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長野県史 通史編 第三巻 中世二
出版:1987年/出版元:社団法人長野県史刊行会/編集者:長野県
章節目次
第一章







南北朝の内乱と信濃 1

第一節






建武新政と中先代の乱 2








新政と信濃 2








信濃における新政とその混乱








信濃守護小笠原貞宗








国司清原真人








中先代の乱と信濃 12








北条時行の挙兵








時行の二十日天下








時行与党の乱と国司下向








信濃惣大将村上信貞








新政の崩壊と信濃 20








足利尊氏離反と信濃守護

第二節






室町幕府の成立と信濃 23








幕府創立期の諸勢力 23








室町幕府の成立








天龍寺供養とその随兵








信濃武士の動向








足利兄弟内紛のきざし








観応の擾乱と信濃 36








太田荘大倉郷をめぐる争い








直義派の挙兵








船山郷守護館と放光寺攻め








小笠原政長の直義派への転属








諏訪直頼の須沢城攻め








打出浜の合戦と高一族の滅亡








直義の実権掌握と北陸逃亡








政長の再転属と守護職復帰








直義の鎌倉入り








夜山の合戦








尊氏の鎌倉入りと直義の死








南朝がたの挙兵と宗良親王








宗良親王と信濃の武士








小笠原氏の興隆 50








小笠原貞宗と足利尊氏








貞宗の府中への進出








守護権力の拡大








小笠原長基と府中小笠原
第二章







室町幕府政治の発展と信濃 57

第一節






東・西の接点信濃 58








南朝勢力の衰退 58








鎌倉府と信濃








うちつづく南朝がたの敗北








上杉朝房の支配








宗良親王の没落








幕府と信濃 73








幕府と関東








斯波氏と北信








守護所と善光寺

第二節






守護の支配と大塔合戦 88








大塔合戦とそのあと 88








小笠原長秀守護となる








長秀の入部








合戦の経過








明暗を分けた人々








合戦後の在地情勢








幕府の直轄国となる








府中と奥郡








在地武士の連合 110








国人一揆








春近・郷戸の人々








大文字一揆








井上軍団








村上軍団








高梨軍団








佐久勢・小県勢








そのほかの武士








信濃の武士団結合の特徴

第三節






東と西のはざま 124








関東と東北信 124








関東争乱の幕あけ








先鋭化する東と西の対立








騒然としてきた東信地方








東西対立の焦点村上氏








永享の乱と結城合戦








『結城陣番帳』と信濃武士








義教・政康の死








弓馬の師小笠原流








奉公衆と信濃








信濃の紛乱 141








乱世のもと小笠原家の分裂








争乱の時代にはいる








関東争乱の再発と信濃








諏訪上社の神罰強調








官途を望む国人たち
第三章







戦国の争乱と信濃 155

第一節






応仁・文明期の信濃 156








幕府と信濃 156








応仁・文明の乱








幕府と小笠原氏








脚光をあびる木曽・伊那地方








守護小笠原氏の衰退








各地の争乱 163








南信地方の騒乱








中信地方の騒乱








東信地方の騒乱








北信地方の騒乱

第二節






戦国大名への歩みと挫折 182








小笠原氏の支配 182








府中・伊那両小笠原氏の対立抗争








小笠原氏の統一








戦国大名小笠原長時








村上氏の支配 187








文明期の村上氏の支配地








村上氏の海野方面への進出








塩田荘の領有と村上氏








室賀氏と屋代氏








福沢顕昌寄進状








村上氏の戦国大名への歩み








武田氏の信濃侵入と信濃諸領主の没落 198








諏訪頼重と武田氏








高遠頼継の降服








大井氏出仕と志賀城落城








上田原合戦と塩尻峠合戦








小笠原長時の没落








村上義清の没落








信濃落去後の長時と義清








下伊那の諸領主と木曽氏の降服
第四章







戦国大名の信濃支配 223

第一節






武田・上杉氏と信濃 224








上杉氏と北信 224








高梨氏と長尾氏








村上・高梨両氏の対立と長尾氏の高梨援助








川中島合戦 227








第一回の対陣








第二回目の対陣








三度目の戦い








川中島八幡原の激戦








野尻城・飯山城の攻防








武田氏の信濃領有 257








武田氏の西上野侵入と信濃








武田氏の駿河侵入と信濃








武田氏の西上と信濃








諏訪と武田勝頼








長篠合戦と信濃








北信と御館の乱

第二節






武田氏の信濃支配 280








領国支配の様相 280








武田氏の築城と城代








武田氏の御料所と信濃








知行と軍役








家臣の支配








木曽氏と武田氏








真田氏と武田氏








郷村の支配 302








検地








棟別改めと諸役








逃散と人返し








新田と鉱山の開発








商工業の統制と流通 314








商人と流通








職人の統制








伝馬制度と宿駅








道路と戦争








国境と関所








武田氏と寺社 329








諏訪社と武田氏








善光寺と武田氏








信濃の寺社と武田氏








寺社の支配

第三節






武田氏の滅亡と信濃 342








武田氏の滅亡と真田氏 342








織田軍の信濃侵攻と武田氏の滅亡








信濃の分割統治








信濃は三強の争奪の場に








北条氏から徳川氏へ転属








小県郡の統一に着手








上田城築城








上杉氏への転属と郡内統一成就








徳川軍の上田攻め








秀吉との結びつき








上野の沼田を北条氏に譲渡








小田原北条攻め








秀吉からの所領安堵








徳川氏・上杉氏の支配 359








織田信長の支配








諏訪頼忠の再興








徳川・北条氏による諏訪諸将の懐柔








徳川家康の諏訪侵入








酒井忠次の乙骨在陣








徳川家康の統治








乙骨の対陣と和談








織田信長の北信支配








上杉氏の北信侵攻








上杉景勝の北信支配








筑摩侵入への布石








北条氏直の佐久侵攻と景勝








村上景国の帰住








上杉景勝の北信支配








信濃の太閤検地








景勝会津へ








信濃諸領主の動向 379








頼忠の諏訪支配








頼忠の小田原出陣








諏訪氏の相続と移転








武田氏の滅亡と木曽義昌








本能寺の変と木曽義昌








義昌徳川家康に属す








義昌豊臣氏に走る








義昌と小笠原貞慶








義昌の移封








依田信蕃の佐久入封








小笠原貞慶の深志城回復








府中の平定と上杉氏との境界争い








貞慶の城下町の経営と移封
第五章







室町・戦国時代の社会 397

第一節






荘園制の解体と郷村の発展 398








在地勢力の台頭と荘園の消滅 398








在地武士の荘園侵略








荘園領主の内部矛盾








荘園の代官請負








荘園体制の消滅








武士団結合の変化 409








一族の分裂








国人と一揆








足軽・中間・雑人の登場








郷村の発展と土豪 421








惣村の用水と開発








惣郷と惣村








惣村の農民と土豪








惣村を訪ねて








発掘された中世の屋敷








室町時代の領主と庶民 436








国人高梨氏と農民








伊那西岸寺の経済と農民








木曽定勝寺の寺領と生活








国人の城下町を訪ねて








郷村の芸能と遊芸人 448








鎮守の祭と芸能








農耕神事と民間芸能








遊芸人と民間信仰

第二節






産業の発展と商業 458








諸産業の発展と市 458








定勝寺文書にみられる室町期の生産








米の生産








作物の種類とその用途








木曽の林産








手工業生産の発展








銭貨流通の状況








市の発達と機能








上田国分寺の牛頭天王祭文








商人と職人 481








信濃の産物と他国商人








信濃の商人








信濃職人の成長








信濃鋳物師の場合








流通と交通 495








市と町








枡と貨幣








道路と宿駅の整備








運送と関所








戦国時代の庶民 508








戦乱の中の庶民








農民の逃亡と召し返し








自然災害と庶民
第六章







室町・戦国時代の文化 519

第一節






仏教諸教団の発展 520








臨済宗と在地武士 520








五山叢林と林下








臨済宗高僧の輩出








信濃武士の臨済宗寺院の造立と保護








叢林の衰頽と妙心寺派の進出








曹洞宗の進出 531








曹洞宗の飛躍的発展








信濃出身の曹洞宗高僧の活躍








地方武士の曹洞宗寺院の建立








臨済宗寺院の曹洞宗への改宗








浄土宗の普及 540








鎮西派白旗流の隆盛と信濃の僧








浄土真宗の発展 542








海野系寺院の発展








井上系寺院の信濃移住








石山合戦と信濃門徒








信濃門徒の越後移住








時宗の隆盛と衰退 553








陣僧としての時衆








中世の時宗二三カ寺








日蓮宗の伝播 557








法華道








城下町建設と日蓮宗

第二節






寺社信仰の発展 560








善光寺信仰 560








火災と再建








前立仏新造と勧進








室町時代の善光寺仏と新善光寺








善光寺縁起のひろまり








南北朝・室町時代の善光寺参詣








川中島合戦による善光寺の混乱








諏訪信仰の普及と郷村 573








諏訪信仰と室町幕府








御神渡りとその信仰








神使巡行と郷村の豊作祈願








戦国武将の諏訪信仰








諏訪信仰の郷村普及と庶民








布教と鹿食免








修験の発展 582








修験の発展と系列化








戸隠の修験








飯縄の法と真言系修験








東信の修験と大井法華堂








皆神山和合院と信濃修験








四阿山・浅間山の修験と滋野一族








木曽御嶽修験のおこり








伊勢信仰と高野信仰 600








御厨と役夫工米








伊勢信仰の普及と御師の活躍








内宮御師宇治久家の檀家回り








高野山蓮華定院と東信の武士








高野信仰の普及








伊勢信仰と高野信仰のかかわり

第三節






学問と文学 612








説話・物語にみる信濃 612








信濃に関する説話の類型








諏訪社関係の物語








善光寺と関係ある物語








木曽義仲関係の物語








謡にみる信濃 627








謡曲








幸若舞








和歌・連歌にみる信濃 634








和歌








連歌








紀行








京文化の摂取 642








禅僧らによる京文化の移入








文化人の往来








三条西実隆と信濃

第四節






寺社建築と美術工芸 647








信濃の室町時代の建築 647








「禅宗様」の発展








信濃における禅宗の普及








信濃の室町建築の流れ








おもな寺社建築








信濃の室町時代の彫刻・絵画 682








彫刻








絵画








信濃の室町時代の工芸 688








工芸
章節目次