川の汚染	727
				戦中から戦後にかけての飲用水
				地下水などの汚染
				進む河川汚濁
			二	簡易水道から上水道へ	731
				簡易水道の普及
				佐久市・御代田町水道組合
				佐久水道企業団
			三	し尿と家庭雑排水の処理	734
				佐久平環境衛生センター
				伸びる公共下水道
				全戸水洗化を目指して
			四	放置できないごみ処理問題	738
				ごみ問題の発生
				ごみ処理施設の整備
				進むごみの分別収集
	第一六章			社会運動・社会問題の様相
		第一節		佐久地区評の活動と農民運動	745
			一	佐久地区評の結成とその活動	745
				地区労の結成と敗戦直後の動き
				旧々佐久地区評の結成と活動
				旧佐久地区評から統合地区評へ
			二	農民組合の結成とその活動	756
				戦後新たな農民組合の結成
				農民組合の安保闘争
				佐久酪農組合の乳価闘争
				その後の農民組合
		第二節		部落解放運動と同和行政	766
			一	戦後の部落解放運動	766
				部落解放運動の再出発
				大衆運動としての解放運動
				運動の組織化と強化
				佐久市協議会の結成と活動
			二	同和行政の進展	769
				県の同和行政と同対審答申
				佐久市同和行政の展開
				集会所・隣保館の設置
				小集落地区改良事業
				解放子ども会の誕生と活動
			三	総合的な施策の推進	776
				総合計画の推進
				同和対策事業の新しい展開
		第三節		公害の発生と自然保護	778
			一	社会環境の変化と公害	778
				高度経済成長と環境問題の変化
				いろいろな公害の発生
			二	自然保護対策	784
				各種開発と自然破壊
			三	自然保護運動の取り組み	785
				環境保全と市民の対応
				環境保全と森林保護
	第一七章			学校教育の進展
		第一節		六・三制教育の展開	791
			一	皇国主義教育との決別	791
				敗戦直後の学校
				軍国主義教育の排除
			二	教育改革と関係法規の整備	795
				教育基本法と学校教育法の制定
				すべての国民に中学校教育を
				支援組織としてのＰＴＡ
		第二節		義務教育の再編成と展開	801
			一	揺れ動く教育体制	801
				教組の結成とレッドパージ
				なじまなかった欧米の習慣
			二	新しい教育計画の導入	804
				注目を集めた岩村田プラン
				子ども中心の授業研究の継承
		第三節		教育の発展と多様化	808
			一	同和教育・特殊教育の広がり	808
				差別に負けない子を目指して
				障害者に光を
			二	学校行事の多様化	811
				大きく変わった学校行事
				日本海から首都圏への修学旅行
			三	学校事故とその防止	814
				絶えない学校事故
				学校事故の防止
			四	小中学校の統廃合と施設の充実	817
				町村合併後の学校統廃合
				僻地を支えた分校・冬期分室
				新しい教育に応える校舎
				自校給食からセンター給食へ
		第四節		最近の学校教育の動向	827
			一	揺れる学校とその対応	827
				先進的な試み、教育相談員制度
				通学区制の弾力的運用
			二	二一世紀の教育を築く	830
				新学習指導要領「生きる力」
				学社連携から学社融合ヘ
		第五節		県立新制高等学校の発足と変遷	835
			一	新制高等学校の発足と展開	835
				六・三・三制の発足
				高等学校網と各課程
				高校進学者増と教育課程の改編
				通学区制と入学者選抜問題
			二	市内県立高等学校の推移	841
				北佐久農業高等学校
				野沢北高等学校
				野沢南高等学校
				岩村田高等学校
		第六節		私立高等学校・短期大学の設立と変遷	852
			一	私立高等学校の誕生と展開	852
				佐久高等学校
				中・高一貫教育始まる
			二	信州短期大学の設立と展開	856
				地域に根ざした大学を目指して
				情報化社会に対応して
		第七節		時代の要請を担う技術専門校や専修学校	861
			一	職業能力の開発を担う訓練施設	861
				長野県佐久技術専門校
				佐久高等職業訓練校
			二	時代の要請に即応した専修学校	865
				臼田経理専門学校
				アースビジネスカレッジ
	第一八章			社会教育から生涯学習へ
		第一節		公民館の発足と展開	871
			一	町村公民館の設置と運営	871
				敗戦と公民館の発足
				初期の講座や行事
				生活改善運動から新生活運動へ
				ナトコ映画と視聴覚教育
				町村合併の進行と公民館
			二	社会の変化と公民館	882
				地域の変貌と公民館の活動
				生涯学習の拠点としての公民館
		第二節		社会教育と青少年健全育成	887
			一	青少年問題の発生とその対応	887
				児童福祉法の制定と健全育成
				児童相談所の設置
				スポーツ少年団結成と健全育成
			二	青少年補導センターの設置と健全育成	891
				育成推進員と補導委員制度
				地区育成会の結成と育成活動
				補導活動と地域環境の浄化
			三	地域社会の教育力の回復を目指して	895
				学童保育と児童館の開設
				生涯学習時代の青少年育成事業
		第三節		地域ぐるみの同和教育の推進	900
			一	社会同和教育の展開	900
			二	佐久市の同和教育	901
				同和教育基本方針
				同和教育の推進体制
				同和教育指導者養成講座
				同和教育講座と巡回指導事業
				企業同和教育
				部落解放都市宣言
				ＰＴＡなど諸団体と連携
			三	社会同和教育の現状と課題	908
		第四節		生涯学習社会への移行	911
			一	生涯学習の始まりと基本構想	911
				生涯学習の起こりと広がり
				生涯学習基本構想の策定
			二	佐久市における生涯学習の展開	913
				学校開放講座と開かれた学校
				生涯学習出前まちづくり講座
			三	地域における生涯学習の展開	917
				内山地区のコスモス祭り
				ほたるの里志賀の取り組み
			四	生涯学習ボランティアと社会貢献団体の活動	920
				佐久青年会議所の活動
				佐久ライオンズクラブの活動
				佐久ＲＣと佐久コスモスＲＣ
			五	生涯学習センターの開設と統合の理念	923
	第一九章			盛んな文化・芸術活動
		第一節		文学活動と文化施設	927
			一	第二次大戦後の文学活動	927
				疎開文学者とその動静
				相次ぐ受賞作家の輩出
			二	文化施設の整備と市民の利用	930
				市立図書館
				資料館
				長野県佐久創造館
				長野県佐久勤労者福祉センター
			三	佐久文化賞の創設	933
				佐久文化会議と佐久文化賞
		第二節		地域研究の進展	937
			一	新編『北佐久郡志』の刊行	937
				郷土研究の復活と一次『佐久』
				『信州岩村田町』
				『北佐久郡志』の刊行
			二	活発な市町村誌の編さん	943
				市域の町村誌
				佐久市志の編さんとその構成
		第三節		文化財の調査と保護	948
			一	主要文化財とその保護	948
				文化財保護の高まり
				豊かな文化財と文化財保護審議会
				文化財保護の現状と課題
			二	埋蔵文化財の発掘と課題	955
				連続する緊急発掘
				埋蔵文化財の発掘に関する諸問題
		第四節		文学の普及	963
			一	短歌・俳句グループの活動	963
				短歌グループの活動
				俳句グループの活動
				市民短詩型文化祭と公民館活動
			二	文学研究と文学雑誌	968
				戦争直後の動き
				島崎藤村や佐藤春夫の影響
				さまざまな研究誌
				二つの文学誌
		第五節		多彩な美術活動	974
			一	戦後の佐久の美術	974
				疎開作家と長野県美術展覧会
			二	佐久市および佐久地域の作家たち	976
				日本画の作家
				洋画・版画・彫刻の作家
				陶芸・書の作家
				佐久平の美術展展賞・市長賞
			三	市立近代美術館の建設	981
				美術館の開設と油井一二
				美術館収蔵資料の概要
		第六節		音楽活動の進展	985
			一	音楽活動の芽生えと発展	985
				市民合唱団の設立と広がり
				演奏活動の現状と音楽祭
			二	音楽文化の向上を目指して	991
				ヤングソサエティ佐久支部
				レコードコンサート
				音楽文化協会の活動
				佐久労音の活動
				教育関係団体の活動
		第七節		スポーツ活動の復活と盛行	996
			一	運動会・体育祭・陸上競技会の復活	996
				村を挙げての運動会・体育祭
				青年団活動と運動競技
			二	野球・ソフトボール・サッカーそしてバレーボール	999
				野球とソフトボール
				青年団バレー・ママさんバレー
			三	柔道・剣道・弓道の復活と盛行	1003
				柔道の復活とやまびこ国体
				剣・弓道の復活
			四	冬期スポーツの隆盛とオリンピック選手	1007
				スケートの隆盛とオリンピック
				スキーの隆盛と二つの同好会
			五	ニュースポーツの動向と友好都市交流	1010
				ＧボールからＭ・Ｇゴルフへ
				友好都市とのスポーツ交流
終章				二一世紀の佐久市
			一	立地条件としての自然	1015
				佐久市の位置
			二	佐久はひとつ	1017
				佐久郡の成立
				佐久八郷
				佐久の古道
				官牧望月牧
				武士の発生と佐久
				「いざ鎌倉」から戦国へ
				徳川幕藩体制と中山道
				長野県の誕生と町村合併
				高速交通時代への道程
			三	若々しい都市　佐久の現在	1027
				若々しい都市
			四	その光と影	1031
				交通の焦点
				衛生都市化
				保健休養都市へ
				利益共同化への危惧
章節				目次	頁