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佐久市志 歴史編(四) 近代
出版:1996年/出版元:佐久市/編集者:佐久市志編纂委員会
章節目次
序章







近代の展望








近代への模索








明治憲法体制と対外戦争








殖産興業へむけて








教育と文化をめぐって








明治から大正へ








大正デモクラシーの光と影








昭和恐慌の惨状と対策








十五年戦争と敗戦への道
第一編







佐久の維新

第一章






戊辰戦争


第一節





動乱の佐久 21








官軍嚮導隊事件 21








赤報隊の動き








北信分遣隊の活動








追分戦争と豪農








東山道軍の通過








西牧騒動 30








安米要求と打ちこわし








騒動の収束








騒動と豪農








世直し状況の進行 38








田野口藩村々の嘆願運動








平田派国学者の活動


第二節





諸藩の出兵と混乱 44








諸藩の去就と出兵 44








諸藩の動向と勤王の誓詞








関東出兵








北越出兵








戦後の混乱 51








岩村田藩騒動の発生








岩村田藩騒動の経過

第二章






県藩政治


第一節





尾州取締所と伊那県 59








尾州取締所とその施政 59








尾州取締所の設置








尾州取締所の施政








伊那県とその施政 63








伊那県の設置








伊那県の施政


第二節





版籍奉還と県藩連合 67








版籍奉還 67








藩治改革








版籍奉還








藩制改革








県藩連合政治 73








信濃全国通用銭札の発行








駅逓制度の改革など

第三章






長野県政の開始


第一節





中野県の分置 81








伊那県商社事件 81








東信商社の設立








商社の挫折








中野県の分置 86








中野県の分置と安石代嘆願運動


第二節





廃藩置県と佐久一円支配 90








廃藩置県 90








竜岡藩の解体と小諸・岩村田県








寺社領の上知と佐久一円支配








廃藩後の処理 94








城郭・城地処分と藩債処理








秩禄処分








士族授産と封建制排除


第三節





神仏の分離 102








神仏分離令 102








神仏分離の背景








神仏分離令と上知令








廃仏毀釈の動き 106








貞祥寺三重塔と中善寺大般若経
第二編







近代社会の形成

第四章






地方自治の創始


第一節





区制の実施 111








区の設置 111








戸籍区と壬申戸籍








行政区と行財政








大小区制 117








大小区の設置と区・戸長の任命








大区会所と小区扱所








大小区の行財政








町村合併 124








大小区制下の町村








町村合併の実施


第二節





郡区町村制の展開 131








新町村の発足 131








戸長の公選と戸長役場の発足








町村会の開設








新町村の行財政








連合町村の成立 138








連合戸長役場の開設








連合町村の行財政


第三節





県政・郡政の開始 144








県政の開始と佐久 144








県出先機関の推移








民会・県会と佐久選出議員








初期県政と佐久








郡政の開始 149








郡役所の設置








初期の郡政








郡役所庁舎の新築

第五章






近代国家の形成と抵抗


第一節





地租改正と税体系の整備 155








地租改正の実施 155








壬申地券の交付








耕宅地の改正経過








地租改正の結果








税体系の整備 165








国税・府県税








地方税


第二節





軍隊と警察の創出 172








軍隊と徴兵制 172








徴兵の開始








兵制の整備








警察と民衆 178








警察の発足








警察と民衆


第三節





佐久自由民権運動 184








自由民権運動の開始 184








自由民権運動の胎動








民権家集団の形成








自由民権運動の高揚 188








自由党員の増加








政談演説会の盛行と弾圧








自由民権運動の転換 193








秩父事件の余波








佐久自由党員の反応








佐久自由党の衰退








大同団結運動と佐久 198








民権派の復活と大同団結運動








政党運動の開始

第六章






産業・経済の近代化


第一節





農業と勧業政策 207








農業社会と米穀生産 207








農業中心の社会構成








米作中心の農業








勧業政策と農作物改良 213








勧業政策の開始








農作物改良と商品作物


第二節





養蚕業の展開 220








生糸・蚕種の輸出 220








維新前後の激動








生糸・蚕種の取締り








直輸出運動の影響








養蚕の普及 224








村々の状況と桑園の増大








養蚕農民の意識








技術的発展と指導者








蚕種業の発展 231








輸出から国内市場へ








蚕種業者


第三節





水産業と畜産業 234








水産業の勃興 234








養鯉業の普及








河川漁業








畜産業の胎動 238








牧場の開設と神津牧場








中小家畜の飼育


第四節





造林の開始 242








山林原野の官民有区分 242








山林原野の官民有区分








用益権の回復








官有林の経営と管理 246








部分木の植付け








部分林の造成








官有林と住民


第五節





伝統工業と新工業 252








伝統的工業 252








酒類の醸造








醤油の醸造








水車の利用








瓦づくりなど








器械製糸の開始 260








座繰り製糸の普及








富岡製糸場の影響








盛糸社ほかの製糸工場


第六節





新しい商業 267








商品流通と規制 267








米と薬用人参の移出








生糸改会社の商業規制








商業地域の形成 271








「まち」と「むら」の商業








商圏の特徴


第七節





金融業の創始 276








貨幣制度の整備と銀行の創設 276








新貨幣の発行と交換








銀行の創設








銀行類似会社の開設








庶民金融の継続 280








金貸し業








無尽








質屋

第七章






社会の近代化


第一節





交通・運輸・通信の改良 285








道路・橋梁の改修 285








明治初期の交通路








道路の改修








橋梁の修築








千曲川の渡船








新しい運輸機関 294








陸運会社の発足








中牛馬会社と内国通運会社








両会社の協定とその後








新しい交通手段 301








人力車の登場








乗合馬車の登場








鉄道の敷設 305








中山道鉄道敷設計画








直江津(信越)線と碓氷線








郵便の開始 309








郵便取扱所(局)の開設








郵便業務の拡大とスピード化


第二節





衛生環境の改善と防災対策 316








防疫対策の開始 316








疫病と民間療法








種痘の開始








コレラ対策








医療機関と衛生行政 322








医学館と医師








衛生行政と売薬取締り








衛生環境の改善 328








墓地と火葬場など








生活環境の改善








災害と防災対策 332








洪水などとその被害








河川改修と公費補助








消防組の創設


第三節





社会構造の変化 338








新しい社会構成 338








新しい身分と戸籍法








明治初期の家族構成








人口の動態








地主と小作人 344








佐久地方の地主








小作制の進行








小作問題の発生








社会事業の萌芽 350








貯穀の活用








窮民の救助








備荒貯蓄制度

第八章






新しい教育と文化


第一節





学校教育の開始 359








小学校の開設 359








小学校の設立へ








学校世話方と教師たち








生徒・教科書・試験








学校経費と校舎の新築








就学と不就学のはざまで








教員養成と教育会の活動 378








師範講習所予科学校








教育会の結成とその活動








青年夜学・討論会・私塾 383








青年夜学と演説討論会








私立学校の設立計画








日曜義塾と英学教場


第二節





宗教の改革 391








大教宣布と仏教 391








大教の宣布








寺堂と修験の廃止








仏教と僧尼への規制








神社制度の改革と整備 399








神社制度の改革と神社神道








諸講の再編と神社の祭式








教派神道の成立








キリスト教伝道の開始 405








国学者の受洗








地主層の入信








佐久講義所の設立


第三節





伝統的学芸とニューメディアなど 410








伝統的学芸の展開 410








佐久歌壇の歌人たち








俳人たちの交流








漢詩集と漢詩人








絵画の伝統と革新








新聞創刊と印刷会社の設立 419








『信陽新報』創刊と新聞購読・縦覧








印刷会社の設立








町村史誌類の編纂 423








町村史誌類の調査報告








そのほかの調査報告


第四節





民衆の生活と庶民文化 428








民衆の生活状態 428








衣・食の状態








住居と灯火








伝統的な庶民文化 433








娯楽・行事の取締り








伝統的な娯楽・芸能・行事








芝居の流行と岩井座の開設
第三編







近代社会の展開

第九章






地方自治体制の確立と再編


第一節





町村自治の発展 441








新町村の発足 441








新町村の成立








町村会の開設








「むら」と区会








分村合併と町制施行








役場庁舎と公会所の新築








町村行財政の確立 453








新町村制と行財政








町村基本財産の造成








町村自治思想の進展 461








自治研究会の活動








私設町村長会の開設








町村報の発行


第二節





町村自治体制の再編 467








地方改良運動の展開 467








税金滞納に苦しむ町村








戊申詔書発布と地方改良運動








民力涵養運動の展開 471








第一次大戦後の状況








民力涵養運動の展開








五人組の復活


第三節





郡制の施行と廃止 477








郡制の施行と初期郡政 477








郡政公布と郡合併問題








郡会の開設








郡政の重点








郡制の改正と廃止 482








郡制改正と新しい郡会








新郡政の重点








郡制と郡役所の廃止


第四節





県政と佐久 488








県制の施行と佐久 488








県制施行と県会








明治期後半の県政と佐久








大正期の県政と佐久








警廃事件 494








警察署廃止と反対運動








長野騒擾事件

第一〇章 






国政参加と国民負担の増大


第一節





国政参加と税負担 501








国会開設と国政選挙の推移 501








第一回総選挙








国政選挙の推移








選挙権の拡大








租税体系の確立 510








国税








府県税・町村税








納税組合の結成


第二節





軍事・警察・司法の整備 520








日清・日露戦争と銃後 520








国民皆兵制








日清戦争と戦後








日露戦争と銃後活動








軍事体制の確立








警察・司法組織の消長 536








巡査駐在所の設置








警廃事件と民衆








司法機関の推移

第一一章






近代産業・経済の発展


第一節





勧業指導と改良機関の拡充 547








勧業政策の展開と農事改良 547








勧業政策の展開








農会の発足とその系統化








農事小組合の活動








精農の農事改良








農業倉庫の設立 557








農業倉庫の先駆








農業倉庫の発展


第二節





農業生産の向上 562








稲作技術の改良 562








苗代改良と品種改良








深耕・多肥と生産力の向上








畑作物の変化 568








薬用人参の消長








蔬菜の商品化


第三節





養蚕業の躍進 573








繭生産の増大と蚕種製造の動向 573








繭価格の推移








養蚕技術改良と規模の拡大








蚕種検査と業者の動向








養蚕業の発展と蚕糸行政 580








協同化の推進








一代交雑種の普及








第一次大戦による変化


第四節





畜産業の発展 587








馬産改良の進展 587








長野種馬所の開設








馬産改良の展開








牛の飼育の増加 591








神津牧場の発展








朝鮮牛の導入と「牛の歩み会」








小家畜の増加 595








山羊の改良と普及








養豚と養鶏








緬羊・家兎などの飼育


第五節





水産業と鉱業の進展 601








水産業の進展 601








水田養鯉の普及








鯉の販路拡大と東京進出








河川漁業と漁業組合








石材・亜炭・氷の生産 608








安原石と佐久石








亜炭の生産








天然氷の製造


第六節





林業の確立 614








官有地下げ戻し運動 614








予約払い下げの実現








行政訴訟の勝利








公有林の経営と植林組合








造林と林業の進展 619








村有林の造成








部分林の増大








林産物の増加








林務行政の展開 624








大林区署から営林署へ








信濃山林会の設立


第七節





工業の発展 628








伝統的工業の近代化 628








酒造業と酒造組合








醤油の醸造








瓦づくりの機械化








製糸業の躍進 635








座繰り製糸の改良








座繰り製糸経営とその衰退








器械製糸の消長と設備・工女








佐久社の発展








組合製糸の発足








諸工業の勃興 647








製材業と印刷業








特色のあった食品工業








発電の開始と反対運動








特産的な副業と染織業 654








凍豆腐・寒天の製造








染色・織物業


第八節





商業の発展 659








商業活動の展開 659








商業活動の推移








商業経営の組織化








商工会の結成








サービス業の推移 669








貸座敷と芸妓置屋








さまざまなサービス業


第九節





金融業の近代化 673








銀行の増設と発展 673








銀行の機能分化








地方銀行の群立








貯蓄銀行・農工銀行








銀行類似会社の動向








庶民金融の推移 678








無尽の大型化








郵便貯金・貯金組合


第一〇節





産業組合の発展 681








産業組合の創設と拡充 681








産業組合の設立








連携組織の拡充








組合事業の拡大 685








信用事業








購買事業と販売事業

第一二章






近代社会の成立


第一節





交通・運輸・通信の発展 693








道路と橋梁の修築 693








国道・県道の改修








郡道・里道の改修








橋梁の改修と渡し場








交通手段の改革 700








乗合自動車の登場








乗合馬車の推移と自転車








佐久鉄道の開通 706








鉄道敷設計画と佐久鉄道会社








路線の延長








碓氷迂回線計画








運送業と倉庫業 712








運送業の推移








倉庫業の開始








通信機関の整備 716








郵便事業の発展








電報電話の開始








電話の開設


第二節





保健衛生の向上 722








伝染病予防対策 722








赤痢対策








腸チフス・ジフテリア・天然痘対策








性病・結核・トラホーム対策など








医療組織の整備 728








医師と医師会








病院・病舎の開設








看護婦の養成








衛生行政の展開 735








清潔検査の励行








衛生組合・衛生会の活動








衛生環境の改善


第三節





防災対策の拡充 741








災害の多発と被害 741








自然災害








火災の被害








関東大震災と救援活動








防災事業と防災組織 747








治水工事の進展








公設消防組の設置








消防大巡検と防火宣伝








水防組の設置


第四節





社会問題の進行 754








社会構造の変化 754








国勢調査の実施








大正期以後の人口動態








北海道移民








ブラジル移民








地主制の確立と衰退 764








寄生地主の増加と経営の変化








小作人の生活








自作農創設維持事業の展開








小作争議の展開 771








小作争議の発生








協調組合と小作人組合








大地主の土地解放








小作調停委員の設置








労働問題の発生 777








工場労働者の増加








平根工男工女組合の発足








工場法の実施








融和事業と水平社運動 781








野沢町大正会と伴野同仁会








佐久水平社の設立








差別事件の発生








地方改善事業


第五節





社会事業の開始 787








組織・機構の整備 787








日本赤十字社の創業








済生会の救療活動








職業紹介所の設置








社会事業の実施 794








米騒動と救助対策








方面委員の発足と活動








報徳運動の発展 798








報徳主義の登場








報徳社の結成








報徳仕法の展開








報徳社の経営とその後の活動

第一三章






教育・文化の発展


第一節





学校教育の確立 809








初等教育の確立 809








義務教育の拡充








教育勅語・御真影と修身教育








高等小学校の設置と普及








融和教育のめばえ








特別学級と工場内特別教育








遠足・修学旅行・運動会








教員と給与問題








実業補習教育の進展 827








実業補習教育の展開








特色のあった実業補習学校








中等教育の発展 832








中学校設置問題








中学校の教育








実業学校の設立と拡充








高等女学校の創設








教育会の自主化と教員養成 842








教育会の自主化








教育会の教員養成所








自由教育の展開と弾圧 847








大正デモクラシーと佐久の教育界








現場の教師たちと自由教育








佐々木名恒校長の憤死事件


第二節





社会教育の進展 857








青年団の活動と発展 857








部落青年会から町村青年会へ








青年文庫の設置と会誌発行








郡連合青年会と自主化の動き








婦人団体の設立 864








女子青年会の結成








愛国婦人会などの活動








社会教育施設の拡充 868








図書館の開設








軽井沢夏季大学の開設


第三節





宗教の新動向 875








仏教の刷新 875








宗派合同活動と社会事業








在家仏教の活動








年中行事と縁日








国民思想の善導と神社 880








国民思想の善導








神社協会と氏子総代会








キリスト教徒の活動 883








木村熊二の佐久来住








キリスト者の社会的活動








伝道館と教会


第四節





学芸と報道の発展 887








郷土研究の進展 887








郡誌・郡制史の刊行








考古学研究のあゆみ








自然科学研究のあゆみ








文学の普及 893








佐久歌壇の興隆








佐久俳壇の展開








文学者の活動








『破戒』の出版と神津猛








新聞・放送の発展 904








地域新聞と読者








ラジオ放送の開始


第五節





近代スポーツの展開 908








野球と庭球の盛行 908








小学校球技大会








青年球技大会








新しいスポーツの登場 911








スケートとスキー








登山と水泳


第六節





慰安・娯楽の変化 916








慰安競技の展開 916








岩村田常設競馬会の開設








相撲の興行








自転車競技と飛行大会








演芸・娯楽の多様化 921








諸興行の盛況








常設劇場の増加








娯楽・演芸の多様化


第七節





生活様式の変化 927








衣・食の変化 927








小学生の服装








普段着と晴れ着








食生活の変化








住生活の変化と生活改善 935








住居の変化と電灯の導入








生活改善運動
第四編







恐慌と戦争

第一四章






恐慌下の政治と社会


第一節





恐慌と町村行財政の停滞 941








農村恐慌と救済事業・対策 941








金融恐慌から農村恐慌へ








救済土木事業の実施








農山漁村低利資金の貸付け








各種産業対策の実施








農村経済更生運動の展開 949








経済改善から自力更生へ








農村経済更生計画








農村経済更生運動の推移








負債整理組合の設立








恐慌による町村財政の停滞 957








町村財政の窮迫








町村債の増大








町村理事者たちの対応


第二節





社会運動の展開と弾圧 964








社会問題の激化 964








小作争議の多発








労働争議の発生








入会権闘争








社会運動の展開 969








農民自治会の運動








農民運動の急進化








水平社運動とプロレタリア文化運動








社会運動の弾圧と転回 973








三・一五事件








佐久全農事件








農村青年社事件








救済事業の展開 977








歳末救済運動と安米払い下げ








救護法の施行と方面委員助成会








職業紹介の展開と変容

第一五章






恐慌下の産業と経済


第一節





蚕糸業の転換 985








養蚕業の変容 985








養蚕経営の動向








蚕業更新計画








養蚕技術の変化








産繭処理や蚕種業の転回








製糸業の衰退 992








営業製糸の衰退








組合製糸の展開と合同


第二節





農業生産の変容 999








米穀の増産 999








品種の改良








肥培管理と多収穫農法








米穀の管理と販売 1003








組合立農業倉庫の設置








米の品質検査と販売








副業と蔬菜栽培 1005








農家副業の増加








蔬菜栽培の普及


第三節





畜産・水産業と林業・鉱業 1008








牛と小家畜の普及 1008








役牛と乳牛








山羊改良の進展








養兎・養豚・養鶏








水産業の推移 1013








佐久鯉の販路拡張








河川養殖と漁業組合








林業と鉱業の推移 1015








造林事業と製炭








石材の徴発


第四節





商業の変容と金融の整備 1018








新商法の展開と商権擁護運動 1018








都市百貨店の進出と千曲錦百貨店








産業組合の購買活動と商権擁護運動








銀行の整備・統合 1022








信濃銀行の設立と破綻








八十二銀行の創立








佐久銀行の更生








預貯金の変化と公益質屋など 1026








預貯金の変化








公益質屋の開業と無尽の復活


第五節





交通・運輸・通信の整備 1030








橋梁・道路の整備と自動車交通 1030








永久橋の完成と道路の舗装








バス路線の拡大と競争








鉄道の国有化 1035








小海線の国有化と全通








中込機関区設置と貨物運送








普通電話の増加 1039








特設電話から普通電話へ

第一六章






恐慌下の教育と文化


第一節





恐慌下の教育と教育会 1043








恐慌の教育への影響 1043








教員給与問題と同盟休校








欠食児童と給食の実施








昭和八年二・四事件








一小学校長日記にみる時代相








青年訓練所から青年学校へ








青年・婦人活動の転回 1055








恐慌下の青年たち








女子青年団の結成








教育会の郷土研究 1058








郷土研究と郷土教育








郷土史家と史談会








民俗学研究の動き


第二節





恐慌下の宗教・学芸・娯楽 1065








恐慌下のキリスト教 1065








農民福音学校の開設








岩村田教会の動向








新しい文芸と絵画 1068








自由律俳句と関口江畔








神津港人と緑巷会








大衆娯楽の諸相 1072








さまざまな娯楽








民謡から新民謡へ

第一七章






日中戦争から太平洋戦争へ


第一節





戦争の進行と翼賛政治体制 1079








戦争の進行と動員・徴発 1079








戦争の拡大と応召








戦死傷者の増加








軍馬の鍛錬と徴発








銃後援護と国防活動 1085








さまざまな銃後活動








防空訓練と防諜








国防献金と献納運動








金属の供出・回収








国民精神総動員運動の展開 1093








国体明徴運動から国民精神総動員運動へ








建国祭と愛国行進曲








翼賛政治体制の確立 1097








大政翼賛会と翼賛政治








常会・隣組体制








地方事務所開設と地方自治の衰退


第二節





戦時体制下の産業と経済 1102








統制経済下の農業など 1102








米の増産計画と労力不足対策








米の供出と統制








蚕糸業の衰退と没落








畜産・林産の統制








商工業・金融の統制 1111








公定価格と配給制








商工業者の整備








産業組合と農業会








軍需工場の進出








金融統制と貯蓄の強制








交通機関の統廃合と統制 1119








バス路線の統廃合








苦境に立つ小海線








北中込駅の設置








人的資源と軍需労働力の確保 1123








母子保護対策と結婚奨励








国民健康保険と強兵健民








医療施設の推移








国民徴用令と勤労報国隊


第三節





教育・文化・生活の抑圧 1131








皇国民練成の教育 1131








皇国民練成へ








国民学校の発足








興亜教育のゆくえ








中等教育などの変質 1137








中等教育の推移








中等教育の戦時的編成








戦争と青年団・婦人会








報道統制と娯楽の抑圧 1144








新聞統合と報道規制








大衆娯楽の消長








耐乏生活の強制と衣食住 1147








生活刷新と民需品統制








食生活の改善と変わらぬ住居


第四節





満州移民の展開と終末 1152








満州移民の展開 1152








満州移民の開始








平根村の分村計画








青少年義勇軍の送出








満州移民の結末 1158








蓼科郷の入植とその結末








佐久郷の入植とその結末

第一八章






本土決戦体制と敗戦


第一節





疎開の増加と本土決戦体制 1165








一般疎開と軍事施設の疎開 1165








本土空襲と疎開の増加








軍事施設の疎開








軍需工場の疎開








国民義勇戦闘隊と本土防衛訓練 1171








国民義勇隊と義勇戦闘隊








本土防衛訓練








教育の崩壊と停止 1174








学童集団疎開








学徒勤労動員








学校工場化と教育の崩壊


第二節





太平洋戦争の終結 1181








敗戦をめぐって 1181








敗戦への道








敗戦の詔勅とその反応








戦争の犠牲 1185








軍人・軍属などの犠牲








民間人の犠牲
章節目次