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飯山市誌 歴史編 下
出版:1995年/出版元:飯山市、飯山市誌編纂委員会/編集者:飯山市誌編纂専門委員会
章節目次
第四編







明治 1








あらまし

第一章






明治維新の変革と飯山 5


第一節





飯山戦争 5








戊辰戦争と飯山 5








東征軍と飯山藩の動向








衝鋒隊の飯山侵入








飯山城下の戦い








北越戦争と飯山藩








新政府軍の通過と民衆の負担 10








官軍の出兵と谷街道








官軍の帰国と谷街道


第二節





維新の変革と人びとの暮らし 15








飯山藩から長野県へ 15








人民と土地の返還








藩制度の改革








中野騒動








飯山藩の解体








町村の組み替えと官庁の開設 18








戸籍区の設定と戸籍編成








大区・小区制の実施








初期の町村合併








郡役所の設置








飯山警察署








飯山区裁判所


第三節





政治参加への目覚め 25








北信濃の自由民権運動 25








顔戸開成所と寿自由党








北信自由党の結成








信陽自由党








初期県会と飯山選出議員の活躍 29








県会議長坂本則敏と島津忠貞








県庁移転論と小山鉄児


第四節





町村自治の発展 31








人口動態と社会生活 31








戸数と人口の変化








職業別戸数の構成








町村制の実施 34








施行の経過








町村制施行後の新町村








瑞穂村の成立








町村と選挙制度 37








町村会議員の選挙








町村役場と町村会








町村の財政事情








飯山町政治刷新の運動 43








飯山町の町民大会








町政刷新運動の背景と事後処理


第五節





選挙と地方政治の動向 46








郡制の施行と郡会 46








郡会の開設








郡の行財政








郡の分合問題








県会と県会議員選挙 50








複選法による県会議員選挙








国会と国政選挙 51








第一回衆議院議員選挙








国会をめぐる飯山地方の政党の動き

第二章






近代産業の発展 55


第一節





地租改正 55








地租改正の実施 55








壬申地券の発行








地租改正事業の実施








地租改正の結果








農民のくらしと減租運動








林野の官民境界区分と山論 65








官民境区分とその問題








官有地払戻運動の展開








あいつぐ山論訴訟 69








宝蔵山山論








奈良沢・大川山論








地主経営と小作農 72








地租改正と農民








地主・小作人の関係の変化


第二節





農工業の発展 76








農業生産の変貌 76








農業生産の発展








勧業政策の確立








農会・産業組合の設立








耕地整理事業の始まり








養蚕の進展と養蚕技師の役割








農村生活の変容 87








村々の人口移動








町村の人々の暮らし








農家の営む副業 90








畳表の製造








木炭と藁細工








飯山市域の漁業








地場産業の発展 93








仏壇製造と流通








漆器徒弟学校の設立








内山紙の製造








富倉の石油

第三章






交通・通信の発達と商業 102


第一節





交通・通信の発達 102








主要道路の整備と運輸 102








飯山地方の主要道路








駅逓と物資の輸送








谷街道と田町・北町新道の開さく








富倉街道の改修








千曲川船橋と通船








明治後期の交通








信越本線の開通 109








鉄道建設計画








信越本線の通過と飯山地方








郵便事業の開始 111








飯山郵便局の開設








村の郵便局


第二節





商業の発展 113








飯山町の商店街 113








明治期の飯山町商店街








商業の状況








飯山商圏の広がり 118








野田重にみる商圏








銀行の設立とその発展 120








第二十四国立銀行設立の背景








第二十四国立銀行の設立








開業と営業の推移








第二十四国立銀行の破綻








その他の銀行設立

第四章






社会の進展と社会問題 127


第一節





社会の変革と人々の暮らし 127








壬申戸籍と家族制度 127








宗門人別帳から壬申戸籍へ








戸籍と大家族制度








解放令と生活の変化 128








部落の人々の活躍








新しい差別の発生と温存








苦しい生活状況と諸要求


第二節





保健衛生と伝染病 131








保健衛生組合の充実 131








伝染病の流行と衛生組合








衛生思想の定着


第三節





戦争と社会生活 134








西南戦争と徴兵制度 134








徴兵制度と初入営








日清戦争と人々の生活 135








日清戦争と町村の対応








兵員の動員と徴発








戦争被害と生活の犠牲








日露戦争の開戦と推移 138








軍備の拡張と日露戦争








戦争遂行の諸政策








勤倹貯蓄と兵役優待会








毛布や藁靴の献納








町葬と凱旋の様子








忠魂碑建設と遺族会








日露戦争終結とその後の動き

第五章






災害と治安・防災組織 146


第一節





水害と治水 146








千曲川沿岸の水害 146








明治二十九年の大水害








川欠と起返








水害と救助活動








治水の努力と築堤工事


第二節





火災と消防組織制度 155








飯山町の大火とその対応 155








明治十九年の大火








罹災者に対する援助








消防組の公設 157








消防組のはじまり








公設消防のはじまり








消防組のしくみ








消防組の出動

第六章






教育と文化 160


第一節





新しい教育制度 160








小学校制度の創設 160








学制発布と学区制








小学校開設と村の負担








教育課程と教育内容








教育制度の拡大と充実 164








下水内高等小学校の開設








教育勅語と国定教科書








下水内教育会の結成と活動








子守学校の開設








就学延期願いと家庭経済








長野県師範学校飯山支校の設立








中等学校の創設 171








県立長野中学校飯山支校の開設








組合立下高井農林学校の開設








社会教育 172








青年夜学会の開設








顔戸日曜学校の開設








寺子屋教育の役割


第二節





宗教と文化 175








神仏の分離政策と神社の合併 175








廃仏毀釈と村のお堂








神社の合併








寺社の運営と日常活動 178








神社の運営と管理








寺院の日常活動の展開








講の活動








飯山と芸術家たち 183








飯山を訪れた文人








仏壇町が生んだ彫刻家








文芸の広がり
第五編







大正 189








あらまし

第一章






大正デモクラシーと地方自治 193


第一節





大正デモクラシーの展開 193








高まる近代思想 193








近代思想の紹介と普及








自由教育の展開








新聞・雑誌の普及








繰り広げられた住民運動 196








警廃事件と岳北地方








小佐原区の飯山町復帰請願








被差別部落解放運動の始まり 199








被差別部落の改善と融和








被差別部落住民の自覚と努力








被差別部落解放の先駆者


第二節





米騒動と飯山地方 203








飯山町の米騒動 203








米価の急騰と放火事件








米騒動への対処 204








米穀の確保と白米の廉売








社会不安への対処と事後処理


第三節





第一次世界大戦と町村財政 206








第一次世界大戦下の町村財政 206








町村税の膨張と歳入歳出状況








町村税の滞納と納税組合








第一次世界大戦後の町村財政 209








養蚕景気と各町村の歳入状況








歳出状況と財政緊縮


第四節





郡制の廃止と普選の実施 212








大正期の郡政と郡制の廃止 212








郡長権限の強い郡政








郡分合問題の再燃と郡制の廃止








普通選挙の実施 214








飯山地方の政党や政治結社








選挙権の拡張と普通選挙の実施


第五節





町村自治の諸問題 218








部落有財産の統一と官行造林 218








難航した部落有財産の統一








官行造林の実施








義務教育費国庫負担の請願 220








義務教育費国庫負担法の成立








義務教育費国庫負担の増額運動








民力涵養と国民精神の作興 222








民力涵養と生活改善








勤倹と貯蓄節約の奨励

第二章






養蚕の進展と諸産業の発達 225


第一節





農業の進展 225








養蚕の発展 225








山崎家の養蚕経営








養蚕経営と蚕種業








養蚕収益と桑園








行きすぎた養蚕経営








稲作の発展 230








奨励品種の普及と栽培法の改善








稲作百話と浪芸宣伝








農用機具の進歩と田用水の確保








飯山地方の特殊作物 234








イグサ・コウゾ・ゴボウ・ホップなどの栽培








小作農家の増加 235








全農家の四分の一は小作農家








瑞穂村の小作慣行


第二節





農会と産業組合の進展 237








系統農会の活動 237








農事小組合の設立と技術員の設置








農会の農政活動








養蚕組合と産業組合 239








養蚕組合の発展








産業組合の発展


第三節





スキー産業と畳表製造 243








スキー製造の発展 243








スキー製造を始めた人たち








スキーの改良と実用新案の登録








スキーの増産と価格








畳表製造 247








農家の副業としての畳表製造

第三章






社会生活の近代化と社会問題 250


第一節





人口動態と社会生活 250








人口の推移と第一回国勢調査 250








始まった人口の都市集中








第一回国勢調査と県勢調査








信濃海外協会下水内支部と海外移民 253








信濃海外協会下水内支部の創立








海外移民の先駆者


第二節





電灯・郵便の普及と暮らしの変化 255








電源開発と電気電灯の普及 255








電源開発の推移








電気・電灯の普及








郵便・電信・電話の普及 258








郵便局の置局と郵便の発達








電信・電話の発達








日常生活の変化 260








交通・通信の発達と生活の変化








電気・電灯の普及と生活の変化








衣食住の変化


第三節





警察行政の整備 265








飯山警察署と派出所 265








飯山警察署の機構と管轄








飯山警察署と駐在所

第四章






交通の発達と商業 267


第一節





鉄道交通の発達 267








飯山鉄道 267








開設の動き








飯山鉄道建設の経過








飯山鉄道の開通








河東鉄道木島線の開通 273








河東鉄道の開設








木島線の建設


第二節





道路の整備と交通 275








県道・郡道の整備改修 275








国・県道の整備








郡道・町村道の整備








物資の輸送と交通機関 279








交通の発達と地域の産業








交通機関の発達


第三節





商業の発達 281








飯山町の商業 281








卸売りを主とした飯山町の商業








商業会や商工会の設立








飯山地方の金融機関 284








銀行の合併








貸付けの質屋と貯蓄の郵便貯金








庶民に広がった無尽・頼母子講

第五章






災害と保健衛生 288


第一節





内務省大堤防の建設とダム建設反対運動 288








湯滝の浚渫と千曲川治水会の結成 288








湯滝と立ヶ花の浚渫事業








千曲川改修調査委員会と治水会








大堤防建設の起工と進捗 290








飯山地方着工の遅延と中止説








千曲川改修工事助成会の活動








千曲川発電の出願と反対運動 291








電力会社の出願と町村の対応


第二節





地震・山崩れと河川の氾濫 294








関東大震災と飯山地方 294








関東大震災と社会不安








罹災者の救援と義援金品の募集








山崩れと河川の氾濫 296








野々海川・栃ノ木沢の氾濫と山崩れ








硫黄集落の山崩れと災害復旧








命無尽の山崩れと川入集落の被害


第三節





伝染病の流行と保健衛生 300








世界的に流行した流行性感冒 300








スペイン風邪の猛威








長野県告諭第一号と町村の予防対策








伝染病の発生と予防 301








様々な伝染病の蔓延と予防








町村の伝染病予防対策

第六章






教育と文化 305


第一節





大正期の新教育とその普及 305








小学校教育の振興 305








就学奨励と就学率の向上








自由教育と教科内容の多様化








多彩化する学校行事








実業補習学校から青年訓練所へ 308








実業補習学校の設立








青年訓練所の設立








郡立下水内高等女学校の開設と中等教育の充実 310








郡立高等女学校の設立








中等教育の充実


第二節





地域の文化運動 314








郡連合青年会の創立と青年団 314








町村連合青年会の創立








郡連合青年会の創立








下水内郡誌の編纂 316








郡誌編纂の動き








『下水内郡誌』の編纂








飯山市域の地域文化 318








スキーの導入と発達








自転車の導入








飯山座
第六編







昭和前期 323








あらまし

第一章






大恐慌と戦時体制 327


第一節





農村恐慌と深刻化 327








世界恐慌の影響を強く受けた農村 327








繭価と米価の大暴落








恐慌のしわ寄せが集中した農村








深刻な農家の負債








農民階層の変動








恐慌対策と農村経済更生運動 331








蚕糸業の緊急対策と救農土木事業








農村経済改善委員会の設置








経済更生運動への転換








農家の負債整理








恐慌下の養蚕農家対策








桑園整理の移り変わり








恐慌下の町村財政 338








村税滞納の増加








深刻な町村の財政難








町村財政の立ち直り


第二節





日中戦争と戦時体制 342








国策で強行した満州移民 342








満蒙開拓への動き








開拓団下水内郷の建設








開拓団高社郷の建設








満蒙開拓青少年義勇軍の送出








国家総動員体制へ 347








日中戦争と兵士の召集








銃後奉公会の活動








国民精神総動員運動始まる








国家総動員法と非常時体制








戦時下の行財政 353








戦時体制と町村財政








戦時下の町村行政








飯山警察署と町村行政








翼賛体制と諸団体の動き 356








翼賛運動と町村行政








常会と国債購入・国民貯蓄








在郷軍人会の活動








婦人団体の活動








翼賛壮年団の活動

第二章






産業経済と社会の動き 361


第一節





恐慌と戦時下の農業 361








養蚕の衰退と多角経営 361








山崎家の養蚕経営の推移








不安定な養蚕経営








桑の品種と栽培








養蚕家の産繭販売








桑園整理と経営の多角化








深雪地帯の農業経営 365








稲作卓越地帯








常盤村木内家作頭農事日誌から








食糧増産への努力








飯山雪害試験地の成果








新種作物の導入








特産のゴボウと藺草


第二節





商工業と金融 372








飯山町を中心とした商業と金融 372








飯山町の商業








地域銀行の成立と統廃合








近代工業の成立 374








工業化の始まり








組合製糸水内社の成立








糸価相場と水内社の経営








水内社拡充五か年計画








水内社の倒産と解散








スキー工業の発展








工業化の歩みと戦争








西大滝ダムの建設 380








信濃川発電所が建設されるまで








西大滝ダム工事完成

第三章






社会の動きと市民生活 382


第一節





農民運動と青年団 382








農民運動の高まりと衰退 382








農民組合の結成








小作争議と飯山町でのメーデー








農民運動の衰退








恐慌期の青年団活動 385








青年による社会主義研究








電灯料値下げ運動








不況下の青年団活動








青年団と戦時体制 388








青年団活動に対する統制








戦時下の青年団と女子青年団


第二節





市民の日常生活 390








生活の洋風化 390








洋装の普及








洋風の建物や食生活の変化








スキーの普及








大衆文化と市民の娯楽 394








ラジオと新聞雑誌








盛んになったスポーツ








活動写真と行楽








旅芸人と歌謡








新民謡の創作と流行


第三節





太平洋戦争と市民生活 402








戦時下の市民生活 402








警防団と防空訓練








常会と隣組








徹底した金属回収








戦局の緊迫化と耐乏生活 406








生産力の低下








経済の統制と供出米








物資の配給








インフレ対策と耐乏生活








犠牲者の多かった飯山市

第四章






戦時下の交通・通信 413


第一節





道路交通と自動車 413








道路交通と道路改修 413








国道・県道の整備








町村道の整備








積雪期の道路事情








千曲川の鉄橋 417








柏尾橋の建設








綱切橋とその他の橋








乗合自動車の運行 420








定期乗合自動車網の開設








戦時中の乗合自動車


第二節





飯山鉄道と長野電鉄 423








飯山鉄道の経営 423








燃料はガソリンから薪へ








信濃川発電所工事と飯山鉄道








国有鉄道への買収








長野電鉄の経営 425








鉄道需要の急増








応召や金属回収への対策


第三節





郵便局の活動 428








戦時下の郵便と電信電話 428








郵便施設の拡大








戦時下の郵便局








電話と電信

第五章






災害と防災 433


第一節





昭和前期の災害 433








凍霜害と台風の災害 433








昭和二年の大霜害








超大型台風「室戸」の襲来








深雪地帯の悲劇ワヤ 434








小境のワヤ








顔戸のワヤ








昭和二十年の大水害 435








悪条件が重複した大水害








大洪水の経過と状況








被害状況と救援・復旧作業

第六章






戦争の激化と教育・文化 441


第一節





学校教育 441








国民学校の教育 441








皇国教育による国家統一








国民学校への改編








食糧不足と勤労奉仕








学童疎開と戦争の終末








戦時の中等学校 445








鍛練教育と体力検定








軍事訓練の強化








勤労奉仕と中京地方への動員








軍需工場と学校の工場化








青年学校 451








青年学校の創設








青年学校の実情


第二節





戦時下の地域文化 453








戦時体制下の住民教化 453








国策による精神総動員








「常会」と各種団体の活動








スキー教育の発展 455








全日本小学生スキー大会








学校スキーの普及と発展
第七編







現代 459








あらまし

第一章






終戦と戦後の民主化 463


第一節





終戦時の動向と戦後の復興 463








八月十五日の飯山 463








終戦の詔書公布と飯山








占領軍の指令 464








公職追放








奉安殿の撤去と神社社格の廃止








復員と戦没者の慰霊 466








軍人軍属の復員








戦没者の慰霊








復興と民主化の動き 468








新憲法発布と住民意識








婦人参政権の付与








地方選挙








自治体の機構改革と財政規模


第二節





食糧難と就職難の時代 474








食糧不足の現状 474








生活物資の欠乏と苦難








かつぎ屋と飯山線








主食の不足と供出の強化








十三ヶ丘の開拓








就職難の時代 480








飯山公共職業安定所の変遷と役割








失業対策と集団就職








失業保険制度


第三節





農地改革と農村の変化 483








農地改革の実施 483








第一次農地改革








小作料の金納化と闇小作料








第二次農地改革








改革後の農村の変化 488








農業災害補償








経営耕地の実態

第二章






飯山市誕生と市政の展開 491


第一節





町村合併の背景と経過 491








第一次町村合併の動向 491








町村合併試案の発表








大同合併・市制施行へ








飯山市制の施行と新市の誕生








前坂と重地原の分離








第二次町村合併と合併条件 494








岡山と太田の編入








第一次の合併条件








第二次の合併条件


第二節





行政の展開 497








市政機構の整備 497








市政機構の改廃








職員配置の見直しと市金庫の指定








出張所・連絡所の統廃合








職員の給与一元化と処遇








市長・市議会議員の選挙 503








市長選挙の推移








市議会議員選挙の推移


第三節





飯山市政の展開 507








行財政の推移 507








一般会計の推移








財政再建団体の指定








財政再建後の財政状況








公共事業の進展 511








上水道の建設と簡易水道








市民会館の建設








新市庁舎の建設








下水道の整備








社会福祉の充実 517








保育園の統廃合と整備








社会福祉協議会の活動








老人福祉の施設整備








各種の福祉施設の整備








国民健康保険と保健衛生、医療対策 524








国民健康保険と老人医療費








保健衛生の充実








ごみ処理対策








飯山赤十字病院








広域行政の展開 528








北信地域広域行政事務組合








岳北広域行政組合

第三章






経済成長と産業構造の変化 530


第一節





農業の発展 530








飯山市農業の変遷 530








農業生産構成の移り変わり








農家の兼業化と階層分化








農業の地域文化と営農類型








農業近代化と農村 534








中部土地改良と営農の近代化








農業構造改善事業








農業の機械化








農業協同組合の組織と役割 541








農業協同組合の発足








農協の合併と事業の拡大








いいやまみゆき農協の発足


第二節





農業生産の発展と農家経済 545








稲作の発展と生産調整 545








栽培技術の進歩と反収の増加








生産調整と畑作転換








菌茸類栽培の発展 549








エノキダケ栽培の発展








きのこ生産の規模拡大








養蚕から畜産・工芸作物の生産 553








養蚕の推移とリンゴ栽培








葉タバコ生産と工芸作物








畜産の発展








野菜生産の拡大と課題








大規模農業の展開 557








大規模機械化藤沢実験農場の展開








国営飯山農地開発事業の発展








林業の停滞と森林組合 560








林業の現況と停滞








飯山市森林組合と市の公益的諸事業


第三節





地場産業の展開 564








飯山仏壇工業の発展 564








飯山仏壇事業協同組合の結成








伝統的工芸品の指定を受けた飯山仏壇








仏壇生産の推移としくみ








内山紙生産の展開 566








北信内山紙工業協同組合の発足








事業展開と伝統的工芸品指定








内山紙生産の推移と現況








伝統工芸品の育成 569








伝統産業会館の建設








発展を模索するスキー工業 570








スキー産業発展の経緯








季節生産から周年生産へ








発展の道をさぐるスキー産業


第四節





近代工業の育成と発展 574








工業生産の推移と企業の拡大 574








工業構成の変化と特色








工場誘致と企業の発展








電気機械工業の展開 579








電気工業の卓越








電子部品工業の進出と生産








労働力の確保と構成の特色


第五節





商業の近代化 583








商業の発展 583








商業の推移と大型店の進出








飯山市商圏の消長








仲町・本町商店街の町づくり








伝産都市モデル地区整備事業








商工会議所のはたらき 590








商工会から商工会議所へ








商工会議所の事業


第六節





観光開発の進展 592








民宿スキー場の発展と民宿経営 592








民宿スキー場の開設








スキー場の拡充発展








夏季学生村の開設








民宿規模の拡大と農家経営








斑尾高原の開発 599








菅平方式による開発








斑尾高原の発展と越境開発の課題








外部資本と地元の協力による観光開発 601








文化服装学園と北竜湖スキー場








グリーンスタンプによる坊主山の開発








二度にわたって挫折した鍋倉山麓の開発








寺の町飯山の観光 604








飯山市観光協会の設立と誘客








寺町観光と通年化への願い

第四章






市民生活と社会問題 607


第一節





市人口の動態 607








市の人口分布 607








総人口と人口動態








市の人口構成と未来構想 607








人口の年齢別産業別構成








「新過疎法」と新世紀プラン


第二節





人権の尊重と市民生活 612








部落解放運動と同和行政 612








解放運動の展開








同和対策事業特別措置法への歩みと組織








同和対策事業と同和教育などの進展








人権擁護の運動 616








人権擁護委員会の設置








人権都市宣言


第三節





労働者団体の運動 618








労働組合と労働運動 618








昭和三十年代中葉までの労組の動き








飯水地区評の結成と、その後








労働福祉政策の展開 621








労働の福祉活動の進展


第四節





市民生活と公害 622








公害行政 622








公害防止対策の条例と機構








公害に関する対策事業と苦情








公害の現況 624








水質汚濁の状況








騒音とスパイクタイヤ対策








家庭雑排水、し尿浄化槽などの対策


第五節





経済成長と衣食住の変化 628








住まいの近代化 628








生活改善普及事業の出発








台所から始められた生活改善








消費生活の多様化 629








学校給食と食生活の変化








耐久消費財の普及

第五章






交通・通信の発達 631


第一節





道路交通の改革 631








道路交通網の整備 631








道路の整備とバイパス建設








富倉街道と新道路網








橋の架け替え








自動車交通の発達 634








自動車の普及








多発する交通事故








冬期間の道路除雪 636








機械除雪の普及








克雪行政の展開








消雪パイプの設置








スパイクタイヤの使用禁止


第二節





公共交通事業 641








国鉄飯山線の運営 641








鉄道経営の合理化








駅の委託と無人化








豪雪と闘う保線作業








北陸新幹線飯山ルート








長野電鉄の利用 646








電鉄延長問題








電鉄バスの利用


第三節





通信の発達 648








通信の普及と利用 648








地域発展と電話の普及








各集落に設置された公衆電話








農村集団電話








全戸電話加入の時代







水害への対応








テレビの普及








有線放送の設立運動








郵便業務整備と移り変わり 655








特定局簡易郵便局の増加








郵便物取り扱いの推移

第六章






災害と、その対策 658


第一節





雪害の発生と克雪・利雪への動き 658








昭和四十二、四十九年豪雪 658








二三年振りの四十二年豪雪








七年振りの四十九年豪雪








昭和五十一、五十二、五十三年豪雪 659








記録的な大雪・五十一年豪雪








五十二、五十三年豪雪








昭和五十六、五十九年豪雪 661








昭和二十年に次ぐ降雪量の五十六年豪雪








史上二位に達する積雪量の五十九年豪雪








除雪にかかる負担と、その実態 663








雪害実態調査結果








雪崩による災害 665








昭和三十、四十年代の雪崩








昭和五十、六十年代の雪崩現象








克雪・利雪・親雪への動き 667








克雪への歩み








克雪から利雪・親雪へ


第二節





水害の発生と治水対策 669








水害の増大と、そのメカニズム 669








千曲川水系の水害と改修








昭和三十四、四十四年の水害 670








戦後最大の被害・三十四年水害








無残な爪跡を残した四十四年水害








昭和五十七、五十八年の水害 672








五十七年災害の惨状








五十八年災害








千曲川・樽川激甚水害対策事業 676








住民不安をなくす本格的堤防工事


第三節





飯山の大火と被害 679








昭和二十三、四十二年の火災 679








昭和二十三年の肴町・愛宕町の大火








昭和四十二年の出火








飯山の大火と真宗寺の焼失 680








悪夢のような飯山大火








名刹真宗寺の焼失








大火後の都市計画 682








大火の原因と教訓








飯山町の都市計画


第四節





土地災害の多発地域 683








地すべり災害 683








地すべり多発地域








地震による災害 684








地震の起こりやすい地域








松代の群発地震

第七章






教育と文化 687


第一節





戦後の学校教育 687








混乱期の教育 687








連合軍の指令と奉安殿の解体








教育再建への苦悩








新しい教育制度六・三制の実施 689








新教育課程の実施








校舎のない新制中学校








定時制高校の発足








教育条件の整備と教育の進展 692








中学校の統廃合と校舎建築








小学校の統廃合








特殊学級の設置








県立飯山養護学校の招致








同和教育の進展








学校給食の実施と変遷








後期中等教育の充実 702








中学生の進路状況








学区制の導入と岳北四校の発展








飯山南高校の移転と体育科の設置








教育団体の組織と活動 705








PTAとその活動








飯水教育会の活動








下水内教職員組合の動向


第二節





社会教育と文化活動 709








社会教育のスタート 709








公民館の設立と活動








公営結婚と生活改善運動








市立図書館の活動








社会教育団体の活動 713








青年団活動の変遷








婦人団体の活動








青少年育成会活動








老人クラブの活動








飯山市体育協会の活動








文化団体の活動 718








飯山市民劇団「土」








飯山ライオンズクラブの活動








青年会議所の活動








芸術文化協会の活動








地域に根ざした文化活動 724








地方紙の発行








地域の各種クラブ活動








郷土史研究グループの活動








文化運動施設と市民の利用 729








運動公園と市民体育施設








市民会館








宗教活動 732








創価学会と立正佼成会








念法真教と真如苑








エホバの証人と統一教会








既成仏教教団の活動








キリスト教と神道
第八編







民俗 737








あらまし

第一章






日常生活 741


第一節





村制 741








村方三役 741








区の役員 742








村の共同労働 742








村入り 744








村寄り合い 744








五人組 745








兎狩り 746


第二節





族制 747








家族 747








財布渡し








へそくり








隠居








同族 750








マケ








本家・分家


第三節





生産・生業 752








稲作農業 752








田植え








稲の収穫と調整








畑作と飼育 757








畑の作物








養蚕








家畜 762


























山羊








林業 763








炭焼き








薪・ボヤ








植林と材木








労働慣行 764








ユイ








さおとめ








夜業








出稼ぎ








副業


第四節





交通 768








雪と交通 768








道踏み








雪道








雪山と雁木








雪崩








渡しと通船 770








渡し








通船








運搬手段 773








人の背によるもの








馬によるもの








車によるもの








雪そりによるもの


第五節





交易 776








村を回った商人 776








行商人








振り売り








仲買人








牛馬の取り引き








諸職人 778








779








初市








盆市








暮市








葵神社の祭り








小菅市








盆暮勘定


第六節





衣生活 781








手作りのエショ 781








野良着








ふだん着








子どもの着物








防寒具 782








冬のかぶり物








冬のはき物








その他








よそいきと晴れ着 784








よそいき








晴れ着








自然や物を大切にした生活 785








洗濯








手作り








機織り








髪・化粧


第七節





食生活 788








ふだんの食事 788








三度の食事








かて飯(糧)飯








粉食








副食








ハレの食事 789








モノビにつくる食べ物








野良の食事








雪国の保存食 792








漬物








根菜・山菜類








味噌








醤油








その他








貯蔵 795








だいこぐら








穴倉








天井裏








米倉


第八節





住居 796








住まい 796








中門








タネ








別棟造り








雁木








水害








間取り 798








土間








勝手








囲炉裏








馬屋








便所・風呂場








大部屋・小部屋








茶の間・座敷








飲料水と灯火 799








冬囲い 800








建築儀礼 800








家を建てるときの条件








資金について








地祭り








土突き








棟上げ








ワタマシ

第二章






人の一生 803


第一節





産育 803








妊娠 803








妊娠の知らせ








腹帯と労働








出産 803








出産のしかた








とりあげばあさん








難産








産後の産婦








産児観








出産後の儀礼 806








七夜








オビヤあけ








お宮まいり








お誕生








お産と俗信 807








お産とケガレ








お産にかかわる禁忌








あたたまるシバ湯








授乳と粉かき


第二節





婚姻 809








相手の選定 809








結婚年齢








よい嫁の条件








男と女の仲








婚約 810








相手のきめ方








一升ふくべ








樽入れ








日決め








その他








婚礼 811








婿入れ








見立て








荷送り








ちかむけ








仲宿








入家式








祝言の杯








祝宴とその後 813








披露宴








挨拶まわり








ご苦労よび








友達よび








里帰り








祝儀よび








新婚旅行


第三節





葬制 815








臨終と葬式準備 815








死水








寝かせ直し








マクラダンゴ








シカ








ツゲビト








葬具の準備








通夜








穴掘り








ヤマゴシラエ








葬式 820








ヨカンと納棺








いろいろな風習








オツキ








トリオキとインドウ








出棺と葬列








火葬








土葬








オトキ








ホネヒロイ








葬式の後 827








寺参り








ゴクロウヨビ








タナバライ








イミアケ








年忌 828








年忌とトムライアゲ








祖霊

第三章






民間信仰 829


第一節





年中行事 829








年間の年中行事一覧 829








農作業と年中行事 830








春ゴト








夏ゴト








秋ゴト








冬ゴト








仏教と年中行事 834








地域集団の結束と年中行事 836








雪と年中行事 839








特色のある年中行事 840


第二節





民俗芸能 842








獅子神楽 842








名称








舞い方








採物踊り 847








富倉のヒャット








名立の剣の舞い








小菅の柱松子 849


第三節





石神・石仏・講 852








路傍の石神・石仏 852








辻に立つ道祖神








猿田彦神








宣澄講祠








屋敷神








山の神








弁財天








庚申塔








馬頭観世音








二十三夜塔




10



地蔵菩薩




11



万仏山の石像観音




12



その他の石神・石仏








856








庚申講








伊勢講








戸隠講








報恩講








太子講








その他


第四節





民俗知識 862








予兆 862








オンベカツギ








自然現象の天気予報








動植物に関する天気予報








農業生産に関する予兆








運命的な予兆








夢の告げ








その他の予兆








卜占 866








下駄占い








ベロベロの神








こっくりさん








小豆占い








箸焼き占い








御弊結び








おみくじ








占い師








禁忌(タブー) 869








動植物の禁忌








日常生活の禁忌








その他の禁忌








まじない(呪い) 871








ほうそう神送り








厄病除け








祈願とお礼参り








雪除けのまじない








民間療法 871








風邪・肺炎の療法








歯痛の療法








下痢・腹痛の療法








耳の悪いときの療法








ものもらいの療法








鼻血の療法








やけど(火傷)の療法








まむしにかまれた時








うるしにかぶれた時の療法








その他の療法

第四章






言語芸術 874


第一節





民謡・童謡 874








盆踊り唄 874








薩摩踊り








盆じゃもの








からす踊り








農作業の唄 877








田植え唄








草刈り唄








米つき唄








童謡 878








子守歌








遊戯歌








祭りの歌


第二節





娯楽・童戯 882








娯楽 882








地元でおこなわれた娯楽








回ってきた遊芸








童戯 883








口遊び








軒遊び








外遊び








辻遊び








雪の上の遊び


第三節





昔話・伝説 890








昔話 890








現地採集から








『下水内郡誌』から








『むかしあったっちゃ』から








その他の昔話








伝説 900








現地採集から








『長野県史』民俗編から








『北信濃の歴史』から








その他の伝説


第四節





方言 907








概観 907








飯山の方言の位置








方言的特徴








あいさつのことば 908








日常のあいさつ








正月と盆のあいさつ








婚礼・葬式のあいさつ








見舞いのあいさつ








語彙 913








衣の部








食の部








住の部








生産の部








社会生活の部








人の一生の部








信仰・習俗の部








天地・季候・時の部








動植物の部








身体の部








児童の部








形容詞の部








動詞の部








副詞その他の部
第九編







文化財 923








絵画 925








板絵観音菩薩三十三応化身図








小菅神社奉納絵馬「黒神馬・白神馬」








小菅神社奉納額絵「花鳥之図」








紙本著色十六善神画像








絹本著色両界曼荼羅図








真宗寺紙本方便法身尊形








足立家紙本方便法身尊形








板原家紙本方便法身尊形








弘法大師行状絵詞




10



紙本墨画白隠筆「初夢」画讃




11



市川寛齋讃雲室筆墨画「水墨山水之図」




12



雲窓筆紙本墨画淡彩「海浜松樹鶴姿之図」








彫刻 943








木造聖徳太子立像








木造馬頭観世音菩薩坐像








木造十一面観音立像








銅造観音菩薩立像








銅造阿弥陀如来立像








銅造阿弥陀如来立像








銅造観音・勢至菩薩立像








仏頭








静観庵塼仏「十一面観音立像」




10



木造薬師如来坐像




11



木造薬師如来立像




12



木造阿弥陀如来立像




13



木造聖観音立像




14



木造天部立像




15



木造地蔵菩薩立像




16



桐・竹鳳凰文透彫奥社脇立




17



五束大宮の鬼神面




18



飯笠山神社の鬼神面




19



五束大宮の狛犬




20



大倉崎神社の狛犬








書跡・典籍 962








道鏡恵端遺偈








至道無難筆「平常道」








白隠筆「古剱銘」








道樹宗覚遺偈








東嶺圓慈讃「無難禅師肖像」








中野不白筆「恵端老漢在世自偈」








恵端蔵書『臨済録 夾山鈔』








金工 970








小菅神社鰐口








五束大宮の鰐口








刀剣 972








太刀








石造文化財 973








大深五輪塔








宝篋印塔
977
章節目次