上田市誌１１巻　近世の交通と上田宿

上田市誌１１巻　近世の交通と上田宿
出版：2003年／出版元：上田市誌刊行会／編集者：上田市誌編さん委員会

章節					目次	頁
第一章					上田の道と施設
	第一節				主要な道	3
					北国街道
					保福寺道
					上州道
					別所道
					祢津道
	第二節				北国街道	8
		一			成立と道筋	8
					江戸幕府の五街道整備
					佐渡路の一つ北国街道
					路線の確定経過
					北国街道の開設年代
		二			街道の施設と整備	11
					宿場
					一里塚
					並木
					口留番所
		三			通行した人や物	16
					参勤交代の大名
					佐渡の金銀とろう荷
					商い荷物
	第三節				保福寺道	18
		一			道筋と成立	18
					名称と道筋
					路線の成立
		二			浦野宿	20
					宿の機構
					宿の助郷
					伝馬賃銭の推移と刎銭
					市場立て
		三			通行した人や物	26
					大名の通行
					松本御城米の運搬
					その他の物資の輸送
第二章					上田宿	33
	第一節				上田宿の構成と機能	33
		一			伝馬宿としての上田宿
					伝馬宿の成立期
					上田宿の範囲
		二			上田宿の構成	34
					町役人
					軒数と人口の推移
		三			伝馬負担	37
					上田宿の伝馬日数と軒数
					間口からみた伝馬日数
					面積からみた伝馬日数
					駄賃銭の推移
		四			上田宿の助人馬	42
					助人馬の負担率
					助人馬の勤め実態
					助人馬の請負
	第二節				人や物の継ぎ立て	45
		一			参勤交代の大名	45
			（1）		主な大名の通行実態	45
					月別にみた通行
					所要日数と泊まり宿
					要人馬数
					宿入金と目録等
			（2）		加賀藩関係者の通行	51
				（1）	日本一の大通行	51
					通行コースと回数・月
					大通行の推移
					上田での初めての泊まり
					潤う宿場
				（2）	溶姫の通行	56
					お国入りの理由と日程
					上田宿泊の一側面
			（3）		上田藩主の出府と帰国	60
					通行の月と必要人馬
					行列の一例
					日程と下金
		二			佐渡の金銀と役人	63
			（1）		金銀銅等の輸送	63
					通行件数と所要日数
					輸送時の必要人馬数
			（2）		佐渡奉行等役人	65
					通行時の必要人馬数
					室賀図書の通行
			（3）		無宿人	67
					水替え人足に無宿人を
					上田での宿泊事例
		三			越後のろう荷	69
					越後産出のろう
					ろう荷の量と必要人馬数
		四			出開帳の通行	72
			（1）		善光寺仏	72
					江戸・大坂等での出開帳
					通行と宿泊の状況
					途中開帳
			（2）		戸隠権現	76
					江戸出開帳
					上田宿の寄進人馬
	第三節				旅籠屋	78
		一			旅籠屋のたたずまい	78
					菱屋清兵衛の店先
					菱屋清兵衛の間取り
					真田屋・井筒屋・使者宿など
		二			旅籠屋の取極	80
					日暮れての一宿とする
					旅人の夜間外出禁止
					旅籠屋での夜間商売
					旅籠屋の泊まり賃
		三			旅人たち　あれこれ	85
					上田宿の宿泊旅人数
					宿泊する旅人たち
					善光寺詣の旅人たち
					旅籠屋と芸者・遊女
					旅籠屋と宿引き
					宿場旅籠屋の経営難
第三章					中山道への助郷
	第一節				定助郷等	95
		一			和田・長窪宿	95
					伝馬と助郷の制度化
					和田・長窪宿の助郷
					道造り掃除の村々
					橋造り組合
		二			勤めの実態	100
			（1）		長窪宿	100
					助郷勤め人馬の割合
					町屋村の勤めの状況
			（2）		和田宿	102
					助郷人馬数の推移
					安政五年の勤め状況
		三			定助郷免除嘆願と休役・代助郷	103
			（1）		嘆願経過	103
					助郷帳にみる嘆願
					延享四年以降では
					平井寺村の嘆願と成果
			（2）		代助郷と勤めの状況	106
					代助郷の申し付け
					御嶽堂村の代助郷
					代助郷勤めの事例
	第二節				当分加助郷	109
		一			和田・長窪宿へ	109
					助郷の拡大
					和田・長窪宿の当分助郷
					勤めの事例
		二			佐久郡の宿々へ	113
			（1）		加助郷への攻勢	113
					頭越えに埴科・更級郡へ
					田中・国分寺組へ
					塩尻組へも
			（2）		宿場の困窮と増・代助郷	115
					疲弊する宿場
					沓掛宿の場合
					小田井宿の場合
					望月宿の場合
					追分宿の場合
					勤めの事例
		三			和宮の下向	119
			（1）		大通行の継ぎ立て	119
					特別な大通行
					新当分助郷
					勤めの事例
			（2）		通行に伴う領民負担	122
					お金と物
					城と村の見回り
					長柄の者とお供人
		四			免除嘆願	125
					切なる願い
			（1）		矢澤領にみる事例	126
					村柄見分
					出府と滞在
					嘆願費用
			（2）		塩尻組にみる事例	129
					上田城付きの村々
					江戸留守居役等の働き
					御付札と請書
第四章					中馬と通船
	第一節				中馬・間道と宿場との出入り	137
		一			中馬の発達	137
			（1）		明和の裁許	137
					中馬
					中馬稼ぎ村の見分
					明和元年の裁許
			（2）		糸魚川・松本からの荷物	140
					尾州の岡船
					糸魚川からの物品
		二			間道・直路	143
			（1）		大笹街道	143
					奥信濃から上州へ
					慶安三年の裁許
			（2）		武石道	145
					古くからの間道
					弘化の出入り
	第二節				通船と橋・渡し	148
		一			千曲川通船	148
					再三の計画
					反対理由
		二			橋と渡し	151
			（1）		加賀川	151
					橋の架け替えと瀬越人足
					架け替え工事と藩役人
			（2）		千曲川	154
				（1）	諏訪部	154
					橋の架け替え人足
					船の大きさと船頭給
					みご・わら縄と松明
				（2）	諏訪形	158
					諏訪形村での旅人宿泊一件
					船渡しの存在
				（3）	大屋	159
					大屋橋の経緯
					山辺忠七の刎橋と落橋
第五章					庶民の旅
	第一節				お伊勢参り	165
		一			参宮者	165
					御師と伊勢宮
					同行者数
					年齢
					上田宿からの参詣者
		二			出立日と日数	169
					出立日
					所要日数
		三			行程と費用	170
					コースと日程の事例
					費用はどのくらい
	第二節				旅と病と生・死	177
		一			生き倒れの様相と対応	177
					生き倒れ
					常陸国才丸村七右衛門の死
					父親の死と残された子
					流浪者の孤独な死
		二			宿々村々継ぎ送り	182
					歩けないが帰りたい
					奥州河内村の松次郎一人旅
					帰郷がかなわなかった大五郎
		三			旅人への合力	184
					上塩尻村での事例
					生き倒れどきの費用
章節					目次	頁