長野県史民俗編　第四巻（一）北信地方　日々の生活

長野県史民俗編　第四巻（一）北信地方　日々の生活
出版：1984年／出版元：社団法人長野県史刊行会／編集者：長野県

章節				目次	頁
第一編				社会生活
	第一章			ムラの発生	1
		第一節		ムラの発生	1
			１	湖水の排水によってできたとするムラ	2
			２	落人が作ったとするムラ	3
			３	牧場によってできたとするムラ	3
			４	門前にできたとするムラ	3
			５	豪族が作ったとするムラ	4
			６	移住によってできたとするムラ	5
			７	街道筋にできたとするムラ	7
			８	新田開発によってできたとするムラ	9
			９	その他	9
		第二節		ムラに最初に住みついた家	10
			１	呼び名	11
			２	最初に住みついた戸数	11
			３	その他	12
	第二章			本家・分家	13
		第一節		交際	14
			１	呼び名	15
			２	付き合っている期間	17
			３	本家・分家の付き合い	18
		第二節		分家慣行	23
			１	分家ができる家	25
			２	分家をする者	26
			３	分家の条件	30
			４	分家に与えるもの	31
				同族	34
	第三章	第一節		同族	34
			１	同族の呼び名	35
			２	共有物	37
			３	集まる機会	38
		第二節		親しい仲間	39
			１	血縁関係	40
			２	仮の親子	40
			３	葬式組	41
			４	近隣・隣家	41
			５	その他	42
	第四章			ムラの共有財産	43
		第一節		共有財産	43
			１	共有地	45
			２	墓地・堂・庵	49
			３	その他	50
		第二節		共有財産に対する権利	51
			１	権利の取得	52
			２	権利の喪失	55
	第五章			ムラの構成	56
		第一節		ムラの役員名	57
			１	三役	58
			２	その他	59
		第二節		役員の選出	64
			１	役員の選出方法	65
			２	伍長・組長の選出	69
			３	氏子総代の選出	70
		第三節		役員の任期	70
			１	役員の任期	71
			２	交替の時期	72
		第四節		村寄り合い	73
			１	寄り合いの日	76
			２	呼び名	78
			３	ムラ入りの慣行	79
	第六章			ムラの仕事	81
		第一節		ムラの仕事	81
			１	呼び名	83
			２	仕事の内容	85
			３	ムラの仕事を請負う人	90
		第二節		ムラの仕事に出ない場合	92
			１	出不足金	92
			２	労力で負担する	94
			３	その他	95
	第七章			制裁と援助	96
		第一節		ムラの制裁	96
			１	呼び名	97
			２	制裁を受ける行為	97
			３	制裁の仕方	97
			４	許してもらう方法	98
		第二節		破産援助	98
			１	破産の時の援助	99
			２	火災の場合の援助	102
			３	その他の援助	103
			４	援助者と待遇	105
	第八章			年齢集団	105
		第一節		子供組	106
			１	子供組の呼び名	108
			２	加入者と年齢	109
			３	子供組の行事	110
		第二節		若者組	112
			１	若者組の呼び名	115
			２	加入者と構成年齢	116
			３	加入時期の儀礼	119
			４	活動内容	120
			５	娘組	127
		第三節		その他の集団	129
			１	壮年組	130
			２	婦人組	131
			３	老人組	132
			４	その他	134
	第九章			相続	135
		第一節		家長の座	136
			１	相続の呼び名と時期	137
			２	相続者	140
		第二節		主婦の座	141
			１	譲る時期	141
			２	呼び名	142
		第三節		隠居	143
			１	隠居する場所と呼び名	143
			２	隠居する時期と持参する物	144
第二編				人の一生
	第一章			婚姻	147
		第一節		恋愛	148
			１	恋仲の名称	149
			２	恋愛の印	150
		第二節		婚約	150
			１	クチキキの贈与	151
			２	酒入れ	152
			３	ユイノー	153
			４	返礼	154
		第三節		初婿入り	156
			１	時期	156
			２	同行者	157
		第四節		荷送り	159
			１	荷送りの人の名称	160
			２	荷の受け渡し	164
		第五節		入家儀礼	166
			１	門火	167
			２	嫁のしりたたき	169
			３	履物の処理	170
			４	勝手回り	172
			５	迎え水ほか	173
	第二章			妊娠・出産	173
		第一節		妊娠の知らせ	174
			１	時期	174
			２	方法	175
			３	妊娠を知らせることば	176
		第二節		妊娠・出産と夫	179
			１	夫のつわり	179
			２	出産と夫	180
		第三節		安産のまじない	181
			１	出産前のまじない	182
			２	出産時のまじない	183
		第四節		ウブユ	185
			１	たらいの数	185
			２	日数	186
			３	浴びせる人	189
			４	その他	190
		第五節		産飯とシチヤ	190
			１	産飯	191
			２	シチヤ	197
		第六節		後産とへその緒	199
			１	後産の始末	199
			２	へその緒の始末	202
		第七節		産婦のトコアゲと月小屋	204
			１	産婦のトコアゲ	205
			２	産屋明けなど	207
			３	月小屋	211
	第三章			育児	211
		第一節		子供の初めての外出	212
			１	他家への訪問	212
			２	時期	214
		第二節		子守と仮親	215
			１	子守として頼む人	216
			２	子守との付き合い	218
			３	仮親との付き合い	219
		第三節		ミヤマイリ	220
			１	期日	222
			２	供物	223
			３	作法	225
		第四節		クイゾメ	232
			１	期日	232
			２	作法	234
	第四章			年齢に伴う儀礼	237
		第一節		子供の成長の祝い	238
			１	七五三の祝い	239
			２	成人の祝い	240
		第二節		厄年	241
			１	厄年の年齢	242
			２	厄除け	243
		第三節		年祝い	246
			１	年祝いの呼び名	247
			２	祝い方	249
	第五章			死・喪	253
		第一節		臨終の儀礼	253
			１	魂呼び	254
			２	シニミズ	255
		第二節		死者への供物	256
			１	マクラメシ	257
			２	マクラダンゴ	258
			３	シカ	263
			４	その他	263
		第三節		死亡の通知	264
			１	告げ人	265
			２	通知の方法	265
		第四節		納棺	268
			１	服装	269
			２	死者の身支度	272
			３	棺に納めるもの	274
			４	その他	277
		第五節		ノベオクリとイハイワケ	277
			１	ノベオクリから帰っての清め	278
			２	イハイワケ	279
	第六章			葬制	281
		第一節		墓制	282
		第二節		特別葬法	283
			１	幼児の葬法	283
			２	妊産婦の葬法	284
			３	戸外の変死者の葬法	284
			４	その他の葬法	286
		第三節		弔い回りと年忌	286
			１	弔い回り	287
			２	年忌	289
		第四節		仏葬以外の葬礼	294
			１	神道系	295
			２	その他	296
第三編				住居
	第一章			屋敷	297
		第一節		屋敷構え	299
			１	屋敷の名称	300
			２	屋敷の面積	301
			３	屋敷の形	302
			４	好む場所と嫌う場所	303
			５	旧家の位置	306
		第二節		屋敷内の名称	306
			１	屋敷の入口の名称	307
			２	屋敷への入口の数	309
			３	母屋前の空地	310
			４	屋敷内にある野菜畑	311
			５	屋敷内にある森や林	314
			６	屋敷内にある墓地	314
		第三節		水	316
			１	昔の飲料水	317
			２	現在の飲料水	319
	第二章			母屋と小屋	320
		第一節		敷地内の建物	322
			１	普通の家の付属の建物	323
			２	上層の家の付属の建物	328
		第二節		母屋	332
			１	母屋の呼び方	334
			２	家造りの名称	336
			３	屋根を葺く材料	339
			４	屋根葺き職人の出身地	341
			５	屋根葺き職人	343
			６	母屋の面積	343
		第三節		母屋への入口と土間	344
			１	入口の呼び方	345
			２	入口の建具	347
			３	土間	348
		第四節		とりつぎの部屋	350
			１	とりつぎ部屋の入口	351
			２	名称のある柱	352
		第五節		風呂	354
			１	風呂の名称	355
			２	風呂場の場所	356
		第六節		便所	357
			１	外便所	358
			２	内便所	361
		第七節		馬屋	363
			１	名称	363
			２	馬屋と馬の飼育	364
			３	馬屋の神	365
		第八節		雪と住居	366
			１	雪囲い	368
			２	入口の雪囲い	369
			３	冬の防風・防寒・明かりとり	372
			４	雪おろし	375
			５	消雪のための池	379
	第三章			間取り	380
		第一節		間取りの種類	381
		第二節		座敷と居間	400
			１	座敷	401
			２	居間の名称	402
		第三節		勝手	403
			１	昔食事をとっていた部屋の名称	404
			２	今食事をとっている部屋の名称	405
		第四節		調理場	407
			１	調理場の名称	408
			２	特別の日の調理場所	409
		第五節		寝室	410
			１	主人夫婦の寝室名称	411
			２	若夫婦の寝室名称	413
			３	年寄り夫婦、子供の寝室名称	415
		第六節		仏間と神棚の間	416
			１	仏壇のある部屋	416
			２	神棚のある部屋	420
		第七節		生と死	423
			１	出産の部屋	424
			２	死者を安置する場所	426
	第四章			いろりとかまど	428
		第一節		いろり	429
			１	名称	430
			２	いろりの数	431
			３	部分名称	433
			４	自在かぎ	435
			５	火棚	437
			６	いろりの座	438
			７	いろり端での接待	441
		第二節		かまど	443
			１	名称	443
			２	置き場所	444
	第五章			家具・調度	447
		第一節		発火具・火具	448
			１	発火具	450
			２	火具	452
		第二節		照明具・暖房具・寝具	457
			１	照明具	458
			２	暖房具	462
			３	寝具	465
	第六章			建築儀礼	467
		第一節		普請	467
			１	新築	468
			２	その他	468
		第二節		建物の位置選定と地鎮祭	470
			１	位置の選定	471
			２	地鎮祭	472
		第三節		地つき	474
			１	地つきの名称と方法	474
			２	地つき歌	477
		第四節		建前と棟上げ	481
			１	建前	482
			２	棟上げ式	483
		第五節		家移り	486
			１	名称と内容	487
			２	招待者と祝儀	489
		第六節		建築祝い	491
			１	餅まき	492
			２	建築祝いの粥	497
第四編				衣生活
	第一章			野良着	499
		第一節		男の野良着	500
			１	上体	501
			２	下体	503
		第二節		女の野良着	506
			１	野良着	507
			２	前掛	511
			３	田植えの身支度	513
	第二章			テッコー	515
		第一節		男のテッコー	515
			１	呼び名	515
			２	使用	516
		第二節		女のテッコー	517
			１	呼び名	519
			２	使用	520
	第三章			かぶりもの	521
		第一節		男のかぶりもの	521
			１	かさ	522
			２	ほおかぶり	524
			３	ハチマキ	526
		第二節		女のかぶりもの	526
			１	かさ	527
			２	ほおかぶり	528
	第四章			脚支度	530
		第一節		ハバキ	530
			１	男のハバキ	532
			２	女のハバキ	534
		第二節		野良仕事の履物	535
			１	わら草履	536
			２	わらじ	536
	第五章			晴れ着	538
		第一節		子供の晴れ着	539
			１	ウブギ	540
			２	オミヤマイリの着物	541
			３	発育を願ってつくる着物	544
			４	三歳の祝い着	545
		第二節		女性の晴れのかぶりもの	545
			１	嫁入りのかぶりもの	546
			２	葬式のかぶりもの	548
			３	手ぬぐい	551
		第三節		喪章と履物	551
			１	喪章	552
			２	棺付きの履物	553
		第四節		衣服の新調と中間着	555
			１	正月や盆の衣服の新調	556
			２	ふだん着と晴れ着との中間着	558
	第六章			雨具・雪具・防寒具	559
		第一節		雨具・雪具	559
			１	ミノ	560
			２	キゴザ	561
			３	雪降りのときのかぶりもの	561
		第二節		雪のときの脚支度	564
			１	ワラグツ	565
			２	カンジキ	569
			３	ハバキ	572
		第三節		防寒具	573
			１	頭にかぶるもの	573
			２	着るもの	574
	第七章			紡織・染色・保存	576
		第一節		紡織	576
			１	麻布	578
			２	山野の植物による紡織	579
			３	ヨリコ	580
			４	つむぎ	581
			５	ジバタ	584
		第二節		手染めと保存	584
			１	草木染め	586
			２	草木以外の染料	587
			３	保存	588
第五編				食生活
	第一章			食料	589
		第一節		主食料	589
			１	米	590
			２	米以外の食料	593
		第二節		救荒食料	596
			１	救荒食料	596
			２	備荒食料	598
		第三節		野生の植物	599
			１	昔利用した植物	599
			２	今利用している植物	605
		第四節		魚介類の利用	610
			１	海産の魚介類	610
			２	淡水産の魚介類	616
		第五節		肉類及び特色ある食べ物	618
			１	肉類	618
			２	特色ある食べ物	620
	第二章			貯蔵	622
		第一節		穀類の貯蔵	623
			１	米の貯蔵	624
			２	麦の貯蔵	628
			３	そばの貯蔵	629
			４	大豆の貯蔵	630
		第二節		越冬野菜の保存	632
			１	大根の保存	632
			２	その他の野菜の保存	635
		第三節		保存の方法	637
			１	日干しによる保存	638
			２	塩漬けによる保存	640
	第三章			調製	644
		第一節		炊事	645
			１	雑穀の炊事	646
			２	野菜類を入れる	648
			３	雑炊	649
			４	粥	651
		第二節		味噌・スマシ・タマリ・甘酒	651
			１	味噌の原料の割合	653
			２	つくる味噌の量	654
			３	味噌玉	655
			４	味噌つくりの用具	658
			５	スマシとタマリ	661
			６	甘酒	662
		第三節		豆腐としみ食品	664
			１	豆腐	664
			２	しみ食品	667
		第四節		調味料	670
			１	塩	670
			２	甘味料	673
			３	香辛料	674
			４	食用油	674
			５	だし	675
	第四章			食品	676
		第一節		粉食	677
			１	煮るもの	677
			２	ゆでるもの	681
			３	焼くもの	683
			４	蒸すもの	686
			５	い（炒）るもの	688
		第二節		間食	689
			１	田植え	690
			２	刈り入れ	692
			３	山仕事	695
		第三節		煮物	696
			１	改まった日の煮物	696
			２	日常の煮物	698
		第四節		改まった折の食品	703
			１	餅	704
			２	団子	707
			３	こわ飯	709
			４	滋養食	712
			５	年取り魚	715
			６	雑煮	720
	第五章			食制	724
		第一節		夏期の食事の回数	724
			１	一日三回食事をする	725
			２	一日四回食事をする	726
			３	一日五回食事をする	728
			４	一日六回食事をする	731
			５	一日七回食事をする	734
		第二節		冬期の食事の回数	735
			１	一日三回食事をする	736
			２	一日四回食事をする	737
			３	一日五回食事をする	739
			４	一日六回食事をする	740
		第三節		食事をする場所	741
			１	食事をする部屋	742
			２	座席	743
		第四節		食事の作法	745
			１	食品の分配	746
			２	大食・偏食	748
			３	食前・食後の作法	749
		第五節		改まった時の食事	751
			１	祝儀の時の献立	752
			２	不祝儀の時の献立	756
			３	酒盛り	760
		第六節		供物と俗信	767
			１	神への供物	768
			２	仏への供物	772
			３	食い合わせ	777
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