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木曾・楢川村誌 第五巻 現代編 伝統と谷を生かして
出版:1996年/出版元:楢川村/編集者:楢川村誌編纂委員会
章節目次
序章







現代楢川村の概観 1

第一節






地域の概観 3








楢川村の地理的性格 3








楢川村の位置








楢川村の三つの地勢








寒冷で多雨の楢川村








楢川村と周辺地域とのつながり 15








かつては尾張藩、戦後は広域行政








ふえつづける村外地域への通勤者








比重をます都市部での就業








就業さきは都市型産業だけでない








村に就業しなくなった若い世代








松本盆地の水源地楢川村








楢川村の空間構成 27








暮らしと集落の形態








典型的な高冷地の楢川村








集落と標高








楢川村の集落と地形








氾濫原上の集落








段丘上の集落








そのほかの地形








宿の集落 奈良井と贄川








奈良井宿周辺 橋戸沢付近








奈良井宿周辺 営林署土場付近








奈良井宿周辺 権兵衛橋および権兵衛駐車場








贄川宿の中心地域








地場産業の集落 平沢








宮下地区の変貌








平沢対岸の旭町の変貌








交通路をひかえた桜沢・片平・若神子・桃岡の集落








交通路にそう番所・〓・萱ヶ平集落








林業で生きてきた川入の集落と林業に「雇用される」人々








唯一の養魚場








農林業の不振とたたかい住民の去った桑崎集落








湖底に沈んだ曲淵・表塩水・奥塩水(上ノ原)








川入地区の人口と世帯の変遷

第二節






楢川村の社会的概観 79








村の人口の自然動態や社会動態など 79








村の人口と世帯








一世帯あたりの人口と性比








出生数と死亡数








転入数と転出数








婚姻件数と離婚件数








国勢調査からみた村の人口・世帯のうごき 90








現代の楢川村の人口と世帯








楢川村の性別年齢別人口構成








幼少人口・生産年齢人口および老齢人口








一五歳以上人口、未婚、有配偶など








学歴別一五歳以上人口








一五歳以上人口の労働力状態








就業者の従業上の地位








就業者の職業別のうごき








就業者の産業別のうごき








世帯人員別世帯数および世帯人口








家族類型別普通世帯数








集落の人口・世帯のうごき 119








地区の人口と世帯








各集落の世帯数と人口
第一章







楢川村政の展開と県政・国政とのかかわり 129

第一節






村政の民主化と展開 131








敗戦・戦後改革と村民生活の復興 131








市川・宮原村政と政治改革








村民の復員と海外からの引き揚げ








生活破壊と食糧対策・住宅事情








占領行政下のナトコ映画と農地改革








御料地の国有林への転換と村の産業








六三制教育の成立と『楢川村報』の発行








第二期宮原村政と村民生活の復興








宮原村政と第一次産業振興








福祉施策と広域行政・日中貿易のはじまり 167








中村村政の開始と重点施策








国民健康保険の再開と町村合併問題








敬老年金の創始と村の日中貿易








第二期中村村政と広域行政の開始








滝沢村政にみる産業振興策と広域行政








昭和四十年度の一〇大ニュースと村の過疎








第一期滝沢村政における仕上げ施策








第二期滝沢村政の展開








桑崎の集団移住と木曾漆器祭の開催








第三期滝沢村政と日中友好運動








文化行政の強化と村役場新築・奈良井ダム建設 204








自然保護・文化財保護と保育園の村営化








第四期滝沢村政と村役場の新築








奈良井宿保存と第二次訪中団








村政の混乱・再建とあらたな展開 215








滝沢村長の辞任と当選








手塚村政の発足と村役場のしくみ








村長批判と村議会のうごき








楢川村基本構想と村長不信任








百瀬村政の発足と経済の低成長








基本構想の具体化と諸施策








第二期百瀬村政と行政改革








楢川中学校の新築と村政百年にむけて








平成への展開と村政の継続

第二節






楢川村議会の議員選挙と運営 260








民主的村議会の成立・活動と常任委員会 260








敗戦前後の村会のうごきと村会議員








かさなる追加更生予算と村会会議規則の制定








戦後初の村議会議員選挙と村民の生活








村民生活の復興と村議会の活動








産業振興方針と村議会の活動








『楢川村報』の再刊と村議会








第二回村議会議員選挙と村議会








議員の選挙と村議会活動の高揚 286








第三回議会選挙と国民健康保険特別委員会








第四回選挙と村議会の展開








第五回選挙と村議会の運営








第六回議員選挙と桑崎移住、木曾郡への改称








第七回議員選挙と広域行政推進








第八回選挙と村役場の建設








村長の辞任・再選と第九回議員選挙








『ならかわ議会だより』の創刊と村長不信任可決








村議会の解散と第一〇回選挙








第一一回選挙と営林署の統廃合








第一二回選挙と立村百年








第一三回議員選挙と新村議会の発足

第三節






楢川村の財政 330








楢川村財政のあらまし 330








村財政とは








国・県の財政と村の財政








村財政の一般会計と特別会計








自主財源と依存財源








一般会計の歳入の概要








一般会計の歳出の概要








自主財源の村税と財産収入








村税の変遷








村財政の推移のあらまし








戦後の改革と楢川村の財政 358








戦後の新しい村財政の理念








歳入と歳出にあらわれたしくみの変化








財源確保に先行した制度改革








戦争の傷をいやすに手いっぱい








教育費の負担しだいに重く








災害との闘いであった川入林道の開設








地方財政法の成立








シャウプ勧告








復興期・財政再建期と楢川村の財政 378








村決算額の膨張








村財政の苦境と再建








開田事業・国民健康保険と水道布設事業








教育費にみられる村の特徴








高度成長期への橋渡し三十五年度の特別事業








経済の高度成長と楢川村財政 385








歳入の構成と変化








歳出の構成と変化








公債費








民主費・衛生費








産業経済費・商工費・農林水産業費








安定成長期の楢川村財政 392








歳入の構成と変化








歳出の構成と変化








村の大規模事業と村債中心の財源 395








起債の手続き








起債はまず生活基盤の整備から








村の主体性がみえた昭和四十一年ごろの起債








石油危機から曲がり角にきた財政運営








大規模事業をささえた奈良井ダム








楢川村における特別会計の変遷 407








継続する会計と閉鎖となる会計








繰入金が不可避の福祉事業








楢川村財政の特徴と課題 412








大役はたした財産収入








県下初の売上税創設反対意見書

第四節






県政・国政の選挙と楢川村民 416








知事の選挙と楢川村民 416








県知事・県教育委員の選挙と県政・楢川村民








高度経済成長期以降の県知事選挙








県議会議員選挙と楢川村民 425








西筑摩郡の県議会議員選挙と村民








木曾郡の県議会議員選挙と村民








国政選挙と楢川村民 429








衆議院議員選挙と村民








参議院議員選挙と村民

第五節






楢川村と広域行政 440








広域行政のはじまりとひろがり 440








高度経済成長と広域行政のはじまり








国による広域市町村圏の振興構想








一部事務組合からはじまった木曾郡の広域行政








木曾広域市町村圏と楢川村








広域行政が有効にはたらいた村道改修








基盤整備に努力した木曾広域行政事務組合








一部事務組合の事業から総合的事業へ








広域圏の単位での未来を展望する木曾広域市町村圏計画 453








木曾地域広域市町村圏計画の策定








一部事務組合の事業と課題








木曾郡ぐるみの地域おこし 458








拡大する広域行政








広域圏におけるふるさと事業推進

第六節






奈良井ダムと村政 470








ダムのあらまし 470








ダムの目的








ロックフィル式ダムの構造








「松塩用水」とダム








ダムと土地利用の変化








ダムができるまで 478








はじめは発電にねらい








木曾北部三か村が県に調査をうながす








変化した目的と設計








水没地域の住民と財産








川入地区住民とダム








奈良井地区とダム対策








村民の意見統一と村の将来構想








村にとってダムとはなにか








村の要望がまとまる








協定書の調印できる








ダムの安全性をめぐる議論と推移 508








村民の理解が不可欠








村民むけの解説冊子をつくる








ダムと村政 514








ダム関連の収入と村の財政








楢川村振興計画

第七節






楢川村政と奈良井営林署 519








奈良井営林署の組織 519








営林署の設置まで








営林署の組織と管理運営








計画的な森林資源の育成と収穫








けわしい地形 高い標高 きびしい気候








保安林の設定と面積の変化








保安林の位置








奈良井営林署の官行造林・林道と治山事業 529








官行造林の制度と実施








併用林道の設置と維持








渓間工と山腹工による治山事業








村政・村民と国有林 536








国有林事業と村民の雇用








奈良井営林署の廃止まで








国有林所在市町村交付金と楢川村








国有林材中心の木材引取税








村に貢献した国有林材の特売








広域行政による有効活用








森林組合の販売戦略と国有林
第二章







産業と経済 555

第一節






楢川村の就業構造と労働力の状態 557








産業別就業者数の変化 557








就業者はおよそ二三〇〇人








林業中心の第一次産業








若者は村に就業しない








木曾谷町村間の農業力の差








高い村の非農林漁業世帯率








木曾谷と楢川村の第二次産業








粗付加価値率の大きい村の工業








第三次産業とサービス業








村の産業別従業者数の特徴








村内の事業所でみた就業者分布 570








全産業と製造業

第二節






漆器業 575








漆器業の概観 575








木曾平沢駅からの眺め








製品の特徴と変遷








曲物から指物 さらに板物へ








漆器業を飛躍させた鉄道








国の重要漆工団地となる








ユーザーへの直接販売で伸びた座卓








漆の輸入途絶と日中友好運動








新展開への模索








基幹産業としての漆器業








原料・材料・技術 586








漆器製品ができるまで








輸入に依存してきた原料漆








長崎国旗事件と波紋








木曾日中貿易の設立と漆の直輸入








むずかしい国産漆の供給








漆をめぐる五十年代の事情








木材供給と変化








木曾平沢漆器工業協同組合の誕生








木曾漆器工業協同組合への統合








木材木工部門の生産組織








地元の木地業者が存続する条件








製造 605








木曾漆器の特徴と製品構成の変遷








製造工程と工場間のつながり








漆器業に働く人々と職種








個人経営から法人経営へ








事業所の小規模化がすすむ








付加価値額からみた漆器業








販売 618








漆器店の看板の意味








胸に一物、背中に荷物








独自の販売さきをもつ製造問屋








販売さきの内訳








団体 627








漆器業に関係した諸団体








漆器工業協同組合








漆器労働組合








行政機関・諸団体と漆器業








どんぐり会・朱と黒の会など








全国漆器業者と連帯








住民レベルの日中友好運動








楢川村商工会








村政と漆器業 638








村立木漆工芸指導所








素材転換のこころみ








融資による村の振興策








産業学校から高等漆芸学院へ








伝統的産業功労者など








木曾漆器館の建設








労働者 655








労働力は縁故からも








依存する労働力のちがい








従業者の年齢構成と後継者問題

第三節






楢川村の農業 661








村農業の概観 661








「農家」が米を買って食べる








意味のあった農業基盤整備事業








農地改革による諸変化 664








農地改革のはじまり








約三七町歩が解放された








登記事務もすみやかにすすむ








御巣山開拓事業と中止








農業協同組合の再建と生産力向上への努力 669








村農業協同組合の苦境と再建








困難だった経営立て直し








農作物の生産と村の消費量








積寒法の対象地域となる








穀物重視の昭和二十年代後半








換金作物・畜産指向の三十年代へ








農業構造改善事業








畜産と草地改良事業








生産基盤の整備 687








災害復旧からはじまった基盤整備








寄与の大きかった山村振興法








生活センターの設置








防災と安全のための同報無線連絡施設








農業生産の変化 693








観光とむすんだ野菜・果樹生産








農業の現状と課題 695








村おこし事業と地域振興








ゼロからの出発








地域づくりのささえとして

第四節






楢川村の林業 701








村林業の概観と特徴 701








森林の樹種構成にみる特徴








比較的管理のよかった民有林








生産不振の私有林








広大な国有林








カラマツ中心の造林








戦前・戦後の林業 706








生産と生活のための林業








部落有林野の統一








国有林と楢川村 710








国有林と村民生活








官行造林地と国有林で働いた人々








私有林と林家・林業経営 714








村政と林業








私有林の所有と経営








薪炭生産の残照








林業労働力の不足と高齢化








集落によって異なる林業の重要性








公有林の経営 723








公有林経営の変化








村有林経営計画書の作成








造林事業と公有林整備事業債








労働力不足の発生








人件費中心の造林費








森林組合と林業の将来 730








森林組合の強化








森林組合の大型合併








順調に発足した木曾森林組合








林業の将来展望

第五節






楢川村の商業 736








木曾郡内でみた楢川村の商業の特徴 736








おおい商業就業者とすくないサービス業就業者








卸売り業の弱体な木曾谷の商業








日常生活への地道なサービス








よろずやの特徴のつよい食品類の商店








村民の買い物行動と商圏の変化 743








買い物行動を分析した資料








商品によって異なる買い物圏








地元滞留率が低い品物








地元滞留率の長期的な推移








村の商店分布 750








幹線交通路とガソリンスタンド








奈良井宿のみやげ物店








漆器業は景観の構成要素








店舗をもつ漆器業者の類型








飲食店の分布と類型








村と商業振興策 758








商業の生きのこり戦略








県の制度融資の活用








夏のイベント、商業祭








個々の商店の対応








健在なよろずや的営業

第六節






楢川村の観光業 764








村の観光業の特色 764








歴史的文化財と観光








観光資源の認識と対象の変化








宿場と漆器業重視の観光開発へ








ダム構想・道路改修と観光








自然遊歩道の整備








歴史・自然をむすぶ観光








自然と歴史の遊歩道








街道ぞいの文化財的観光資源 776








桜沢から贄川まで








贄川宿から平沢へ








奈良井宿をめぐって








宿・町並みと観光資源 784








奈良井宿保存の決定まで








宿保存事業の展望








観光業の現状と課題 792








入り込み客数








観光客の受け入れ








民宿の背景








観光協会の設立と拡大








観光協会の事業と運営








イベントの柱 漆器祭と宿場祭








漆器祭・宿場祭の評価
第三章







家・世帯と各種社会集団 809

第一節






家と世帯 811








楢川村の家と世帯 811








家と世帯について








名字と集落








世帯の大きさ








各地区の年齢階級別人口








各地区の続柄別世帯員数








各地区の世帯主たちの続柄








各地区の世帯主の妻たちの出身地








各地区の家族類型別世帯数








楢川村の家と職業 837








各地区の就業者数別世帯数








各地区の就業人口の性別年齢階級別構成








各地区の続柄別就業者数








各地区の年金受給者数別世帯数








各地区の続柄別年金受給者数








一家の財布の複数化








働く人々と所得源








各地区の主な所得形態別世帯数








家業経営から企業経営へ

第二節






各種社会集団 861








社会集団 861








社会集団とは








伝統的地域集団 863








伝統的集団とは








集落および集落連合と氏神鎮守








信仰・祭儀関係の石造文化財の分布








石造文化財からみた贄川地区








石造文化財からみた奈良井・平沢地区








石造文化財分布のかたより








伝統的地域集団








社会的交流の結節機関 879








社会的交流の結節機関とは








特別徴収義務者である事業所

第三節






社会圏 886








人々の交流 886








社会圏とはなにか








人々の日常的な出入り 889








常任人口と昼間人口








通勤者と通学者








通勤者の動向








通学者の動向








どこへ通勤・通学していたのか








どこから通勤するのか








住民の所属変更をともなう人々の出入り 904








楢川村への転入








都道府県別にみた転入者








県内市町村別にみた転入者








楢川村からの転出








都道府県別にみた転出者








県内市町村別にみた転出者








通勤・通学圏と転入・転出圏








通勤・通学圏、転入・転出圏と婚入圏

第四節






現代の主婦の態度と意見 921








アンケート調査の実施 921








調査の目的と方法








主婦の個人生活 922








結婚の重要性








高学歴化








主婦の社会生活 924








勤めにでたきっかけ








主婦の勤めさき








主婦の職歴








各種団体への参加








主婦の家庭生活 931








出産年齢の早まり








楢川村の家族








家計の構造








家の仕事








家事の役割分担








家の代表者








主婦の意見 947








暮らし向きの実感








勤めにでる目的








性別役割分業意識








三世代同居
第四章







楢川村の村民生活 957

第一節






村の道路・交通・モータリゼーション 959








村と道路交通 959








道路交通のあらまし








国道の改良整備








川入林道の建設








「不遇」な桑崎林道








県道がみじかい楢川村








村内道路の改修を支えた財産収入








困難だった村道改修の単独事業








三回の大きな転機








重点施策となった村内道路の新設と改良








国の地方道路政策の充実








ふえる道路関係費








村の道路の現況








鉄道と駅の変化 977








鉄道と村民の暮らし








ディーゼル列車の登場と電化








新鳥居トンネルの開通








すすむ電化と複線化工事








木曾平沢駅の移転と改築








貨物扱い集約化からの国鉄合理化








住民へのしわ寄せ許すな








国鉄の合理化と駅問題








駅合理化の最終段階








駅守る奈良井老人パワー








バス交通・村営バスと自家用車の普及 993








塩尻・奈良井間のバス交通








村営バス運行をはじめる








村営バスの高い利用頻度








自家用車の普及

第二節






消防・防災 999








消防団の結成・組織 999








消防と防災のあらまし








消防組から警防団そして消防団へ








消防団条例・消防委員会条例・消防団規則








消防団の運営と事業の変遷 1004








組織再編と施設装備の充実








長期にわたる消防力の強化








三つの時期区分








機動力の向上と団員の減少








手不足はやはり脅威








ふえる交通事故と交通安全村宣言








木曾交通安全協会楢川支部の誕生








村の対応








広域行政と消防事業 1020








消防・防災の広域化のはじまり








国道改修と消防の広域化








救急以外の業務も広域体制に








災害とハザードマップ 1024








村と奈良井川








村の災害発生予想区域

第三節






村の衛生・水 1028








健康と病気と死 1028








病気と健康








脳溢血から癌と心臓病へ








明確になった三大死因








国民健康保険事業と変遷 1031








国保事業再開まで








事業の変遷と給付の充実








決算規模の推移と老人保健法の充実








村民税に匹敵する保険税








村の国保事業の展望








村政と衛生 1049








生活空間を共有する








村の保健衛生事業の現状








事業の変遷








暮らしと水 1057








水を得る苦心と努力








桜沢の飲料水・生活用水の確保








近世の宿場、贄川集落と水








街道筋の集落と水場








平沢集落と水








自力で建設・運営の平沢区水道








奈良井宿の文化財としての水場








防火用水を万全にした修理・修景事業








水場も修景事業の対象に








水道普及を容易にしたビニールパイプ








集落単位に整備された小型水道








村営水道事業の開始








水道布設に積極的な宮原村長








二十六年に平沢水道と奈良井水道竣工








水道整備が村政の中心課題に








区民の水道から村民の水道へ








貴重だった山林からの収入








経営の統合と安定給水が課題に








新楢川水道の完成








山の財産を支えに新水道を建設








古い給水施設に新しい水








凍みに弱い水道があらわになる








二度目の試練 昭和四十九年二月の寒波襲来








借金と利子を支払った水道事業の台所

第四節






福祉・高齢化問題 1088








復興と福祉 1088








戦争の痛手をひきずって








復興から高度成長と保育 1091








三保育園(奈良井・平沢・贄川)できる








保育園の村営化が課題となる








乳幼児の医療費を村で負担








高度成長期、老人と幼児が社会福祉の柱に








年金、医療と高齢者の福祉 1099








心からモノ、そしてまた心へ・・・高齢者の福祉








国民年金支給対象者、支給額








老人福祉法と財政措置








老人福祉と医療費








福祉のささえは村民の自主的な活動 1107








自主的組織「楽々会」は平沢にまず誕生








村おこしをになって

第五節






情報と通信 1114








新聞・テレビの普及 1114








新聞の普及と購読








映像の時代








公民館事業と映画








映画による楢川村からの発信








学校教育・社会教育のテレビ利用








テレビ難視聴地域の克服








テレビの普及率の推移








電話の普及と利用 1123








電話普及の概観








公衆電話架設への努力








農村集団自動電話の導入








川入地区にも農集電話








電話局の統合と自動化・単独電話への切り替え








ファクシミリの普及
第五章







教育と文化 1133

第一節






楢川村の戦後教育のあゆみ 1135








教育熱心な楢川村 1135








財政支出のトップは教育費








昭和二十年代 1136








占領下での民主化教育の開始








学校教育の断絶と連続








教育環境の整備と困難








昭和三十年代 1142








学校教育の内容の充実








昭和四十年代 1143








学校教育設備の充実








社会教育の必要性が高まる








昭和五十年代 1145








社会教育の施設の充実








青少年健全育成事業








奈良井宿保存事業








昭和六十年代 1149








学校の改築








生涯教育がさかんとなる








財政からみた教育行政の課題の変遷 1152








財政からみる教育行政

第二節






学校教育 1156








新教育への対応 1156








戦後の課題








GHQの占領政策








長野県での対応








新教育への教員の対応








国民学校から小学校へ―楢川小学校の場合








国民学校から小学校へ―贄川小学校の場合








楢川村での対応








楢川小学校と川入分校のあゆみ 1164








楢川小学校川入分校








施設の整備がすすむ








教育内容の充実への努力








祖父母参観日とPTA








新校舎落成する








贄川小学校のあゆみ 1170








贄川小学校桑崎分室








施設の整備がすすむ








教育内容の充実への努力








PTA・祖父母・地区など








楢川中学校のあゆみ 1176








開校当初








学校経営軌道にのる








産業教育において注目される








スポーツがさかんな中学校








新教育課程実施の前後








楢川村学校給食センター 1183








完全給食はじまる








新しい給食センター








保育園・小学校および中学校のまじわりなど 1185








保育園と小学校








小学校と中学校








青年学校・定時制高等学校および産業学校

第三節






社会教育 1190








敗戦後の社会教育 1190








敗戦後の課題








敗戦後の楢川村の社会教育








ナトコ映画と新しい年中行事








施設の整備、青年学校および婦人学級








第一一回文化祭








今日の社会教育 1198








財政からみた社会教育








今日の公民館活動 1199








本館・分館体制の再編成








婦人部の運営








地区館の運営








今日の図書館活動 1215








楢川村図書館








図書館の運営








今日の社会体育 1220








村長杯争奪野球大会








早起き野球と壮年ソフトボール








楢川村総合運動場と楢川村体育館








体育施設の利用と管理








青少年健全育成事業 1233








社会の変化と青少年育成








スポーツ少年団








青少年健全育成事業








まとめと展望 1236

第四節






文化財の指定と保護 1238








この節においてとりあげること 1238








楢川村の有形文化財 1239








文化財の調査と報告








おもな調査報告書








文化財の指定








楢川村奈良井伝統的建造物群保存地区 1247








社会教育予算の変化








重要伝統的建造物群保存地区








保存への経過








保存事業








無形文化財 1260








楢川村物産品評会








全国漆器展など








伝統工芸士








無形文化財
第六章







楢川村の基本構想・基本計画 1269

第一節






全国総合開発計画と市町村の基本構想・基本計画 1271








全国総合開発計画とコミュニティ構想 1271








全国総合開発計画と市町村の基本構想・基本計画








コミュニティ








第三次全国総合開発計画とその後

第二節






『基本構想・基本計画』への楢川村の準備状況 1276








山村振興計画と広域市町村圏計画 1276








山村振興計画








木曾地域広域市町村圏計画

第三節






楢川村の『基本構想・基本計画』 1282








『基本構想・基本計画』の策定経過 1282








基本構想








策定作業の開始








『基本構想・基本計画』の策定状況 1284








策定状況








策定のための資料








『基本構想・基本計画』の策定作業 1285








策定作業の準備








策定作業が軌道にのる








木曾郡勢要覧








村づくりはみんなの手で








『基本構想・基本計画』








『基本構想・基本計画』以後 
現代史年表 1313
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