長野市誌第五巻　歴史編　近代一

長野市誌第五巻　歴史編　近代一
出版：1997年／出版元：長野市／編集者：長野市誌編さん委員会

章節			目次	頁
第一章			長野における明治維新	1
	第一節		松代藩・善光寺領から長野県へ	2
		一	東山道軍をめぐる動きと松代藩	2
			偽官軍事件と北信濃
			東山道軍と松代藩
		二	松代藩の飯山・北越への出兵	9
			飯山の戦い
			北越への出兵
			北信濃の民衆と戊辰戦争
		三	伊那県・中野県の設置と版籍奉還	27
			伊郡県の設置と松代藩の版籍奉還
			信濃県藩連合と松代藩
			中野県設置と中之条局の廃止
		四	松代・中野騒動と長野県の誕生	41
			松代・中野騒動と民衆
			松代藩の終焉と長野県の誕生
		五	教育と宗教をめぐる動き	55
			郷学校の設置と日新館
			神仏分離政策と国学者・神道の動向
			善光寺と神仏分離
	第二節		新しい行政区画と町村	69
		一	戸籍区の設置と長野	69
			戸籍の編成
			区長・戸長の任命
		二	大区・小区制の実施	79
			大区・小区制の編制
			大区会・小区会と民衆
			警察・司法制度のはじまり
		三	大区・小区制下の町村	87
			長野町の成立と町村合併
			村共同体の営み
			民費と町村財政
	第三節		地租改正と松代藩の秩禄処分	93
		一	地租改正と税負担	93
			壬申地券調べと地租改正
			改正事業と農民
			官有地の引き戻し運動
			地租と農業経営
		二	松代藩の秩禄処分と士族授産	104
			松代藩の禄制改革
			秩禄処分
			士族の生活と士族授産
	第四節		身分制の解体と戸口	113
		一	北信濃における身分制の解体	113
			四民平等と松代藩
			えた・ひにん等廃止令
		二	徴兵令と西南戦争	118
			徴兵令と民衆
			西南戦争
	第五節		産業と社会生活の変貌	126
		一	街道・宿駅の変化と産業・用水	126
			街道の整備
			宿駅の廃止と新たな運輸
			農業と諸営業
			長野石油会社の設立
			箱清水村と鑪村の瑪瑙堰
		二	門前町長野と県庁の移転	147
			善光寺門前町と長野
			県庁移転と長野町の形成
		三	生活の変化と民衆	153
			人口の動き
			開化と民衆の生活
			公娼制度と鶴賀新地遊郭
	第六節		近代文化のさきがけ	171
		一	新しい文化と学校教育のはじまり	171
			『長野新報』の創刊
			民間の力で進められた学校設立
			地域性が反映された初期の学校
			師範講習所と医員講習所
		二	国民の教化とキリスト教の布教	192
			国民の教化と教導職
			神社の社格決定と廃寺・廃堂
			長野県中教院の設立と紛争
			明治天皇の巡幸と長野
			メソジスト教会の布教
第二章			郡編制・戸長役場と町村民	211
	第一節		長野県政の展開と郡の編制	212
		一	県政・県会と長野町	212
			長野県庁機構の拡大と長野町
			県会・県会議員と長野町
			警察と裁判所
		二	上水内・更級・埴科・上高井郡の設置	233
			郡編制の実施
			郡の設置と吏員
			郡政のはじまり
	第二節		戸長役場と連合戸長役場	247
		一	戸長役場の設置と町村	247
			戸長役場の設置
			町村会の開設と町村財政
		二	連合戸長役場の設置	262
			連合戸長役場の設置
	第三節		商工業の勃興と運輸・通信	268
		一	農業と在来工業	268
			共進会・勧業会と農業
			用水堰と水利問題
			牧畜業と馬市
			松代の漁業と寒天生産
			在来産業と清酒生産
		二	地主の成長と農民	285
			多様な農業生産と稲作
			地主の成長
		三	横田英と松代六工社	292
			横田英と富岡製糸場
			器械製糸の導入と六工社
		四	養蚕・製糸業の発展	301
			座繰製糸と農家
			養蚕農家と蚕種業
			長野県製糸場の設置と払い下げ
		五	商業・金融と交通・通信	311
			長野町の商業
			銀行の創設と活動
			中牛馬会社と運送業
			信越鉄道の建設工事
			郵便事業と電信施設
	第四節		自由民権運動と町村民	330
		一	自由民権運動と長野	330
			自由民権運動の開始と政社
			国会開設運動と長野
			自由党・立憲改進党の結成と長野
		二	大同団結運動と政社	344
			政党・政社の活動
			大同団結運動と町村民
	第五節		町村民の生活と災害	356
		一	町村民の生活	356
			病気と伝染病
			正午の午砲
			大勧進の養育院
			民衆生活の取り締まり
		二	洪水と防災・消防	366
			千曲川・犀川の洪水
			水害対策と防災
			消防組織のめばえ
	第六節		新しい教育制度と文化	374
		一	小学校の設立	374
			教育令と教則の改正・学務委員の設置
			小学校の生徒・教員と校舎
		二	中学校の設立と県立学校	383
			上水内郡町村立中学校の設立
			上水内中学校の管理運営と生徒
			県立中学校の創設
			県立尋常師範学校と尋常中学校の移転
		三	教員集会の発生と信濃教育会の創設	393
			教員集会の発生
			長野教育談会から長野教育会へ
			信濃教育会の創設と長野地域会員
		四	民衆と文化	400
			『小学新誌』の発刊
			民衆と芸能
			町村誌の編さん
			松代青年会の活動
		五	寺院・神社の動き	411
			皇典講究所の開設
			寺院の動向
			教派神道と在家仏教
第三章			町村制の施行と町村自治	419
	第一節		町村制の施行と行財政	420
		一	長野町の町制施行	420
			長野町と新しい町村の誕生
			長野町の町会議員と町長選挙
		二	町村制下の町村政治	428
			町村会議員・町村長の選挙と町村会
			町村財政と町村民の負担
			区の設置と区長・区会議員の選出
		三	日清戦争と町村民	443
			日清戦争と町村政
			警察・司法と町村民
	第二節		国会・県会・郡会と政治活動	457
		一	衆議院議員・県会議員の選挙と町村民	457
			参政権と衆議院議員の選挙
			町村民の政治活動と県会議員の選挙
		二	郡制下の郡行政と郡会	471
			郡制施行と郡行政
			郡会・郡参事会と町村民
	第三節		勧業政策の浸透と諸産業	479
		一	農談会と農業・漁業の発展	479
			農談会と米作
			養蚕業と漁業
			長野測候所の開設
		二	信越線の開通と交通・町並み	489
			信越線の開通
			鉄道開通の影響
			駅の設置と町並み
			道路・橋梁の整備と交通
		三	商工業と庶民金融の発展	501
			商品流通と商品取引所の開設
			松代製糸業の発展
			えびす講と街のにぎわい
	第四節		災害と防災・衛生	512
		一	松代町・長野町の大火と防災	512
			松代町の大火
			長野町の大火
			長野町消防組の成立
			千曲川・犀川の水害と治水事業
		二	長野町の衛生と町村の人口	526
			町村民の疾病と公立病院の設立
			避病院の建設
			長野町の飲用水引水計画
			町村の人口動態
	第五節		小学校令の施行と中等教育	536
		一	小学校教育の推進	536
			小学校教育の推進と高等科設置
			御真影と教育勅語
			教育行財政と日清戦争
			晩熟生学級と子守教育
			郡教育会の成立
		二	県立中学校長野支校と町立長野高等女学校	557
			県立中学校長野支校の設置
			町立長野高等女学校の設立
		三	町村民の文化運動と宗教	565
			善光寺と長野
			キリスト教と長野
			音楽会と演説会
			文芸雑誌の発行
			宗教婦人会の活動
第四章			長野市制の施行と日露戦争	575
	第一節		長野市制の施行と町村政治の進展	576
		一	長野市制の施行と市政	576
			市制施行への動きと市制の施行
			三級制の市会議員選挙と市会
			市長・参事会員・助役・区長等の選挙と行財政
			市庁舎の新築と移転
		二	町村政治の進展	595
			町村財政の推移
			町村会の運営
			住民生活と直結する区の活動
		三	市町村民の政治活動	608
			市町村民の参政権拡大
			政党活動
			郡制の改正と郡政・市町村民
	第二節		日露戦争と市町村民の動向	630
		一	日露戦争と市町村民	630
			市町村の財政
			市町村民の対応
		二	市町村民の動員と警察・司法	640
			市町村民の動員
			警察・司法制度の変化と整備
	第三節		農業の発展と農業団体	650
		一	農業・林業の発展と農耕馬	650
			農家と養蚕業
			りんご栽培の広がり
			林業の育成
			農耕馬と軍馬
		二	地主経営の進展と農民	664
			農家と地主の経営
			耕地整理事業のはじまり
		三	農会と産業組合の結成	671
			農会の設立と活動
			産業組合の設立と運営
			松代製糸改良組の組合化
	第四節		商工業の発展と長野商業会議所の設立	679
		一	新しい工業と在来工業	679
			煉瓦工場と新しい工業のはじまり
			長野電燈株式会社の設立
			印刷業の発展
			松代製糸業の優等格生糸と工女
			在来工業の諸相
		二	商業・金融・交通業とその振興	695
			長野商業会議所の設立
			一府十県連合共進会
			旅客と商売
			銀行と庶民金融
			吉田駅の設置
			篠ノ井線の開通
		三	土木・治水事業の進展	716
			道路の整備事業
			架橋とその修繕事業
			中小河川の砂防工事
	第五節		社会生活の変化と社会問題	725
		一	社会生活の変化	725
			人口の変化と人びとの生活
			千曲川沿岸地域の地震と災害
			千曲川水系の水害
			市消防組の組織
			病気と衛生
			日本赤十字社長野支部病院の設立
			電話の設置
			市による最初の引水計画
		二	社会問題と社会事業	748
			社会問題の発生と社会運動
			社会主義の研究活動
			社会事業の開始
			鶴賀遊郭と自由廃業の動き
	第六節		学校教育の普及と文化活動の進展	763
		一	小学校教育の普及	763
			市の発足と小学校教育
			保科百助の同和教育
			日露戦争と小学校
			幼稚園・保育所の設立
		二	中等教育の進展	772
			長野中学校の開校と長野高等女学校
			実業補習教育の開始
			長野市立商業学校の設立
			中野塾と北信英語義塾
		三	社会教育の広がり	789
			長野婦人会
			青年会の成立と活動
			信濃図書館と活動写真
			幻灯機の普及
		四	学芸・報道と宗教	804
			新聞の競合と多彩な記者
			皇太子の行啓
			時局史・郷土研究・地域の文芸
			宗教の動向
		五	スポーツと登山	818
			野球と庭球のはじまり
			近代登山のはじまり
章節			目次	頁