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佐久市志 歴史編(二) 中世
出版:1993年/出版元:佐久市/編集者:佐久市志編纂委員会
章節目次
序章







中世の展望








佐久の山河








東西のはざま








滋野系諸氏と源平争乱








伴野氏と大井氏








南北朝動乱








幕府と鎌倉府の間で








戦国時代の佐久








踊り念仏、佐久ではじまる
第一編







中世前期

第一章






武士の登場と背景


第一節





武士の発生と開発 25








佐久武士の誕生 25








鷹飼いと弓馬の道








牧と武士








在庁官人と武士








源氏の土着








公領と荘園 35








佐久地方の公領と荘園








荘園の成立と牧の発展








郷の成立と佐久武士


第二節





武士勢力の台頭と佐久 41








保元・平治の乱と佐久武士 41








保元の乱の勃発








信濃武士の参加








根井大弥太の活躍








平治の乱の勃発








平氏の反撃








信濃武士の動向








平氏政権と信濃








木曽義仲と佐久武士 53








義仲の出生と父義賢の死








駒王丸と中原兼遠








反平氏の動き








木曽義仲の挙兵








佐久武士の義仲軍入り








義仲と平賀氏








横田河原の戦いと佐久武士








北陸道の小競り合い








頼朝と義仲の不和








義仲の上京








義仲の入京








水島の戦い








法住寺のクーデター








義仲の滅亡

第二章






佐久と鎌倉幕府


第一節





鎌倉幕府の成立と佐久の御家人 87








鎌倉幕府の成立と信濃支配 87








鎌倉幕府の成立と信濃武士








鎌倉幕府の信濃支配








幕府と佐久地方 90








佐久武士の御家人化








平賀氏の動向








小笠原氏の入部








大井荘の地頭


第二節





執権政治の始まりと佐久 97








比企事件と佐久 97








将軍頼家と近習








比企一族の滅亡








小笠原長経の動向








信濃守護の交替








泉親衡事件と佐久 101








牧の方と平賀朝雅








平賀朝雅の野望








泉親衡の陰謀








市村・籠山氏は佐久の御家人か


第三節





承久の乱と佐久武士 107








承久の乱の勃発 107








乱のきっかけ








乱の勃発と志賀五郎








三方面の軍








佐久武士の動向 110








幕府方佐久武士の活躍








京方についた佐久武士








伴野遠久は佐久武士か








乱後の佐久武士








大井朝光と伊賀虎武保


第四節





伴野・大井氏と執権政治 118








執権政治と佐久 118








知行国と信濃








藤原定家と北条氏と信濃








平賀氏と深沢氏 120








平賀氏と安芸国安芸町村地頭








平賀有信は佐久御家人か








平賀氏から深沢氏へ








深沢氏の系譜








小笠原一族の繁栄 126








伴野・大井氏の分立








伴野六郎の活躍








三浦氏の乱と小笠原一族








北条氏と佐久 132








時頼の回国伝説


第五節





霜月騒動と北条氏の進出 135








霜月騒動と伴野氏の没落 135








霜月騒動の勃発








伴野氏の没落








北条氏の支配 139








北条氏系地頭の入部








霜月騒動後の伴野氏








元弘の乱 145








鎌倉幕府体制の動揺








後醍醐天皇の倒幕計画








鎌倉幕府の滅亡


第六節





佐久武士の動向 150








御家人と諸役 150








京都大番役








鎌倉番役








諏訪神社頭役








佐久郡郷村の御頭勤仕








諏訪神社造営役








佐久武士の移住 168








根井氏の移住








大井氏の由利郡移住








由利十二頭








香坂氏の移住








平賀氏の移住








安芸平賀氏








小早川氏と平賀氏








越後の平賀氏








平賀氏と伊賀・伊勢








佐久滋野諸族の水内郡移住








小田切氏の移住

第三章






中世前期の社会と文化


第一節





佐久の人々の生活と社会 205








佐久地方の公領と荘園の分布 205








鎌倉末期の公領と荘園








頭役負担と佐久の荘郷








佐久地方の郷








伴野荘の伝領








大井荘の伝領








武士と館 215








生活根拠としての館








『一遍上人絵伝』に見る武士の館








大井太郎の館と建物








伴野館を巡って








交通と市場 221








中世の佐久と東山道








木曽義仲と関東








鎌倉道と甲州道








信仰と道








市の発達


第二節





宗教の発展 233








仏教界の新気運 233








鎌倉新仏教








臨済宗の盛行








慈寿寺の開創








浄土教の普及








一遍と佐久 239








一遍の業績








踊り念仏のはじまり








床の穴は一遍聖のかたみ








他阿真教と金台寺








時衆の鉦鼓








諏訪・善光寺信仰 243








諏訪信仰の普及








善光寺信仰








落合新善光寺








時宗と善光寺








山岳信仰 251








山岳信仰と修験








荒船山








閼伽流山








鎌倉時代の文化財 255








紙本著色一遍上人絵伝








紙本墨書他阿上人自筆仮名消息








正法寺木造地蔵菩薩半伽倚像








竹田の鉦








金台寺の鉦








松原諏訪神社の鐘








鉄鐘








相州新藤五国光
第二編







中世後期

第四章






佐久と南北朝の内乱


第一節





佐久の中先代の乱 271








佐久の北条勢力 271








神氏と北条氏








神氏と佐久武士








中先代の乱








望月城の合戦 275








滋野一党の立場








望月城の合戦








薩摩氏の活動と没落 277








薩摩氏と佐久郡








薩摩氏の活動と滅亡


第二節





内乱と佐久の政情 280








大井城合戦 280








守護小笠原貞宗と大井朝行








大智院宮の大井城攻め








大井城の陥落と大井氏








南北朝の対立と大井氏 286








宗良親王の活動と佐久武士








宗良親王の転戦








宗良親王の入信








足利尊氏・直義の対立と佐久








宗良親王の武蔵野合戦と佐久








北朝勢力と伴野氏








北朝勢力と大井氏


第三節





荘園・公領の変貌 305








武士の荘園・公領の侵略 305








国人の台頭








伴野長房の活動








伴野長房の地位








観応の擾乱と長房








松原神社縁起と伴野長房








伴野長房の戦死








大井氏の勢力拡大








芦田氏の降伏








平賀氏の滅亡








荘園と民衆 326








荘園と在家








大徳寺の在家支配








伴野荘の年貢と在家

第五章






室町時代の佐久武士


第一節





守護に反抗する佐久武士 341








大塔合戦 341








幕府と鎌倉府の対立








斯波氏の支配と国人の反抗








守護小笠原長秀と大井光矩








佐久武士の出陣








合戦後の状況 348








幕府の信濃直轄支配








佐久の国人勢力


第二節





関東の争乱と佐久 350








関東と境界をなす佐久 350








上杉禅秀の乱








小笠原政康登場








碓氷峠








その他の峠道








佐久の混乱 356








大井氏と芦田氏の争い








焦点に立つ村上氏








永享・結城の乱と佐久 361








永享の乱








永寿王丸と安養寺








結城陣番帳にみる佐久武士








大井氏の呼応








佐久の内乱 368








足利成氏と佐久








平賀の乱








大井惣領家の諸説 373








大井氏の支配








大井氏の世代








村上氏と大井氏








大井氏と甲州








依田窪上域の大井氏と大井城主








依田窪上域大井氏と武田氏








長窪大井氏の岩村田大井氏惣領の継承


補説





補説 396








平賀玄信研究史考 396








はじめに








実在説の文献








平賀玄信架空説








村上氏の佐久郡進出と玄信

第六章






戦国大名の支配と佐久


第一節





佐久武士の分立 411








大井氏の衰退 411








大井氏と伴野氏の対立








大井氏本家没落








岩村田城下








伴野氏 420








伴野氏の活動








前山城主伴野氏








光利時代以降の伴野氏








前山城下








芦田・相木氏 435








芦田氏の自立








相木氏の自立


第二節





武士の地域支配 443








国人武士の領域支配 443








大井氏








伴野氏








地侍と郷村 453








上社頭役にみる郷村と地侍


第三節





武田氏の支配 460








武田氏の佐久侵略 460








武田信虎と佐久








武田晴信の佐久侵入








武田氏の信濃平定と佐久








武田氏の上野侵略と佐久








武田氏の軍事編成 470








武田氏の築城








佐久武士と武田氏








宛行状と佐久








武田氏の軍役








佐久と小山田氏








武田氏の佐久支配 482








佐久の御料所








武田氏と検地








治安と徴所








裁判と甲府金桜神社の鐘








武田枡と甲州金








武田氏と佐久の職人








武田氏と佐久の寺社 495








龍雲寺と武田氏








佐久の寺院と武田氏








修験と武田氏








諏訪社と佐久


第四節





徳川家康の進出 504








武田氏の滅亡 504








武田信玄の死








長篠の敗戦








武田氏の滅亡








家康の制圧と佐久武士 509








織田氏の佐久郡支配








依田信蕃の活躍








依田氏の支配 515








徳川勢の佐久郡進出








上州に去った佐久武士








依田信蕃の佐久郡統一








依田氏の佐久郡支配








依田氏の移封








依田氏の改易


第五節





佐久市域の城館 530








城館の分布と様相 530








城館跡の現況








城館跡の分布








城館の編年








館・平城・山城








狼煙台








城館と集落 573








内山城と館








前山城と集落








伴野館と市庭








野沢城と城下町








平尾氏館と平尾城








岩尾城と小屋

第七章






中世後期の社会と経済


第一節





郷村の変貌 601








戦乱下の郷村 601








文明ころまでの郷村








永禄七年ころの村々








地侍の交代








村落と用水 610








中世末期の用水開削








中世の新田村








農民生活 616








郷村の生活








衣・食・住


第二節





諸職と交通 624








職人と商人 624








中世の鋳物師








中世に信濃へ来た鋳物師








信濃での鍬の入手








佐久鋳物師の定着








御蔵供御人としての大主家








鋳物師定着の意義








遍歴する大工








野沢の小泉氏








龍雲寺門前の大工








佐久郡の棟梁丸山氏








他国鍛冶の活躍








岩村田の鍛冶








野沢郷の鍛冶








樋村の鍛冶








岩村田の町








野沢の町








市場








小金平の備蓄銭








交通 662








武田氏の伝馬制








生活道路

第八章






中世後期の文化


第一節





宗教の発展 671








仏教の展開 671








寺院創立の盛行








臨済宗の動向








曹洞宗の地方へのひろまり








修験の発展 675








修験の系列化と大井法華堂








板碑と五輪塔 680








板碑








出土地








五輪塔








佐久市の五輪塔


第二節





中世の社寺 689








神社 689








山田神社








平尾大社








近津神社








新海神社








鼻顔稲荷社








岩村田若宮八幡宮








横根諏訪神社








平賀神社








647








新善光寺








慈寿寺








龍雲寺








正法寺








西念寺








長福寺








円満寺








桃源院








金台寺








貞祥寺








長命寺








専立寺








多福寺








宝蔵寺








最明寺








竜泉寺








薬師寺








延命寺








宗福寺








園城寺








大徳寺








正安寺








大林寺








安養寺








守芳院








建築・彫刻 714








駒形神社本殿








平尾大社本殿








桃源院木造地蔵菩薩坐像








中善寺大般若経








木造法燈国師坐像








木造阿弥陀如来と両脇侍立像

第九章






発掘調査からみた人々の生活


第一節





土に残された形跡 721








中世の調査遺跡 721








城郭








屋敷と集落








建物址 734








竪穴建物址








掘立柱建物址








竪穴建物址と掘立柱建設址








井戸址 748








土坑 748








中世のその他の遺構 752








溝状遺構








柵址


第二節





中世遺構からの出土品 754








土器 754








かわらけ








土鍋








陶磁器 758








石製品 758








鉄製品 760








木製品 760








貨幣 761
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