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上田市誌 20巻 上田市民のくらしと戦争
出版:2000年/出版元:上田市誌刊行会/編集者:上田市誌編さん委員会
章節目次
第一章







明治・大正時代の市民生活

第一節






明治維新と市民生活 3








慶応から明治へ 3



(1)




上田藩の立場と情勢 3









上田藩も朝廷側へ









上田へ来た赤報隊









上田藩の版籍奉還



(2)




新しい政治へ 5









旧上田藩の士族は新しい職業に









維新で年ごとに増す市民の自由








戊辰戦争と上田藩 6



(1)




戊辰戦争 6









飯山の戦争









戊辰戦争の発端



(2)




戊辰戦争への参加 7









上田藩の参戦









小千谷から榎峠へ









上田藩の苦戦









戦局の推移









長岡軍の敗退









戦争の終結









上田藩への影響



(3)




明治二年の巳年騒動 10









騒動の原因









騒動の経過









騒動の結果








城下町から町制時代へ 11



(1)




上田の文明開化 11









上田城の払い下げ









上田町発足へ









上田の文明開化事始め



(2)




徴兵制と西南の役 12









徴兵制と上田









西南戦争



(3)




明治天皇の御巡幸 13









活気あふれる上田町









御巡幸と上田

第二節






明治後期の市民生活 15








飲料水に悩んだ町 15









猛威をふるう伝染病









柳町の簡易水道・保命水









旧上田街学校全焼









馬場町、国分、上紺屋町の水道









進む町の近代化








日清戦争のころ 17









日清戦争のあらまし









出征した兵士たち









上田恤兵会の結成









戦勝気分にわく人々









戦病死した兵士たち









北清事変の勃発








日露戦争のころ 20









日露戦争のあらまし









小県郡義勇会の結成









莫大な戦費を負担









上田の戦死、戦病死者









馬、大麦、荷車の徴発









捕虜となったN軍曹









傷病兵の帰還









従軍記念碑の建立









明治記念館建設運動

第三節






大正期の市民生活 25








大正デモクラシー 25



(1)




大正デモクラシーと市民 25









大正デモクラシー









上田自由大学









米騒動









上田公会堂の建設



(2)




生活の向上 27









電気がつく









ガス









上水道









電車と新し街








養蚕景気と上田 29



(1)




景気にわく上田 29









上田へ集まる繭









えびす講









上田遊廓









繁華街









芝居小屋









食べ物屋



(2)




市制の実施 31









上田町から上田市へ









市役所









三等級に分けて市会議員を選出









市会議員の選挙



(3)




関東大震災 33









大震災と上田









大震災の影響



(4)




第一次世界大戦とシベリア出兵 34









第一次世界大戦









シベリア出兵









帝国在郷軍人会
第二章







十五年戦争と市民生活

第一節






経済恐慌下の市民生活 39








世界恐慌 39



(1)




変わる生活 39









ひとを雇っての養蚕









職業紹介所









水道









食べ物の変化









洋装化へ



(2)




恐慌のまえぶれ 41









遅霜









昭和二年五月の大霜









安い繭価









救済資金









商店街の不景気









デパートの出張販売



(3)




世界恐慌 43









世界恐慌のはじまり









繭価の暴落



(4)




金融不安 44









信濃銀行の倒産








不況対策 45



(1)




失業・不況対策 45









村へ帰る失業者









失業対策事業



(2)




上田飛行場 46









中之条の河原









話のはじまり









飛行大会









上田市の失業対策









飛行場づくりと竣工式



(3)




自力更生への動き 47









副業の導入









桑に代わる作物



(4)




更生運動 48









県指導の更生運動









浦里村の更生運動









自作農の創設



(5)




満州移民 50









満州開拓団









李花小県郷の人々









上田からの青少年義勇軍








社会運動の広がり 51



(1)




教員給料の減俸 51









村の財政支出を減らすために









児童の同盟休校



(2)




電灯料の値下げ争議 52









青年団の決議









争議の終結へ



(3)




小作争議 54









小作料の引き下げ









西塩田村の争議









裁判で争う









缶詰事件









警鐘乱打事件









争議の終末








市民生活と娯楽 56



(1)




市民の生活 56









便利になる交通









飛行場に活路を









苦しい低所得者



(2)




娯楽を求める市民 57









スケート









スキー









映画









流行歌









軍歌と国民歌謡









カフェーの繁盛









ささやかな慰労会









村の図書室









保健施設

第二節






満州事変から日中戦争へ 61








満州事変と市民 61



(1)




戦争への道 61









満州事変









第一次上海事変









凱旋兵士の歓迎会









五・一五事件









愛国機信濃号



(2)




思想弾圧 63









波瀾のメーデー









二・四事件



(3)




「軍国の春、上田」の催し 64









防空大演習









飛行場献納式









軍服盗難事件



(4)




銃後の活動 66









千人針と慰問袋









出征家族への支援









体力づくりと増産









青少年の体力賞検定









簡易託児所



(5)




農業生産の向上へ 68









食糧増産









畜力の利用









石油発動機の導入








日中戦争と市民 69



(1)




日中戦争へ 69









二・二六事件









中国との全面戦争









郷土部隊のようす









戦勝祝賀行列









出征兵士の送迎









市町村葬



(2)




長期の戦時体制へ 72









銃後後援会









青年団









大日本青年団北部動員大会









処女会から女子青年団へ









婦人会が国防婦人会に









政党解体と大政翼賛会









在郷軍人会の活動









防空大演習



(3)




農村の体制 76









増える小家畜









桑皮の出荷









米穀の供出









野菜の供出



(4)




経済統制 78









米穀の統制









砂糖もマッチも配給









公定価格



(5)




上田飛行場の拡張 78









分隊の駐在する飛行場









飛行場の拡張



(6)




国内引きしめの強化 79









国民精神作興運動









町内会隣り組









国債の消化









事変に対応する村の予算









修学旅行と「時報発行」の中止









国家総動員法

第三節






太平洋戦争と市民生活 82








太平洋戦争と戦時体制 82



(1)




開戦と市の対応 82









太平洋戦争のはじまり









市の対応









土曜日も一日勤務









常会を定例日に









大会や講演会



(2)




戦局の推移 84









緒戦の勝利









戦局の転換









連合国軍の反撃









あいつぐ撤退









サイパン島陥落









ビルマ・中国戦線









硫黄島・沖縄の戦い









本土空襲









ソ連の参戦



(3)




国民を操る 87









国の思うままに









情報を操る









常会



(4)




総動員体制 89









食糧増産の命令









米麦の供出









労働力不足









勤労奉仕









食糧自給の試み









企業整備令









軍需産業への転換









深刻な人手不足









学徒動員―名古屋へ









学徒動員―風船工場









学徒動員―体験記









金属回収









松根油









木炭・木材・薪









森林組合








厳しい耐乏生活 97



(1)




乏しい食糧 97









早くから混合食









献立表から









玄米を食べる



(2)




少ない配給の量 98









ひもじい生活









庶民の知恵の代用食









食糧確保に四時間半









警察の取締りの中で



(3)




生活必需品の配給 99









衣料の配給









マッチ・たばこ









ゴム靴、地下足袋



(4)




戦時下の生活の中で 100









ぜいたくは敵









欲しがりません勝つまでは









映画と歌








市民の安全と生活 102



(1)




敵機の来襲に備えて 102









警防団の結成









防空演習を重ねる









灯火管制の訓練



(2)




厳しい労働 103









増える病気や怪我









農村









工場









地下壕の工事



(3)




健康保険組合の設立 104









設立の趣旨









保健組合の事業









神科村健康保険組合









足りない医師








地下工場の建設 105



(1)




上田へきた軍需工場 105









招致工場









疎開工場も上田へ



(2)




地下工場建設へ 107









「ウ工事」









建設を急ぐ









軍の不足は地元で









工場に動員された人









ひどい人出不足









作業の状況








学童疎開 111



(1)




疎開してきた子供 111









学童も戦争を避けて









集団疎開









再疎開



(2)




学童疎開を受け入れた村 113









受入れ準備









別所村では









疎開の子供の到着









寮母さん









共同炊飯所の設置









食糧確保に









内臓肉のカレーライス









干し柿を子供に









一日里親









感謝の碑








上田の空襲 118



(1)




はじめての空襲 118









まさかの上田空襲









不発弾処理中の事故



(2)




空襲に備えて 119









防空壕づくり









海野町や馬場町の家屋取り壊し









文書疎開と終戦後の焼却



(3)




上田飛行場の状況 120









激しくなる飛行訓練









特攻隊の訓練









上田から沖縄へ



(4)




八月十三日の空襲 122









空襲の状況









空襲での被害



(5)




八月十五日の空襲 123









報道されない空襲









鈴子の話









浦里の話








敗戦 124



(1)




戦争が終わる 124









八月十日に知った終戦









玉音放送(1)









玉音放送(2)









特攻教官の死









復員した人々



(2)




疎開児童が帰る 126









引揚げの日程









村とのお別れ
第三章







平和と民主主義

第一節






戦後の混乱の中で 131








進駐軍と市民 131



(1)




終戦と上田 131









増える人口









終戦当時の市内









商店の動き



(2)




上田への進駐軍 132









米軍受け入れへ









上田へ来た第三六五大隊









上田キャンプ



(3)




占領下の町や村 133









進駐軍の武器押収









占領下の政治









文書や出版物の検閲









交通問題









衛生問題









憲兵裁判所









アメリカ文化のPR



(4)




進駐軍への対応 136









進駐軍用の娯楽施設









米軍向けのバザー店









進駐軍との交流









ダンスホール問題








苦しい生活 138



(1)




食糧確保をめざして 138









食べる物がない









上田飛行場の開墾









野草の活用









新円きりかえ









市営の製塩業



(2)




食糧危機 140









配給米がない









青果物と魚









食糧危機への取り組み









七月の食糧危機









青果公設市場









食糧危機脱出









年末の救援と学校の給食









昭和二十二年の食糧事情



(3)




工場の動き 144









軍需産業から平和産業へ









従業員の意向も取り入れて



(4)




電力危機と燃料 145









薪と木炭









電力危機



(5)




交通事情 146









混雑する汽車









石炭がない









かつぎ屋と取り締まり








満州で抑留された人々 147









戦争の犠牲者









抑留された人々









抑留の生活(1)満蒙開拓団員









抑留の生活(2)関東軍の兵士

第二節






戦後復興と市民生活 152








諸改革と市民生活 152



(1)




新しい国づくり 152









婦人に参政権









学校から軍国主義を取り去って









天皇の上田巡幸









町内会と隣組









日本国憲法



(2)




諸改革と労働運動 155









宗教の自由









農民組合









労働組合



(3)




労働争議 156









信越電線の争議









二・一ゼネスト









鐘通争議とたばこ工場招致



(4)




新聞・ラジオ・テレビ 157









新聞









ラジオ









テレビ



(5)




庶民の娯楽 158









満員の映画館









演劇も人気









二十四年ぶりの競馬









八日堂縁日と祇園の復活








朝鮮戦争から講和条約まで 160



(1)




朝鮮戦争 160









戦争をみる目









レッド・パージ









警察予備隊の創設









戦争特需



(2)




講和会議 162









講和条約








生活の安定へ 162



(1)




衣食住 162









緩和された食糧事情









厳しい住宅事情



(2)




ごみ問題と焼却炉の設置 163









ひどい衛生状態









増加するごみ









ごみの焼却炉建設



(3)




年々増加する汚物処理 165









農作物の肥料に









増える汚物の処理









市営の汚物処理



(4)




上水道と伝染病 166









広がる伝染病









赤痢の大発生









水道設置の動き









水不足に悩む市水道



(5)




医 療 167









無医村









健康保健の復活









医療施設

第三節






経済の高度成長と市民生活 169








冷戦の中での平和 169



(1)




安保反対闘争と平和運動 169









平和運動の高まり









安保改定交渉









安保反対闘争



(2)




ベトナム戦争のもたらしたもの 170









ベトナム戦争の経過









ベトナム戦争と日本









反戦のひろがり








変わる市民生活 173



(1)




経済の高度成長 173









日本経済の拡大









工業を優先に



(2)




生活革命 173









安定した食糧









生活改善









生活改善同盟会









結婚改善運動









薪炭からガス・石油へ









三種の神器









ラジオからテレビへ



(3)




上田の市街の繁栄 177









変わる産業のしくみ









工場誘致と工業化









商業の発展



(4)




変わる衣食住 179









洋装の流行









インスタント食品の普及









住宅団地の造成









市水道と県営水道









上水道の水源確保









ごみ焼却場の設置









し尿処理場の設置



(5)




交通・通信事情 182









道路の舗装









産業道路の新設









広がるバス路線









汽車から電車









上田電報電話局の誕生









電話の普及









有線放送と有線電話








大量消費の時代へ 185



(1)




すすむ工業化 185









続々できる工場









取り残された農業









商店街とスーパー



(2)




大量消費時代の幕開け 187









使い捨てがいい









ファッション革命









多様化する衣類









情報がはんらんする









一億総白痴化









ステレオからカラオケへ









日常化する外食









建てかえられる家









銭湯の減少



(3)




社会変動の波 192









松代地震









石油危機









バブル経済



(4)




急変する交通・通信事情 194









自動車の急増









住民の足としての車









車にむしばまれる人









信越本線特急あさま









北陸新幹線(長野新幹線)









自動化がすすむ電話









電話の多様化









携帯電話



(5)




公害と環境問題 197









公害の発生









市の公害対応









すすむごみ処理









公共下水処理









ミニ下水道(集落排水事業)









簡易浄化槽









清浄園の改善



(6)




すすむ医療制度 200









公立の医療施設









民間の医療施設









医薬分業



(7)




社会福祉の広がり 202









大きく変わった社会福祉









生活保護









児童福祉



(8)




障害者の福祉 203









増える心身障害者









視覚障害者









聴覚障害者









内部障害者









知的障害者



(9)




老人福祉 203









高齢者の急増









一人暮らしの老人









介護保険制度の発足
章節目次