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大町市史 第三巻 近世
出版:1986年/出版元:大町市/編集者:大町市史編纂委員会
章節目次
第一編







政治

第一章






概説 3

第二章






領主と藩政 10


第一節





石川氏 10








領知と領主 10








領内支配 12


第二節





小笠原氏 16








領知と領主 16








領内支配 20


第三節





戸田(松平)氏 25








領知と領主 25








領内支配 27


第四節





松平(越前)氏 28








領知と領主 28








領内支配 29


第五節





堀田氏 30








領知と領主 30








領内支配 31


第六節





水野氏 34








領知と領主 34








領内支配 38


第七節





幕府代官時代 52


第八節





戸田氏 53








領知と領主 53








領内支配 64

第三章






村落の発達 71

第四章






税制 77


第一節





検地 77








慶安以前の検地 78








慶安検地 85


第二節





貢租・課役 128








年貢の賦課と徴収 130








課役 150








運上・冥加 151








種借・麻手・綿手・塩手籾 152
第二編







農林業

第一章






農業 157


第一節





用水堰と新田開発 157








大町組を中心とした新田開発の概観 157








大町組村々(大町・平・社地区)の新田開発 165








大蔵宮堰と高根新田村の開発 165








居谷里堰の改修 171








加蔵新田村の成立 173








社新堰と社地区南部段丘下の開発 175








野口堰と野口村の新田開発 179








光明寺・糸芝の新田開発 181








大町新堰と大原の新田開発 184








塩尻代官の五ヶ村原開発計画と挫折 184








大町新堰の開鑿 186








進む開発 190








大原新田の検地 194








松川組村々(常盤地区)の新田開発 196








常盤地区村々の村高の推移 196








上一本木村の新田開発 199








下一本木村の新田開発 201








清水村の新田開発 204








西山村の新田開発 208








須沼村の新田開発 211


第二節





用水慣行と水利権をめぐる争い 213








大町市域の近世用水路の概観 213








大沢寺山水論と鹿島川水系の用水 216








大沢寺領駒沢村の成立 216








大沢寺と借馬村の争論 219








大沢寺山水論始まる 222








松本藩の裁許 229








大沢寺、幕府へ出訴 230








幕府評定所の裁許 232








その後の影響 236








農具川水系 238








農具川、横堰の維持・管理 238








農具川水系の水論 243








農具川水系の分水規定 247








居谷里堰 249








居谷里堰の水論と用水慣行 249








大町新堰 253








大原新開争論 253


第三節





土地所有と農民 257








近世前期の農民 257








近世中期以後の持高階層分化 266








階層分化に対する幕藩の土地政策 273








出作・入作の増加 278


第四節





農業経営 281








地主の農業経営 281








小作と小作慣行 292








農業経営と奉公人 297


第五節





農業技術 309








農具 309








肥料 311








下肥・厩肥・灰 311








刈敷 313








金肥の使用 314








稲作 317








冬期間の準備 317








施肥と耕耘 318








種蒔と田植 319








水の管理と収穫 321








畑作 322








諸作物の種類 322








小麦 322








大麦 323








その他の穀類・豆類 323








野菜類 324








作間稼と農閑休日 325

第二章






林野 329


第一節





概説 329


第二節





入会山の出入 331








松川組上五ヶ村と松川村との乳川刈敷山出入 331








その一―文化九年 331








その二―文化一二年 333


第三節





借馬村と枝郷鹿島の刈敷場及び春木の流し方公事(寛延三年~宝暦二年) 335








公事の発端と概要 335








公事の結末 339


第四節





海の口村と大町村、新行新田村の山境争い(明和八年七月~安永四年一二月) 341


第五節





加賀・信濃両藩の国境出入り 342








黒部奥山廻り役と信越国境 342








古文書にみる領界のいざこざ 345








黒部川が「信越の境」と主張 348








盗伐という名の強権 351








公式領域の決定は天保九年 353
第三編







交通・運輸

第一章






概説 357

第二章






主街道と口留番所 364


第一節





糸魚川街道 364


第二節





善光寺街道 368


第三節





口留番所 372








口留番所の配置 372








運上銀の徴収(千国番所) 377








番所の通行改め 380


第四節





糸魚川街道の橋梁 382








街道筋の川と橋梁 382








宮本、大網両大橋の藩橋と復旧 385








大網橋の流失と架橋の難儀 385








宮本橋みのた事件 388

第三章






街道と伝馬 393


第一節





宿と伝馬 393


第二節





和宮下向の大助郷 397

第四章






伝馬役と問屋、荷宿の成立 402


第一節





伝馬屋敷と伝馬役 402


第二節





大町荷宿の成立 405

第五章






御触書等にみる交通法度 407


第一節





江戸前期 407


第二節





江戸後期 409

第六章






中馬と中馬争論 412


第一節





争論の原因と概観 412


第二節





明和の中馬裁許と村数・馬数 415


第三節





享保期の中馬出入り 417








大町村の言い分通る 418








大町村は「継ぎ荷」と主張 420








軍配、再び大町村に 422


第四節





明和期の「附出し銭」出入 423


第五節





天保期の中馬出入 427

第七章






松本藩の毛付駒改め制 430

第八章






馬の管理と生類憐令 434

第九章






紀行文に残る街道 438








瀬下敬中の『千曲之真砂』 438








管江真澄の『来目路乃橋』 440








田川鳳朗の『続となみやま』 441








豊田伊右衛門利忠の『善光寺道名所図会』 442








十返舎一九の『続膝栗毛』など 445








「続膝栗毛」 445








信濃奇勝録 446
第四編







災害・騒動

第一章






概説 451

第二章






水害と川除普請 456


第一節





概説 456


第二節





水害 458








永引 458








高瀬川の氾濫 461








鹿島川の洪水 463








乳川の大洪水と川除争論 465


第三節





川除普請 469








普請の手続と工法 469








普請の夫役 474








寄夫普請 477

第三章






火災 481








宝暦九年の大火 482








明和五年、五日町の大火 482








天明五年、大町の大火 483








天明七年、五日町の大火 484








大火の教訓と裏川 484

第四章






地震 499


第一節





善光寺地震 499


第二節





安政の地震 508

第五章






飢饉 513


第一節





寛永一九年の飢饉 513


第二節





江戸時代の飢饉と倹約令 522


第三節





文政八年の凶作と赤蓑騒動 534
第五編







戸口・生活

第一章






概説 553

第二章






宗門人別改め 555


第一節





宗門改帳の形式 555








慶安家帳と宗門改め 555








寛文期の宗門改帳 563








元禄期の宗門改帳 571








享保期の宗門改帳 574








戸田氏統治下の宗門改帳 578








明治三年の戸籍帳 581


第二節





宗門人別改め 583








転籍に伴う手続 583








宗門改めの実施 586

第三章






戸口の推移 593


第一節





人口 593








寛永一五年の人付・家付帳 593








慶安二年・三年の家帳 595








人口の推移 614








人口構成 619


第二節





戸の構成とその分化 620








戸の構成 620








分家 623


第三節





婚姻圏の拡大 625

第四章






人々の生活 628


第一節





生活に対する規制 628


第二節





衣服 632


第三節





食物 635








日常の食事 635








祝事の食事 640








接待の料理 643


第四節





住居 646








家屋の規模と構造 646








現存する近世民家とその建築 654








本棟造 654








萱葺寄棟造 655








板葺切妻造 660


第五節





その他 665
第六編







信仰と文化

第一章






概説 671

第二章






信仰 680








大町市内の神社 680








仁科神明宮 680








若一王子神社 688








竈神社と高根神社 696








町や村のさまざまな神 700








大町市内の寺院 711








真言宗金峯山神宮寺 711








真言宗源花山盛蓮寺 713








浄土真宗徳山浄珍寺 714








天台宗浄福寺(山号不明) 715








曹洞宗大洞山霊松寺 716








曹洞宗青龍山天正院 719








天台宗帰命山弾誓寺 721








曹洞宗大念寺 725








浄土宗新念山西岸寺 725




10



曹洞宗南原山長性院(旧六角堂) 726




11



曹洞宗牛立山薬師寺 727




12



曹洞宗神龍山大沢寺 728




13



曹洞宗玄光山海岳院 731




14



曹洞宗初日山東陽院 732




15



曹洞宗慈眼山清水寺 733




16



曹洞宗法久山松庵寺 734




17



曹洞宗仏崎山観音寺 735








さまざまな信仰 737








修験者の活動 737








念仏講―徳本上人の留錫 746








立山信仰 754








仁科三三番札所めぐり 758








伊勢信仰と御師 760








遍照光院使僧のお札くばり 768

第三章






教育・学芸 771








教育―寺子屋の教育 771








学芸 780








俳句のグループ 780








郷土史の編述 785








諸学 788

第四章






美術工芸 791








絵画 791








彫刻 792








木食山居とその彫刻 793








高遠石工の旅稼ぎ 798








建築 809








金原周防一門の建築 809








曽根原氏一門の建築と彫刻 816








天正寺山門 819








観音寺本堂 820








西山村郷倉 821








立川流の建築彫刻 823








陶芸 827
年表







年表 831
あとがき







あとがき 847
章節目次