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松本市史 第二巻 歴史編 II 近世
出版:1995年/出版元:松本市/編集者:松本市
章節目次
第一章







近世社会のはじまり 1

第一節






豊臣政権と信濃 2








豊臣秀吉の天下統一と信濃 2








豊臣秀吉の天下統一と信濃








小笠原貞慶の深志回復と支配 4








深志城の回復








反小笠原勢力の駆逐








小笠原貞慶の領国支配








石川数正と貞慶父子








石川氏の入封とその政治 14








石川氏の入封








石川氏の支配








石川康長の改易

第二節






松本城の築城 21








小笠原貞慶と松本城 21








小笠原貞慶と松本城








石川氏の城郭の整備 23








天守閣の築造








城下町の拡充

第三節






徳川政権の成立と松本 27








関ヶ原の合戦 27








関ヶ原の合戦








小笠原氏の政治 30








小笠原氏の政治








小笠原氏と大坂の陣








転封の事情

第四節






領主の変遷とその政治 37








戸田(松平)氏の政治 37








戸田氏の入封








組制度の成立








寛永検地








城下町の経営








松平氏の政治 43








天守の修造








松本銭の鋳造








堀田氏の政治 46








堀田氏の政治








水野氏の政治 47








正保国絵図と元禄国絵図








検地と騒動








東西五千石の成立 53








東五千石と西五千石の分立








東三千石領と二つの知行所








領主の異動と西五千石








埴原・百瀬知行所の展開

第五節






検地と農村 66








郷から村へ 66








天正の検地と郷村








慶長の検地








寛永の検地と近世の村








慶安の検地 73








慶安の検地帳








検地条目








検地の内容








屋敷免と屋丁役








検地と下げ札








検地と村の景観








斗代下げ再検地








家中名請








年貢制度の成立 93








籾納めと石高








松本藩領の年貢








東西五千石領の年貢

第六節






諸往還の成立 102








北国脇往還と宿場町 102








北国脇往還の成立と役割








村井宿








松本町








岡田宿








そのほかの往還 109








保福寺通りと三才山峠通り








武石通り








野麦道








千国道と五千石街道








番所の設置と伝馬制 116








番所の設置








伝馬制








飛脚








元禄以前の助人馬
第二章







松本の発展 123

第一節






幕藩体制の展開 124








水野氏の政治 124








正徳の改革








松本大変








城地収公








戸田氏の入封 130








戸田氏の再入封








本丸御殿炎上








理想主義的政治








光慈の領内巡見








寛政の改革








治世百年と赤蓑騒動








江戸藩邸 137








江戸藩邸の機能と役割








水野氏の江戸藩邸








戸田氏の江戸藩邸








高島藩・高遠藩の江戸藩邸








藩邸財政の窮迫








藩邸での生活








領地の分布 157








松本藩領








幕府領








旗本領








支配機構 162








水野氏時代の職制








戸田氏時代の職制








村支配 167








目安と法度による支配








百姓所持地への規制








組手代から大庄屋へ








村のしくみ








宗教政策 182








宗教政策








寺請制度の成立とそのしくみ








近世社会と寺院

第二節






城下町の発展 191








松本城下町の成立と発展 191








城下町のしくみ








松本城下町の建設








武家地と町人地








町割と屋敷割








城下町と寺社








商人町と職人町








城下町の川と橋








城下町の井戸と水道








城下町の明地と火除地








城下町の施設木戸と番所








城下町の施設十王堂








城下町の施設高札場








町のしくみ 225








町と村のちがい








町方の行政機構








町役人と町政








町定め








五人組と十人組








伝馬役と人足役








自身番の勤務








宿場町としての機能








武士と町人、元禄文化 248








「信府統記」と武士の学芸








武家と分限








武家の住まいと町人の住まい








武家と町人

第三節






農村の姿 266








慶安以後の検地 266








元禄検地








新田開発と検地








安永の新切総検地








天保五年の水論検地








用水と溜池 280








おもな灌漑用水








用水堰の開さくと普請








川除普請








溜池の築造








川除論と灌漑用水論








林野と山論 298








林野の種類








入会林野と入会規定








入会山論








年貢と農民 309








松本藩領の年貢








幕府領の年貢








幕府領の皆石代納制








諸家領の年貢








助郷








小百姓の村へ 340








村にすむ人々








村の姿








村絵図にみる村の姿








村明細帳にみる村の姿








今井村明細帳








村の人口 357








人口








家族構成








年齢構成








婚姻圏

第四節






災害と飢饉・騒動 374








火災と水害 374








城下町の火災








城下町の水害








諸河川の洪水








飢饉と疫病 381








寛永の飢饉








延宝の凶作








元禄・享保・元文の凶作








貞享騒動 387








貞享騒動とは








さまざまな要因








五か条の要求








回答書








幕府の了解と結末








一か条も許さずとは
第三章







近世松本の変動 403

第一節






改革の時代 404








領主財政の危機 404








松本藩戸田氏の改革前夜








松本藩の財政








旗本知行所の財政








近世後期の年貢収取 414








廻米・石代引き上げ反対訴願








年貢先納と付払い








松本藩の改革 422








安永の改革








寛政の改革








文政期の改革








天保の改革








戸田図書事件








松本御預所の支配 445








寛政の改革と囲穀








天保の飢饉と石代値段








天保の改革








高島・高遠藩政と松本 457








高島藩の支配と三千石領








領主の領内巡見と東西五千石








高島藩の財政窮乏と献金政策








高遠藩の財政危機と藩政改革

第二節






産業の発展と流通経済 469








自給的農業から商業的農業への転換 469








松本人の経済的いとなみ








農業の発達 472








稲作の進歩








埴原村田植作業図にみる農作業








肥料の改良








農事日記の成立








村の一年








商業的農業の展開








村々の産業 499








村々のあたらしい産業








諸稼ぎの展開








諸稼ぎと社会の変化








城下町の産業 506








城下町松本の形成と商工業








松本町の商工業








町と村の商工業の対立








中馬稼ぎと牛稼ぎ 512








中馬と手馬








東五千石の村々と村井宿








牛稼ぎと岡田宿








犀川通船・橋梁 520








通船願いの経過








通船開始と通船差押え








通船再規定








その後の訴訟と規定








通船状況








橋梁

第三節






村の生活の変化 534








村の人口 534








人口








家族構成








年齢構成








婚姻圏








村の生活 551



































年中行事








婚姻








葬送








保養と温泉








村や町での争い 582








村方騒動とは








裃出入








村役人入札をめぐって








村入用不正をめぐって








身分制度の形成








松本一件








助郷の実態 600








一八世紀の助郷








一九世紀の助郷








助郷の費用








助郷をめぐる問題

第四節






災害と騒動 614








水害・火災・地震・旱ばつ 614








市域の災害年表








諸記録にみる火災と水害








善光寺大地震








明和の旱ばつ








化政期の旱ばつ








飢饉 633








天明の飢饉








文政八年の凶作








飢饉を記録する人々








天保の飢饉








騒動 649








明和の中入騒動








天明上信騒動とその対応








埴原村騒動








百瀬知行所騒立一件








赤蓑騒動と民衆意識の高まり

第五節






文化の交流と発達 668








町の人口 668








町方の家数と人口








武家の屋敷数と人口








町人の家族構成と婚姻圏








町人の生活








治城百年祭と城下町の変貌 684








治城百年祭








城下町の変貌








城下町のにぎわい








繁栄の影に








文芸圏と商業流通圏 695








文人の来松と文芸の展開








文人たちと文芸書








文化圏と経済圏








伊能忠敬の測量








娯楽 713








子ども








村芝居








若者組








賭け事

第六節






信仰と祭礼 726








726








分布と種類








役割








732








伊勢講








金毘羅講・三峯講・秋葉講








庚申講など








修験 739








修験の展開








「日本九峰修行日記」








祭礼 745








城下町の祭礼








沙田神社の御柱祭








お船祭り








流行神と疫病神 756








流行神の現象








疫病神の祀り








寺社参詣と庶民の旅 761








伊勢参りと旅








善光寺参り








諸参詣の旅








観音信仰と巡礼御詠歌 767








観音信仰








巡礼信仰と御詠歌

第七節






教育 771








武士の学問 771








戸田家の教学








祟教館








松本藩学








兵学武術








庶民教育の発達 782








寺子屋








神道








国学








心学
第四章







幕末動乱と松本 795

第一節






黒船来航と松本 796








江戸湾警備と松本 796








江戸での見聞








異国への好奇








対外的危機と松本藩








開港と経済の変動 804








開港と貿易








開港と物価の高騰








産物会所の再編 810








松本藩の産物会所








豪農層の産物会所構想








開港後の産物会所

第二節






幕末の志士と松本 816








安政の大獄 816








松本藩戸田家と京都








安政期の政局








近藤茂左衛門と山本貞一郎








安政の大獄と近藤兄弟








東禅寺事件 828








松本藩の江戸守衛と東禅寺事件








伊藤軍兵衛








事件の波紋








水戸浪士の通行 836








水戸浪士の信濃いり








和田峠・樋橋の戦い








民衆の対応

第三節






幕末の政情と人々の負担 845








和宮下向と助郷 845








和宮の下向








参勤交代の緩和と助郷の見直し








長州征伐 852








信濃諸藩の動向








松本藩の出兵








軍夫・兵賦








献金・御用金 861








幕末の領主財政








御用金と村々の負担

第四節






民衆思想と木曽騒動 866








民衆思想 866








幕末の政情と民衆








さまざまな「世直し」思想








木曽騒動 872








信濃の世直し状況








木曽騒動と松本平








騒動の意義








お札降り 884








お札降り・ええじゃないか








信州各地の騒ぎ








松本とその周辺

第五節






明治新政への対応 893








官軍の信濃通行 893








東山道軍の信濃いりと松本








偽官軍事件








飯山戦争と北越戦争への出兵 900








飯山戦争








北越戦争への従軍








版籍奉還と廃藩置県 905








旧幕府領の転換








版籍奉還と松本藩の藩政改革








松本藩の廃仏毀釈運動








廃藩置県
付録







掘りだされた城下町 918







武家屋敷跡の発掘調査








町屋跡の発掘調査








家屋の基礎工法








城下町の出土遺物








度量衡・通貨表 934
あとがき







あとがき 941
章節目次