上田市誌１０巻　城下町上田

上田市誌１０巻　城下町上田
出版：2002年／出版元：上田市誌刊行会／編集者：上田市誌編さん委員会

章節				目次	頁
第一章				領主と支配
	第一節			仙石氏の政治	3
		一		仙石氏の入封	3
				新領主の仙石氏
				仙石氏の三代・八四年
		二		城郭の修築と町の整備	6
				上田城の修築
				上田城下町の整備
		三		家臣団と職制	8
				上級家臣の地方知行制
				仙石氏の軍事組織
				仙石氏の行政組織
		四		領内の支配	11
				寛文年間の領内諸法度
				盗人取締の動き
				武士に対する慮外禁止
				村や町の行政組織と組制度
				五人組改帳の前書
		五		藩政の移り変わり	16
				藩主と家臣たち
				矢沢知行所のあらまし
				但馬国出石への転封
				コラム　松平伊賀守時代の出石
	第二節			松平氏の政治	20
		一		松平氏の入封	20
				藤井松平氏忠晴系
				松平忠周の上田入封
				松平氏の七代・一六五年
				松平忠礼と写真
		二		家臣団の構成	26
				初代忠晴の家臣召抱
				上田藩主期間の家臣召抱
				足軽層の召抱
		三		職制と実態	28
				生類憐み令と生類奉行
				藩士服部半助の履歴
				手廻り頭席と手廻り頭
				小林源太左衛門家の履歴
		四		領内支配	33
				松平忠周二一か条法度
				触・覚・仰付・申付など
				町や村の支配役人
				町役人と村役人
		五		藩政の推移	38
				松平忠周の遺戒
				家老松平図書の登場
				家老藤井右膳の藩政改革
				幕末期上田藩政の混乱
第二章				城下町の変化
	第一節			侍町とその移り変わり	49
		一		侍町の範囲	49
				侍たちが住んだ町
				格式とのかかわり
		二		町人町との境	54
				川と橋
				木戸・番所
				追手口番所構成
				門の開閉
				連歌町口番所
				海野町口番所
		三		絵図にみる藩の施設	58
				中屋敷から作事へ
				時の鐘
				高札場
				その他の施設
				コラム　江戸時代の時刻
		四		侍町の移り変わり	62
				文久の新建
		五		城下町の飲用水	63
				井戸と曲輪
				町人の井戸
				洗い場
				用水とゴミの不法投棄
	第二節			町人町とその移り変わり	66
		一		町人町の範囲	66
				町人たちが住んだ町
				商家のたたずまい
				日記にみる原町
		二		道と小路	83
				侍町の道
				町人町の道
				鼠小路
				相生町
		三		戸数と人口の動き	85
				人口の動き
				戸数の動き
第三章				城下町の経済
	第一節			市の成立と変化	91
		一		市の成立と変化	91
				海野町と原町の市場
				市日の変更
				浦野の市場
				八日堂縁日
		二		市の機能	94
				市で売買する品物
				上田町市場のありさま
				盗品は市で捜す
				馬市
				糸市と繭市
				木綿・布尺幅改
				二季払勘定
		三		相場書品々の値段	97
				豆腐
				酒
				米
		四		口留との関係	99
				口留番所と穀留
				他所商人入込禁止
				商札・家中商札
		五		他の市の成立	101
				田中宿新市
				鼠宿村・新地村新市
	第二節			城下町の組織	102
		一		町人町の支配	102
				問屋・本陣
				町年寄
				町役人の役料と町役免除
				町在役人の席次争い
				定使肝煎
				五人組
				町役
		二		警備と防災	105
				常田口番所と紺屋町口番所
				辻番所・自身番
				城下町の火災
				火の用心
				火消し道具
				駆付人足
				火災の救済
	第三節			町の構造	110
				本町と枝町
				流れの中の境界
				寺社門前長屋
				町人長屋
				長屋住人の実態
	第四節			町の諸問題	114
				町在商店紛争一件
				奥綿一件
第四章				武士たちの生活
	第一節			藩主の生活	119
		一		藩主の日常生活	119
				儀式行事からみた藩主の生活
				江戸での儀式行事
		二		藩主の住居	121
				上田御屋形
				江戸藩邸
		三		藩主の文化と楽しみ	123
				花春文庫にみる藩主の文化
				藩主の楽しみ
	第二節			侍の暮らし	125
		一		侍の日常生活	125
				侍の生活のようす
				侍の食事のようす
		二		侍の住居	128
				家格で定められた住居
				日々御用向留にみる約束事
		三		侍の学芸	130
				上田藩校の設立
				藩校での学問
	第三節			足軽・中間の暮らし	131
		一		足軽・中間の日常	131
				足軽・中間の生活規程
				生活規程への反発
		二		足軽・中間たちの住宅	132
				長屋住まいの足軽・中間
				足軽取締規程にみる家造り
		三		足軽・中間たちの楽しみ	133
				上田藩での博えき禁止触れ
				博えきや賭け事を楽しむ
	第四節			江戸藩邸の役割と藩士の生活	134
		一		江戸藩邸の役割	134
				上田藩の江戸藩邸
		二		江戸藩邸の藩士の生活	137
				江戸日記書抜からみる生活
				江戸の生活と火事
				江戸の生活と迷子
				江戸藩邸の足軽・中間
				コラム　江戸時代の計量単位
第五章				商人たちの日々
	第一節			商業活動のようす	143
		一		上田城下の商いのすがた	143
			（1）	問屋の商い	143
				造酒屋と株仲間
				その他の問屋のようす
			（2）	見せ店での商い	145
				質屋のすがた
				湯屋のすがた
				食べ物屋のすがた
				米舂屋のすがた
			（3）	棒手振りの商い	148
				棒手振り
			（4）	上田城下の貨幣事情	148
				上田城下の銭相場
				金貨や銀貨の使用のようす
				上田藩での藩札の発行
			（5）	城下町での商いの工夫	149
				商売方法の変化
			（6）	城下町の奉公人	150
				奉公人のすがた
				奉公人の人数
				城下町の奉公人
	第二節			商人の生活	153
		一		商人の日常	153
			（1）	日常生活のようす	153
				暖簾をおろした後の生活
				倹約令と町取極
			（2）	商人の衣食住	155
				商人の衣類
				商人の食生活
				店持ち商人の住居
				行商人や職人の住んだ長屋
			（3）	町の生活のようす	159
				町の年中行事
				商人と祇園祭
				商人と市神
				市神祭での商い
			（4）	商人の学芸と楽しみ	164
				『諸家人名録』にみる商人たち
				商人の楽しみ
				町分での寺子屋教育
第六章				職人たちの日々
	第一節			上田城下の職人	171
		一		城下の職人町	171
				城下町絵図の職人町
				鍛冶町
				紺屋町
				二つの大工町
				瓦焼　（川原柳）
		二		城下町とその周辺の諸職人	174
				宝永三年の城下町の職人
				城下町周辺の村々の職人
				諸職人の仕事賃
				職人と火消役
				職人と水役
				コラム　職人作料のこと
		三		職人の保護と規制	179
				仲間の結成と取締
				享保の大火をめぐって
				文政四年の世話役任命
				他所職人の渡世許可
				天保二年の職人規定書
				嘉永六年の職人制度書
	第二節			諸職人	187
		一		さまざまな職人	187
				『諸国道中商人鑑』　をみる
				文久三年城下町渡世調べ
		二		鍛冶職	189
				元禄年間の仲間取極
				取極違反者の処分
				鍬造りをめぐる争い
		三		紺屋職	192
				宝永二年の仲間定書
				文政三年の動き
				天保飢饉期と紺屋の動き
				安政四年の紺屋取締
		四		鋳物師	197
				常田村の鍋屋
				鋳物師の仕事
		五		酒杜氏	198
				上田城下の酒造り
				杜氏たちの出身地
		六		桶職	200
				桶屋の組織と水役
				桶職の世話役
		七		菓子製造	202
				上田の菓子屋
				菓子屋の仲間結成
		八		豆腐製造	205
				豆腐の製造と値段
				豆腐屋の鑑札交付願い
				コラム　江戸時代の貨幣
		九		髪結	207
				髪結の前史
				髪結の取締
				髪結の増加と取締の強化
		一〇		大工・諸職人	209
				鵜遣
				大工
				綿打
				紙漉・瓦師・黒鍬
第七章				町と村のかかわり
	第一節			村人の買物	215
		一		近世の前期から中期へ	215
				慶安四年の　「小遣之覚」
				元文三年の　「大福萬覺帳」
		二		近世の後期	218
				勘定書の束
				在村商人の動き
	第二節			町方の農業	221
		一		城下町商人の農業	221
				町人の田畑所持
				田植時期の食事
				公人をめぐって
				町人による小作経営
		二		町方で書かれた農書	224
				斉藤如始の　『農業』
				への香も移せ冬こやし
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