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上田市誌 16巻 現代産業へのあゆみ
出版:2002年/出版元:上田市誌刊行会/編集者:上田市誌編さん委員会
章節目次
第一章







近代化へのスタート

第一節






農林業 3








地租改正 3









村にも新しい行政の区画が









合併して大きな村に









共同体としてのむらの存続









土地は農民のもの









壬申(じんしん)地券









地租改正の経過








生産のしくみ 7









農地の所有状況









山林原野は村から遠くに









村人の仕事









村人の生活









稲作と養蚕








むらの山(共有林野) 12









大事なむらの山









林野の地租改正









入会地として残った山林原野









荒れる林野









官民区分の見直し運動

第二節






漁業 15








千曲川と漁業 15









河川解放と鑑札制度









『長野県町村誌』にみる地区漁業









明治初期の漁具・漁法









盛んであった千曲川のさけ漁









千曲川のつけば漁









簗漁に免許









塩尻村の漁業








養殖漁業のはじまり 19









盛んになる養鯉業









稲田養鯉のはじまり

第三節






工業 21








村の工業 21









村人の仕事









生糸と織物の生産









農蚕業用具と蚕種用材料








町の工業 25









盛んな上田町の工業









常入村の職業調べから








近代工業への模索 26









新しい器械座繰を求めて









生糸改会社









器械製糸の試み









大規模な織物工場の設立









器械製糸拡栄社の創業









上田蚕糸組合と生糸同業組合









信陽館製糸場の設立
第二章







新しい産業の始動

第一節






農業 33








新しい農業技術と農会 33









新しい農業奨励の共進会









老農技術の奨励









勧業会と農談会を通しての普及









農事試験場の研究技術も









農会の設立








自然災害とため池・用水路









自然災害









ため池の利用









用水の分布と活用








産業組合 39









農民を守る産業組合









産業組合の広がり

第二節






林業 41








変わる山林原野 41









厳しくなる官林の管理









山を緑にする部分林方式









殿城村の部分林









傍陽村外十か村の部分林組合








官林払い下げ運動 42









上田小林区署









官林を払い下げ桑園づくり









殿城山の官林払い下げ









田沢山の官林払い下げ









小牧山の官林払い下げ








財産組合の誕生 44









長村外九か町村財産組合









青木村外三か村財産組合

第三節






工業 47








常田館 47









器械製糸工場の広がり









上田へ進出した笠原組









常田館の優れた立地








在来工業 48









蚕具生産の発達









盛んな酒造り









味そは早くから商品化









飴・窯業・経木









鍛冶と鋳造









盛んな印刷業
第三章







全盛期を迎える蚕業

第一節






農業 55








蚕さまさま 55









変わる養蚕









繭の高値









人を雇って養蚕









進歩する養蚕技術









蚕の品種改良








築堤と用水路の整備 61









千曲川の氾濫









古い堤防と洪水









難しい堤防づくり









すべての堤防の改修









新しいため池づくり









用水路の整備








繭糸会社の設立 66









繭の販売先









繭糸会社の誕生









繭の検定








小作農と農民組合 68









養蚕と小作農









農民組合

第二節






林業 70








林業経営への取り組み 70









新しい林業経営の方向









郡有林をつくる









長村外九か町村共有林の植林









殿城村有林の林業経営









私有林の経営








区有林の統一と官行造林 72









進まない区有林の統一









官行造林を通し造林活動を

第三節






工業 74








新しい製糸業の展開 74









生糸の品質を高めるために









上田の製糸業








変わる器械製糸 75









変わる生産体系









原料繭の確保のために









新しい煮繭方法









繰糸技術の進歩









早くから蒸気を使って









製糸工女確保に奔走









工女の生活と工女の構成








座繰製糸の動向 78









農村工業の衰退









座繰生糸の増加









停滞する織物業









減っていく染物業
第四章







大不況から十五年戦争

第一節






農業 83








旱ばつと霜害









旱ばつと干害









たびたびの霜害








世界恐慌と農村救済 84









世界恐慌のはじまり









農村の救済へ








更正運動 86









農家の経済更正









養蚕からの脱出









浦里村の取り組み








満州移民 91









海外移民の動き









満州移民の推進









青少年義勇軍








村は軍需物資の補給地 92









動員される人々









国民徴用と産業報国会









青少年の勤労奉仕









増える物資の調達








食糧増産への取り組み 95









農業生産推進の組織









農業生産の状況









新しい用水路づくり

第二節






林業 97








大不況の中の林業 97









養蚕の目減りを林業で埋める









上田小林区署の山村救済事業









失業救済として林道開発事業








戦時体制下の林業 98









木炭組合と木炭生産









木材生産と森林組合の結成









木製の飛行機の部品作り









木炭自動車に使う木っころ









山は資源の宝庫

第三節






漁業 101








新しい組織への動き 101









上小漁業組合の設立









鮎養殖のはじまり









水産試験場の設立








千曲川さけ漁の終焉(えん) 103









ダム建設とさけ漁









戦時下の漁業

第四節






工業 105








工場倒産と技術革新 105









世界恐慌と製糸業









不況の中での技術革新









不況を乗り切る常田館








工場の誘致 106









地方経済の建て直しへ









鐘紡の誘致









鐘紡上田工場の建設と工場設備









招致工場への優遇措置









農村でも工場設立の動き








産業統制 109









企業整備へ









軍需工場への転換








軍需工場の誘致 109









軍需工場を積極的に招致









市の手で進める招致工場の建設








疎開工場及び転換工場 111









上田へ来た軍需工場









軍需工場の生産体系









労働者を確保するために









学生の動員体制









秘密の工場









地下工場の建設
第五章







戦後復興の中で

第一節






農業 117








終戦直後の村 117









やみ売買も仕方ない世相









やみ景気でうるおう人々









農家の言い分









やみの消滅








食糧危機と農業生産 119









食糧増産に取り組む農村









米の供出と農家









神科村の農業









神川村の分村嬬恋開拓地









農業経営の変容








農地改革 123









農地改革と農地委員会









上田地区の農地改革









農地改革のその後








相次ぐ洪水 127









昭和二十年の水害









昭和二十五年の水害








ため池と農業用水路 128









ため池の改修









沢山池を温水ため池に









依田川用水路の完成









農業用水路の役割の変化









塩田平における水利慣行の変化

第二節






林業 133








食糧を求めて山へ 133









食糧を求めて山へ押しかける









豊富な山の副林産物








山林所有と木材生産 134









山の持ち主









零細な私有林の持ち主









木材は国有林と公有林で









増えるはだか山








緑化への取り組み 135









採種から苗づくりまで









県民運動による植林の推進









本格的な植林の開始









森林法の改正と造林活動

第三節






漁業 138








河川漁業と稲田養鯉 138









再発足の上小漁業組合









発展する養殖漁業









あゆの池飼い養殖









稲田養鯉のおわり








塩田鯉の養殖 140









塩田鯉のはじまり









ため池での養鯉の特色









塩田鯉の流通

第四節






工業 143








平和産業への転換 143









平和産業への転換を急ぐ工場









すさまじいインフレの中で









賠償指定と戦時補償打切り








厳しい状況の中の工業生産 145









工業の構成が大きく変化









厳しい電力制限








多発する労働争議 146









すすむ労働組合の結成









日本無線の争議









鐘淵通信工場とたばこ工場誕生








工業生産の再生 148









ドッジラインと企業の経営









三六〇円の為替レート









課税の強化









超均衡予算








朝鮮戦争と特需 149









特需景気









若者の大都市への流出








工場誘致 151









財政難に苦しむ上田市









県の工場誘致条例









上田市の工場誘致条例









力を入れた工業育成事業









工業立地環境調査

第五節






建設業 153








戦前の建設業 153









建設業のスタート









建設業の構成









建設業者の誕生









建設業の組織づくり









戦時下の建設業








昭和二十―三十年代の建設業 154









建設業の再スタート









人手にたよる建設作業









建設作業に機械を導入








主な土木・建築工事 156



(1)




上田小県地方の河川と治水(ちすい) 156









上田小県地方の河川の特性









千曲川の洪水









千曲川の堤防復旧工事



(2)




生活の基盤づくり 158









住宅建設は市や県で









学校の新築改築ラッシュ



(3)




道路と生産基盤の整理 158









国道の改良工事









国道のバイパス









市街地道路の拡張・整備









食糧増産のための土地改良

第六節






水道・ガス・電気 161








上水道 161









上水道の新しい水源








都市ガス 161









地元資本の上田ガス









戦後のガス事業








電気 162









中部電力の誕生









メーターの取り付け









工事はすべて手作業









経済成長期の中で
第六章







農業 167

第一節






変わる農業生産 167








機械化の進む米づくり 167



(1)




飛躍的に増えた米の収穫









進む農作業の機械化









国光・紅玉からふじへ 169



(2)




りんごブームに沸く農村









共同選果と共同出荷









国光・紅玉からふじへ









巨峰生産がのびる



(3)




大型化の進む畜産 170









経営規模が拡大する畜産









石油危機と農業経営の悪化









規模拡大を目指して



(4)




産地形成に取り組む野菜・園芸 172









野菜の産地化を目指して









伸びる花き園芸



(5)




養蚕業と薬用人じんの栽培 174









姿を消す養蚕業









全国一の薬用人じん栽培








変わる農家 175









急速に進行する兼業化









神川地区にみる兼業化の進行









兼業に伴う問題









進まなかった規模拡大








生産基盤の整備 177









農業改善事業









かんがい排水事業









ほ場整備事業









農村環境の整備








米の生産調整と農地の減少 178









米の生産調整









うまい米作りと機械生産の体系









農業の請け負い耕作









少ない農地の移動

第二節






林業 181








燃料革命 181









薪炭づくりは農家の副業で









燃料革命の急速な進行








木材の自由化 182









急速な森林伐採









林業での技術革新
第六章
第六章

第三節






工業 185








機械金属工業への集中 185









工業団地づくり









機械金属工業の集中









中核工場と下請け生産体系









生産技術の目覚ましい向上








自動車部品工業の展開 188









輸送機械工業の出発アート金属工業(株)









(株)城南製作所









日信工業(株)









自動車生産の新しいしくみ








機械工業の発展 191









進む技術革新









オルガン針(株)









(株)ミヤノ









長野計器(株)








電気機械工業の展開 195









電気機械工業が上田の主力に









上田日本無線(株)









山洋電気(株)









東京特殊電線(株)









日置電機(株)









シナノケンシ(株)








食品工業の発展 198









大手工場による特色ある製品









日本たばこ産業(株)









信州ハム(株)









エスビー食品(株)









発展する食品の地場産業








工業の発展と公害問題 202









公害の発生









市に公害課を設置

第四節






建設業 204








建設業界の動き 204









建設業の変化









組織の拡大








主な土木・建築工事 204



(1)




千曲川の堤防改修 204









丈夫な堤防づくりの計画









堤防の改修工事



(2)




公共施設と住宅団地 205









市の公共施設









学校建築









運動施設









国・県の公共施設









住宅団地の造成








交通・生産基盤の整備 207



(1)




道路の整備 207









市街地の道路整備









地方道の整備









国道の排気ガス粉じんの測定









国道一八号線の上田バイパス



(2)




生産基盤の整備 209









農業構造改善事業









上田卸団地の造成

第五節






水道・ガス・電気 211








上水道 211









市営上水道の拡大









県営水道








都市ガス 212









天然ガスへの切り替え









上田ガスの立地









LPガスの普及









消費が伸びるLPガス








電気 213









電力消費の増加









電力施設の拡大
第七章







国際化の中で

第一節






農業 217








農産物の輸入自由化 217









輸入食糧の自由化と影響









円高の進行と農産物









農産物輸入と価格競争








これからの農業を求めて 219



(1)




農業の現況 219









減少する農業生産



(2)




農地と担い手の行方 220









農地の保全とその行方









農業の担い手の行方









認定農業者制度



(3)




これからの農業像 222









農業の再生を願って

第二節






林業 225








手の入らない山 225









里に出てくる野性動物









山の持ち主が分からない









広がる松くい虫の被害








国際化の中の国有林 226









少なくなった市内の国有林









営林署から森林管理署へ









時代に対応した事業を








林業再生の道 228









複層林にする努力









新しい組織での取り組み









山では木が成長している

第三節






漁業 230








衰退する養殖漁業 230









塩田鯉の崩壊過程









あゆ養殖の終わり








現在の千曲川漁業 231









観光化した漁業









千曲川のあゆ漁









上田の名物つけば









その他の漁法









カムバックサーモン運動

第四節






工業 235








技術革新と新しい工業団地 235









進む技術革新









周辺地域への工場の拡大









新しい工業団地の造成









浅間テクノポリス









リサーチパークへ進出した工場








製造業の海外進出 240









製造業を中心に海外進出









自動車工業の東南アジア進出









自動車工業のアメリカ進出









広がる海外シフト









家電メーカーの海外進出









海外でのOEM生産









海外進出と産業の空洞化








外国人労働者と上田の工場 244









増加する外国人労働者









狭くなる労働力市場









工業発展へのさらなる努力

第五節






建設業 246








建設業界の動き 246









急増する公共事業









低成長期の建設業








主な土木・建築工事 247



(1)




自然災害と治水 247









五十年以降にみられる洪水









千曲川堤防の改修



(2)




公共施設と住宅建設 247









市や県などの公共施設









変わる住宅建設








生産基盤の整備 248









工業団地の造成









電線の地中化と歩道の整備









上田駅温泉口の整備









上田駅前(お城口)の再開発








交通網の整備 250



(1)




地方道の整備 250









環状道路の実現に向けて



(2)




国道一八号線の整備 250









下塩尻地区の岩石崩落の観測









排水性舗装の国道









上田・篠ノ井バイパス



(3)




新幹線と高速道路 251









北陸新幹線









関越自動車道上越線

第六節






水道・電気 253








下水道 253









公共下水道









農業集落の排水事業








電気 255









質のよい電気と安定した供給
第八章







新しい産業立地へ









新しい産業の動きを追って 259









国際化の中で苦戦する各産業









AREC設置と事業展開









斜陽の産業から学ぶ
章節目次