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松本市史 第二巻 歴史編 III 近代
出版:1995年/出版元:松本市/編集者:松本市
章節目次
第一章







近代松本の幕あけ 1

第一節






近代政治の開始 2








戊辰戦争から筑摩県時代へ 2








戊辰戦争と松本藩








版籍奉還と藩制改革








伊那県政・県藩連合と豪農層








廃藩置県と筑摩県の設立








筑摩県の改革政治 17








筑摩県政の開始と下問会議








初期自由民権運動と豪農商層








長野県への合併と民衆運動 22








筑摩県の廃止と長野県政の発足








国会開設運動と政党の成立








松本の政党と秩父・飯田事件








大同団結運動と松本








南北深志町と村の政治 35








戸籍区から大区小区制へ








戸長役場と連合町村








東筑摩郡の発足

第二節






伝統社会と文明開化との軋轢 45








近世的社会からあたらしい身分社会へ 45








県藩支配と戸籍の編成








筑摩県の成立と人口動態








松本市域の戸口と城下町の人々








身分差別解消の努力と徴兵令








城下町の変化と士族社会の動き








生活の文明開化と社会の流動化 67








松本市街地の文明開化と開化論








病院・医師とコレラの流行








火災・水害と防災








浅間・湯の原温泉と庶民の入浴








社会の流動化と人々の流入








娼婦の存在と横田遊郭の成立








警察・司法制度の成立と民衆生活 92








近代警察制度の成立








自由民権運動と警察のうごき








松本監獄署と民衆の犯罪








裁判所・判事と代言人

第三節






藩の経済から県の経済へ 108








年貢から地租へ 108








壬申地券の発行








地租改正の実施








町の地租改正








山林原野の地租改正








勧業政策と博覧会 123








勧業社と開産社








博覧会への出品








農業と養蚕業 127








農具と農業技術








松本農事協会








養蚕業








在来工業と製糸業 135








座繰り製糸から器機製糸へ








在来工業と工場








臥雲辰致と綿紡績








城下町の商業・金融から脱皮するうごき 148








城下町における遠隔地商業








町村内部の商業活動








松本商法会議所の設立と挫折








第十四国立銀行と松本銀行設立








交通と通信 163








宿駅制度の廃止と犀川通船








中山道鉄道計画と七道開さく








郵便・通信事業の開始

第四節






学校教育の開始と民衆の学習運動 175








藩校と寺子屋教育の廃止 175








藩校の改革








私塾と寺子屋








筑摩県学と小校の設立








あたらしい学校制度 191








学制発布と小学校の創設








開智学校の開校








洋風校舎の新築








中等教育のはじまり








師範講習所と筑摩県師範学校








医学校の創設








教育の衰退と復興 221








開智学校の不振と復興








長野県師範学校と能勢栄








郡立中学校から県立中学校へ








東筑摩郡私立教育会の創立








民衆教化と民衆の自主学習 236








教導職の設置








博覧会と松本城の保存








新聞購読奨励と新聞縦覧所設置








天皇巡幸と民衆の対応








若者組から青年会へ

第五節






文明開化と民衆文化 253








新聞・雑誌の発行と地域出版








『信飛新聞』の発行と知新社








新聞・雑誌の発行と松本町








地域出版と書店








民衆の学問と文化 263








漢学者の趨勢








漢方医の衰退と西洋医学








演劇と民衆文芸








文化・宗教にたいする政策 276








廃仏毀釈と神葬祭への改典








神官の官制化と神社の格付け








宗教と民衆の祭り 283








寺の復興と仏教への再改典








社寺地の下げ戻し運動








祭りのにぎわい








キリスト教伝播と民衆宗教
第二章







松本町・周辺村と町村制 293

第一節






松本町と県庁誘致のうごき 294








町村制・郡制・県制の施行と松本 294








町村制の施行と町村役場








郡役所と郡会








県制施行と移庁分県運動








日清・日露戦争と町村政治 309








日清戦争期の町村政








日露戦争期の町村政








普通選挙運動のさきがけ 320








国政選挙と政党活動








普通選挙運動の開始

第二節






町村人口の移動と工業社会への移行 330








戸口の変化と生活 330








人口の分布と動態








町と村の近代化








災害とその対策








病気の流行と医療機関








浅間温泉と山辺温泉








日清戦争と社会生活 350








戦争への従軍








戦争と民衆生活








戦後の生活








日露戦争と社会生活 356








従軍者の経験








出征兵士の留守家族








戦時下の村々








戦時下の松本町








戦争の影響








警察・司法制度の整備 370








警察行政の拡大と整備








裁判と弁護士

第三節






養蚕・製糸業の発達と鉄道交通の開始 381








農業・養蚕業の発展 381








明治二十年代の農耕








農事改良と奨励








養蚕業の発展








蚕種業の発展








地主制の確立と農業団体 391








地主制と小作証文








農会の成立と農事指導








産業組合の設立








器械製糸業の発展と女工たち 399








片倉製糸の松本進出








発展する器械製糸工場








商業・金融の発展 404








製糸業に対応する銀行の増加








あたらしい金融機関








ふるい商店街とあたらしい商店街








篠ノ井線の開通と通信 411








篠ノ井線と中央線の開通








篠ノ井線開通の影響








道路交通・河川交通の変化








通信

第四節






近代教育の確立と松本 422








整備される小学校教育 422








尋常小学校と高等小学校の発足








御真影・教育勅語と学校行事








中等教育の整備と女子師範学校の開校 428








松本中学校の充実








松本高等女学校の創立








松本女子師範学校の開設








実業補習教育と実業学校の設立 438








実業補習教育








松本戊戌学校の設立








教育実業学校の開設








青年会と女性のうごき 445








女性のうごきと愛国婦人会








青年会と小学校同窓会








禁酒運動と社会問題への関心








通俗教育諸団体の活動と施設 455








明治三七、八年戦役紀念館








学校体育と武徳殿








幻灯会と通俗教育講談会








開智書籍館から松本図書館へ

第五節






あたらしい文芸の発達 463








新聞・雑誌の発達と初期社会主義 463








松本の新聞界と二大紙の成立








『松本親睦会雑誌』と町振興策








雑誌『普通選挙』と初期社会主義








あたらしい文芸の台頭と革新 472








旧派和歌の影響と新派歌会結成








旧派俳諧と新派俳句との対立








社会派文学と近代詩








郷土の学問芸術 491








絵画と彫刻
第三章







松本市の誕生 495

第一節






松本市制の施行と市政 496








松本市制の施行と市役所 496








市制をめざした運動








松本市の誕生と松本市勢








松本市の発足と三役・庁舎








松本市会の議員と活動 505








市会議員選挙と市会の会派








初期の正副議長と市会運営








第一次世界大戦中の市会と活動








第一次世界大戦後の市政・市会








松本市の財政

第二節






町の生活と村の生活 521








松本市の成立と市街地・農村部の生活 521








市の成立と戸口の変化








国勢調査の実施








災害対策








保健・医療活動








スペイン風邪の流行








松本市営病院の設立








水道の建設








市民の憩いの場








第一次世界大戦と民衆生活 546








大戦の影響








生活の変化








工業の発展








社会問題と対策の強化 555








大逆事件と影響








米騒動








筑摩電鉄争議








松本合同労働組合








警察署と裁判所








歩兵第五十連隊の松本設置とシベリア出兵 571








歩兵第五十連隊の設置








連隊と市民生活








シベリア出兵








軍縮と歩兵第五十連隊

第三節






工業の発展と諸産業の変化 588








製糸業の発展と松本製糸場 588








製糸業の発展








女工の生活








水力発電とガス会社 599








水力発電と電力会社








松本ガス会社








養蚕業と農林業 605








養蚕業の発展








農業








林業の展開








松本商業会議所と日本銀行松本支店 617








松本商業会議所の設立と運営








商業会議所の機能と商店法人化








日本銀行松本支店設置前の金融








日本銀行松本支店の設置








中央都市銀行の松本への進出








有限責任松本信用組合の発足








私鉄の普及と郵便・通信・電話 627








信濃鉄道の開通








筑摩鉄道と島々線








筑摩電気鉄道と浅間線








郵便と通信

第四節






あたらしい教育思潮と高等教育の成立 639








小学校尋常科六年制とあたらしい教員たち 639








義務教育拡大と小学校校舎建設








松本市一校制と教育のひろがり








実業補習教育と特別学級








能力別学級と林間保育








すすむ幼児教育








松本盲人教育所の設立








あたらしい教師像をもとめて








自由主義教育と川井訓導事件








中等教育の拡充と青年教育 667








松本女子職業学校の設立








松本第二中学校の設立








松本夜間中等学校と青年訓練所








松本高等学校の創立 674








高等教育と松本市民の期待








松本高等学校の開校








松高生の生活と市民








松本市公会堂の設立と松本自由大学 683








松本市公会堂と市民の利用








市連合青年会と郡部の青年達








公民教育と松本自由大学








美術活動のひろがり 691








美術活動のひろがり
第四章







十五年戦争期の松本市 695

第一節






大恐慌から十五年戦争への展開 696








松本市政と周辺村の行財政 696








市政と村政の展開








市と村の財政








普選による初の議員選挙








小里市長の再選問題








恐慌・不況対策と経済更生運動








経済不況下の市会議員選挙








経済不況・戦時体制下の県政と松本 722








普選による初の県議選








移庁問題の展開と松本市民








選挙粛正運動と経済部出張所








昭和十四年の県議選








松筑地方事務所の設置








日中戦争の拡大と松本市 734








市と村の行政








市と村の財政








市議選と百瀬渡市長の選出








常会・町内会の活動








経済不況・戦時体制下の国政と松本 747








普選初の総選挙と五年の総選挙








五十連隊移駐問題と公共機関








国民精神総動員運動と選挙








翼賛選挙による総選挙








貴族院議員選挙








太平洋戦争・敗戦と松本市 760








太平洋戦争下の市政と村政








戦時体制下の市と村の財政








翼賛選挙による市議・村議選








敗戦と松本市・周辺村

第二節






恐慌・戦争と民衆生活 771








人口動態と不況・戦争の影響 771








大恐慌・戦争と人口動態








大恐慌下の民衆生活








戦時の暮らし








社会運動のいきづまりと戦争協力 787








電灯料値下げ運動








治安維持法と労働争議








社会事業と母の会








戦争の拡大と市民生活 804








常会の活動








太平洋戦争開戦の日に








食糧増産








町の生活








警防団と防空訓練








連隊と満州移民 818








戦争と松本の連隊








満州移民の増大








第一一次瑪瑯河東筑摩開拓団

第三節






経済の不況から戦時経済へ 833








経済不況と経済更生運動 833








市民生活の窮乏と産業動向








松本市の経済更生計画とその後








経済の破綻と戦時統制経済 840








昭和恐慌から経済統制へ








六九町商和会の商業振興策








統制機関の商業組合








金融業と戦時経済








工業の軍事化と疎開工場 853








製糸業の衰退








工業の軍事化と疎開軍事工場








名古屋三菱の分散疎開








中部配電株式会社の統合








自動車交通と軍用飛行場 866








鉄道と自動車交通








陸軍飛行場の建設








電話と郵便

第四節






不況下の教育から軍国主義教育へ 877








小学校の一校制廃止と松本の教育 877








経済恐慌下の教育問題








松本市一校制から多校制へ








松本ろう唖教育所の設立








松本第二高等女学校の新設








夜間商業学校と女子実業学校








市立松本中学校の設立








青年婦人のうごきと松高生 894








青年団運動の高揚と戦争協力








女子青年団と婦人会








松高生の青春








松高生治安維持法違反事件








戦時下の教育 909








紀元二六〇〇年と国民学校








中等学校と青年学校








松本工業学校の開校








松本医学専門学校の開校








学徒勤労動員








学童集団疎開








満蒙開拓青少年義勇軍の送出 930








満蒙開拓青少年義勇軍








郷土部隊の送出と信濃教育会








斎藤中隊の悲劇
あとがき








947
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