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長野県史 通史編 第七巻 近代一
出版:1988年/出版元:社団法人長野県史刊行会/編集者:長野県
章節目次
第一章







明治維新と信濃 1

第一節






民衆と戊辰戦争 2








赤報隊と東山道軍の動き 2








相楽隊の入信と年貢半減令








信濃の隊員と「偽官軍」事件








東山道軍をめぐる動き








信濃諸藩の出兵への動き








飯山の戦いと北越への出兵 14








飯山の戦い








北越への出兵








戊辰戦争下の民衆 19








宿駅・助郷の負担








農兵・軍夫の徴発

第二節






伊那県と諸藩の動き 25








伊那県の設置 25








幕府領の没収








伊那県の成立








伊那県の統治








版籍奉還と藩制改革 33








藩治改革








版籍奉還








藩制改革








信濃県藩連合 39








贋二分金問題








信濃全国通用銭札の発行








駅逓制度の改革








政治改革の企図








中野県の分置と長野移庁 45








伊那県商社事件








中野県の分置








長野移庁

第三節






世直し一揆の展開 52








明治二年の農民一揆 52








村方騒動と村民の要求








飯田二分金騒動








上田騒動








会田・麻績騒動








明治三年の農民一揆 62








中之条局廃止反対強訴








松代騒動








中野騒動








民衆・県藩・政府

第四節






廃藩置県 73








信濃諸藩の廃藩置県 73








廃藩置県の動き








竜岡藩の廃藩上表








諸藩の廃藩置県








城郭・城地の処分








長野・筑摩両県への統合 80








長野県の拡大








筑摩県の創設

第五節






民衆の文化と宗教 83








藩校と寺子屋の教育 83








維新期の藩校教育








私塾・寺子屋の教育








郷学校の設立








神仏分離と廃仏毀釈 91








神仏分離政策








松本藩の廃仏毀釈
第二章







長野県の発足 99

第一節






長野・筑摩両県と統合長野県 100








長野県の行政 100








長野県の組織と官員








県庁舎の新築








長野県の行財政








筑摩県の行政 107








筑摩県の組織と官員








筑摩県の行財政








県庁舎の火災








統合長野県の成立 113








一国一県の長野県








統合長野県の組織と官員








明治十、十一年の長野県会








明治十一年の長野県








警察・司法制度の創始 119








警察制度








裁判所と県監獄

第二節






戸籍区・大区小区制と町村 127








戸籍区の設定と壬申戸籍 127








戸籍の編成と戸籍区








壬申戸籍と脱籍・浮浪の取締り








区長・戸長の任命








大区・小区制の実施 133








大区・小区と区長・戸長








村寄合の否定と大区会・小区会








大区・小区制下の町村 138








町村合併の動き








生きている村共同体








民費と町村財政

第三節






地租改正と秩禄処分 145








地租改正と農民 145








壬申地券の発行








筑摩県の地租改正








長野県の地租改正








地租改正の結果








官民境界区分の実施 151








山林原野の地租改正








官民有区分と民衆








官民有地別林野の実態








秩禄処分と士族授産 156








禄制改革








秩禄処分








士族授産

第四節






身分制・社会生活の変化 163








身分制の解体 163








四民平等








「穢多・非人解放令」








徴兵令と西南戦争 169








徴兵令の公布








西南戦争と長野県








衣食住と生活習俗の変化 173








衣食住の生活








生活習俗の開化と不開化








病気・災害と公娼制度 180








病気と医療








災害と防災








公娼制度の発足

第五節






学制の施行と文明開化 188








新しい学校制度 188








村の小学校








町の小学校








中等教育などの開始








新聞・雑誌・書籍の刊行 197








『信飛新聞』の創刊








地域ジャーナリズムの形成








新聞・雑誌の縦覧と出版結社








国民教化政策とキリスト教 205








教導職の設置と教化運動








講社の結成とその活動








キリスト教の布教
第三章







勧業政策と信州蚕糸業の興隆 215

第一節






農業と在来工業 216








共進会の開催と開産社 216








共進会と勧業博覧会








開産社の設立








洋式農法と農業技術 221








洋式農法の導入と老農技術








農具と農業技術








病虫害の予防








入会林野と水利 228








入会林野の利用








農地開発の計画








堰と水利慣行








在来工業の推移と鉱山の試掘 235








在来工業生産の変化








特産物の推移








諸鉱山の試掘

第二節






地主の成長と農民 245








地主の成長 245








明治初期の地主








松方デフレと地主








地主と小作








地主と農村 254








豪農地主の社会的進出








零細農民と口べらし

第三節






養蚕・蚕種業の発展 262








養蚕業の発展 262








全国一の蚕糸県へ








養蚕技術の革新








養蚕業と農家経営








養蚕の村々








蚕種業の発展 271








蚕種輸出の展開








蚕種業の発展と蚕種経営








夏秋蚕種の製造と普及








小県郡の蚕種業と同業組合

第四節






器械製糸の発展 283








創始期の器械製糸 283








明治はじめの座繰製糸








生糸輸出と流通規制








器械製糸の導入








器械製糸の発展 289








器械製糸の発展








製糸結社の設立








売込商と製糸金融








製糸経営と製糸工女 300








製糸経営の実態








改良座繰りの進展








製糸工女たち

第五節






商業・金融と交通・通信 311








明治初期の商業 311








商業の地域的特色








商品の流通








経営の新形態








近代的金融機関の成立 318








県為替方








銀行の創設








銀行の機能と推移








交通・通信の整備 326








新しい運輸組織








通船の発展








道路と橋梁








鉄道敷設の開始








郵便・通信事業の開始
第四章







三新法による長野県統治と信州自由民権運動 341

第一節






三新法による長野県統治の進展 342








知事体制の成立と県政・県民 342








長州藩閥知事と長野県政の組織








南北信統合の推進と県政








地方税規則による県財政








長野県会の設立と議員の活動 349








府県会規則による県会と常置委員会








県会議事堂と県会論議








県警察本部体制と県監獄本署の成立 352








県警察本部体制の成立








裁判所制度の変遷と県監獄本署








一六郡の設置と郡政の開始 359








郡区町村編制法と府県官職制








郡編制諮問会議の開催








一六郡の設置と郡長の任命








郡長の権限と初期郡政の実態








戸長役場と連合戸長役場の行財政 366








町村分離の進行








戸長役場から連合戸長役場へ








町村会と連合町村会の開設








協議費・町村費財政

第二節






奨匡社の運動と自由党・立憲改進党の結成 375








民権結社の活動と奨匡社 375








民権結社と政治結社








言論・集会活動と町村会








奨匡社の成立








全国的自由民権運動への合流 384








地方官会議と県会議員連合








国会期成同盟への参加








国会開設運動の展開








自由党・立憲改進党の結成 393








自由党準備会と長野県








自由党と立憲改進党








集会条例改正追加と地方政党








自由民権論 400








奨匡社の国会開設論








憲法論

第三節






秩父事件・飯田事件と大同団結運動 403








自由民権運動の高揚と政党・政社 403








運動の高揚と全国との交流








愛国正理社と小諸文武館








秩父・飯田事件から大阪事件へ 409








激化事件と秩父事件








飯田事件と民権運動の弾圧








信州民権運動の存続と大阪事件








大同団結運動と移庁・分県運動 422








大同団結運動と民権家結集








政社設立と大同団結運動の分裂








移庁・分県運動と民衆運動

第四節






教育令の改廃と民衆文化の諸相 431








教育令の改廃と初等教育 431








ゆれる町村と学区








教育費確保のからくり








おさえられた自由な教則








中等・専門教育と青年の学習活動 439








県立の中学校と医学校








能勢栄と県師範学校の改革








学習・討論する青年たち








民衆文化・民衆意識の諸相 447








民衆芸能や伝統的習俗








ひろがった丸山教








天皇巡幸と民衆意識
第五章







地方自治体制の確立と長野県 457

第一節






長野県制の施行と県民の参政権 458








府県制による長野県政 458








全国にさきがけた長野県制








県民の県政要求と県財政の変質








県会・県参事会と政党・県民 463








間接選挙の県会議員と党派対立








県参事会の設置と強い権限








衆議院・貴族院開設と長野県 468








衆議院開設と県民の参政権








貴族院多額納税者議員と大地主

第二節






群制の施行と郡分合問題 477








群制の施行と郡行政 477








郡制の公布と県民の批判








県の対応と郡界・郡合問題








全国最初の郡制施行








郡制施行期の郡長と郡行政








郡会・郡参事会と郡財政 485








複選制議員と大地主議員の選挙








郡会の発足と役員の選挙








初期郡会の主要議案と審議状況








郡参事会の権限と活動状況








郡財政の概況








郡域と地域住民 494








郡事業と郡民の関心








郡域内の一体感の高まり








上・下高井、下水内三郡分合問題

第三節






町村合併と町村自治 499








町村合併の推進 499








町村合併案の作成








町村合併の実施と問題点








町村制による町村政治 503








町村会議員と町村長








町村自治と国政委任事務








町村財政と町村民の負担 508








町村財政の膨張と町村民の負担








基本財産の造成

第四節






町村の人口移動と景観の変化 515








村の人口と町の人口 515








村の戸口と人口移動








町の戸口と細民








士族層の没落と人口流出








町や村の景観の変化 523








町のにぎわいと町並みの変化








変わりゆく村の景観

第五節






国家主義教育と社会的文化運動 531








新小学校令・教育勅語による初等教育 531








学務行政と小学校の整備








「劣等児」と子守の教育








「御真影」と教育勅語








中等教育の複線化 538








県立中学校支校制








小県蚕業学校の設立








小諸義塾と研成義塾








社会的文化運動と登山の開始 545








禁酒・矯風運動








廃娼運動








近代的登山活動
第六章







産業革命期の長野県経済の発展 555

第一節






農蚕・水産・牧畜業の進展 556








稲作農業と技術 556








農事改良政策








犂の改良と牛馬耕








耕地整理








稲作と肥料








蚕業と技術 564








養蚕業の発展








養蚕講習と技術の向上








蚕種生産と品種の統一・改良








蚕種同業組合と微粒子病毒駆除








水産業とその進展 572








漁業政策と河川漁業








湖沼漁業








鮭養殖の試み








稲田養鯉など








畜産・牧畜とその進展 580








県の政策と牛馬の飼育








産牛馬組合と牛馬市








牧場の開設と経営

第二節






地主制の確立と農会・産業組合の成立 589








地主制の確立 589








農民層の分解








小作慣行








地主経営








農会の成立と農業 597








農会の組織化








農会と農業生産








町村是にみる農村








産業組合の結成と農村 604








産業組合の結成








産業組合と農業








信用組合と報徳社

第三節






林野政策の展開と木曽御料林 612








林野政策と林野利用 612








官林と御料林の創設








植林事業の奨励と民有林








官有地下戻し運動 619








官有地下戻し運動の展開








官有地下戻し運動の実例








社寺地の下戻し運動








木曽御料林問題 626








木曽御料林問題の発端








官民有境界改訂哀願運動の展開








恩腸金下付哀願運動への転換








哀願運動の展開と恩腸金の下付

第四節






製糸業の発展と製糸労働者 634








製糸業の発展 634








経営規模の拡大と技術の進歩








匿名組合の設立と県外進出








製糸業発展の地域性








生糸同業組合の成立と製糸業 644








郡生糸同業組合の結成








県生糸同業組合連合会の結成








製糸労働者の実態 647








急増する製糸労働者








製糸工場の生活と寄宿舎制度








等級賃金と賞罰制度








製糸同盟の成立と職工登録制度

第五節






交通・運輸の再編成と通信の発展 657








中央本線・篠ノ井線の開通 657








鉄道誘致運動と中央本線の開通








篠ノ井線の開通








私鉄開設への胎動








鉄道の開通と県民生活 664








交通体系と輸送ルートの変化








鉄道の開通と産業の発展








県民生活への影響と県民の要求








道路・河川交通の変化 672








道路・橋梁の整備








馬車交通と自動車などの登場








河川交通の盛衰








郵便・電信の発展と電話の導入 679








郵便の発展








電信の普及








電話の導入と普及

第六節






商業・金融の再編成 688








商業の発展 688








経営の進展








取引所の開設








商業会議所の設立








同業組合の結成








金融機関の再編成 696








銀行の増加








銀行機能の分化








庶民金融の実態
第七章







日清・日露戦争と戦間期の長野県 705

第一節






日清・日露戦争と戦間期の県政・郡政・市政 706








県政の展開と直接選挙制の県会 706








「由々しき自治の大破壊」








直接選挙制の県会と県政








県会政党支配の分断








県財政の変質と膨張 713








県税の増大








教育・勧業費の膨張








郡制改正と郡会の動向 717








郡制改正と官治体制の強化








直接選挙制と政党間対立の激化








郡会・郡参事会の動向と郡財政








市制施行の動きと長野市政 725








市制施行への動き








三級選挙制と長野市会








長野市の行財政

第二節






県民の政治運動と政党・普選運動 734








県民の参政権と政党活動 734








せまい選挙権と政治腐敗








憲政党・立憲政友会と県民








衆議院議員選挙と貴族院議員








普通選挙運動の開始と展開 744








松本普通選挙期成同盟会の成立








労働者大懇親会と大衆的普選運動








初期社会主義の普通選挙運動

第三節






日清・日露戦争と軍事・警察・司法制度 754








日清・日露戦争と町村 754








日清戦争と町村








日露戦争と町村








日清戦争と動員 759








徴兵令の改正と日清戦争








兵力動員と徴発








戦争の被害と復員








日露戦争と動員 767








軍備の拡張と日露戦争








兵力の動員と戦争の被害








松本歩兵第五十連隊の設置








警察・司法制度の整備と変化 774








高等警察と治安警察法








警察費・定員と警察活動








弁護士制度の発足








県監獄の廃止と保護事業

第四節






県民生活の変化と社会問題 783








社会生活の変化 783








戸口の変化








暮しの変化








病気と災害








農村と都市の生活








日清・日露戦争と県民 793








日清戦争と県民








日露戦争と県民の協力








日露戦争と県民の生活








社会問題と社会運動の萌芽 799








社会運動の動き








社会主義の研究活動








社会事業のはじまり

第五節






教育の普及と実業教育 808








初等教育の普及 808








高等小学校の普及








女子の就学奨励








管理化がすすむ小学校








中等教育の展開 815








エリートと良妻賢母と








農業学校の陰に








青年夜学から実業補習学校へ








教員・教員養成と信濃教育会 822








村の小学校の教師たち








病める師範学校








「信州教育」と信濃教育会








日清・日露戦争と教育 829








日清戦争と教育








日露戦争の教育への影響








ある小学校と日露戦争








日清・日露戦争と青年たち

第六節






県民の文化活動 836








県内の地域文化活動 836








地域の形成と青年層の文化活動








地域への関心と繁盛記の刊行








地域自然の研究と信濃博物学会








県内の出版活動 843








県内の新聞発行の盛行








県・県内諸団体の出版活動








文学・美術の革新 848








俳句・短歌の革新








島崎藤村の新文学








荻原碌山の近代彫刻








国家主義下の宗教界 856








国家神道の確立と諏訪神社








仏教界の動向と善光寺開帳








キリスト教の布教と日露戦争
章節目次