[目次をPDFで見る(6,748.KB)]   [書籍の外観を見る(68.KB)]
駒ヶ根市誌 現代編 上巻
出版:1979年/出版元:駒ヶ根市誌刊行会/編集者:駒ヶ根市誌編さん委員会
章節目次
第一章







戸籍と戸数・人口 3

第一節






戸籍 3








戸籍の編製 3








戸数番附留








宗門人別改帳と壬申戸籍








職業と附籍








姓と名前








戸籍三総計から








この後の戸籍法の変遷








人口動態調査








住民登録制度とその沿革

第二節






戸数・人口 10








戸数と人口の推移=駒ヶ根市以前 10



(一)




概観 10



(二)




赤穂村における人口動態 12








人口の増加基調 12








部落別の寄留状況 15








寄留者の出入先別調



(三)




部落別戸数・人口の推移 16








赤穂村 16








中沢村 18








上割の場合








原の場合








伊那村 22








市制施行後の戸数・人口 22



(一)




戸口の推移 22








概観 22








人口動態 25








部落別戸数と人口の推移 25



(二)




人口構成 28








年齢構成 28








産業別就業人口 29








駒ヶ根市の昼間人口



(三)




住宅政策とその変容 32
第二章







政治I 37

第一節






明治維新まで 37








水戸浪士の通行 37








物価騰貴と世直し一揆の発生 39








お札降り 40








官軍先鋒隊などの通行 41








中沢郷の簔背負騒動 43



(一)




入野谷騒動 44



(二)




簔背負騒動への発展 44








農民の要求 45








一揆の意味するもの

第二節






町村制施行以前の行政と財政 47








村の成立(明8)まで 47



(一)




変転する地方行政機構 47








古い村 47








県治組織の変遷 47








尾州藩御取締所の設置






(1)

伊那県の設置 49






(2)

高遠県の設置 50






(3)

筑摩県以後 50








村の成立 51






(1)

戸籍区の設置 51








伊那県の戸籍区 51








高遠藩(県)の戸籍区 51






(2)

大区小区制への移行 52








区長事務章程と大区小区制の性格






(3)

町村合併のはじめ 54






(4)

本格的町村合併の強行 56








赤穂村の成立 56








中沢村の成立 56








東伊那村の成立 57






(5)

村の成立と村境 59








三新法の施行と地方自治のはじめ 60



(一)




町村行政組織の整備 60








戸長役場の設置 60








村会の開設 61






(1)

赤穂村の村会 61








下平村の村会






(2)

中沢村の村会 64








村会議員になった人々






(3)

女性選挙権のこと 66








下平村の分村 67








聯合戸長役場の設置 68








地租改正 69



(一)




概観 69








税制改正としての側面








土地制度改革の側面



(二)




地租改正経過の概要 71








地券交付のための調査 71








一筆調査 地押丈量への移行 72








地租改正法の施行 73








段金の法 74








地価修正運動 75








地券の交付 79








村の財政 80



(一)




村入用と民費の具体例 80








村入用 81








民費 81








民費の徴収方法と賦課客体 83






(1)

徴収方法 83






(2)

民費の賦課客体 84






(3)

民費の個人負担額 85



(二)




三新法時代(明12~明21)の村財政 86








予算制度の出現 86






(1)

構造と財源 86






(2)

赤穂村の予算 89








戸長役場費








会議費








土木費








衛生費








下水溝整備事業








教育費の村予算への編入








警備費








その他






(3)

赤穂村財政の財源 98








地価割と戸別割








授業料のもつ意味






(4)

中沢村の予算 99








付 戸長等の就任者一覧 100

第三節






町村制施行以後の行財政 103








行政機構の整備 103



(一)




町村制施行による町村再合併 103



(二)




村会の構成 103








赤穂村の村会議員選挙 104








特免条項適用申請








中沢・東伊那村の選挙結果 106








村長選挙 107



(三)




区制と耕地 107








赤穂村の区制








中沢村の区制








区長の任期と報酬








区制の意義








付 中沢村の協議所と区会 111



(四)




役場の建築 112








赤穂村の役場 112








中沢村の役場 113








東伊那村の役場 113








町村制下の村(町)長 114



(一)




村長の報酬 116



(二)




制裁予定議決 118








明治期の主な村政事件 118



(一)




村界問題 118








赤穂村と東伊那村の村界裁判 118






(1)

村界裁判の端緒 民事訴訟 118






(2)

行政裁判(訴願)の証拠書類 120






(3)

行政裁判の経過 121








赤穂村と宮田村の村界 122








赤穂村と中沢村の村界問題 123



(二)




村名変更 東伊那村から伊那村へ 124



(三)




隔離病舎打こわし事件(赤穂村) 125



(四)




財政の混乱と有給村長の招へい(赤穂村) 127



(五)




予算削減をめぐる対県抗争 129



(六)




伊那村の村内事情と村政 131








明治四十二年の村政混乱 131








発電ダム補償金をめぐる問題 132








林道開設資金の使途をめぐる粉糾 133








村有林特売権をめぐる問題 134








町村組合の歴史 135



(一)




赤穂村中沢村組合 135








組合財政








伊那村との関係



(二)




宮田村外二か村組合 137








道路法の施行と組合運営



(三)




上伊那郡南部伝染病院町村組合から伊南行政組合への発展まで 139








上伊那地域広域行政事務組合の発足



(四)




伊南郷開拓団建設組合 141








町村制と村財政 143



(一)




制度的側面 143








基本財産造成の一例



(二)




財政支出の推移 明治期のみ 147








主な事業



(三)




三村財政の個別的特徴 149








赤穂村の財政 152








伊那村の財政 152








中沢村の財政 152

第四節






大正期村政 155








物価騰貴と村財政 155



(一)




村吏員の給与改善 155








待遇改善の効果



(二)




教員給与費と村財政 159








教員給与費の国庫負担への移行 160








赤穂村の町型財政需要 162



(一)




小学校の増築事業 162



(二)




公民・女子両実業学校の経営 163








教育第一主義








経営主体の問題化



(三)




官公署の誘致 165



(四)




役場の建築 166








工事の概要








伊藤文四郎 168



(五)




都市問題のはしり 168








中沢村営電気 168



(一)




起業 168



(二)




発電所の規模と構造 170



(三)




工事費とその財源 170



(四)




経営状況の推移 171








経営推移概況 171








村民経済への影響 172








利用状況の推移 174








村営電気の終えん 175








伊那村の主要事業 175








役場建築








伊那村の造林事業








郡制・郡役所の廃止 178

第五節






昭和恐慌から戦争へ 180








昭和恐慌と村政 180



(一)




苦悩する農民の生活 180








農産物価格の大暴落 180








激減する農家所得 181








村税滞納額の激増 183



(二)




応急的な緊縮財政の採用 183








不況対策予算 184








給与遅払い 187








伊那村の給与遅払い



(三)




失業対策事業の展開 189








失業対策土木事業 189








失業救済農山漁村臨時対策低利資金の利用 192






(1)

伊那村における利用 192






(2)

中沢村のおける利用 193



(四)




農村更生運動 194








農村経済更生計画 194








更生計画の現状認識








自給自足原則








農業労働力の有効利用








具体的計画の一例






(1)

更生計画の効果 198






(2)

「満州開拓」への移行 199








大徳原開拓団年譜








精神更生運動 200








昭和十五年の税制改正 202



(一)




地方財政補給金制度の創設 202



(二)




税制改正 203








町村民税 203








地方分与税の実現 204



(三)




教員給与費の国県移管 204








赤穂村の町制施行 208

第六節






戦後の町村政 209








市制施行まで








民主政治の出発のころ 211



(一)




町村長選挙 212








赤穂町の場合 212








中沢村の場合 212








伊那村の場合 213



(二)




町村議会議員の選挙 213








赤穂町の場合 213








中沢村の場合 215








伊那村の場合 216








苦渋の民主主義 昭26中沢村議選 216








裁判所の事実認定








部落推せんに対する裁判所の判断








町村合併前三町村の行政と財政 218



(一)




伊那村の行政 222



(二)




中沢村の行政 224



(三)




赤穂町の行政 226








新学制の整備 特に高校県立移管をめぐって 230








財政 232



(一)




インフレと町村財政 232



(二)




シャープ勧告と税制改革 237




付1



村(町)会議員名簿 239




付2



助役・収入役名簿 246

第七節






駒ヶ根市の成立 249








町村合併基本計画 249








合併までの経過 250



(一)




町村の反応 251








新市名の決定



(二)




宮田町の事情 254



(三)




再び合併推進・市制施行へ 256








宮田分布・その前後 258



(一)




分市紛争の発端 258



(二)




分市紛争の中の第一回駒ヶ根市長選挙 260



(三)




市議会議員選挙 260



(四)




解決への足どり 261



(五)




再び市長選挙執行 262



(六)




分市実現 263

第八節






駒ヶ根市政 264








駒ヶ根市議会 264



(一)




議員定数と選挙 264



(二)




議会の構成と運営 268








執行機関 270



(一)




市長と市長選挙 270



(二)




市政機構 273








建設期駒ヶ根市の主要施策 276



(一)




教育施設の整備 277








小・中学校教育施設の整備 277








東中学校の新築 279








再び高校整備のために 280






(1)

赤穂高校改築 280






(2)

駒ヶ根工業高校の誘致 281



(二)




水道事業の開始と拡大の経過 282








赤穂上水道 283






(1)

布設工事の経過 283






(2)

第二次拡張事業以後 284








第三次拡張








第四、五次拡張事業








竜東簡易水道 288






(1)

東伊那簡易水道 288






(2)

中沢簡易水道 289






(3)

竜東簡易水道 290








水道事業の経営状況 291






(1)

水道料金 291






(2)

経営の推移 294



(三)




都市的形態の整備 296








官公署の誘致 296






(1)

県立駒ヶ根病院の誘致 296








付 駒ヶ根病院付属高等看護学院の設置 298






(2)

精神薄弱者総合援護施設「西駒郷」の誘致 298








付 大田原橋の新設など 299








官庁街の整備 301



(四)




観光行政への着手とその展開 302








駒ヶ根観光開発株式会社の設立と運営 302






(1)

高原荘の経営 304






(2)

千畳敷ホテルの経営 305






(3)

大沼荘の経営 305






(4)

会社経営の推移 305








市営観光施設の整備 306






(1)

宿泊施設の整備 306








駒ヶ根市営ユースホステルの建設 306








国民宿舎すずらん荘の建設 307






(2)

駒ヶ根高原別荘地の造成 307








高度成長期と駒ヶ根市政 310



(一)




市庁舎と市民体育館の建設 315








市庁舎の建設 315








建設費とその財源








庁舎跡地処分








付 庁舎の設計建築施行者等 318








市民体育館の建設 318



(二)




市道舗装の本格的展開 319








防塵舗装のころ 319








道路整備会の設立








非補助土地改良事業の採用 319








地元負担金の軽減から撤廃へ 320



(三)




財団法人駒ヶ根市開発公社の設立と運営 321








公社の設立と組織 321








主要な事業 322






(1)

用地の先行取得状況 322






(2)

宅地造成と分譲 323






(3)

旧庁舎の移築、その他の事業 324



(四)




駒ヶ根市土地開発公社の設立 324



(五)




駒ヶ根市基本構想 326








市政運営の計画化 326








基本構想の内容 326






(1)

総論と昭和六十年の主要指標 326






(2)

構想四項目の内容 327








付 これからの駒ヶ根市 327








市制二〇周年記念小中学生応募作文より
第三章







政治II 337

第1節






社会福祉前史 337








戦前の福祉的施策 337



(一)




公的扶助の出発 338








福沢泰江と報徳基金制



(二)




村予算と恤救規則の施行状況 339



(三)




その他の公的扶助制度 341








棄児養育米 341








備荒儲(ちょ)畜法 342








村の備荒制度



(四)




社会不安と村の扶助施策 343








世直し一揆と安米売り 344








明治以後の安米販売 345








明治二年








明治二十三年以後








米騒動と安米販売 346








赤穂村の特別賑恤事業








治安対策としての側面








米騒動以後








昭和恐慌と赤穂村社会教化事業協会の設立 350



(五)




公的扶助の拡大 351








救護法の成立としくみ 351








救護法の施行状況 352








方面委員 354



(六)




児童福祉のはじめ 354








季節保育所 354






(1)

保育事業に対する関心 355






(2)

赤穂村の季節託児所 355






(3)

中沢村の季節保育所 355






(4)

伊那村の季節保育所 356








幼稚園(常設保育所の前身)の設立 356








赤穂幼稚園








桜ケ丘幼稚園

第二節






戦後の社会福祉 357








福祉施策の展開と充実 357



(一)




生活保護 358








適用状況とその推移 358








生活保護施設 364






(1)

救護施設「順天寮」の設置 364






(2)

授産所の設置と運営 365






(3)

公益質屋 369



(二)




児童福祉 保育所の運営を中心にして 371








家庭保育福祉員制度








駒ヶ根市保育協会



(三)




身体障害者の福祉 381



(四)




老人福祉 383








老人福祉事業の推移 383








老人憩の家の建設








特別養護老人ホーム「千寿園」



(五)




高度成長期の社会福祉 387



(六)




国民年金 389








拠出制の国民年金 389








無拠出の福祉年金 392








付 国民年金資金と駒ヶ根市政 393



(七)




駒ヶ根市社会福祉協議会 393








設立とその推移 393








主な事業 396








保育所の運営








福祉センター建設








家庭奉仕員事業








相談事業








駒ヶ根市社会福祉大会








善意銀行








共同募金 397








社会福祉関係諸団体 397








駒ヶ根市民生(児童)委員協議会








駒ヶ根市母子会(旧未亡人会)








駒ヶ根市傷痍軍人会








駒ヶ根市手をつなぐ親の会

第三節






保健・衛生 399








村の衛生行政=戦前 399



(一)




伝染病とその対策 399








種痘 399








明治十九年のコレラ流行 401






(1)

流行の実態(中沢村) 401








赤穂・下平における流行






(2)

防疫体制 403








舞台の隔離病舎






(3)

住民の反応 404








当時の医療体制とその推移 404








筑摩県の医師養成








洋方医への移行状況








伝染病と村財政 407








大正八年・中沢村








昭和四年・伊那村








トラホームの蔓延とその対策 412








伝染病院(隔離病舎)の設置 413








隔離病舎以前








中沢村の隔離病舎








赤穂村の隔離病舎








伊那村の隔離病舎








上伊那郡南部伝染病院町村組合への統合








火葬場の設置 415



(二)




衛生行政の補助組織 417








衛生委員 417








郡医制度 418








衛生組合 418






(1)

衛生組合の組織 419






(2)

衛生組合の仕事 419








清潔法の施行








検病的戸口検査








啓蒙活動








上伊那南部衛生聯合会の設立 421








保健行政の胎動 421



(一)




赤穂村公立病院調査委員の設置 421



(二)




無医村解消への努力 421








伊那村診療所の設置まで








診療所の運営



(三)




巡回産婆の設置 424








中沢村








伊那村



(四)




国民健康保険組合の発足 425








中沢村 425








組合の運営








赤穂町と伊那村 428








戦後の保健・衛生行政 428



(一)




環境衛生事業の推移 428








し尿処理 428








伊南衛生センターの設置








駒ヶ根清掃公社








ゴミ処理 432








ゴミ処理方法の変遷








伊南清掃センターの設置








不燃物処理








公害行政の発足 437








規制地域の指定








飯坂特定公共下水道の設置



(二)




保健・医療行政 439








昭和伊南総合病院の経営 439








戦後の伝染病院経営と結核対策 442






(1)

伝染病院経営 442








伝染病院の新築






(2)

結核対策の推移 444



(三)




駒ヶ根市の国民健康保険 445








合併前の運営状況 445








駒ヶ根市の国民健康保険 447








制度上の変遷








任意給付








被保険者数の推移

第四節






兵事 452








徴兵令の施行と民衆の反応 452



(一)




免役条項のかずかず 453



(二)




徴兵忌避の実態 454








兵事と村政 456



(一)




軍人援護組織の成立 456








兵役優待会の設立と運動 456








尚武会の設立 457








日露戦争と尚武会の活動








忠魂碑の建立 460








赤穂村の忠魂碑








中沢村の忠魂碑








伊那村の招魂碑



(二)




軍事援護立法とその推移 461








戦後の援護立法



(三)




遺族会の結成 462








在郷軍人会 463








十五年戦争と町村政 465



(一)




国民精神総動員運動と町村政 465








運動の経済的側面








銃後奉公会の結成



(二)




翼賛体制の成立 468








大政翼賛会 468








町村下部組織の整備=常会の成立 469








常会運営の一例








翼賛選挙 470








国民義勇隊の編成 471








戦没者名簿(含公務殉職者) 472

第五節






消防と警察 488








消防 488



(一)




制度化(明27)以前の消防 488








赤穂村の火防組織 488








中沢村の火防組 490








東伊那村の火防組織 491



(二)




近代消防の発足 492








赤穂村の消防組 493








消防器機の整備








中沢村の消防組 496








消防器機の整備








伊那村の消防組 498








消防手の処遇 499






(1)

消防手の手当等 499






(2)

公務災害補償 501



(三)




戦時下の消防組織 503








防護団の結成 503








警防団の発足 503








消防自動車の供出



(四)




学校警備消防の沿革 504








赤穂防空監視哨 506



(五)




戦後の消防組織 506








消防組織法の施行と自治体消防の成立 506








駒ヶ根市の消防組織 508






(1)

駒ヶ根市消防団の発足 508








分団統合の実施






(2)

常備消防の設置 510








消防庁舎の新築








消防力の整備状況








救急業務の着手と推移






(3)

広域消防への移行 512








伊南行政組合消防本部の発足



(六)




水防業務 513








警察 516



(一)




警察制度の推移 516








警察制度以前 516








捕亡吏








捕丁








伊那県の徒刑場








筑摩県の悔悟場








警察制度の発足 518








赤穂警察署の発足まで 519








管轄区域の異動






(1)

警察庁舎 520








庁舎の移転






(2)

赤穂警察署発足の経緯 522



(二)




戦後の警察制度 522








自治体警察「赤穂町警察署」 523








現行警察制度の確立 524



(三)




駐在所等の歴史 525



(四)




管内に発生した主な事件 528








赤穂騒擾事件 528






(1)

赤穂村の村営電気事業出願 529








長野電燈との競願








村営計画への移行








村営実現への決意






(2)

不点火同盟の成立 531








長野電燈の工事着手とその推移






(3)

事件の勃発 532








赤穂停車場位置問題








村民大会開催








大正二年八月一日








裁判の判決








地主白色テロ小作争議事件 534

第六節






災害の記録 535








火災 535



(一)




火災の記録 535



(二)




駒ヶ根市(旧三町村時代以来)の大火 535








中沢菅沼の火災(明治三十六年) 536








赤穂玉屋町の火災(昭和十二年) 538








昭和病院の火災(昭和十六年) 538








竜水社赤穂工場の火災(昭和二十一年) 539



(三)




火災原因の変遷 539








水災 540



(一)




水害の記録 540



(二)




明治時代の大きな水害 545








明治三十八年の水害(天竜川・下平) 545








明治四十四年の水害(大田切川・下平) 545



(三)




下平の水害と治水 546








官費による堤防普請 547








本格的な堤防工事 550








下平水害予防組合 551



(四)




中沢村(菅沼)の水害と治水 553








菅沼堤防 553








中沢・菅沼区の堤防費 554



(五)




昭和期の大きな水害 555








昭和十三年の水害 555






(1)

新宮川流域(中沢)の被害 556








中沢村の救援措置






(2)

赤穂村の被害 557








昭和二十五年の水害 557






(1)

中沢村の被害 557






(2)

中沢村の災害対策 558






(3)

赤穂町の被害 558






(4)

災害原因の検討 558








山林の荒廃








吉瀬ダムの影響








昭和三十四年の水害 559






(1)

七号台風災害 559








被害の状況








市の救援対策






(2)

一五号(伊勢湾)台風災害 560








昭和三十六年梅雨前線豪雨災害 560






(1)

気象の概要 560






(2)

駒ヶ根市の被害 561






(3)

各種の救援活動 563








災害救助法発動と自衛隊の救援








消防団、青年会、学生等の救援活動








医療機関等の活動






(4)

罹災者の移住 565








中沢から赤穂へ








他町村から駒ヶ根市へ






(5)

罹災者の更生 568








昭和三十九年の水害(二〇号台風) 569






(1)

被害の状況 569






(2)

自衛隊等の非常給水 570






(3)

災害復旧の陳情 570



(六)




戦後の治水 571








天竜川上流工事事務所 571








沿革概要








事業の概要 571






(1)

天竜川上流の治水 572






(2)

天竜川諸支川の砂防事業 572






(3)

天竜川の洪水予報 572








その他の災害 573



(一)




地震 573



(二)




交通事故災害 574
第四章







農林業 577

第一節






農業 577








農家と耕地 578



(一)




農家と耕地 578








明治初年の状況 578








明治三十三年・昭和四年の状況 579








昭和四十五年の状況 580



(二)




土地所有と小作慣行 581








稲作 584



(一)




品種 584








明治ごろの品種 584








大正ごろの品種 587








昭和の品種 588



(二)




苗代 590








水苗代 590








短冊形苗代 590








塩水選 592








共同苗代 593








保温折衷苗代 594








畑苗代 595








機械植育苗 596



(三)




挿秧(そうおう) 596








田植方法 596








おいらち








縄植








定規植








条付植








機械植








水稲投植栽培








挿秧密度 598



(四)




耕起 599



(五)




中耕・除草 601



(六)




肥料 603








自給肥料 603








金肥の普及 603








緑肥の栽培 604








大正・昭和の肥料 605



(七)




病虫害防除 607








害虫駆除 607








病害と対策 609



(八)




収穫 612








麦・雑穀 614



(一)




麦作 614








明治ごろの麦作 614






(1)

田麦の普及 614






(2)

栽培方法 615








大正ごろの麦作 616








昭和の麦作 617



(二)




雑穀 620








栽培の変遷 620








大豆

















玉蜀黍(とうもろこし)








戦後の動向 623








園芸 624



(一)




果樹 624








果樹園以前 624


























初期の果樹園 625








初期の果樹栽培者








果樹園業の発展 627








戦後の果樹振興 629








中沢の果樹








最近における果樹栽培 632



(二)




そ菜 632








戦前のそ菜栽培 632








甘藷








玉ねぎ








戦後のそ菜栽培 636








加工トマト








青果トマト








そ菜栽培の現状 637



(三)




特用作物 638








藍葉(あいば) 639








煙草 639








641








菜種 641








こんにゃく 642








各種工芸作物(戦後) 643








七島藺








ほっぷ








みぶよもぎ








亜麻








山ごぼう








菌茸 644








椎茸








えのき茸








花卉(かき) 645








水利・開拓 646



(一)




灌漑 646








概観 646








主な用水路 646






(1)

駒ヶ根用水(中田切井 中田切川) 646








中田切井の開さく 646








駒ヶ根用水・養命酒用水の経緯 650






(2)

日影井用水(上穂沢川) 650






(3)

畑田井(上穂沢川) 650






(4)

横井(湯原城垣外)用水(上穂沢川) 651






(5)

中河原井用水(鼠川) 651






(6)

下井用水(新宮川) 652






(7)

樋泉用水(新宮川) 652






(8)

上井用水(新宮川) 652






(9)

落合新井(新宮川) 653






(10)

下平井(大田切川) 653






(11)

開田井(大田切川) 654






(12)

下の井(大田切川) 654






(13)

上の井(大田切川) 654






(14)

駒ヶ根土地改良区(大田切川・天竜川) 655






(15)

東伊那ひ管(天竜川) 656








ため池 656








大沼池








駒ヶ池








切石夫婦池








北原遊水池








南大池








馬見塚








十二天池








天王溜池








鎌取の池








大洞の池








上堤








下堤








栗林堤








葦の池



(二)




戦後の開拓 659








大徳原開拓農業協同組合 659








自然条件








事業の沿革








営農状況








キグタシ開拓農業協同組合 661








自然条件








事業の沿革








農地改革と農業構造改善事業 662



(一)




農地改革 662








農業委員会



(二)




農業構造改善事業 665








第一次農業構造改善事業 666








第二次農業構造改善事業 667








土地改良事業 667






(1)

土地改良前史 667








戦前の耕地整理






(2)

戦後の土地改良 669








駒ヶ根土地改良区








竜東土地改良区








大田切土地改良区








付 北海道開拓と海外移住 673








北海道開拓








海外移住

第二節






畜産 675








675








養兎 678








めん羊・山羊 679



(一)




めん羊 679



(二)




山羊 680








酪農 681



(一)




牛乳販売店(乳屋) 681








板倉牛乳店








樽沢喜籐治








上沢牛乳店








笹古牛乳店








竹沢亀市








清水牛乳店








小笠原正男



(二)




酪農の進展 682



(三)




市の施策 685



(四)




酪農の現状 686








和牛 687








牧場 688








養鶏 689



(一)




戦前の養鶏 689



(二)




戦後の養鶏 692








養豚 694



(一)




戦前の養豚 694



(二)




戦後の養豚 695

第三節






養蚕 697








明治前期の養蚕 697



(一)




明治初期の養蚕業 697








産繭量 697








桑樹の栽植 698








桑の肥料








桑の種類








夏秋蚕と蚕種の貯蔵 700








飼育法 701








蚕種について








蚕玉祝








明治後期の養蚕 706



(一)




桑園の拡大 707








桑樹調査








桑園肥料



(二)




全芽育と条桑育=飼育法の変遷 710



(三)




繭の取引 711



(四)




養蚕の隆盛とその周辺 721








啓豪・教育活動 712








中沢村の養蚕伝習所 713








蚕室改造の盛行化








産業組合への道 714








大正時代の養蚕 715



(一)




養蚕農家の組織化 715








組合製糸の設立 715








養蚕組合の設立 715



(二)




飼育法の改善 717



(三)




蚕品種の統一 718








昭和恐慌下の養蚕 720



(一)




養蚕と農業更新経済計画 720



(二)




改善計画の概要 721



(三)




改善計画の経過 721








荒廃桑園等整理改植状況



(四)




恐慌期以後の養蚕業の推移 723








戦時下における養蚕 724



(一)




戦時体制へ 724



(二)




農家調査 724



(三)




増産割当 725



(四)




蚕糸業の衰退 726








戦後の養蚕業 727



(一)




蚕糸業の復興 727



(二)




現代の養蚕業 728








農業協同組合発足 728








稚蚕共同飼育の本格化 729








土室育








天竜育








現代の養蚕業 732






(1)

養蚕農家の減少 732






(2)

省力化と規模拡大 734








桑園の能率化








飼育法の省力化








上簇の省力化








規模拡大








繭価








こがいのわざ

第四節






農業諸団体 739








赤穂農談会 739



(一)




設立と組織・会員 739



(二)




事業 740








赤穂農談会報告








上伊那実業大会








農会とその後の農業団体 743



(一)




赤穂村農会 743








設立








農事小組合








事業



(二)




中沢村農会 750








設立








沿革








事業








耕地調査



(三)




伊那村農会 755



(四)




産業組合 756








農業会への統合



(五)




農業協同組合 759








赤穂農業協同組合 760








沿革及び事業








中沢農業協同組合 761








沿革及び事業








伊那村農業協同組合 762








沿革及び事業








伊南農業協同組合 764








事業概況

第五節






山林原野の沿革 765








民有林の成立 766



(一)




入会山の官民有区分 766








筑摩県の官民有区分 767








長野県の官民有再区分 770



(二)




共有地の成立と山林原野をめぐる紛争 773








字作佐衛門分の所有権をめぐる紛争 774








籠ヶ沢・尻無山・今梛山における紛争 777








上穂町との関係








帰命山事件 779








中山原における先刈権紛争 781








中沢村、大洞共有地における炭焼権紛争 783








入会共有山の規約と運営 785



(一)




共有山規約 785








中沢の五か部落共有山








吉瀬の共有山林








東伊那村の東山共有山








官有林の形成と推移 790



(一)




官有林と入会慣行―大田切山の例 793



(二)




五本松の民有引戻し願 795



(三)




官有林地処分の推移 796








士族授産のための官有地払下げ 796








大田切川北・同中の嶋の例








官有地の拝借、開墾 798








大田切川北・中ノ嶋の開墾








部分木(分収林)植付願








女体原の拝借開墾と払下げ








御料林の創設と処分 800








御料林の払下げ








社寺有地の払下げ 801








光前寺御料林の払下げ








森林法の制定と山林行政 802



(一)




公有山林原野営林方法の設定 803








赤穂村の場合 804








学林の設置








中沢村の場合 807








学林の設置








伊那村の場合 809








学林の設置



(二)




長野県有模範林の設置 811








明治神宮献木



(三)




部落共有林野経営の変化=保守と解体 813








村条例による共有林野経営の例 813






(1)

吉瀬区有山林ニ関スル条例 813






(2)

南三か耕地の山林原野取締条例 816








部落共有林野の分割処分 817






(1)

赤穂字中山の分割処分 818






(2)

赤穂字南西山と南原の一部譲渡 818






(3)

北の原(上穂町・北割共有)の分割 818






(4)

赤須町の入会原野整理 819







部落間の共有関係の整理






(5)

伊那耕地の共有林野処分 820








大曾倉からの山林買収








原区への山林売却








部落有林野の統一 821



(一)




長野県内訓第三号 821








内訓と耕地の反応



(二)




伊那村の場合 823








明治四十四年の統一協定 823








縁故部落の特売権益をめぐる問題 825



(三)




赤穂村の場合 826








事業への着手 826








大正六年の成案 829








山林評価額の設定








平地林の存置と過不足調整措置








特権の設定








成案の村会提出








笹古重太郎の反対意見






(1)

統一結果 831






(2)

統一事業決議後の諸問題 833








帰命山の分割処分 833








黒川平共有地








村有林野貸付の実行経過 834








村有林管理区分の設定








利用権分割の一例








特売処分と入会権争訟 837








付 上穂本郷山野組合のこと



(四)




中沢村の場合 839








五か部落との協定 841








他の部落有財産の統一処分 843








大洞地籍の部落有林








永見山・菅沼両区の場合








吉瀬の場合








現金に代えて提供した部落








特権の処理 846








施業案の策定と造林事業への取組み 847



(一)




伊那村の造林事業 848








施業要領 848








造林事業の推移 850








上伊那郡模範林に指定 852



(二)




赤穂村(町)における造林 852








統一事業完了後の造林 852








施業案策定後の造林








官行造林の採用 853








県行造林の採用 854



(三)




中沢村の造林事業 854








施業案による造林 854








第二期施業案








官行造林の採用 856








県行造林の採用 857








県行造林反対の動き








駒ヶ根市有林と林務行政 858



(一)




市制施行と財産区 858








財産区の設置 858








財産区の統合 858








中沢財産区 859








東伊那財産区 860







財産区紛争



(二)




駒ヶ根市有林の成立 862








造林事業 862








官行造林と公団分収造林



(三)




第一次林業構造改善事業 863








入会林野近代化事業








生産基盤の整備事業








資本装備の高度化事業








その他事業



(四)




駒ヶ根森林組合 865








駒ヶ根森林組合の成立








駒ヶ根市山林所有形態別一覧








駒ヶ根営林署等 867








中川治山事業所
第五章







商業と工業 871

第一節






商業 871








明治初期の町と商業 871



(一)




上穂・赤須両駅の町








信濃国伊那郡赤穂駅








上穂町と赤須町



(二)




赤穂村の諸商業 875








営業の自由化 875








諸商業 876








職工








同業組合と営業世話役の設置 880








町の行事と市 880








町のにぎわい








歳の市








赤穂博覧会








特産物 883








赤穂村








中沢村








東伊那村








明治中期における物資の流通と商業の発達 886



(一)




物資の流通 886








赤穂における物資の流通 886








移出状況








移入状況








交通機関








中沢における物資の流通 887








東伊那における物資の流通 887








移出状況








移入状況



(二)




竜東及び竜西における旅客の動き 889








赤穂における旅客の動き 889








東伊那における旅商人の動き 889








行商人 890



(三)




赤穂商工会の創立 891








赤穂町商業組合の結成(明31・2) 891








赤穂商工会の創立 892








赤穂商工会の主な事業 893








赤穂町商工会と改称 893



(四)




赤穂町部の発展 894








赤穂村中心部の形成 894








赤穂村役場








赤穂郵便電信局








赤穂警察分署








開場祝








街路の整備 894








三州街道改修








鹿塩街道改修








戸数増加 895








赤穂町通り等級別の設定 895



(五)




赤穂村の営業者 896








地方税営業者 896








在方の営業 899








国税営業税納税者 900



(六)




商法施行による諸会社の設立 900








鉄道交通への移行にともなう物資の流通と赤穂町の発展 901



(一)




竜東・竜西における物資の流通 901








中央線辰野町駅の取扱物資








赤穂における物資の流通 903








中沢における物資の流通 904



(二)




主産物 905








赤穂村 905








中沢村 907








伊那村 907



(三)




赤穂町の街路整備 907








三和森通路と広小路の開設 909








三和森通路








広小路








鹿塩街道第二線路(現辰見町通り)の開設 909








赤須町の街路整備 910








赤穂町の近代化 910








赤穂信用組合設立








赤穂郵便局の電話交換事務開始








電灯の布設








赤穂町の街区の整備








大正年代における営業と赤穂町の発展 912



(一)




営業の種類 912








付 多額納税議員選挙有資格者 914



(二)




町の発展と公的施設の整備 915








伊那区裁判所赤穂出張所(登記所)の誘致 915








北の原村有墓地の設置 915








町耕地共有墓地








村有墓地



(三)




赤穂商工会の再興と事業 916








菅の台避暑地の計画樹立








登山施設の整備等








大久保道の改修








恵比須講の起り








昭和恐慌期の商工業振興策 919



(一)




昭和病院の設立 920








企画当時 920








設立 920








再建 921








施設整備状況



(二)




赤穂村都市計画適用区域指定 922








玉屋町大火後の都市計画事業



(三)




昭和恐慌と在京郷土出身者等の動き 923








上伊那郷友会の設立








京浜在住赤穂人会








中沢のメリヤス会



(四)




竜水社合同工場の誘致 924








町制施行当時の赤穂町の実態 925



(一)




赤穂村事蹟 925



(二)




赤穂商工会の町制施行陳情 926



(三)




町制施行と祝賀行事 927



(四)




赤穂都市計画街路の決定 927








都市計画街路








戦時下における産業統制 930








戦後の復興 930



(一)




赤穂町制施行一〇周年記念祝賀 930



(二)




赤穂商工会の再建 931








信濃赤穂商工会議所



(三)




工場その他事業場の誘致と設置 932



(四)




観光事業の発足 932








戦前の駒ヶ岳登山 932








空木小屋設置








観光事業の本格的展開 932








市制後の商業と商業環境の整備 933



(一)




観光産業の発展 933








菅の台の開発 933








大曾倉の開発 934



(二)




駒ヶ根市観光協会 935



(三)




駒ヶ根都市計画の推移 935








区域の変更 935








都市計画街路と用途地域の設定等 936






(1)

都市計画街路 936






(2)

用途地域の設定 937








地域・地区の指定








広小路都市再開発事業 940








防災建築街区造成組合








施工



(四)




駒ヶ根商工会議所の活動 941








駒ヶ根商工会館の建設 941








主な事業 941








観光祭挙行








商工文化祭








中小企業相談所








会員及び支部








その他








統計上から見た商業の推移 943



(一)




事業所統計調査 943



(二)




商業統計調査 944








商店の規模と販売額 944








産業別商店数と従業員数 945








業種別商店数 947



(三)




駒ヶ根市の商圏 947

第二節






消費生活の変遷 948








消費生活のうつり変わり 948



(一)




明治時代 948








自給自足型のくらし 948








倹約・節約のくらし 952








明治の物価 954



(二)




大正・昭和前期 954








好況から不況へ 954








電化生活のはじめ








昭和の家計簿 956



(三)




統制経済の時代 960








配給制度 960








金属類の供出 961








戦後の食糧事情 963








戦後インフレとやみ物資 964



(四)




高度経済成長期以後 965








消費支出の増大 965








耐久消費財の普及 968








住宅の新・改築ブーム 969








物価の上昇 972








消費者運動と消費者行政 981



(一)




駒ヶ根市の消費者行政 981



(二)




駒ヶ根市消費者の会 982



(三)




上伊那地区勤労者生活協同組合(上伊那生協) 984

第三節






工業 985








明治前期の工業生産 985



(一)




生糸生産 987








明治以前の上穂商人の活躍 987








横浜開港以前








横浜開港後








平八横浜へ出る








町村誌報告








中沢の生糸製造商








田中平八(一八三四―一八八四)のこと 989








赤穂原商店製糸暦代各年度調表 990








横浜開港前








横浜開港後








リャン取始まる








器械製糸への移行








太陽社に合併








器械製糸がおこる 992






(1)

小野組宮田器械所 993






(2)

赤穂村太陽舎 993






(3)

中沢村天龍社 995






(4)

東伊那村清水社 995








製糸業者の結社とデフレ対策 997






(1)

結社の状況 997








中沢村天龍社








東伊那村清水社






(2)

結社促進 998






(3)

赤穂村太陽社の結成 999






(4)

赤穂村中伊那組の結成 1000








結社後の推移 1000








主産地の移動伊那から諏訪へ








この地方の製糸家たち



(二)




酒造業 1002








江戸時代の酒造業 1002








酒株制








酒株の移動








明治前期の酒造業 1003






(1)

明治二年の凶作と酒造 1003






(2)

酒株制の廃止=明治四年 1004






(3)

自家用酒制 1004



(三)




中沢の石灰 1004








中沢石灰のおこり 1004








女沢石灰








南海山石灰








明治以後における石灰生産 1006








大曾倉石灰








落合石灰








中山石灰








中沢村誌原稿余録








明治後期の工業生産 1008



(一)




生糸生産 1008








伊那村の組合製糸 1008








伊那村合資会社








伊那村信用販売組合








中沢村天龍社 1009








赤穂村の営業製糸 1010








繭市場設置



(二)




酒造業の推移 1014








杜氏



(三)




東伊那の瓦焼 1016



(四)




農家の家庭工作物 1016








大正期から昭和前期にかけての工業生産 1017



(一)




伊那谷の組合製糸 1017








伊那生糸販売組合連合会 龍水社 1017






(1)

設立まで 1018






(2)

設立後 1018






(3)

直営工場の設置 1019






(4)

経営の推移 1019








赤穂信用販売組合 共信社 1019






(1)

設立まで 1021






(2)

沿革 1021






(3)

組合設立の効果 1023






(4)

原料繭の改善 1025








赤穂生糸信用販売組合 一力社 1025






(1)

設立まで 1025






(2)

沿革 1027








中沢信用販売組合 1028






(1)

設立まで 1028






(2)

沿革 1028








組合移転問題








組合再建








事業の推移






(3)

一村一組合実現 1030



(二)




生糸生産の推移 1031








赤穂村 1031






(1)

生糸生産 1031






(2)

製糸工場諸調査 1032






(3)

第一次企業整備 1033








中沢村 1034








伊那村 1036



(三)




水力発電事業 1036








赤穂村の村営電気計画 1037






(1)

営業電燈との競願 1037








田沢発電所の目論見






(2)

営業権の交渉経過 1037






(3)

長野電燈の営業権無断譲渡 1039








伊那電太田切発電所建設 1039








中沢村営発電所建設 1039








天龍川水力発電事業 1039






(1)

天龍川電力株式会社の計画 1039






(2)

関係村の意見書 1040






(3)

上伊那南部九か村長の共同陳情 1041






(4)

上伊那南部八か村の会社に対する交渉 1042






(5)

関係村と会社との契約 1042








伊那村








中沢村








赤穂村






(6)

大久保発電所 1046






(7)

吉瀬ダムの築造 1047






(8)

天龍電力の契約履行と穴山発電所起工問題 1048






(9)

吉瀬ダムの災害問題 1049








吉瀬ダムによる災害の問題化 1049








堰堤嵩上工事反対








被害補償の交渉








吉瀬ダム災害の政治問題化 1051








水利使用権の行政処分取消訴願



(四)




酒造業のその後 1054








戦後における工業の復興 1055



(一)




市制施工前の工業 1055








紡織工業 1056








製材及び木製品製造業 1056








食料品工業 1056








新興工業 1058








帝国通信工業(株)








北沢電機製作所








小沢工業(株)








塚田理化学研究所








駒ヶ根市制施行後の工業の発展 1059



(一)




新太田切発電所の建設 1059








太田切発電所の更新に関する協定 1059








発電所工事と規模 1061








補償施設等 1063








補償施設








その他



(二)




駒ヶ根市における工業の発展 1064








工業の育成策の実施 1064






(1)

駒ヶ根市工場誘致条例 1064






(2)

低開発地域指定 1064






(3)

都市開発区域の指定 1065






(4)

工場誘致条例等の廃止 1066








工業統計調査に見る駒ヶ根市の工業実態 1066








概観








工業中分類








規模








昭和四十九年度小分類別事業所数と主な事業所 1072

第四節






金融 1073








明治初期の金融状況 1073



(一)




新旧貨幣の混乱 1073








太政官札と伊那県銭札の発行 1073








民部省札発行と銭札廃止 1074








新貨条例公布 1074








赤須・上穂両宿における新二分金事件 1075






(1)

伊那谷の騒動 1075






(2)

上穂・赤須宿の新二分金事件 1077



(二)




伊那県南信商社の創設 1077








伊那県の金札貸出し 1077








伊那県商社の開設 1078








商社規則








南信商社の設立と運営 1079








新二分金引換



(三)




筑摩県の開産社設立 1080








備荒積穀 1080








開産社の発足 1080








条例と組織








基立積穀








貸出








解散



(四)




庶民の金融機関 1084








1084








信仰上の講








頼母子講








質屋 1088








金貨 1089








銀行の勃興 1089



(一)




県外銀行の進出―田中銀行 1089



(二)




国立銀行条例・銀行条例の公布 1090








銀行条例



(三)




庚子銀行の設立 1090








郡外銀行の赤穂町への進出 1090








庚子銀行の設立 1091








開業








業績



(四)




上伊那銀行中沢出張所の設置 1092








産業組合法による信用組合の発足 1092








伊那村信用組合 1093








設立








沿革








事業所建設








赤穂信用組合 1094








設立まで








沿革








二〇周年記念








宮ノ前信用購買組合 1096








その他の信用組合 1097








大正期における銀行合併の動き 1097



(一)




銀行合併の動き 1097








庚子銀行、百十七銀行に合併 1097








吉江銀行の合併、信濃銀行赤穂支店の設置 1098








上伊那銀行の進出 1098



(二)




庶民の金融状況 1098








勤倹貯金組合の結成 1098








負債調査








頼母子講調査 1100








中沢村の無尽








昭和恐慌下の金融状勢 1101



(一)




信濃銀行破綻の影響 1102








八十二銀行発足



(二)




農村の経済更生運動 1102








銀行誘致策 1102








農村負債整理 1103






(1)

赤穂村 1103






(2)

中沢村 1103






(3)

伊那村 1104








戦時下金融機関の統合 1105



(一)




銀行の合併 1105








百十七銀行 1105








上伊那銀行 1106








八十二銀行 1106



(二)




産業組合の合併 1107








戦後の金融機関と金融 1107



(一)




農業協同組合の設立 1107



(二)




赤穂信用金庫の設立 1107








赤穂信用組合の復活 1107








赤穂信用金庫に改組 1108



(三)




日本相互銀行の駒ヶ根市進出 1108








無尽会社の時代 1108








相互銀行に転換 1109








長野相互銀行



(四)




長野県信用組合駒ヶ根支店の開設 1109



(五)




八十二銀行駒ヶ根支店 1110



(六)




県下の金融状況 1110

第五節






労働 1112








戦前の労働事情 1112



(一)




明治時代の製糸工女 1112



(二)




諏訪地方へ働きに出た製糸工女 1115



(三)




組合製糸の工女 1120



(四)




職人と労働 1122



(五)




その他の労働 1123



(六)




太平洋戦争中の労働 1125








女子挺身隊の結成








戦後の労働事情 1127



(一)




紡績工場への就職 1127



(二)




高度成長期と労働事情の変化 1129








兼業労働者の激増 1129








求人増と賃金の上昇 1131



(三)




職人の労働 1134








労働運動 1134



(一)




戦前の労働運動 1134








伊那電争議 1134








昭和自動車のストライキ 1137



(二)




戦後の労働運動 1138








労働組合の誕生 1138








国鉄労組の結成








帝通労組の結成








中小企業と労働組合








自治体労働者の組織化








上伊那地区労働組合協議会 1140








駒ヶ根市における労組の主な運動 1142



(三)




駒ヶ根市勤労者協議会 1149








生いたちから昭和三十六年まで 1149








第一回定期大会以後 1150



(四)




伊南勤労会館の建設 1150



(五)




上伊那統一メーデー伊南地区大会 1152
第六章







交通・通信・報道 1159

第一節






交通 1159








昭和初期における交通 1159



(一)




伊那街道 1159








伊那街道上穂・赤須両宿 1159








赤須宿








上穂宿








街道往来








上穂・赤須両宿へ助郷附属村設置 1161








定橋架橋出願 1161








掃除丁場の設定 1162








伊那街道の第一次改修 1163








歩行渡賃 1168



(二)




赤穂村の里道 1170








上街道 1170








中沢道 1171








東伊那道 1171








下街道 1171








南向道 1171








カニ沢・福岡の道 1171








小町屋・光徳寺坂の道 1171








小カジ道 1171








宿免・大栗坂の道 1171




10



宿免・入口の道 1172




11



上穂沢・南原の道 1172




12



下林・中山の道 1172




13



白銀・中山の道 1172




14



町・六地蔵の道 1172




15



町・地蔵の道 1172




16



北原橋道 1172



(三)




竜東地区(中沢・東伊那村)の里道 1174








高遠街道 1174








鹿塩道 1176








上割からの四徳道 1176








中割からの四徳道 1176








新山道 1176








赤穂道 1176








伊那耕地から大曾倉道 1176








伊那耕地からの大久保道 1176








火山からの大久保道 1176




10



大久保からの宮田道 1177



(四)




天竜川の通船 1177








中馬と通船の反目 1177








明治初期の通船 1178








新川渡の廻漕店








明治十五年以後の通船 1179








筏流しと管流し 1179








大久保番所








筏流し








管流し



(五)




天竜川の渡船 1181








吉瀬の渡 1181








土橋の始まり








吊橋架設








小鍛治の渡 1182








架橋








渡船の復活








下平渡 1182








渡船場








船頭と賃金








地船及び通船








船の建造








土橋の始まり








船橋架設問題起こる








舟人に関する協定








揚銭処理








天竜大橋架設








大久保渡 1189








大久保渡の由来








船賃








架橋



(六)




宿駅と中馬の変遷 1191








宿駅の問屋廃止とその変遷 1191








伝馬所








陸運会社








中馬の変遷 1194








明和裁許状








中牛馬会社








陸運会社と中牛馬会社との合併失敗 1195








赤穂駅伝取締所の設立 1196








明治中期の交通 1196



(一)




中央線(伊那線)誘致運動 1196








中山道鉄道布設の発案 1196








中央線誘致運動 1197








伊那線の誘致運動








趣意書の頒布








木曾線に決定 1197



(二)




伊那街道の交通状況 1198








交通機関 1198








人力車と荷車








馬車








赤穂町(町部)を中心とした旅客の動き 1200








和田峠越が始まる 1203



(三)




県道三州街道の改修 1204








三田切川の本橋早期架設の陳情 1204








赤穂地区の改修 1204








中田切新道








大田切橋の架橋








共楽園造営








三州街道開通祝








郡制下における道路改修 1208



(一)




鹿塩街道の改修 1208








改修の目的 1208








中沢村の基幹道路設定








物資交流








赤穂村中沢村二か村組合設立 1211








改修工事設計 1211








改修工事 1212








天竜大橋の架設 1212








県道編入請願 1213








県費一等補助線への編入



(二)




三村組合道路の改修 1215








宮田村外二か村組合設立 1215








工事施工 1216








郡道編入








明治末期における交通事情の変革 1216



(一)




中央線布設による伊那谷の交通変革 1217








中央線の布設 1217








中央線開通による伊那谷の交通対策 1217








旅客の動き








明治末期の旅行 1220



(二)




伊那電気鉄道の布設 1221








発起 1221








当初の計画








会社設立 1221








工事施工 1222








大田切難所の工事








赤穂停車場の開通 1222








全線工事完了








発電所建設の変更








大正年代の交通の発達 1225



(一)




伊那電気鉄道株式会社の事業拡張 1225








太田切発電所の建設 1225






(1)

発電所建設願 1225






(2)

駒ヶ根橋の架設 1227






(3)

発電所の建設 1228








経営主体の変遷








伊那電の電燈事業への進出 1228








中沢村との協定






(1)

赤穂村への配電 1229








赤穂町(部)に点燈






(2)

伊那電赤穂支社の設置 1230








村営電燈方針放棄








赤穂支社建設








伊那電赤穂駅の開通と赤穂町の発展 1231






(1)

街路の整備 1231






(2)

赤穂駅における移出入貨物 1234



(二)




道路法施行による道路管理 1234








国道及び府県道・郡道の認定 1234








赤穂村の道路管理 1236






(1)

里道管理規則制定 1237






(2)

町村道管理規則制定 1238






(3)

道路改良計画 1240







工事施行








中沢村の道路管理 1244








明治三十六年規程








道路法に基づく規程








伊那村の道路管理 1246








管理規程の制定



(三)




交通手段の変遷 1251



(四)




郡道赤穂大鹿線による地域の発展 1253








沿線部落の発展








貨物の運輸集散



(五)




伊那商事索道株式会社の索道架設 1256








創立








索道架設工事








運転開始








浦へ索道延長








終末








昭和初期における交通の発達 1258



(一)




県道改修 1258








県道長野飯田線の舗装 1258








県道赤穂停車場線の改修 1259








県道粟沢赤穂線の改修 1259








赤穂村内の改修








中沢村内の改修








県道大草伊那線の改修 1260








中沢村内の改修








伊那村内の改修








県道宮田栗林線の改修 1262








落合伊那線・南向赤穂線の県道編入 1262








落合伊那線








南向赤穂線



(二)




町村道改修 1264








赤穂村の町村道改修 1264








中沢村における村道改修 1267








伊那村における村道改修 1268



(三)




乗合自動車の出現 1269








天竜自動車商会








昭和自動車会社








企業整備



(四)




伊那電の国有移管 1270








中部日本横断鉄道布設案 1270








辰野・豊橋間の鉄道布設工事の進捗 1271








伊那電の国鉄移管 1271








豊橋港修築の陳情








国鉄移管








鉄道の公認運送業 1272








高度経済成長期における交通の発達 1272



(一)




国鉄飯田線の近代化と合理化対策 1272








飯田線の近代化促進 1273








飯田線の合理化対策 1275



(二)




伊那谷開発同盟会の設立 1276



(三)




伊那谷開発公社 1276



(四)




伊南地域における自動車輸送 1277








伊那自動車株式会社のバス網整備 1277








貨物自動車輸送 1278








一般路線貨物自動車運送事業








一般区域貨物自動車運送事業



(五)




自動車交通時代の出現 1278








駒ヶ根第一自動車学校



(六)




自動車道の建設と国道・県道の改修 1280








中央自動車道の建設 1280








計画の概略








交渉の概略








設計協議








調印








サービスエリア設置の調印








工事








国道一五三号線の改修 1282








主要地方道(県道)伊那生田飯田線の改修 1283








県道駒ヶ岳線の改修 1283



(七)




市道及び林道の改修 1284








都市計画街路 1284








市道の改修 1284








林道 1285

第二節






通信 1286








郵便制度施行以前 1286



(一)




飛脚 1286








公用の逓送








民間の飛脚








郵便制度の整備と業務拡張 1288



(一)




赤穂郵便局の沿革 1288








郵便取扱所、上穂駅に設置 1288








郵便局改称とその業務 1288








業務








電信業務 1289








赤穂郵便電信局








特設電話交換事務 1290








その他の業務 1290



(二)




中沢郵便局 1291








設置








業務








局舎の新築



(三)




伊那村郵便局=東伊那郵便局 1292








担当局の変遷








郵便局設置








電話架設








制度の変遷と有線放送の普及 1293



(一)




三等郵便局から特定郵便局へ 1293



(二)




電報電話事務の分離 1294



(三)




簡易郵便局制度の発足 1295



(四)




駒ヶ根電報電話局 1295








電報中継交換 1295








電話自動交換式、全国即時網に編入 1295







施工









電話利用



(五)



有線放送電話 1296








東伊那財産区有線放送 1296








中沢農協の有線放送 1297







災害復旧と施設改良








赤穂農協の有線放送 1299








駒ヶ根有線放送農業協同組合 1300







利用状況

第三節






報道 1302








新聞 1302



(一)




筑摩県に信飛新聞の発行 1302



(二)




新聞の購読 1303








奨匡社員








新聞購読状況








その他



(三)




明治中期以後の新聞 1304








県外紙の進出








地元新聞



(四)




太平洋戦争下の新聞の統廃合 1306



(五)




戦後の新聞 1307








駒ヶ根の新聞








公報紙








ラジオ 1308








テレビジョン 1310








普及率








影響
第七章







文化 1315

第一節






学校教育 1315








概観 1315








学制以前








寺子屋








郷学校








学制頒布








教育令の制定








明治中期








明治後期








大正・昭和初期








戦時下








終戦後の教育








小学校 1319



(一)




赤穂小学校 1319








沿革の概要 1321



(二)




赤穂東小学校 1328








赤穂小学校二校制実現前史 1328








駒ヶ根市基本構想における意見








二校制研究委員会と建設委員会の設置








建築工事と建築費用 1329








開発公社との関係








経過の概要 1330



(三)




中沢小学校 1331








沿革の概要 1333








東分校の沿革 1338








南分校の沿革 1339








西分校の沿革 1339



(四)




東伊那小学校 1340








沿革の概要 1342








中学校 1345



(一)




赤穂中学校 1345








沿革の概要 1345



(二)




東中学校 1347








沿革の概要 1348






(1)

中沢中学校 1348






(2)

東伊那中学校 1350






(3)

東中学校 1351








統合の経過 1351








主なる沿革 1353








高等学校 1354



(一)




赤穂高等学校 1354








赤穂農商学校 1354






(1)

赤穂公民実業学校 1354








設立








公民という名称








沿革の概要






(2)

赤穂農商学校 1358








校名変更・赤穂農商学校








長野県赤穂農業学校








沿革の概要








赤穂高等女学校 1360






(1)

赤穂染織学校 1360








設立








沿革の概要






(2)

赤穂女子実業学校 1363








発足








沿革の概要






(3)

赤穂高等女学校 1365








沿革の概要








赤穂高等学校 1366








沿革の概要



(二)




駒ヶ根工業高等学校 1369








沿革の概要








各種学校 1371


(一)




各種学校 1371








竜水修徳学園・竜水赤穂修徳学園








やまと文化学園








長野県駒ケ根自動車学校








たかね技芸学院








宮沢編物専修学院



(二)




各種学校調 1373
章節目次