[目次をPDFで見る(1,638.KB)]   [書籍の外観を見る(84.KB)]
伊那市史 歴史編
出版:1984年/出版元:伊那市史刊行会/編集者:伊那市史編纂委員会
章節目次
第一編







原始

第一章






先土器時代 3


第一節





伊那の河岸段丘 4








洪積世と後氷期 4








河岸段丘とローム層 5


第二節





鋭い石器と狩猟生活 8








ローム層の中の石器 8








先土器時代人の生活 12


第三節





先土器時代の主要な遺跡 14

第二章






縄文時代 19


第一節





自然と人々の生活 19








沖積世の自然 19








狩猟・漁撈・採集の生活 21








竪穴住居の発展 34


第二節





集落の移り変わり 44








山麓の集落と段丘の集落 44








集落の変化と発展 45


第三節





土器文化の発展 47








縄文土器の発生 47








縄文土器の意義 47








縄文土器の変遷 51


第四節





祭りと葬い 75








原始宗教と縄文時代 75








遺構と遺物 77


第五節





縄文時代の主要な遺跡 89

第三章






弥生時代 238


第一節





水稲農耕の発展 238








弥生文化の伝播と展開 239








稲作と農具 242








住居と集落 246


第二節





弥生土器 252


第三節





墓の営み 256


第四節





弥生時代の主要な遺跡 257
第二編







古代

第一章






古墳時代 281


第一節





古墳時代の概観 281


第二節





伊那市の古墳 282








古墳分布の概略 283








墳丘 283








伊那市地域古墳一覧表 289


第三節





古墳時代の人々の生活 302








竪穴住居と集落 302








土師器と須恵器の変化 307








鉄器と馬の文化 311


第四節





伊那部の成り立ち 315








大和朝廷と伊那の関係 315








伊那部氏 324








伊那評(郡)について 333


第五節





主要な古墳及び古墳時代の集落址 334

第二章






古代国家への参加 369


第一節





大化の改新と地方の政治 369


第二節





伊那郡(評)の政治と生活 371








国と郡(評) 371








国司・郡司の仕事 372








諏方国の誕生と廃国 374








伊那郡(伊奈評)の境域と郡家 381








伊那郡の郷 386








村のようす 394








奈良・平安時代における伊那地方のくらし 398


第三節





交通 411








伊那の東山道 411








駅家 417








旅のようす 418








駅制の衰え 419


第四節





牧馬 420








笠原御牧 421








駒牽 426


第五節





宗教 428








神道(神社) 428








仏教(寺院) 429


第六節





『知信記』裏文書について 435


第七節





律令制の崩壊と荘園の成立 437


〔付〕





伊那市内遺跡分布図及び遺跡内訳一覧表 444
第三編







中世

第一章






鎌倉時代 459


第一節





源氏の台頭 459








木曽義仲の挙兵と笠原平五頼直 460








大田切郷之城の戦 465


第二節





鎌倉幕府の地方支配 468








小井弖郷の小井弖氏 469








中沢郷の中沢氏 474








幕府と諏訪神社 476


第三節





所領とその変遷 478








所領の分布 479








春近領とその分布 480








春近領の性格について 487

第二章






南北朝時代 490


第一節





諏訪氏と北条氏 490


第二節





北条時行の動き 492








中先代の乱 492








大徳王寺城の戦 493








宗良親王 496

第三章






室町時代 500


第一節





信濃守護と国人衆 500


第二節





大塔合戦と春近人々 501


第三節





結城合戦と伊那諸族 505


第四節





諸族の内乱 507








小笠原氏の分裂 507








諏訪上下社の争い 510








争乱の波 512

第四章






戦国時代 515


第一節





武田氏の侵入 515








諏訪から伊那へ 515








福与城の戦 517








地侍の動き 521


第二節





武田氏の統治 526








領内の支配 526








民治 532








寺社政策 533


第三節





織田氏の侵入 537








高遠城の戦 537








保科氏等の動き 543

第五章






中世の社会と経済 547


第一節





集落 547








集落の分布 549








村落の生活 555


第二節





城館跡 561








城館跡一覧表 561








主なる城館跡 580








伊那市城館跡分布図 582


第三節





諸産業と流通経済 584








農業 584








布と絹 588








牧畜 589








商工業 591








物資の流通と銭貨 592


第四節





交通 595








南北の交通 595








鎌倉街道 596








木曽との交通 598








天竜川東西の交通 599








村々を結ぶ道 601

第六章






中世の文化 603


第一節





諏訪信仰 603








課役勤仕の村々 605








伊那廻湛神事 615








御射山祭 619


第二節





寺社と土俗信仰 626








寺社 626








土俗信仰 630


第三節





美術工芸 635








建築 635








彫刻 641








金工品 647


第四節





中世に関する伝説 652








犬房丸の伝説 652








真菰が池の鴛鴦の伝説 659








その他 663
第四編







近世

第一章






近世への歩み 667


第一節





徳川家康の伊那経略 668








保科氏の高遠支配 668








藤沢氏の没落 672








木曽氏 673








小笠原氏 674








真田氏の箕輪支配 675


第二節





豊臣秀吉の伊那支配 677








毛利・京極氏の伊那支配 677








検地と石直し 679








街道改 686

第二章






所領統治の変遷 688


第一節





高遠領 688








保科氏時代 689








鳥居氏時代 690








幕府直轄時代 691








内藤氏時代 691


第二節





箕輪領 692








西箕輪の村々 694








福島村 696








下手良村(太田氏知行所) 698


第三節





千村氏預り地(野口・中坪・八手三か村) 700


第四節





寺社領 701

第三章






検地 703


第一節





高遠領の検地 703








保科氏時代の検地(慶長検地) 703








鳥居氏時代の検地(明暦検地) 704








真田氏による元禄検地 712


第二節





箕輪領の検地 720








延宝検地にみる耕地の状況 723


第三節





千村氏預り地の検地 728








寛文検地 728








延宝検地 731








その後の検地 733

第四章






貢租 734


第一節





概説 734








貢租の種類 734








貢租の割付 736








検見取と定免 737


第二節





高遠領の貢租と藩財政 738








高遠領の貢租 738








高遠藩の財政 758


第三節





箕輪領の貢租 770








正租(本途物成・本年貢) 770








雑租(雑税) 772








貢租と農民 775


第四節





千村領の貢租 778








榑木成村 778








「上五ケ村」としての手良郷 781








年貢納入の方法と貢租率 784

第五章






宗門改め 786


第一節





伊那の邪宗門騒動 786








伊那地方のキリシタン 786








中沢のキリシタン騒動 787








常圓寺丹瑞和尚事件 788








法華騒動 791


第二節





宗門改帳 793








宗門改帳の変遷 793








初期幕領の宗門改帳 794








高遠藩の宗門人別改帳 798








石工稼の宗門改帳 800








欠落人と帳はずし 800


第三節





宗門送り 802

第六章






村と生活 804


第一節





村の発達と制度 804








伊那市域の村々 804








村の機構と制度 810








村役人 816








村の統制 823


第二節





村の生活 828








家族 828








奉公人と出稼ぎ 832








衣・食・住 836








村入用 841

第七章






産業経済 845


第一節





農業 845








土地 845








作人 853








耕作 860








水利と新田開発 885


第二節





林業 946








御林 946








入会林野と山論 955


第三節





狩猟と漁撈 987








狩猟 987








漁撈 989


第四節





鉱業と手工業 992








鉱業 992








手工業 993


第五節





商業と金融 1009








商業 1009








金融 1018

第八章






交通 1025


第一節





街道 1025








伊那街道 1025








春日街道 1029








権兵衛街道 1032


第二節





伊那部宿 1045








宿の成立と形態 1045








宿の機能 1048


第三節





助郷 1063








助郷村の指定 1063








公用武家通行と助郷人馬勤めの実際 1065








助郷負担と減免の歎願 1070


第四節





中馬 1074








はじめに 1074








概説 1075








自由を求めた中馬紛争 1079








宿場の既得権を守る闘い 1083








宝暦の紛争と明和の裁許 1084








明和裁許以後の紛争 1093








中馬の変遷・特質・利点(まとめ) 1096


第五節





通船と渡船 1102








天竜川の通船 1102








伊那市地域に保存されていた通船文書から 1104








渡船 1109

第九章






災害と騒動 1109


第一節





自然災害 1109








風水害 1109








干魃・雪・霜・雹害 1126








獣虫害 1128








地震 1132








川筋の移動 1132


第二節





凶作と飢饉 1146








近世の飢饉 1146








享保の飢饉 1148








天明の飢饉 1149








天保の飢饉 1150








幕末及び明治初頭の大凶作 1153


第三節





その他の災害(疫病) 1154








子供の死亡状況 1155








飢饉時の死亡者数 1156








幕末の疫病と死亡者数 1156








文久二年の疫病 1158


第四節





災害と救済対策 1159








年貢の減免 1159








救米・救金の貸与と御救い小屋設置 1160








郷倉・舫掛米制度の設置 1161








糅物(かてもの)・防疫の教化 1163








酒造減米・倹約令 1163


第五節





騒動 1164








鳥居氏時代の騒動 1164








内藤氏時代前期の騒動 1165








内藤氏時代後期の騒動 1172

第十章






文化 1184


第一節





学問 1184








儒学 1184








国学 1193








和算 1201








医学 1209








心学 1215








俳諧 1218


第二節





教育 1230








寺子屋 1230








藩学 1242


第三節





宗教 1243








神道 1243








仏教 1252








修験道 1259


第四節





庶民信仰 1260

第十一章






美術工芸 1262


第一節





建築 1262








はじめに 1262








寺院建築 1264








神社建築 1267








工匠について 1275


第二節





絵画 1279








狩野派の絵画 1279








仏画 1282








浮世絵版画 1284


第三節





彫刻 1288








仏像彫刻 1288








石造彫刻 1292








建築に見られる彫刻 1294


第四節





工芸 1296


第五節





書道 1297








井月と伯先 1297








寺子屋師匠と書家 1298

第十二章






幕末の諸情勢 1303


第一節





激動の時代 1303








ペリー来航と開国 1303








尊攘の嵐と討幕 1306


第二節





幕末の世情 1309








開港の影響 1309








幕末の特別通行 1311








お札降り 1316


第三節





明治の改革 1317








贋勅使高松殿、贋官軍赤報隊の伊那通行 1317








伊那県と高遠藩をとりまく諸情勢 1321
章節目次