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茅野市史 上巻 原始 古代
出版:1986年/出版元:茅野市/編集者:茅野市
章節目次
第一編







原始

はじめに






はじめに 3








歴史の舞台としての茅野市域 3









八ケ岳山麓台地









霧ケ峰・蓼科山麓









上川沖積地と永明寺山麓









守屋山麓









黒曜石と文化の道








自然の変化 9









氷河時代=更新世









後氷期=完新世








時代の構成 13









先土器時代の石器群









縄文土器の編年と時期区分









弥生時代から古墳時代へ

第一章






先土器時代 22


第一節





蓼科山麓の遺跡 22








渋川遺跡 23









遺跡の立地と環境









遺跡調査の経緯









地層と石器の出土状態









検出された遺構









発見された遺物









遺跡の特徴








十文字平遺跡 42








城ノ平遺跡 43









遺跡の立地と環境









遺跡調査の経緯









検出された遺構









陥し穴遺構









発見された遺物









遺跡の性格


第二節





池ノ平周辺の遺跡 50








対山館遺跡 51









遺跡の立地と環境









遺跡調査の経緯









遺物の出土状態









発見された遺物









遺跡の性格








南岸遺跡 56









遺跡の立地と環境









遺跡調査の経緯









発見された遺物








御座岩岩陰遺跡 63








御小屋ノ久保遺跡 66









遺跡の立地と環境









遺跡調査の経緯









地層と石器の出土状態









検出された遺構









発見された遺物








栃窪岩陰遺跡 77


第三節





霧ケ峰南麓の遺跡 79








駒形遺跡 79




10



大久保遺跡 81




11



芝ノ木遺跡 81


第四節





八ケ岳山麓台地の遺跡 82




12



長峰遺跡 83




13



広畑遺跡 84




14



上御前遺跡 86




15



北山長峯遺跡 86




16



御猪岩遺跡 87




17



北尾根遺跡 88




18



『諏訪史』第一巻記載の石槍の発見地 88




19



有茎尖頭器を出土する遺跡 89


第五節





先土器時代の茅野 90








茅野市およびその周辺の先土器時代の研究 90








先土器時代文化の変遷 93









石器群の変遷









第一期









第二期









第三期









第四期









第五期









第六期









狩猟具の発達と槍先形尖頭器の発生








先土器時代の遺跡と生活 105









茅野市域の遺跡をめぐる地理的環境









先土器時代の居住様式









移動生活の実態









環境と生活








黒曜石の山と石器の生産・流通 121









黒曜石の産出状態









石器の製作と流通

第二章






縄文時代 128


第一節





蓼科・霧ケ峰山麓の遺跡 128








音無川流域の遺跡 128








琵琶石遺跡 129









楕円押型文土器の発見








御座岩岩陰遺跡(県指定史跡) 131









池ノ平開発時の調査









御座岩岩陰遺跡の発掘









発見された遺物









御座岩の環境と縄文人の生活









県史跡の指定








栃窪岩陰遺跡 156









池之平遺跡保存会の発掘









日本考古学協会の発掘









第三次・四次の発掘









文化層と出土土器









縄文人の獲物









栃窪岩陰遺跡の性格








上ノ棚遺跡 167








蓼科・八子ケ峰山麓の遺跡 170








キツネ原遺跡 170








矢ノ口遺跡 170








上ノ段遺跡(国指定史跡) 171









史跡指定に至るまで









重要な遺構と豊富な遺物









上ノ段遺跡の重要性








蓼科遺跡 180








床並遺跡 181




10~14



湯川城址遺跡群 181








霧ケ峰南麓の遺跡 182









黒曜石運搬ルート




15



高風呂遺跡 185









住居址と集落




16



上ノ平遺跡 195




17



よせの台遺跡 196









住居址群と集落の変遷









出土した遺物









よせの台集落の性格




18



一ノ瀬遺跡 213




19



芝ノ木遺跡 215




20



鳥ノ窪遺跡 215




21



駒形遺跡 216









前期住居址の発見









縄文時代中期の住居址









拠点的な大集落遺跡




22



大六殿遺跡 226




23



上ノ山遺跡 226




24



向林遺跡 226




25



丸山遺跡 226









孤立丘上の小規模遺跡




26



大桜遺跡 232




27



三軒屋遺跡 233




28



八幡坂遺跡 233




29



中ノ平遺跡 233




30



蛇石遺跡 234




31



棚畑遺跡 234








永明寺山麓の遺跡 235









永明寺山周縁の遺跡と立地









低位段丘面に立地する遺跡




32



棚畑遺跡 239









配石群と押型文土器









中期初頭の住居址









特殊な小竪穴









さまざまな時期の出土品









数少ない早期の生活址




33



一本椹遺跡 247









縄文時代中期の住居址









遺跡の性格




34



阿弥陀堂遺跡 253









縄文時代の遺構と遺物


第二節





八ケ岳西南麓の遺跡 257








北山浦の遺跡 257









柳川以北の山麓台地の遺跡




35



北山長峯遺跡 257




36



聖石遺跡 264




37~40



痩尾根・下尾根・桂井戸・尾根遺跡 264




41



滝ノ脇遺跡 265




42



神ノ木遺跡 265









神ノ木式土器と前期石器群









前期の標式遺跡




43



上ッ原・下ッ原遺跡 271




44



下島遺跡 272









下島式土器について




45



中ツ原遺跡 275









発見と発掘









住居址と出土遺物









中ツ原遺跡の性格




46



山口遺跡 279




47



松原遺跡 279




48



新井下遺跡 280




49



花蒔遺跡 280









珍しい石冠の出土




50



辻屋遺跡 281




51



中村遺跡 281




52



下菅沢遺跡 284




53



宮ノ上遺跡 286




54



中原遺跡 286









独鈷石と三角壔形土製品の出土









福沢公民館の発掘









独立大形甕の出土









第二次の発掘調査









特殊な性格をもつ集落




55



子ノ神遺跡 297




56



尖石遺跡(国特別史跡) 297









位置および環境









尖石









発掘調査の歴史









遺跡の発見と『諏訪史』の調査









完全な土偶の発見









宮坂英弌氏の発掘はじまる









日本最初の縄文集落の発掘









特別史跡の指定









尖石遺跡と考古館









発掘された遺構と遺物









特殊遺構




57



与助尾根遺跡 327









与助尾根の発掘と戦後の考古学の復活









遺跡の発見









戦後考古学の出発









「尖石を守る会」









古代文化大学の開催









縄文時代家屋の復原









縄文集落の構成









発見された遺構と遺物




58



与助尾根南遺跡 350









発掘調査の経過









発見された遺構









発見された遺物









遺跡の特徴と性格




59



竜神平遺跡 358




60



竜神平下遺跡 359




61



新水掛遺跡 361









あい次ぐ土偶の発見









昭和五十二年の発掘









遺跡の性格




62



金堀場遺跡 368




63



鴨田遺跡 368




64



稗田頭遺跡 369




65



中原遺跡 369




66



神立林遺跡 371




67



立石遺跡 372




68



鎮辺坂遺跡 373




69



堀遺跡 373




70



経塚遺跡 373




71



向原遺跡 374




72



塩之目尻遺跡 374




73



中ツルネ遺跡 375




74



上ノ平遺跡 375




75



師岡平遺跡 377




76



梨ノ木遺跡 378




77



日向上遺跡 378









最初の竪穴住居址完掘








柳川以南の山麓台地遺跡 384




78~82



菖蒲沢遺跡群 384




83



丸生戸遺跡 385




84



鹿垣遺跡 386




85



日鴨寺遺跡 387




86



中沢遺跡 388




87



尾根田遺跡 388




88



一本木遺跡 389




89



藤塚遺跡 389




90



上御前遺跡 392









発掘調査の経過









遺構と遺物









上御前遺跡の特殊性




91



小堂見遺跡 398




92



久保川遺跡 399




93



茅野和田遺跡 399









遺跡の立地









発見と発掘調査









住居址群の分布と移りかわり









出土した遺物




94



和田日向遺跡 420




95



上ノ原遺跡 420




96



中御前遺跡 421




97



下ノ原遺跡 423









発見と発掘









第一次の調査









第二次の調査









第三次の調査









住居址と集落









方形配置土坑









土壙群









集石









特殊遺構









埋甕炉状の遺構









出土遺物









集落の変遷




98



京塚原遺跡 450




99



下河原遺跡 451




100



長峰遺跡 452









発掘調査









遺構と遺物




101



大悦遺跡 455




102



大悦南遺跡 455




103



屋敷添遺跡 456




104



北久保遺跡 456




105



神垣外遺跡 456




106



林ノ峰遺跡 457




107



比丘尼原遺跡 457




108



判ノ木山西遺跡 457




109



判ノ木山東遺跡 463




110



金山沢北遺跡 468




111



御狩野遺跡 470




112



頭殿沢遺跡 470




113



入の日影遺跡 479




114



上ノ原遺跡 481


第三節





守屋・入笠山麓の遺跡 482




115



芥沢遺跡 484




116



天狗山遺跡 485




117



向反遺跡 485




118



金沢台遺跡 485




119



芝平遺跡 486




120



ケツヨリ遺跡 486









学史に残る竪穴と楕円押型文土器の発見




121



勝山遺跡 488




122



山ノ神遺跡 488









遺構と遺物









山ノ神遺跡の特殊性




123



裏ノ山遺跡 495




124



小飼通遺跡 496




125



晴ケ峰遺跡 497




126



前宮遺跡 498




127



高部遺跡 499









扇状台地上の複合遺跡




128



御社宮司遺跡 510









縄文時代晩期の土器









モミの圧痕









縄文時代晩期の配石・炉・土壙









多量の石器とその製作









沖積低地の拠点集落


第四節





縄文時代の茅野 524








縄文時代の遺跡分布とその変遷 524









遺跡数の推移









草創期









早期









前期









中期









後期









晩期









環境に恵まれた「縄文の里」








八ケ岳山麓の縄文人の生活 538









縄文時代の食糧獲得









狩猟生活の変遷









植物食依存の生活









縄文農耕論









縄文的生活の終末








縄文時代中期の文化と社会 546









発達した縄文中期の文化









縄文集落論









八ケ岳西南麓の遺跡群









北山浦の地形と台地









台地に展開する遺跡









集落の移動と共同性









集落の人口









人と物の交流









縄文中期社会の解体








宮坂英弌と尖石・与助尾根遺跡 562









尖石とのであい









住居跡の発掘









尖石集落の復原









尖石から与助尾根へ









縄文集落の全掘









縄文のムラ









尖石・与助尾根集落の復原









発見された住居址









尖石集落の変遷









与助尾根集落の変遷









尖石集落と与助尾根集落

第三章






弥生時代 579


第一節





茅野市域の弥生時代遺跡 579








諏訪盆地縁辺部の遺跡 579








御社宮司遺跡 580









天王垣外式土器の出土









水稲農耕定着期の遺跡








永明中学校校庭遺跡 582









古代茅野の中心地









発掘調査









発掘された竪穴住居址









住居の建て替えとその背景









出土した遺物








横井・阿弥陀堂遺跡 590









弥生時代後期の住居址









集落の構成









稀少例の壺棺









弥生時代後期の土器









農具と紡錘車









国鉄官舎敷地の弥生土器








一本椹遺跡 601









遺跡の環境と発掘調査









住居址と遺物









弥生時代終末期の集落








棚畑遺跡 608









遺跡の位置と環境









発掘された住居址









出土した土器と扁平片刃石斧









棚畑遺跡に住まった小集団




6~8



守屋山麓の諸遺跡 611








八ケ岳・蓼科・霧ケ峰山麓の遺跡 612








下島遺跡 612









遺跡の発見と調査









山麓の弥生時代後期の小集団




10



栃窪岩陰遺跡 614









弥生時代の遺物









高地性の狩猟遺跡




11



御座岩岩陰遺跡 616




12



大河原峠遺跡 618









遺跡の発見と調査









高地交通路上の遺跡




13



横谷岩陰遺跡 620









弥生土器の発見









高地性の岩陰遺跡




14



御猪岩遺跡 623









遺跡の位置と環境









八ケ岳山腹の高地性遺跡




15



藤原線E地区遺跡 625




16~18



その他の遺跡 626








八ケ岳山麓の弥生時代石器発見地 626









北山浦に多い磨製石鏃









磨製石鏃とその発見地









八ケ岳山麓発見の太形蛤刃石斧


第二節





弥生時代の茅野 630








弥生文化の波及と定着 630









西からの新しい動き









最初の農耕民のムラ









不安定な農耕生活









磨製石鏃と縄文的生活








地域圏の形成と文化の交流 637









箱清水式文化の影響









古代村落発達の基盤









農耕生活の安定









守屋山と水








原始から古代へのみち 644









支配者の出現と山麓の生活









新しい時代へ
第二編







古代

はじめに






はじめに 649









時代の概観 649









古墳の出現と変遷 651









古墳の終焉と仏教の影響 653









律令体制下の村落 653









郷と牧と古道 654









諏訪神社と古代史 655

第一章






古墳時代 658


第一節





茅野市域の古墳 658








永明寺山麓古墳群 660








中ヤヅカ古墳 662








塚ノ越古墳 662








矢穴一号古墳 663








矢穴二号古墳 663








矢穴三号古墳 664








中矢穴一号古墳 665








中矢穴二号古墳 666








検校平古墳 667








西入矢穴一号古墳 667




10



西入矢穴二号古墳 668




11



西入矢穴三号古墳 668




12



西林古墳 668




13



釜石古墳 669









古墳の立地と調査









主体部の形態









保存されている遺物









副葬品の特徴と古墳の年代




14



沢口古墳 676




15



ギンザラゾウス古墳 677




16



一本椹古墳 677









古墳の発見と調査









石室の形態と副葬品の出土状況









副葬品の特徴と古墳の年代




17



スナアラ古墳 687




18



薬師堂上古墳 688




19



武将の古墳 688




20



藤塚古墳 688




21~24



上原矢穴古墳群 689




25



鉄古塚古墳 690








上川河床古墳群 692




26



大塚古墳 693









優秀な副葬品




27



姥塚古墳 699









古い記録による古墳の概要









副葬品の特徴









古墳の年代と性格




28



王経塚古墳 705




29



犬射原古墳 709




30



一ノ坪古墳 709




31



塚ノ越古墳 709




32



土佐ヤシキ発見の立鼓柄大刀 710




33



本町出土の子持勾玉 711








長峰台地古墳群 712




34



川久保古墳 713




35



石小屋一号古墳 716




36



石小屋二号古墳 716




37



上ノ山古墳 717




38



四ツ塚A古墳 717




39



四ツ塚B古墳 719




40



四ツ塚C古墳 722




41



四ツ塚D古墳 722




42



金鍔塚古墳 722









諏訪地方最後の古墳群




43



雨降塚古墳 725




44



田沢沢古墳 725








守屋山麓古墳群 727









<安国寺地区>




45



籠り塚古墳 729




46



塚屋古墳 730




47



御越古墳 730




48



小飼通古墳 732




49



百百通古墳 732




50



大門寺古墳 732








<小町屋地区>




51



前宮古墳 733




52



石塚古墳 733




53



芳久保古墳 733




54



常坊主一号古墳 733




55



常坊主二号古墳 734




56



山ノ神一号古墳 734




57



山ノ神二号古墳 734




58



樋沢古墳 734




59



蛇塚古墳 735









金銅装頭椎大刀の副葬








<高部地区>




60



塚屋古墳 738




61



神袋塚古墳 738




62



神長官裏古墳 738




63



疱瘡神塚古墳 740




64



乞食塚古墳 742




65・66



狐塚古墳 745









発掘前史









発掘調査









第一号古墳









第二号古墳









狐塚は古代の墓域


第二節





古墳時代の茅野 756








山上に築造された古墳 756









古墳の発生と変遷









周溝墓と古墳









フネ古墳と狐塚古墳








横穴式石室古墳の出現 761









羨道をつけた横穴式古墳









装飾馬具をもった人









須恵器の副葬









長方形小形石室古墳








優れた副葬品 769









金銅装大刀の副葬









副葬された武器









副葬された実用馬具









特殊な副葬品








古墳群のあり方 779









無石室の古墳









後世まで続く奉斎









西からの道









茅野市域における四つの古墳群の性格

第二章






古代の集落 790


第一節





発掘された古代の集落遺跡 790








茅野和田遺跡 790









古墳時代初頭の住居址









平安時代の住居址








下蟹河原遺跡 794









古式土師器








御社宮司遺跡 797








高部遺跡 799









古墳時代の遺構と遺物









平安時代のムラ









古代の郷と高部遺跡








横井・阿弥陀堂遺跡 809









平安時代の住居址群









ムラの形態とまつり









発見された遺物








権現林遺跡 821









「直」の墨書土器








山寺遺跡 824









平安期の山村








判ノ木山西遺跡 827








判ノ木山東遺跡 832




10



金山沢北遺跡 836




11



頭殿沢遺跡 837









鍛冶工房の発見


第二節





考古学からみた古代の茅野 840








古代のムラの変遷 840









集落立地と古墳









八ケ岳山麓への再進出








古代のムラと生活 846









住居とムラの形









墓とムラ人たち









生活の道具









山村の生活

第三章






諏訪国と山鹿郷 862


第一節





大化改新と信濃国 862









大化改新









信濃国の成立


第二節





諏訪の国分立 866









諏訪国と科野









諏訪国の分置と廃止


第三節





山鹿郷 869









諏訪七郷









山鹿郷と諏訪郡の郷


第四節





古代の郷 872









郷の人々









人々の生活

第四章






古代の牧と交通 880


第一節





古代の茅野市域の牧 880









牧の制度









信濃における牧









信濃の牧とその管理









望月牧と駒引









諏訪郡内の牧









茅野市域の牧


第二節





古代の交通 894









茅野と古東山道









東山道の開設









吉蘇道の開通









須芳山嶺道









信濃大山寺とその推論









仏供免地籍

第五章






諏訪神社の成立 911


第一節





祭神建御名方神 911









古事記に見える祭神









出雲族の勢力拡大









祭神にかかわる伝説


第二節





地主神洩矢ノ神 920









守屋山信仰









自然崇拝









山霊水霊信仰









磐座信仰









洩矢ノ神と出雲族


第三節





人格神大祝 934









洩矢族と出雲族









諏訪族大祝









皇祖系大祝有員









大祝神氏


第四節





諏訪神社の神階 948









奉幣を受ける諏訪社









神階の昇進









神威の伸長
年表







年表 957
索引







索引 963
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