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塩尻市誌 第二巻 歴史
出版:1995年/出版元:塩尻市/編集者:塩尻市誌編纂委員会
章節目次
第一編







原始

第一章






塩尻の原始・古代 5


第一節





原始・古代の生活環境 5








東山山麓








南部山麓








田川扇状地








田川河岸段丘








田川低平地








奈良井川・小曽部川流域








小野川流域


第二節





原始時代の変遷 9








旧石器時代 9








氷河と火山の時代 9








石器の変遷 11








生活と文化 13








縄文時代 14








縄文時代の年代と古さ 14








縄文時代の六期区分(草創期・早期・前期・中期・後・晩期)








弥生時代 21







時代の長さとその概要 22

第二章






塩尻の遺跡と遺物 25


第一節





東山山麓の遺跡 25








大宮林








銭亀平








矢口(環状集落の初源・土壙墓の典型例)








古屋敷(前期末集落の好例)








無量庵








弁当原








上手村








久保在家








鍛冶屋




10



小丸山(縄文中期集落の解明・興味深い土偶の出土状態・松本平東縁の縄文中期大集落)




11



内田原(平安時代集落跡の出現・平安末期の庶民生活の復元) 31




12



松座屋敷




13



二本木




14



君石




15



別方




16



下境沢




17



境沢




18



狐塚




19



日向




20



渋沢




21



源十窪




22



富士塚




23



鼠屋敷(松本平有数の縄文前期集落・有尾武土器の一括資料・平安時代の鼠屋敷)




24



竹原




25



宮村




26



中屋敷




27



五千石




28



一本杉




29



立石




30



竹ノ花




31








32



長者清水




33



今泉




34



鳶沢




35



女夫山ノ神




36



中原




37



牛売沢 40




38



大沢




39



横町




40



菖蒲沢




41



菖蒲沢窯跡(窯跡と工房址・瓦塔と鳥形硯・平安時代の墓壙)




42



俎原(縄文中期の環状集落・平安時代の集落)




43



山ノ神




44



中原




45



犬原




46



上木戸(豪華な縄文土器とヒスイ製装身具・溝に囲まれた弥生の村)




47



竜神平(早期押型文期の集落・古墳時代農耕祭祀の一例)




48



竜神




49



榛ノ木沢 50




50



入道




51



北原(縄文集落の確立と定着期の姿)




52



向陽台(早期押型文期の集落・前期中越期の集落・弥生後期の集落)




53



高山城




54



堂の前(縄文早期後半の集落址)




55



福沢(押型文土器の編年と弥生文化波及期)




56



樋口




57



ヨケ




58



栗木沢




59



太子山




60



小坂田




61



入山




62



代官山




63



犬飼沢




64



犬飼原




65



松井沢




66



下松井沢




67



御野立




68



塩尻峠付近


第二節





南部山麓の遺跡 59




69



大門




70



柴宮(銅鐸分布図の拡大)




71



大門三番町 60




72



西福寺西




73



西福寺前




74



阿弥蛇堂




75



館(X字形土偶の南限資料)




76



ちんじゅ




77



山ノ越




78



本村




79



石川




80



地神久保




81



狐久保




82



平林




83



清水




84



銭宮




85



栃久保




86



大久保




87



ヨキ峠




88



御墓堂




89



久野井




90



三嶽西




91



記常塚




92



東沢


第三節





田川扇状地の遺跡 66




93



堂屋敷




94



社宮寺




95



中島




96



柿沢




97



柿沢東(縄文中期後半の集落)




98



御堂垣外(市内最多の敷石住居群)




99



北山




100



大原




101



禰ノ神 70




102



小丸山北




103



五輪堂(弥生初期の集落と近世の人骨)




104



大石沢




105



田川浦




106



八窪(押型文期の集落跡)




107



青木沢




108



青木沢東


第四節





田川河岸段丘の遺跡 74




109



丘中学校(発掘調査・二つの旧石器文化・方形周溝墓の発見・平安時代の集落)




110



高田




111



大ノ田




112



黒崖




113



一夜窪(押型文期の炉と土器)




114



北ノ原




115



北海渡




116



五郎次郎




117



古屋敷




118



分教場西




119



上村




120



裏ノ原




121



出口




122



社宮寺




123



和手(弥生住居址と墓・古代の大集落跡)




124



新田




125



中挟(弥生時代の玉類一六六・調査のあゆみ・田川右岸の大集落)




126



五日市場 81




127



中島(田川右岸微高地の集落跡)




128



砂田




129



宗張




130



田川端(縄文時代前期の集落・弥生後期の大集落・平安時代の集落)




131



焼町(焼町土器の標式遺跡)




132



剣ノ宮




133



青木巾




134



峯畑(市内初の方形柱穴列)




135



峯畑北


第五節





田川低平地の遺跡 88




136



花見




137



野村




138



ビワイケ




139



吉田向井(低平地の縄文遺跡・平安時代の大集落)




140



吉田川西(古代の大集落) 90




141



内畑


第六節





奈良井川・小曽部川流域の遺跡 91




142



長者屋敷




143



池ノ坊(平安時代の代表的な八稜鏡)




144



横沢(三角壔形土製品)




145



上野




146



平出(調査のあゆみ・繁栄の縄文時代・痕跡的な弥生時代・県下最大規模の古墳時代集落・縁釉水瓶と灰釉陶器・保護と活用)




147



下村




148



塞の神




149



慈音寺




150



床尾中央(顔面付土器・平安時代の鏡)




151



山浦




152



床尾神社




153



洗馬下町第二




154



洗馬下町第一




155



洗馬南西部




156



小怒田




157



言成




158



野辺沢(毛抜型太刀と瑞花双鸞八稜鏡)




159



洗馬宿裏 100




160



洗馬神明




161



大怒田




162



池ノ権現




163



西原




164



上ノ段




165



北原




166



遠原




167



配水池東




168



中下洞




169



下木戸




170



古田




171



町裏




172



向山




173



日出塩




174



青木




175



長嵐




176



丸山




177



宮下




178



田代




179



岩垂原




180



堂平




181



上手村




182



山ノ神(周辺最大級の縄文前期遺跡・獣面把手付土器と装身具)




183



権現堂




184



八幡前




185



小段(小曽部川流域最大の縄文中期集落・縄文後期土壙墓と住居)




186



芦ノ田




187



藤塚




188



長崎




189



小曽部保育園




190



中村




191



入花見




192



大沢一のくぼ




193



深沢




194



奥平




195



下平




196



梨ノ木




197



上竹




198



云光




199



薬師免




200



琵琶橋




201



涸沢


第七節





小野川流域の遺跡 107




202



堂の入




203



上の原




204



小野・矢彦神社境内




205



米山




206



社宮司




207



川鳥




208



ぞうぞう口




209



三才山沢




210



刈谷沢




211



長洞




212



芦井沢




213



荒神畑




214



注蓮掛原




215



畠中




216



寺屋敷南




217



大清水




218



小清水




219



小鍋




220



富士塚東




221



相吉日向




222



チキリヤ




223



上の宮水神




224



諏訪洞




225



青木平 110




226



大畑




227



秋田荘前




228



東山




229



血下げ原




230



古山




231



五月ケ丘




232



糠塚




233



十五社平




234



石塚




235



樋沢(押型文土器編年の基礎資料・押型文期の石器)



[追加]










262



池ノ入




263



柴切平

第三章






旧石器時代の塩尻 114


第一節





旧石器時代の遺跡と遺物 114








青木沢








禰ノ神








柿沢








峯畑








五輪堂








池ノ入








向陽台








山ノ神








矢口








和手








北ノ原








黒崖








丘中学校








上野








岩垂原








吉田向井


第二節





塩尻の旧石器文化 123

第四章






縄文時代の塩尻 124


第一節





遺跡の分布とその変遷 124








草創期








早期








前期








中期








後・晩期


第二節





縄文時代の社会 128








縄文のイエとムラ 128








縄文集落の確立 128








縄文集落の定着 129








俎原集落と中期集落の復元 130








中期集落の構成 132








石敷の住居と集落の衰退 132








実態不明な晩期集落 133








地域の中の縄文中期集落の実態 133








東山山麓における集落の変遷 133








東山山麓にみられる集落の移動








集団領域からみた東山山麓 138


第三節





縄文時代の生活と文化 139








縄文人の道具箱―生活のあかし― 139








いろいろな道具 139








道具の変遷と生活の変化 140








縄文中期農耕論とアク抜き技術 143








縄文人の信仰と生活 145








まつりと信仰 145








礫へのこだわり 145








土偶と石棒 146








墓地 148








埋〓 149








人と物の交流 150








土器の交流 150








石材の交流 152

第五章






弥生時代の塩尻 155


第一節





遺跡の分布とその変遷 155


第二節





縄文文化の終焉と弥生文化の確立 158








縄文文化の衰微 158








「亀ヶ岡文化」の繁栄 158








水稲耕作の伝来 159








稲作情報の伝達 160








弥生文化の確立 161








生活暦の転換 162


第三節





弥生時代の生活と文化 163








水稲耕作の技術と道具 163








弥生人のくらし 165








弥生人の住居 165








農耕祭祀の成立 166


第四節





弥生人の社会 168








拠点的集落の成立 168








農耕社会の成熟 169








戦争のはじまり 171








弥生人の墓 172








ムラの変質 173
第二編







古代

第一章






大化以前の塩尻 179


第一節





概説 179








大和政権の誕生と発展








国造制と県








農民の生活


第二節





集落と古墳 181








集落 181








下西条・久野井








下西条・栃久保








桟敷・中挟








片丘・竜神平








高出・和手








宗賀・平出








古墳 190








田川上流域の古墳 192








禰ノ神古墳群(1・2・3号墳)








小丸山古墳








柿沢古墳








鍋中古墳








堀ノ内古墳








小塚・大塚古墳








中挟古墳








南部山麓の古墳 194








狐塚古墳








塚田の塚古墳





10


記常塚古墳





11


銭宮一・二号古墳








宗賀地区の古墳 195





12


長田前古墳群





13


大塚古墳





14


平出遺跡溝状遺構





15


平出古墳群(三号・一号・二号)





16


千人塚古墳








小野地区の古墳 199





17


石塚古墳








市域古墳の特色 199


第三節





農民の生活 200








竪穴住居での生活 200








竪穴住居の大要








生活と道具








ムラの景観 204








平出遺跡調査の経緯








古代平出のムラ








平出ムラの生活


第四節





塩尻の古代氏族 209








弘法山古墳の意義








大和政権の東国支配








科野の国造








「ソガ」の郷の位置








平出遺跡の解釈








「アガタ」と渡来人

第二章






大化の改新と壬申の乱 214


第一節





概説 214








蘇我氏と厩戸皇子








屯倉制と東国情勢








近江令と造籍事業


第二節





七世紀代の科野 216








科野の一〇郡分割








多氏と科野








壬申の乱と科野








金刺氏と科野








天武と束間行宮

第三章






律令時代の塩尻 220


第一節





概説 220


第二節





郷里の編成 221








郷・里の変遷








「郷」の実態








筑摩郡の六郷(良田郷・崇賀郷)








郷の人口と耕地


第三節





地域の官衙 224








科野の国郡衙








国司の職務








諏訪分国と塩尻








筑摩郡の郡郷家


第四節





東山道と吉蘇路 227








東山道の道筋








市域の東山道と覚志駅








塩尻市域と吉蘇路








伝馬の道


第五節





農民の負担 231








田組と負担








賦役の実態


第六節





奈良時代の遺跡 233








吉田川西








和手








丘中学校校庭








丘中学校高出第Ⅱ地区








丘中学校高出第Ⅲ地区








平出


第七節





瓦塔の発見と派生する問題 237








菖蒲沢窯跡の発掘








菖蒲沢窯の意義

第四章






平安時代の塩尻 240


第一節





概説 240


第二節





信濃国府の移庁 242








国府移庁の時期








殷富の輩と移庁問題








渡来系氏族の実態


第三節





良田郷の実態 244








田川端








中挟








五日市場








丘中学校








君石








吉田川西








吉田向井








一郷の大きさ


第四節





殷富の輩の活動 249








筑摩の牧








僦馬の党の活躍


第五節





在庁官人制の成立 252








極楽寺鰐口と蝶形磬


第六節





武士の台頭 254








「殊功の輩」の登用








野辺沢出土遺物の意義








住居址出土の武器


第七節





吉田川西遺跡の調査成果 256








格式期のムラの変遷








L字溝と緑釉陶器








墨書土器のあり方








一二八号墓壙の意義








被葬者と「榛原」牧








方形区画境と「祝殿」








領主の館と輸入陶磁器


第八節





平地の村と山の村 261








吉田向井遺跡の変遷








動く村落と定着の村落








山棲の村








内田原遺跡の重要性








「信濃布」の実態


第九節





社と寺 266








土器集積遺構の意味








筑摩郡の神々と神社








阿禮神社を考える








鉄鐸の意味するもの








小野神社の神代鉾








仏教の滲透








八(鉢)伏山信仰
第三編







中世

第一章






政治 277


第一節





木曽義仲の挙兵と伝説 277








洗馬と木曽義仲伝説 277








宗賀邂逅と洗馬太田の清水 277








塩尻辺の義仲伝説 278








信濃の木曽義仲 279








義仲の挙兵 279








義仲伝説と義仲 280








長瀬判官代義員 281


第二節





鎌倉時代の塩尻の武士 282








捧起五近永 282








塩尻次郎重光 284








赤木氏 285


第三節





南北朝期の塩尻 287








南北朝期の内乱 287








桔梗ケ原の合戦 288








金井の合戦 289








熊井原の合戦 289


第四節





塩尻と小笠原氏 290








小笠原氏 290








小笠原氏と信濃 290








小笠原氏支配下の塩尻 292








小笠原氏の分裂 294





(1)


小笠原氏の相続争い





(2)


三家に分裂





(3)


小笠原政貞の府中進攻





(4)


鈴岡小笠原氏の滅亡





(5)


府中小笠原氏による松尾制圧








諏訪社の分裂 298





(1)


文安六年の上社と下社の争い





(2)


文明一二年下社の攻勢





(3)


文明一五年上社の抗争





(4)


西条と小笠原光政





(5)


下社金刺氏の滅亡





(6)


諏訪頼重の塩尻城の攻略








村井氏 301








波多氏 304








三村氏 305








鎌倉時代の三村氏 305








南北朝・室町時代の三村氏 306








備中の三村氏 310


第五節





塩尻峠の合戦 311








武田晴信の府中侵攻 311








武田晴信の府中侵入 311








小笠原長時の反撃 312








塩尻峠の合戦 312








小笠原長時の敗因 314








合戦の場所 315








小笠原長時の没落 315








武田氏の宗教政策 316








信玄の宗教政策 316








塩尻地域の寺院政策 317





(1)


青松山長興寺





(2)


宝松山西福寺





(3)


金峯山牛伏寺





(4)


小野・矢彦神社





(5)


大宮八幡宮








武田信玄と塩尻 320








城館の修築 321








深志城 321








熊野井ノ城 322


第六節





小笠原貞慶の旧領復帰 322








織田信長と木曽義昌 322








小笠原貞慶の深志城入城 324








小笠原貞慶の府中平定 325








麻績・青柳の平定 326








麻績の平定 326








青柳氏の滅亡 328








小笠原貞慶と塩尻衆 328








小笠原貞慶と塩尻 328








塩尻衆 329

第二章






社会・経済 331


第一節





荘園と公領 331








洗馬荘 332








成立と崩壊 332








領域 333








本所と領家 334








地頭 334





(1)


長瀬氏





(2)


三村氏








洗馬荘の中心 334





(1)


芦田郷





(2)


西洗馬








その他の郷 336





(1)


小曽部





(2)


岩垂





(3)


今井








小野牧 336








成立 337








範囲 337








領主等 338








牧の機能の消滅 338








南内牧・北内牧 338








成立と消滅 338








範囲 339








領主等 340








熊井郷 340








成立と範囲 340








本所と領家 341








地頭 341








塩尻郷東条・西条 341








成立と領家など 342








範囲 342








地頭など 343








吉田郷 344








地頭など 344








発掘された中世の吉田 344








諏訪下社「造宮帳」に載っている郷 345








平井弖平出郷 346








床尾郷 346








本山郷 347








野村郷 347








中挟 347








高出 347


第二節





塩尻市の城館跡 348








塩尻地区 348








西条山城群 348





(1)


西条城





(2)


嵐城





(3)


飯縄城





(4)


まとめ








上野山城 356








堀之内・大小屋館 359








高山城 360








高須城 360








片丘地区 363








山の神館 363








北熊井城 364








町村町割 369








本城 371








南熊井城 374








権現館 375








八間城 376








赤木南城 380








広丘地区 382








長者屋敷館 382








光明寺館 383








野村館 384








洗馬地区 385








妙義山城・釜井館 385








小曽部館 391




(附)



堂平 392








宗賀地区 392








鳴雷城 392








本山城 395








北小野地区 399








川鳥城 399








上田館・上田城 400





(1)


上田館





(2)


上田城


第三節





交通 403








京都との道 403








鎌倉との道 405








諏訪との道 405








伊那との道 406








木曽との道 406








仁科街道 407








奈良井川の渡河点 407








琵琶橋 407








その他の渡河点 408


第四節





市場 408








定期市の成立・発展 408








塩尻の市場 409








貨幣の流通 411








塩尻の古銭出土地 412

第三章






集落 414


第一節





郷村の変遷 414


第二節





郷村の姿 418








塩尻地区 418








東条 418





(1)


集落の分布





(2)


東条の開発





(3)


東条の中心





(4)


東条の社寺








西条 421





(1)


文献上の西条





(2)


西条の山城





(3)


上西条





(4)


下西条








片丘地区 424








内田 424








熊井 427








中挟 429








広丘地区 430








吉田 430








野村 433








高出 434








竪石 436








郷原 436








洗馬地区 438








本洗馬 438








小曽部 441








岩垂 442








宗賀地区 444








平出 444








床尾 445








大怒田 446








牧野(446) 446








本山 447








日出塩 448








北小野地区 448








たのめの里 448








小野の地名と分割 449








集落の分布 450








北小野の開発 451








古城跡 452

第四章






中世のおもな寺社 453


第一節





寺院 453








金峯山牛伏寺 453








青松山長興寺 455








寶松山西福寺 456








慈眼山永福寺 457








慈眼山長谷寺 457








雨寶山常光寺 458








仏法山一乗院東漸寺 458








延命山真正寺 459








桔梗山郷福寺 459




10



飯綱山常光寺 459


第二節





神社 460








大宮八幡宮 460








小野神社 460








阿禮神社 462








槻井泉神社 463








池ノ社 464








建部社 464








高日出神社 465








床尾神社 465








三嶽神社 466
第四編







近世

第一章






幕藩制の成立と展開 473


はじめに






473


第一節





初期の松本領 474








石川氏の入封と政治 474








小笠原氏の時代 474





(1)


戦国大名から近世大名へ





(2)


小笠原氏と塩尻








石川氏の入封 476





(1)


農臣政権と石川氏





(2)


領境紛争と南北小野の分立





(3)


松本城築城と城下町








郷村支配と塩尻 477





(1)


筋郷制の施行





(2)


天正の石直しと石高制








小笠原氏の再入封と政治 479








石川氏の改易と小笠原氏の再入封 479





(1)


石川康長の改易





(2)


小笠原秀政の再入封








小笠原氏の領国経営と塩尻 481





(1)


家臣団と地方支配のしくみ





(2)


諸法度の発令と領内支配の強化





(3)


寺社の統制と保護





(4)


宿駅・交通制度の整備








戸田氏の入封と所領移動 485








高島領と高遠領の分立 485








戸田氏の郷村支配 486


第二節





諸領の成立と展開 487








松本領 487








領主の変遷と所領 487





(1)


あいつぐ大名の移動








松平直政の治世








堀田正盛の治世





(2)


水野氏の入封








水野氏の所領と正保の絵図








慶安検地と家帳の作成








貞享騒動








松本大変と水野氏改易





(3)


戸田氏の再入封と所領








藩政と郷村 495





(1)


組村制と塩尻組








組村制の成立








割元と組手代








肝煎と庄屋





(2)


高出組と郷村支配








高出組の成立








享保条目と寛政条目








戸田光慈の領内巡見








大庄屋とその職務





(3)


藩の地方行政機構








水野氏時代の郡所機構








戸田氏時代の郡所機構








表勘定所機構








預所機構





(4)


口留番所と荷物貫目改所








本山番所と塩尻番所








荷物貫目改所








高島領東五千石 505








諏訪氏と東五千石 505





(1)


東五千石の加増





(2)


明暦の分知と寛文の文知替え








藩政と郷村 507





(1)


高島藩の地方支配と三千石代官





(2)


領主の領内巡見と三千石領





(3)


埴原知行所の展開





(4)


百瀬知行所の展開








高遠領西五千石 513








領主の変遷と西五千石 513





(1)


保科氏と西五千石の加増





(2)


鳥居氏とその治世





(3)


内藤氏と洗馬郷の成立








内藤氏の入封と西五千石








洗馬郷七か村





(4)


岩垂村の分郷








藩政と洗馬郷 517





(1)


領内七郷制と飛地洗馬郷





(2)


洗馬郷大庄屋とその役割








幕府領 520








幕府直轄領の成立と塩尻 520





(1)


水野氏改易と幕府領の成立





(2)


飯島陣屋支配から塩尻陣屋支配へ





(3)


塩尻陣屋と代官山本平八郎








松本藩御預所とその支配 522





(1)


御預所の成立と塩尻組





(2)


御預所支配と松本藩


第三節





幕藩制の動揺と藩政改革 525








松本藩政と諸改革の実施 525








飢饉・騒動と寛政改革 525





(1)


天明の飢饉と上信騒動





(2)


寛政改革と文教政策








藩財政の窮乏と天保改革 526





(1)


治城百年祭と赤蓑騒動





(2)


天保改革と国産奨励








高島藩政の混乱と藩財政 529








御家騒動と藩政 529








財政窮乏への対応と三千石領 530








高遠藩政と支配の動揺 531








藩財政の危機と騒動 531





(1)


藩財政の窮乏と対応





(2)


商品経済の発展と献金政策





(3)


洗馬郷騒動と高遠藩








藩財政改革と農村構造の変化 535





(1)


原熊三郎・新倉伴右衛門らの藩政参加





(2)


文政の財政改革





(3)


天保の財政改革

第二章






検地と土地制度 540


第一節





初期松本領の検地 540








貫高制から石高制へ 540








天正の石直し 541








慶長検地 542


第二節





諸領の検地と土地制度 545








松本領 545








寛永期の検地と村切り 545








慶安検地 545





(1)


検地の施行過程





(2)


検地内容とその結果





(3)


慶安検地の意義








慶安以後の検地 550





(1)


田畑入下げの再検地





(2)


新切・斗代上り検地








高島領 552








東五千石の検地 552





(1)


初期の検地





(2)


正保の惣検地








三千石領の検地 554





(1)


再検地・高改め検地





(2)


新切・切次・田直し検地・百姓改め検地








分知旗本領の検地 556





(1)


埴原知行所の検地





(2)


百瀬知行の検地








検地の実際と仕法 557





(1)


内田村の延享検地





(2)


検地と経費





(3)


東五千石における検地仕法








高遠領 561








明暦検地 561








元禄検地 563





(1)


検地の施行過程





(2)


検地内容とその結果





(3)


元禄検地の意義








元禄以後の検地 570





(1)


斗代下げの再検地願い





(2)


新開田畑改め検地








幕府領 571








幕府の土地政策と検地 571








安永検地と勝弦新田 573





(1)


安永の新田検地





(2)


勝弦新田の開発と検地








桔梗ケ原の開発 577





(1)


桔梗ケ原と開発計画





(2)


宝暦期と天保期の開発








幕府領村内新田の成立 580

第三章






貢租と課役 582


第一節





初期松本領の貢租と課役 582








石川氏時代の貢租 582








石直し検地と貢租 582





(1)


石直し検地と村高表記





(2)


年貢の村請制





(3)


年貢の収納








過重な労働課役 583








小笠原氏時代の貢租 583








領内法度と年貢制度 583








由来書きにみる年貢の定量化 584








前戸田氏時代の貢租 585








松平・堀田氏時代の貢租 585








小物成・小役の新税 585








屋敷免と屋丁役 585








堀田氏時代の貢租 586








水野氏時代の貢租 587








水野氏の入部と慶安検地 587








入下げ検地と永引高 587








免状高と収納高 587






(ア)

高について






(イ)

免状高について






(ウ)

定納高について






(エ)

小物成・小役について






(オ)

種借・綿手について








年貢の納入 593








藩財政における年貢米と御用金への依存 593


第二節





諸領の貢租と課役 594








松本領後戸田氏時代の貢租 594








水野から戸田への年貢免状の変化 594








定免制 595








検見 596








御年貢上納払通 596








藩財政 600








高島領の貢租 600





(1)


検地目録





(2)


御成箇差出序目録





(3)


検見





(4)


年貢の収納と蔵詰





(5)


蔵詰米の付け払い





(6)


年貢の皆済








高遠領の貢租 604








鳥居氏時代の年貢制度 604





(1)


反取法





(2)


割付状に見る本・新田高の違い





(3)


石盛からみた年貢収奪








内藤氏時代の貢租 606





(1)


内郷と洗馬郷の違い





(2)


年貢割付状と厘取法





(3)


年貢高の推移





(4)


入作村の年貢諸役








藩財政の危機と諸施策 609








幕府領の貢租 612








幕府領の年貢割付状 612





(1)


厘取法と割付状の細分化





(2)


年貢の割付と農民の訴願





(3)


割付状に見る年貢高の比較





(4)


高掛三役





(5)


屋敷免・屋丁銀・小物成








定免制と破免検見 615





(1)


定免制施行状況








享保一一年~宝暦八年








宝暦九年~文政元年








文政五年以降





(2)


破免検見








石代納 617





(1)


石代納引き上げ阻止





(2)


松本藩預所と石代相場操作





(3)


明和の廻米令





(4)


石代納引き下げ願い








年貢収納の実際 621








課役 622








伝馬と助郷 623





(1)


伝馬役





(2)


助郷役





(3)


助郷の軽減を求める訴願








夫役 625








普請役 625





(1)


御普請と自普請





(2)


道橋普請





(3)


川除普請





(4)


寄夫普請








江戸廻米 627








中間勤めと軍夫役 628








猪鹿土手 629








追鳥狩り 629

第四章






村と生活 631


第一節





近世村落の発達 631








郷村の成立 631








地方知行制から蔵入地へ 631








近世の村 632





(1)


農村





(2)


宿場町








村の発達と分布 632








さまざまな村の姿 634








宿駅に指定されて移村した村 634








分村してできた村 635








新田開発の村 636








領域が入り組んだ村々 637


第二節





村の生活 639








村のしくみ 639








村役人 639





(1)


肝煎





(2)


庄屋・組頭の成立





(3)


塩尻組の大庄屋





(4)


藩政と村








村方三役 642





(1)


名主





(2)


組頭





(3)


百姓代





(4)


その他の村役





(5)


村役人の姿








五人組制度 645





(1)


五人組





(2)


五人組の法度








村の財政 648





(1)


村入用





(2)


村入用帳にみる村の姿








村定め 651








村びとの生活 652








諸条目と日常生活 652





(1)


高札





(2)


回状





(3)


口達








衣食住 655





(1)








(2)








(3)











家を中心とする生活 660





(1)


孝行奇特者に推された領民





(2)


相続








村の階層と小前層の抬頭 662





(1)


初期検地の村





(2)


家格・家筋





(3)


村役人の選出





(4)


裃袴着用を求める動き


第三節





宗門改と戸口 665








宗門改 665








宗門改と宗門改帳 665








宗門人別改帳の戸籍簿化 666








戸口 667








家族構成 667








村の年齢構成 669








婚姻圏 669








村の人口動態 670

第五章






農業・林野 673


第一節





農業 673








近世の村 673








稲作と畑作 678








稲作 678





(1)


稲作りの一年





(2)


田打ちと種籾浸し





(3)


苗代





(4)


田打ち・代かき・苅敷がり





(5)


田植え





(6)


稲刈り・脱穀・臼挽き





(7)


稲の品質








水利 683








畑作 687





(1)


畑作物の種類





(2)


年貢上納にみられる畑作物





(3)


村明細帳にみる畑作物





(4)


物産書上帳にみる畑作物





(5)


畑作物の栽培





(6)


輪作





(7)


畑作物の収穫





(8)


畑の労働力








農業技術 701








肥料 701





(1)


苅敷踏み込みの図





(2)


苅敷





(3)


厩肥え





(4)


村明細帳にみる田畑の肥料





(5)


石灰と蓮華草





(6)


ある農家の例








農具 709


第二節





林野 711








林野と入会 711





(1)


塩尻市域の山林原野





(2)


入会





(3)


野手・山手





(4)


入会山の利用





(5)


入会の成立





(6)


百姓山・百姓林





(7)


御林・御竹藪





(8)


木材の統制








入会争論 719








東山・四沢山・内田山 721





(1)


寛文五年の裁許





(2)


入会地の開発





(3)


高出村の新開願い





(4)


勝弦新田の成立





(5)


勝弦新田成立後の争論





(6)


嘉永期の入会規定





(7)


享保の楡沢山訴訟





(8)


元文の争い





(9)


寛政の天狗の宮訴訟





(10)


文化期の争い





(11)


桜沢山領界山論





(12)


苅谷沢山の天和と寛政の争い








小曽部山・尾沢山 735





(1)


小曽部山





(2)


宝永・享保の争い








桔梗ケ原をめぐる争い 736

第六章






産業・経済 741


第一節





諸産業 741








石灰 741





(1)


初期の石灰焼き





(2)


石灰焼きの増加





(3)


石灰焼きをめぐる争い





(4)


新旧稼人の対立





(5)


石灰焼きによる火災





(6)


田方養いへの利用





(7)


石灰利用の禁止





(8)


石灰利用の解禁








砥石 748





(1)


稼ぎとしての砥石





(2)


砥石稼ぎの広まり





(3)


砥石稼ぎの諸相





(4)


採掘場所および販路








酒造 752




(1)


酒造の統制





(2)


酒造株の移動





(3)


酒造経営





(4)


酒の消費








その他の産業 756








養蚕 756





(1)


藩の養蚕奨励





(2)


蚕種





(3)


開港による発展








綿打ち 758





(1)


木綿の広まり





(2)


綿打ち稼ぎ








焼物 760








水車 761





(1)


水車稼ぎ願い





(2)


在方の油絞り





(3)


水車稼ぎの規模


第二節





流通と商業 762








中馬と流通 763








中馬 763





(1)


中馬の発展と明和の裁許








初期の紛争








甲州との紛争








明和の裁許





(2)


手馬をめぐる争い








寛政・享和の手馬争論








手馬争論の再燃








松本町問屋との紛争








手馬荷の増加





(3)


五千石街道をめぐる争い








五千石街道通行制限








中馬手馬の五千石通行禁止








五千石村々の再訴








手馬通行の自由








犀川通船 772








通船願いと反対








通船の開始








通船の荷品








流通した品々 773





(1)


諸品の流通








貞享・元禄期の様子








宝暦一三年中馬荷物書上








所の産物





(2)


塩の流通








塩の移入経路








元禄南塩一件








南塩の解禁








商業活動と金融 777








在村の商い 777





(1)


商いの規制





(2)


店商いの規制





(3)


商いの諸相








金融 780





(1)


借金





(2)


質入れ





(3)


貸金出入





(4)


無尽・頼母子講





(5)


殿様無尽

第七章






交通 786


第一節





近世の交通制度 786








中山道の設定 786








中山道の機能 789








人馬の継ぎ立て 789





(1)


問屋場





(2)


伝馬





(3)


助郷








休泊施設 791





(1)


本陣





(2)


脇本陣





(3)


旅籠屋








飯売女





(4)


茶屋





(5)


商屋








沿道の施設 793





(1)


道と橋





(2)


一里塚





(3)


茶屋本陣





(4)


立場





(5)


道標・常夜灯








その他 794








飛脚 794





(1)


継飛脚





(2)


七里飛脚





(3)


大名飛脚





(4)


町飛脚








近世の旅 795





(1)


歩く旅





(2)


駕籠





(3)











宿場文化 796








宿駅制度の廃止 797


第二節





塩尻宿 798








中山道以前の塩尻宿 798








中山道の塩尻宿 799








塩尻宿の設定 799








人馬の継ぎ立て 800





(1)


問屋場





(2)


伝馬





(3)


助郷








休泊施設 804





(1)


本陣





(2)


脇本陣





(3)


旅籠屋





(4)


茶屋








沿道および宿内の施設 806





(1)


塩尻峠茶屋本陣





(2)


立場





(3)


一里塚





(4)


塩尻峠の松並木





(5)


塩尻口留番所





(6)


塩尻陣屋





(7)


高札場





(8)


飛脚問屋





(9)


伊那街道・五千石街道分岐点








宿場経済 807





(1)


問屋場の経済





(2)


地子免





(3)


御救い米・拝借金





(4)


塩尻宿の生業








塩尻宿および沿道の旧跡 808


第三節





洗馬宿 808








宿の設定と構成 808








人馬の継ぎ立て 810





(1)


問屋場





(2)


伝馬





(3)


助郷





(4)


継ぎ立て賃銭








休泊施設 812





(1)


本陣





(2)


脇本陣





(3)


旅籠屋





(4)


茶屋・商屋








洗馬煮








宿内の施設 815





(1)


松本藩洗馬茶屋





(2)


荷物貫目改所








洗馬宿の生業 816


第四節





本山宿 817








宿の設定と構成 817








人馬の継ぎ立て 819





(1)


問屋場








問屋





(2)


伝馬





(3)


助郷








和宮の通行








休泊施設 822





(1)


本陣








本山のそば切り





(2)


脇本陣





(3)


旅籠屋





(4)


茶屋・商屋








宿場経済 824





(1)


宿入用





(2)


幕府や藩の助成








地子免








宿場の生業 825








宿内の施設 825








本山口留番所


第五節





脇往還 826








塩尻市域の脇往還 826








北国脇往還 826








北国脇往還の成立 827








郷原宿 828





(1)


宿の成立





(2)


宿の形成





(3)


人馬の継ぎ立て





(4)


休泊施設








伊那街道 831








近世の伊那街道 831








北小野宿 831





(1)


宿の機能





(2)


人馬の継ぎ立て








小野宿 832





(1)


中山道小野宿





(2)


小野宿の機構





(3)


中馬で賑った道








五千石街道 833





(1)


五千石街道の設定





(2)


領主の巡見





(3)


南塩と中馬事件








高遠への道 834





(1)


西五千石と高遠道





(2)


琵琶橋

第八章






災害と騒動 836


第一節





災害 836








凶作と飢饉 836








天明の飢饉 836





(1)


飢饉始まる





(2)


飢饉





(3)


村定め





(4)


領主の飢饉対策





(5)


飢饉体験のなかから








文化・文政期の旱魃と凶作 847





(1)


化政期という時代





(2)


文政四年の旱魃





(3)


文政八年の凶作








天保の飢饉 852





(1)


飢饉の記録





(2)


天保四年の凶作





(3)


天保七年の凶作








水害 860








火災 862





(1)


火事の記録





(2)


村々の火事





(3)


宿場の火事


第二節





騒動 865








貞享騒動 865








一揆の性格 865








要因 866








発端 867








出で立ち 868








五か条の要求と一揆結集の論拠 868








回答書 869








強訴 870








逆襲 872








幕府の承認と指示 873




10



収納の開始 873




11



首謀者の御仕置 873




12



御褒美 874




13



終末 875




14



騒動の性格と参加者数 875








村方騒動 876








村方騒動件数 876








村役人入札をめぐって 876








裃出入をめぐって 883








洗馬騒動 884








騒動の原因 884





(1)


藩財政窮乏とその解決策





(2)


琵琶橋事件





(3)


献金による役筋取り立て





(4)


わらじ・木綿上納策








騒動の展開 888





(1)


落し文





(2)


打ちこわしの様相





(3)


諸要求








騒動の終末 890





(1)


事件処理





(2)


村方の捕方





(3)


処分








木曽騒動 894








原因の分析 895








徒党の企て 895








第一波の動き 896








第二波の動き 897








第三波の動き 898








結果 898








世直しの行為 901

第九章






教育・文化・宗教 902


第一節





文化のひろがりと庶民教育の普及 902








私塾と寺子屋 902








私塾・寺子屋の開業と普及 902








塩尻の私塾・寺子屋師匠 909








神道学と国学・心学 912








神道学 912








国学と心学 912








算学 914








算学と算額 914








永福寺観音堂の算額 915








医学 917


第二節





近世塩尻の文芸 919








菅江真澄とその影響 919








菅江真澄と塩尻 919








菅江真澄の影響 925








和歌と狂歌および漢詩漢文 928








桃沢夢宅門流 928








桂園派の伝播の状況 930








復古国学系統の歌学 931








狂歌および漢詩漢文 932








俳諧と狂句・川柳 934








美濃派の伝播と蝶夢の交遊 934








白雄門人と青柳露白 935








新倉百山・兎国と洗馬連 937








熊谷乙人と『更科七部集』 941








幕末期の塩尻俳諧 943








雑俳と川柳塩尻連 944








近世風景としての塩尻 946








旅人のみた塩尻 946








定住者のみた塩尻 948


第三節





神社と寺院 949








神社 949








領主と神社 949





(1)


近世の神社





(2)


小野神社の場合を中心に








由来








御柱祭








庇護と統制








村の神々 952





(1)


神社を支えた人びと








神社の再建








祭神の勧請








苦しさの中で








多方面の神を





(2)


神社の分布





(3)


神職








村祭 956





(1)


種々の祭礼





(2)


阿禮神社の祭礼








由来








祭りと舞台








寺院 958








幕藩制下の寺院 958





(1)


宗教政策





(2)


寺領の保護








朱印・黒印








除地と禁制





(3)


本末制度








檀家制度の確立 962





(1)


宗門改め





(2)


寺請制度





(3)


檀家








葬式








過去帳








檀中








寺院の分布 965





(1)


寺院と宗派





(2)


寺院の変遷








伝えられている寺名








永福寺の変遷








寺域の移動








廃寺








村の堂宇 968








修験 969








修験道 969








近世の修験者 970


第四節





民間信仰 972








日常生活と信仰 972








庶民の信仰 972








年間行事 972








通過儀礼 973





(1)


出生





(2)


結婚





(3)


死亡








豊かな稔りを願って 975








庶民信仰と石造物 976








道祖神と三九郎 976





(1)


道祖神の分布とその特徴








分布








特徴








御縁想








造立者





(2)


道祖神と三九郎








由来








三九郎








お庚申さま 978





(1)


庚申講





(2)


庚申塔





(3)


猿田彦と青面金剛








馬頭観音 980





(1)


馬を大切にした地域








中馬








ちとりこば





(2)


馬頭観音像の姿








観音講と巡礼 982





(1)


観音石碑





(2)


厄除





(3)


観音巡礼








さまざまな講信仰 985





(1)


伊勢講





(2)


念仏講








念仏講








徳本上人





(3)


地蔵菩薩





(4)


日待・月待





(5)


祝殿・屋敷神





(6)


秋葉講





(7)


山の神





(8)


多くの講組織








金毘羅講








三峯講・豊川講








富士講








諸々の講


第五節





民間伝承とことば 990








ことわざ 990








俚謡 991








唱えごと・童言葉








童唄








俚謡








昔話と伝説 993








方言 994

第十章






幕末情勢と近代の芽生え 998


第一節





幕末情勢と幕藩の衰退 998








開国とその影響 998








黒船来航と諸藩の動き 998





(1)


ペリーの来航と幕府の対応





(2)


諸藩の江戸湾警備





(3)


異国船情報と民衆








尊王攘夷運動の展開 1000





(1)


平田派国学と神道





(2)


尊王攘夷運動と志士たち








安政の大獄と尊王運動








攘夷実行と第二次東禅寺事件








事件の波及と松本藩の対応








経済への影響と対応 1002





(1)


貿易の開始とその影響





(2)


蚕糸業の発達と藩の統制








幕末の政情と混乱 1004








和宮の下向と助郷 1004





(1)


和宮の通行





(2)


大助郷とその実態








水戸浪士の通行 1007





(1)


天狗党と信濃通行








水戸天狗党








浪士の信濃通行





(2)


樋橋戦争の展開








松本藩の対応








合戦と松本・高島両藩軍の敗走








樋橋戦争と塩尻








軍夫の徴発








長州征伐と軍夫 1010





(1)


第二次長州征伐への出兵





(2)


松本藩の軍夫徴発と庶民の負担








幕末の献金・御用金 1011





(1)


松本藩の献金政策





(2)


高島藩・高遠藩の献金政策








民衆の動き 1013





(1)


木曽騒動と塩尻





(2)


御札降りと世相の混乱


第二節





幕府の滅亡と藩の解体 1015








戊辰戦争と北越出兵 1015








東山道軍の通行と諸藩 1015





(1)


東山道運と松本藩





(2)


東山道軍の塩尻通過と諸藩








偽官軍事件 1017








北越出兵 1019








新政府の諸改革と藩制の廃止 1020








御預所支配から取締所支配へ 1020





(1)


尾張藩支配への移行





(2)


塩尻取締役所の設置








伊那県の成立 1021





(1)


伊那県と塩尻局





(2)


経済の混乱と通貨政策








諸藩の組織改革と版籍奉還 1022





(1)


藩制改革の開始





(2)


版籍奉還








神仏分離と松本藩の廃仏運動) 1023








廃藩置県と筑摩県の成立 1024
章節目次

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